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大阪歴史博物館

2004.10.24.up 11.28.追加


周囲の遺跡など

 博物館内のご紹介の前に、周辺に点在する遺跡や遺構をご紹介しておきます。博物館とNHKは遺跡だらけの上に建てられたわけで、その意味でもなかなか興味深いです。


博物館外観
(裏側)

 

 

付近の遺跡状況図
(別窓45KB)

 

 横に復元されているのは古墳時代の倉庫。手前にも柱跡を復元。  反対側(正面玄関前)。こちらは柱跡を丸いタイルで表示。
 案内板にあった発掘状況の写真。  NHKとの間のスペースも同様の表示(奥がNHK)。この下の遺跡は保存されて、希望者に見学ツアーを実施。

2004.11.28.追加
地下遺構見学ツアー

 その「地下遺構見学ツアー」に参加しました(担当の方が丁寧に説明してくれます)。
 ツアーには20分コースと40分コースがあり、20分コースの場合は地下遺構のみ、40分コースの場合はさらに地上の復元倉庫も見せていただけます。今回は、40分コースに参加しました。

 まず地下遺構です。上に紹介したように、NHKの建物の地下にあった遺構が保存されています(さらに下には駐車場があるので、遺構は"宙づり"になっていることになります)。
 案内されて下っていく通路が、まったく普通の通用口ふうでした。あれは気づかないな、と(^^)

 円筒形に光っているのは、ここに柱(跡)があったことを示しています。この真上にあたる床に、○で表示された柱跡があるわけです。  保存されている柱跡。  建物の復元図。ここにあったのは倉庫であったと考えられています。
 博物館横に復元されている5世紀の倉庫の中に入れてもらえました。  中を見上げたところ。屋根を支える柱、一段下の壁をささえる柱があります。  こちらは模型。小さいが数の多い柱が、床をささえています。

 続いて、屋外の復元倉庫へ。印象に残ったのは、残された柱跡の配列と大きさの差から建物の種類や形を推定していく考え方です。見事というか、納得でした。
 この建物群は、難波宮の遺構ではなく、それに先行する古墳時代のものです。この地が、5世紀から中世(石山本願寺)、近世(大坂城)、現代(大阪府庁)にわたる主要地域であったことを実感します。

 

博物館展示(古代史)

 次に博物館内のご紹介ですが、古代史の展示は10Fです。
 入館すると、まずエレベータで10Fへ行くように誘導されます。そして、エレベータを出ると…。

 エレベーターを上がって10階に着くと、原寸で復元された後期難波宮大極殿(一部)に立ち入ることになります。

 等身大の復元像。女官で「威儀命婦」とあります。  こちらは男性で「侍従」とあります。衣服の色は身分(律令)に従っています。

 ここでは、まずこの高さから難波宮跡を見下ろせるように、展望を広くとっています。また、4分おきに窓がしまって映画館風に変わり、再現映像が上映されます。内容は、唐・新羅をへて儀式様式が伝わってきたようすと、難波宮への遷都が宣される場面で、ナレーションはなく、テロップと音楽だけの落ち着いた雰囲気のものです。

 眼下には難波宮跡公園が広がります。この高さから見下ろせるのは幸せです。  前期難波宮の復元模型。八角建物が目を引きます。
 後期難波宮の復元模型です。展示場で流れていた復元VTRの儀式の場面の通りに、人形(小さい!)で再現されています。

 また、こども用のスタンプラリーがあるのですが、古代コーナーにあるスタンプが摂津国印と河内国印の復元です。とてもキレイなので、どこか(パンフなど)に押させてもらうことをオススメします。

博物館展示(なにわ考古研究所)

 博物館の8Fは「なにわ考古研究所」です。実寸大の発掘現場「模型」を使い、発掘調査を体験できるようなワークショップ形式のフィールドです。ホントに楽しそうですよ。

 発掘現場が再現されています。  遺物の状況を再現。道具なども。
 それぞれにはこのような設問があり、考えさせるようになっています。  入門・初級などのワークシートが用意されていました。
 小さな子ども向けにジグソーパズル。写真は前期難波宮の復元図。  これは土器復元パズル。マグネットでくっつきます。
 ホンモノの土器にさわり、時代や種類を区別してみます。  赤ワクをクリックすると説明が拡大図で見れます(別窓42KB)。

 


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