業界別、ここだけの話(VOL.2)

ここだけの内緒話は、まだまだ続きます。

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VOL.2をお楽しみください!
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すみ子さん、2度目の登場です。以前ヘリコプタ屋さんにお勤めだった時のお話です

安比スキー場に高速ゴンドラを造っていた頃の話です(この前の白鷹レーダー雨量計 の頃です)。
ゴンドラの鉄柱は、ヘリコプターで吊って立てます。あの位大きい(どのくらいかはス キー場で御覧下さい)柱になると大型ヘリの登場です。この時は、ソ連製のミル8(日 本でただ1機どころか資本主義諸国で1機かも知れない)でした。
柱がちょっと斜めになってしまったので、ヘリに荷物をぶっつけさせてまっすぐにしよ うと現場では考えたらしいのです。
発想はよかったのですが、ごいーんと荷物をぶっつけた途端、柱に上ってた作業員の人 がショックで落っこちてしまったのです。
あの高さだから(どのくらい高いかは安比で御覧下さい)当然、怪我をして入院してし まいました。…それからがすったもんだの始まりです。

足を骨折して入院したAさんには、奥さんB子さんがいます。B子さんは関西のYAK UZAの組長の娘でした。Aさんはその組の下っ端でした。
二人の交際が発覚して激怒する父親の前で、B子さんは自分の小指をつめて駆け落ちを して来たそうです。
で、そんな思いをしていっしょになったダンナがけがをさせられた。これはもう黙って はいられなかったんでしょうね。
私も何度かTELを受けました。
「ウチのひとをかたわにした。」
「腐った見舞いを持って来た。」(ヘリのクルーが気を利かせて外国製の缶詰めセット を持って行ったら、田舎なもんで缶がさびていた)
「社長をつれて挨拶にこんかい!」
営業さん達がお見舞いに行きました。駆け落ちの話はその時に御本人から聞いたそうで す。
「ホントに小指、無いんだぜ。」
今でも、お父さんに頼んだらお前達なんかどうにでもできると言われたそうな。
労働基準局からもお叱りを受け、だんだん沈痛な雰囲気になって来る仙台支社なのでした。
そしてある日私が受けたTEL、男性でした。
「こんど若いの何人かつれて、車5台くらいで挨拶に行くからな。」
私は、……本当に自分でもぼけてたと思うんですが、ぜんぜんピンとこなくて、
「わざわざ、ごていねいにありがとうございます。」
と、ていねいに受け答えをしました。
「……」
ホントに長い沈黙がありました。
「あんた後藤さんか?」
「はい。」
「泉区の黒松に住んでるんだよな。」
「はい。よく御存じで。」
「まあ、いいわ。」
TELは切れました。
私はつぎの日、課長に話して怒られるまで、に本当に「挨拶」の意味がわかりませんでした 。おまけにむこうは、事務員の住所まで自分達は知ってるんだぜ、と多分脅していたん だと、その後気が付きました。

その後車5台の御挨拶はありませんでした。
整備士のSさん(当時カラテの世界チャンピオンです)が、とある大ヤクザの長男にカ ラテを教えていて、そっちからの一言でTELはピタリとやみました。
私ってやっぱりアホだったみたい。
転職の女王の名にふさわしい、凄い体験ですね。


