プチ家出にあると便利な道具
無いと不便な道具
車中泊でプチ家出する時に、何か1つだけ持って行けるとしたら迷わず持って行くのが「寝具」だ。 寝袋、そしてシートのクッションになる物。 私はエアマットを使っている。
経験上、快適に寝られる事がプチ家出を楽しむのに最も大切。
夏以外は夜冷えて寝られなくなる事もあるし、山の上の方だと夏でも寒くて寝られない事があった。
ヒーターがあるじゃないか、と言う方もいらっしゃるかもしれませんが、一晩中ヒーターを点けていると燃料も馬鹿にならないし、 環境にも悪いし、喉が渇いて仕方ない。 しかも最悪の場合、一酸化炭素中毒になる危険性がある。
寝具以外は無ければ無いで何とかなるし、出先で手に入れようと思えば入れられるけれど、あると便利で快適に家出が楽しめるので参考にしてみて下さい。
但しあくまでも、私、オヤジンの経験や好みなので絶対的な物ではないので予めご了承頂きたい。
取り合えず参考にして、必要だと思った物、あったら便利だなという物を追加して行って、自分専用のプチ家出セットを作っていって下さい。
ストーブ
プチ家出であるととっても便利なのがシングルストーブ(バーナー又はコンロとも言う)。
つまり1口のコンロ。
別にアウトドア用の物を買わなくても、家庭用のカセットコンロがあればOK。
車で移動するので多少かさばっても問題無し。
お家にある方は台所からガメてきましょう。(但し、お鍋をしない時に。)
お湯を沸かせば、お茶、コーヒー、スープ、カップ麺を始め、ウィスキーや焼酎のお湯割りも作れ、何処ででも飲んだり食べたりする事ができる。 また、レトルト食品を暖めて食べたりもできる。
勿論、本格的に料理をしたい方もOK。
何時でも何処でも暖かい物が飲めたり食べたりできるって本当に素晴らしい事だ。
景色が良いところであれば、更に美味しくいただける。
もし、とにかく形から入りたい方で、新たに購入を考えている方には参考にして頂きたい。
キャンプ用のシングルストーブには燃料によって何種類かある。
1.ガソリンストーブ
一般に専用のホワイトガソリンを使う。 これは車の無鉛ガソリンでも使えるタイプ。
これは20年以上使っているかな。
ポンピングやプレヒートが慣れないと面倒だけど、キャンプらしいし、火力が強く低温でも安定していて結構気に入っている。
※車用の無鉛ガソリンは赤く色が付けられている。 それに対しこれは無色なのでホワイトガソリンと言われる。
2.ケロシン
灯油用。
燃料代は安いが、残念ながら私は使った事が無い。
使い方はガソリンと同じく、ポンピングやプレヒートが必要らしい。
私は持っていないので、冷たいビールをどうぞ!
※飛行機用の燃料もケロシンと言うらしい。
3.専用ガス
これは10年位使っている。 家族でサイクリングをする時用に購入したものだ。
ガスカートリッジはアウトドアショップやホームセンターじゃなければ売っていないので、もし途中でガスが切れると使えなくなってしまう。
メーカーによってはシングルクッカー(一人用の小型鍋)の中にしまう事ができるのでスペース効率が良くなる。
トレッキングをする方にはお勧め。
4.カセットガス
市販のカセットガスが使えるので、プチ家出に最もお勧めなのが、これ。
仕事から帰って来た夜に突然思い立って出発する時にガスが無くても、夜遅くまで営業してるスーパー、そしてコンビニなら24時間買う事ができる。
専用のプレミアムガスじゃないと少し火力が弱くなるけれど、ちょっとお湯を沸かす程度なら全然問題無いし、 また気温が低くなると火力が弱くなるけれど、車の中で使えば全く問題無し。 車中泊のプチ家出では主にこれを使っている。
5.その他
固形燃料類など。
ロウ、チャコール(練炭)なんかがあります。 ロウは旅館で夕食に鍋が付いていると、仲居さんが火を付けてくれる、あれです。
1番、2番、5番のガソリン、ケロシン、ロウはダメ。 車の中で使って消したら、匂いが残って大変。
車内が折角暖まっているのにドアを暫く開け放して換気しないと臭くていられない。
チャコール(練炭)も1度点けると簡単に消せない。
実は最初、持っていたガソリンストーブを使ったけど1回で懲りてしまった。 但し、外で使うのであれば全然OK。
そんな理由からプチ家出用にカセットガス用のストーブを購入した。
車の中で使っても大丈夫か?
