「ICE」
路地裏に揺れる影に 微かな時を見つけた
凍てついた硝子の針が 心縫いつけた
その澄んだ碧い瞳に 僕は何を見ればいい?
一秒先もわからなくて ただ君を抱きしめた
出来ることならずっとこの胸に
冷たい感情 今闇に流されてく
月灯り途絶えた場所で 碧い光に照らされ
冷めない熱 翳りの無い瞬きが
偽りのない偽りを象っていく
星屑の砂時計が 時の終わりを告げて
繋がりかけた絆を無情にも解いていく
その瞳に映る僕は 一体何を想っている?
孤独が嫌だから繋いだ手離せない
この温もり確かにするまで ずっと
「終わる時なら また再び始めればいい」
それさえ認められないから 声を殺し叫んだ
冷え切った夜 一度きりの邂逅なら
終わりのない終わりを避けるように君を連れて
この不確かな繋がりに 今はまだ意味などないけど
冷たい温もりはきっと刹那的なものじゃなくて
絆をもっと確かなものにするため
凍えた指先 君の頬に触れて解ける
そっと触れた温もりだけが僕の心包んだ
夜に包まれた二人だけの時間の中で
穢れのない穢れをこの胸に刻む