Ponyさん。最近流行りのSE(システムエンジニア)さんです。

●鏡もち

システムテストが遅れて、とうとう会社で年越しをした開発チーム。
お腹がすいたものの、何しろお正月なのでお店が開いていません。
腹ぺコのエンジニアの目にふと入ったのが、二段重ねの立派な鏡もち。
頭には、デザートのミカンまで用意されています。
背に腹は変えられぬと、後先考えず美味しく皆で食べてしまいました。
さて、休みがあけて出勤してきた管理職の人は、そこにあるはずの鏡もちがなくて 目が点。。。
「縁起ものやないか」
と、激怒してしまいました。
●通信テスト
大型コンピュータとパソコン間の送受信を、モバイル通信でテストしたときの話です。
少しでも楽しくやろうと、思い切って保養施設を使いました。
ユーザーの会社の大型コンピュータと、保養所に持ち込んだノートパソコンを接続しようという 壮大なテストです。
ところが何しろ保養地ですから、施設も旧式で電話のジャックは、使えないタイプでした。
今更テストできませんなんて言えません。やっとの思いで見つけた、通信につかえる電話は、 なんと駅前の公衆電話でした。
送信は夜間配信のプログラムに、既にスケジューリングされています。
翌朝、現場が稼動するまでに、テストを終えなければいけません。
もう、公衆電話でテストするしかありません。
夜、男5人が車で駅に向かい、テストを始めたものの、なかなか上手くいきません。
そのうち雨もシトシト振り出す情けない状況。
「アッ、来た、イクイク」
と、狭い公衆電話ボックスにオジサンがギッシリつまっている怪しげな様子を、 田舎の駅員さんはどう思ったでしょう。。。
空が白み始めた頃、テストは約束通り無事済みました。
●遅刻
プログラマーのA君は、いつも納期ギリギリにならないと、なかなかエンジンがかかりません。
今度もまたそのパターン。
もう駄目かと周りの誰もが諦めていたところ、徹夜につぐ徹夜でとうとう納期当日の朝、 ついにプログラムを完成させました。
「納品できます!!」
と上司に報告したA君は、現地で上司と落ち合う事にして、直接客先に出向きました。
さて、約束の時間に客先に着いた上司は、待てど暮らせどA君は来ません。
携帯に連絡しても、留守電のままです。
「まだかいな」
と怒っていたお客さんも、
「これはただ事で無い。。。」
と一緒に心配し始めました。
そしてついに、そのままA君は現れませんでした。。。
翌日、事故の問い合わせをしても該当者はなく、ノイローゼから発作的に蒸発し たのだろうか?、警察に届けるべきか?、と会社がもめている時、
「ぷる〜〜〜」
と一本の電話。A君本人からです。
「だ、大丈夫か、Aェー!!」
と、事情を聞いた上司はその場にヘタリ込みました。
遅刻の真相とは・・・
早く着きすぎたA君、約束の時間にはまだ時間が有ったので、
「チョットだけ」
と思って、近くのビジネスホテルに倒れこんだのが運の尽き。
チョットだけのはずが、それからエンエンと眠り続け、目が覚めたら翌日の夕方。
なんと、30時間近く眠り続けていたのです。
やっぱりエンジニアの世界は、おかしな話がイッパイですね !
マッドエンジニアは、私だけじゃなくてホットしました。

98.9.29
ごえもんさん。ついに来ました。私の同業さんです。

●運送

某HK社で売れないドットプリンタの開発を続ける事8年。
社内派閥争いに勝つために(!?)、 またまた新機種を開発しようとしているのを察知し、 身の危険を感じたオレはついに転職してしまいました♪ V(^0^)
いろいろな珍事件がありました。
中国へ輸出した際の話。
異常に故障が多い!? なんでだろーっ???
毎日FAXで送られてくるその現象は、実験室では蹴っ飛ばそうが何しようが、 再現できない。
もしや・・・と思ったオレは、外観写真を送ってくれっと頼んでみた。
そうして送られてきた写真・・・(^◇^;)・・・落としたな?
そうっ、中国ではフォークリフトが無くて、人間が製品を運ぶ事があるんです。
オオチャクして150kgもあるそのプリンタを、2人で運んだりしてたようです。
社内の品質保証部門と打ち合わせた対応策・・・
「フォークリフトを使わない場合は、4人で運んで下さい。」
とイラスト入りの貼り紙を付ける。
●会議
前の会社、一時流行った“立ち会議”なるものをやった事があります。
しゃべりたがりの1人の爺さんのせいで、 あまりにも長引く印字ヘッド品質向上会議を短縮するべく、 製造部門の会議室に“立ち会議セット”を設置。
普段の別の会議では効果が有ったらしい。
そして、問題の会議の立ち会議第1回・・・
それでも爺さんしゃべるしゃべる・・・
結局、いつも通り6時間にも及ぶ会議となり、
その途中、
「疲れたから、休憩しましょう」
などと休憩をはさみながらも、延々と立ったまま会議を続けたのであった。
当然、その次の会議からは通常の会議室で行われるようになった。
製品同様(!?)お笑いネタの豊富なHK社であった。
ドットプリンタを作っていた、某HK社ってドコでしょうねぇ。。。
トッテモ気になります。
ごえもんさんについて、もっと知りたい方は、 こちらへどうぞ。

