富士フィルムChekiでピンホールカメラ 改造編
ピンホールの製作
さて今回の改造の肝ともなる、ピンホールの製作です。一般的にはアルミ缶を切って作ります。
オヤジも当初はそうしていましたが、ある時ネット上で「アルミは腐食しやすく、穴の形状が変わってしまう可能性がある。」という話を耳にして、それじゃ ということでステンレスで作ることにしました。
薄いステンレスの板があれば良いんですが、ホームセンターあたりにはそんな薄いステンレスの板は売っていません。
で、おんなじホームセンターの中にあった、ステンレスのテープを使うことにしました。
そのままですと、テープの接着剤が邪魔なので、なんか取り去る方法がないか試行錯誤した結果、有機溶剤、ラッカー薄め液で割と簡単に取れました。
これなら(ちょっと無駄になりますが、ホームセンターで全部そろいます。
あとはルーペ、針、カッティングマット、目の細かいサンドペーパーを用意し、ピンホールをあけるだけです。
ところがアルミ缶のピンホールは、針で少しずつ穴広げながらサンドペーパーでバリを取っていくことができますが、ステンレスの場合は一発勝負になりま す。
一発で目標のサイズの穴をあけ、あとはサンドペーパーと針でバリ取りをしていきます。
穴のサイズは0.2ミリから0.3ミリが理想です。
一度0.1ミリので試してみたんですが、
1・撮影に時間がかかりすぎる。
2・もともとフィルムの粒子がそんなに細かくないので、画質はかわらない。
3・色が綺麗に出ない。
の理由でやめてしまいました。
特に3番目の理由は、せっかくのカラーフィルムの意味が無いのでオヤジはお勧めできません。


上の写真を比べてみてください。
左側が0.1ミリ、右側が0.2ミリのピンホールで撮った写真です。
左側はやや露光不足ぎみですが、地面の色を比べるとやや薄い感じがします。
画質も見てのとおり変わりませんので、無理に小さいピンホールに挑戦しないほうが良いでしょう。
あとは完成したピンホールを元外側のレンズがついていたところに、両面テープなどで貼り付ければOKです。
絞りの改造
今回の改造では、シャッターを取り外してしまいますので、シャッターの代わりになるものを作らなければいけません。
そこで今回絞りを使うことにしました。
Chekiの撮影モード切替スイッチは単純に絞りの径をかえるだけの構造になっています。そこで標準状態の絞り(一番大きい穴)をふさぎ、2番目の穴を撮影に使うために少し大きく広げます。

写真では少しわかりにくいかもしれませんが、本来一番左側に穴があります。
オヤジはそこをアルミの板と、エポキシ接着剤でふさぎ、黒く塗装しました。
その上で2番目の穴をふさいだ穴程度にやすりなどで広げてあります。
さて、ここまでくれば後は組み立てるだけになりますが、この絞りの部品の取り付けは注意が必要です。

何もしない状態で、写真の位置になるように取り付けないと、シャッターとしての機能を発揮してくれません。
あとは組み立てたのとは逆の順番で組み立てていきます。
さて、次は撮影編です。

ありし日のChekiの雄姿。
この後ピンホールカメラに改造されてしまいます。