車の中で火を使う事に反対の方もいます。 先ずは酸欠、そして火事の問題。
レンタンを1晩中火を炊いている訳では無いので酸欠の心配は無いと思う。 実際に私自身が酸欠になった事は1度もありませんからね。
それに寝る前にトイレに行く時にドアを開ければ十分換気できる。
また、窓ガラス上部をほんの少し開けておけば一酸化炭素中毒にはならない。
ちなみに一酸化炭素は空気より軽いので上に行き、二酸化炭素は空気より重いので下に溜まる。
火事の問題もストーブを置く所を平らにし、後で紹介するストーブ用の耐熱シートを敷いて、設置する場所に気をつければ大丈夫。
火を使っている時間は僅かですし、車内で何時間も火を使う事って殆ど無い。
但し、この辺はあくまでも自己責任になるので不安な方は車内で使わなければ良いことだ。
じゃあカセットガスでどんなストーブが良いのか、というとですね、大きく2つのタイプがあります。
1つは1体型。 これはカセットガスとストーブ本体が合体するタイプ。 もう1つはカセットガスと本体をホースでつなぐ分離タイプ。
どちらが良いかというと、車内で使う分にはそれ程差は生じないみたいだ。
分離タイプは平らな場所が少なくても本体部分だけ平らにできれば使用できるのがメリット。 それとゴトクが大きく頑丈な物もある。
1体型はセットすると持ち運びが楽なのがメリット。 それとカセットガス本体を横にして使うので安定性が高い。
さてゴトクですが、個人的には直径20cmの鍋を使いたいのである程度のサイズが必要と考えている。
各メーカーの比較一覧表はこちらから。
鍋の直径が20cmの理由は鍋の所でご紹介します。
シングルクッカーのみで大きな鍋を使わない方どれでもOK。 車中泊のプチ家出でストーブをどう使いたいかで選んでもらえれば良いと思う。
私の場合は元々キャンプから入っていて、最初ガソリン用の2バーナーストーブを購入し、人数が多い時のサブとして同じ燃料が使える1口ストーブを追加購入し、 サイクリング用に専用ガスの1口ストーブを購入し、車中泊用にカセットガスストーブを購入してきた経緯がある。
私が普段使っているのはX字型のストーブです。
たたむとコンパクトになり、ゴトク部分も14cmあるので20cmの鍋を乗せてもそれ程不安定にならないので選んた。
火力は2500kcalですが、特に不便を感じた事はありません。
もし、料理が趣味でプチ家出中も本格的な料理を作りたい方は、外での調理になると思うので1つはセパレートタイプで火力の強い物を用意すると良いでしょう。
鍋
鍋は大小2つあると便利だ。
大きい鍋は直径が20cm程度ある物がお勧め。
また、しっかりした深鍋なので本格的料理にも充分対応できる。
1人旅でもあるととても便利。 車だからこのサイズでも邪魔にならない。
直径20cmの理由ですが、写真のレトルトご飯の場合、パックサイズが19cmあります。
だから鍋の直径は20cm以上必要。
「さとうのご飯」は17cmですが、メーカーによっては19cm以上の物もあるので購入する際にパッケージの大きさをチェックして下さい。
鍋のサイズはあまり大きくてもバランスが悪くなるので、せいぜい23cm位までかな。
小サイズは15cm位あれば充分です。私はおでんやうどんを煮たりしている。
また、これは口が付いているのでお湯を沸かす時にも使っている。
取っ手が取れるし、向きも変えられるので格納に便利。
あと可能ならばお湯専用の小型ケトルがあると便利。
小鍋をおでんで使った後にお湯を沸かしたい時などに重宝だ。
キャンプ専用のものでなくても全然構わない。台所にある鍋で充分使用できる。
但し、持ち出して奥様に怒られても私の責任ではありませんので悪しからず。
キャンプ用の物は取っ手が折りたため、重ねられるのでスペースを取られないメリットがある。勿論、家でも充分使うことができる。
私の友人はキャンプ用の鍋セットを自宅でも使っているし、別の友人はTfalをキャンプに持ていっているが、全然問題無い。