98.10.15
ともこさん。ヤッター、看護婦さんです。このHPやっててよかった。ウゥ。。。(涙)

今日、なかなかナイスな出来事がありました。
91歳、男性 身長158cm、体格ちょっとやせ。
下半身浮腫んでいます。性格とぼけてます。
時々、トイレまで、自力で歩くのですが、常に、途中で、歩行困難となり、 誰かに救助され、部屋に戻ってきます。
いつもは、おむつをつけているのですが、ちょーっと、おむつ内がむれちゃって悪臭を 放っていたので、今日は、おむつを外していました。
そんな日に限って、看護婦が少なく、さらにナースコール頻回で、看護婦が看室にいませんでした。
案の定、彼は、トイレに行きたくなったようです。
隣の見舞い客が、看室に来て、
「あのー、日下部さん、トイレ行きたいようなんですが…」
と、私一人の時に話していったのです。
が、私もばたばたしてて、それどころではなかったので、
「はーい」
と気のない返事だけしておきました。5分後、廊下で、
「あらー、日下部さんがうんこもらしちゃったー。」との声が…。
「やっばー」
と思ったのですが、知らなかったふりを決め込み、忙しそうにしながら、様子をみていました。
彼は運よく、すそにゴムが入っているズロースをはいていた様です。
さらに、彼のうんちは、硬便で、ピンポン玉のような形をしていました。
彼のまたぐらから、ピンポン玉が、3つほど、裾のゴムにひっかっかった状態で、発見されました。
もし、裾にゴムが入っていなければ、廊下には、ぴんぽん玉が、点々と落ちていたことでしょう。
そして、親切な方が、
「あのー、廊下に何か落ちているのですが。。。」
と報告してくれて、私たちは、それを拾い集める運命になったことでしょう。
危険でした。
彼は、以前にも、ベットサイドで,おっしっこが我慢できなくなり、逆ビテ状態を作り出したこともあります。
けっこう曲者です。かわいいんですけどね。
食事中でしたらごめんなさい。
看護婦さんって。。。やっぱり、大変なんですね。
エンジニアなんて、まだまだッス

98.10.21
ともこさん。連投です。看護婦さんの世界はディープです。。。

昨日、ステルベン(死亡退院)がありました。
私たちは死後硬直のくる前に、亡き人の体を拭き、身支度を整えます。
顔色の悪い人はきちんと化粧もします。
昨日の方は、男性だったのですが、とても奇麗な肌をしていました。
でもとりあえず、化粧を頬のあたりから、塗り始めました。
ふと気づいて、全体的に顔を見ると、肌が奇麗で化粧が奇麗にのってしまっていて、
まるで、おてもやんのようになってしまった亡き人がそこにはいました。
(もちろん急いで、落としましたが)
少しは化粧の仕方も身につけないとと実感した出来事でした。
でも、家族が見たら怒っただろーなー。
おーこわ。
看護婦さん。。。このコーナー最強です。
他の追随を許しません。

98.10.24
ともこさん。無敵のナース。もはや誰も彼女を止められません。

うちに入院している、76歳のAさん。
オペ前は物分かりのいいおじいさんでしたが、オペ後は変なことを口走ったり、
行動がちょっとおかしくなってきました。
どうしたのかな、とは思っていたのですが、特に気にするほどでもないかな、
と思っていました。
先日ある看護婦が、彼と話をする機会がありました。
彼は、ゆっくりと話し始めたようです。

『12日(オペ日)から、おかしいんだよ。今まで家に居たのに、気づいたら、ここに居て…。
12時に看護婦さんに連れられて、別の部屋に行ったんだよ(オペ室のことらしい)。
そしたら、変な注射をされて、狭いベッドに寝かされて。
変な言葉を話しながら、宇宙人が2,3人でやって来て(医者のことらしい)、
何やら話しかけるんだけど、何せ宇宙語だから解らなくて。
そしたら奴ら、人の体をいじくりまわして。
それからだよ、おかしくなったのは。
家に帰ったら、あの言葉を解読してやるんだ。』

