天満東組与力格之助養父隠居 同組与力西田津太夫*弟平八郎養子
大塩平八郎 大塩格之助
四十六 二十五
十八日夜奉行所ニテ 同組与力 奉行所より 同与力格之助妻兄弟
害せらる 小泉淵次郎 亡命 瀬田済之助
王造与力伝次兵衛忰
大西善之丞 大井岩五郎
淡路町ニ而 元町医師枠平八郎内弟子 天満組同心
生捕らる 山本善太夫 渡辺良左衛門
天満組同心 同
近藤梶五郎 庄司義左衛門
返り忠 天満組同心 同 同
訴人 平山助次郎 同 吉見九郎右衛門
河州般若寺村
庄屋 忠兵衛 守口宿質屋 三郎兵衛
西宮大神宮社家平八郎甥大塩権八郎事 宮脇志摩
右志摩事、先年大塩権八郎とて与力勤たりしに身持
悪くして役を放たれ、後に社家に養子と成て宮脇の家を
継き、志摩と名を改たり、大嶋流の槍を使ヒテ、其業今の
平八郎 ハ大に秀たり、或時伯父平八郎ニ印可を与へん
となしたるに、勤を放たれ社人と成し、怯弱者より奥妙
伝ハらんを本意ならすとて、辞して受けす、此より平八
郎流義を改めて佐布利流を使ふといふ、されとも志摩
も一味たるによりて、陰謀露顕に及ひて市中ニ放火すと
聞キて、老母を刺殺して自裁せりと風説す、
山本善太夫ハ、已に縲絏に在なから大言を発して奉行役
人を罵詈して小しも屈伏せす、時至らすして事成らさる
を嘆すと云、
与力頭取大塩平八郎、同格之助、隠居与力七、八人、百姓〆八十人付添、
○
二月廿六日夜急ニ人数差遣候様彼仰付候面々、
和州郡山 松平甲斐守 摂州尼ケ崎 松平遠江守
泉州岸和田 岡部内膳正 丹波笹山 青山因幡守
○
廿七日人数出立之由 姫路侯ノ名ヲ脱せリ
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