「REAL」


疼く古傷 過去の傷み 昔の恋

あの頃のトラウマを 今も引きずって
また 重ねた傷は さらに深く 痕を残した

叶うことのないままに 予想もしない 最悪のシナリオで散った恋心
あまりにも唐突で 何をかさえ理解しえぬまま 傷痕だけを深く刻んだ

そして僕は 人を愛することを恐れた
そして僕は 人から愛されることさえも恐れた

傷が流す涙 欠けた心 埋まらぬ空虚

君の気持ちさえも ただ僕を素通りした
応える言葉も全て 自分をこれ以上 傷付けぬためのものだった

君を傷付けないよりも 僕がこれ以上傷みを感じたくなかったから
君の想いに応えられなかった理由は 偽りに満ちていたかもしれない

だって あの時は
君の顔なんて 見たくもなかったんだ
君の声なんて 聞きたくもなかったんだ

全てが君にとって 最悪のタイミングだっただけ

そのことすらも 僕の心に楔を打ったけれど

今なら全てを 話せるかもしれないね
二度と許せないなら 僕はそれを受け入れるよ
僕の犯した 罪ならば
あの時の弱い自分を 断頭台に架けよう

それでも 今まだ 僕は 心から人を愛せない......


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