と彼は大まじめに言ってのけたのです。
『Aさんは、尿が出なくなってここへ来て、手術を受けて良くなったのよ。』
と言っても、信じません。
76歳のくせに、テレビの見過ぎじゃんと思ってしまうぺーぺー看護婦でありました。
うちの病棟に来てみて下さい。
廊下をジグザグに走っている老人がいたら、それが彼です。
彼は斜めに走る癖があります。家では、そうではなかったらしいのですが。
宇宙人妄想のオジサンと、一度話をしてみたいです。。。

98.10.30
ともこさん。このコーナー常連の看護婦さんです。

随分前の話です。その日は深夜勤務でした。
結構病棟も落ち着いていて、友人が持ってきたビデオを見る余裕があった、ある夏の日のことです。
時折、なま温かい風が、どこからともなく吹いていました。
その日見た映画は、「リング」と「らせん」でした。リングからみました。
ちょうど松島奈々子が、ビデオを見てしまったところで、2時の巡視の時間になりました。
いつものルーチンワークですので、懐中電気をもって、いつものようにまわり始めました。
みんな息をしているか、胸の動きや寝息を聞きながら周ります。
時折、呼吸が止まっている人がいるので、注意しながら、見ていきます。
男性部屋を周り終え、女性部屋へ行きました。皆さんよく寝ていました。
巡視を終え、また「リング」の続きを見ました。
真田弘之と松島奈々子が井戸に入ろうとしている時に、ナースコールが鳴りました。。。
『おしっこでた』
おむつを付けている老人からでした。
さっさと、おむつ交換をすませ、部屋に戻ろうと廊下を歩いていると、女性部屋の廊下側の老人が、
ベットの上で正座をしているのが見えました。
昨日入院してきた老人のようです。
私はこの女性と面識が無く、名前も顔も知りませんでした。
頭をうな垂れていて、何か、眠れなくて困っているかのように見えました。
場所が変わってしまって、眠れないのかな?と思い、女性の側に寄り、膝をつき、
『どうしました?』
と優しく声をかけました。
女性は最初、反応しませんでした。
しばらく、そのままでいたら、女性がゆっくりと顔を上げました。
彼女の口もとは軽く歪み、眼はしっかり私を捉えていました。
その顔はまるで、さっきまでみていた、リングのビデオにでてくる、ビデオの女性にそっくりでした。
そのまま言葉もなく腰を抜かした私を、嘲笑うかのように女性はいいました。
『おおくぼです。よろしくお願いします』 と。
真夜中に挨拶すんなー!!
と、ビデオを見ていた自分が悪いのに思ってしまった。
その後、深夜勤務の時にビデオを見ることはやめました。
今回はチョット、ホラー入ってましたね。

98.11.23
ともこさん。今回はいとしいおじいさんの話です。

おじいさんは、腎盂腎炎で入院して来ました。
腎盂腎炎はすっかりよくなって、もう退院です。
退院まじかのおじいさんは、ラジオを聞くのが大好きでした。
ある日、彼はラジオの音がしないことに気づき、 ナースコールを朝方4時に押してきました。
『ちょ、ちょ、ちょっと。き、き、来てくれぇぇぇ。』
何事かと思い、行ってみました。
看護婦を見つけた彼は、
『お、お、音が出ないんだ』
と言いました。
看護婦はいいました。
『イヤホンが入ってないよ』
『おおおおお、そ、そ、そうかぁぁぁぁ。』
イヤホンを用いてラジオを聞くことを忘れていてたらしい。
看護婦は、
『はい』
と言って、すぐ、ラジオにさせるようにイヤホンのラジオ側を持たせてあげました。
彼はそれを迷いもなく、自分の耳に入れて一言、
『聞こえんぞ』
マジなのか、天然なのか、ボケなのか…。一瞬、迷う看護婦でした。
今回はホノボノ系でした。


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