上記の3つの鍋をを重ねて格納しています。ケトルには蓋を乗せています。
蓋でも目玉焼きなどが作れる。
保温水筒
保温水筒があると夜寝る前にホットウィスキーや焼酎のお湯割りを飲みたくなった時、それからわざわざお湯を沸かさなくても直ぐに飲めるので重宝する。
夕食時に沸かしておけば寝る前でも充分高温のお湯が使える。
水筒のサイズはお湯割りを2〜3杯程度飲む方であれば500ml位でOK。
勿論、飲む量には個人差があるのでもっと飲む方は大きい物をご用意して欲しい。
秋や冬の夜にナイトキャップとして暖かいアルコールは身も心も温めて緩めてくれる。
車中泊だから家に帰る必要もないし、運転しないから多少飲みすぎても誰にも迷惑がかからない。
これも、車中泊でするプチ家出の楽しみの1つだ。
ストーブ用耐熱シート
写真の様にストーブの下に敷いて、テーブルや車が過熱して火事にならないにする優れものです。
私のストーブはヒーター部分が下にあるのでどうしてもテーブルなどが熱くなってしまいます。
私はプラスティックのケースの上にパンフレットを置きその上にストーブを置くので、耐熱シートが無いと熱で溶けたり、パンフレットが焦げてしまいます。
お箸類(カトラリーとも言う)
食事をするのにお箸やスプーンは必需品。
スーパーやコンビニでお弁当を買えばもらえますが、最低の物はあると便利。
お箸、スプーン、フォーク、ナイフ、缶切り、栓抜き、ワインのコルク抜き。
学生時代、東北に行った時にスーパーで缶詰を買ったのだけれど、缶切りが無くて食べられなかった事があった。 それ以来○○徳ナイフを常に持ち歩く様になったがとても重宝している。 但し、不必要に持っていると最近は銃砲刀剣類不法所持で捕まる事があるのでご注意を。
アウトドアショップに行くとコンパクトにまとまった専用の物があるし、100円ショップに行けば充分揃う。
お皿類
無ければ無いで問題無く過ごせる。
鍋から直接食べれば良いし(キャンプでは当たり前)、レトルトカレーも少しずつかけて、パックご飯にスペースができたらドバッとかければすみますからね。
でもあるとちょっと本格的かなって嬉しくなってしまう。
私はスープ用の深皿と平皿の2種類を持っている。
スーパーやホームセンターで10枚入りの紙皿を買っている。
最近、中国でミルクにメラミンが混入していると報道されていますが、実は食器にもメラミンが使われています。
今から15年位前に報道されましたが、学校給食で使っているメラミン食器で3年位使用した物を80℃のお湯で洗うとメラミンが溶け出し発がん性があると問題になった。
ですから私はキャンプ用の食器もメラミン食器を使わずチタン製の物を使用している。
皿をクッキングラップで覆ってから使うと洗わなくて済む。 ラップのみさよならする。
カップ
カップは絶対にあると便利。 逆に無いとコーヒーもお湯割りも飲めない。
私は2種類のカップを使っている。 スタッキングカップは重ねられるのでスペースを取られない。
それと、このサイズの物は車のカップホルダーに入れられます。 但し、本体が1重なので寒いと直ぐに冷めてしまう。
また、熱い物を飲む時に唇を火傷しないように。
家族で出かける時は2リットルのペットボトルを持て行くので、このスタッキングカップがとても重宝している。
もう一つはチタン製の2重カップ。
これは冷め難いし、チタンなので口を付けても金属味がしない。 ステンレス製だとどうしても金属味がしてしまうので、 それが嫌な方はちょっと値段は高いけれどチタン製をお勧めする。
トレッキングなど歩く方には軽さも重要。 そういう方には絶対にチタン製がお勧め。
クーラーボックス
飲む度に買えば必要ありません。 但し、山の中や川原に行く時はあった方が便利。
キャンプ用の本格的な物をわざわざそろえなくても、発泡スチロールの物で充分。
できれば500mlのペットボトルが入るものがあると良い。 100円ショップでも売っている。
私は100円ショップで打っているクーラーバッグを2重にして使っている。
保冷剤は用意しなくても大丈夫。 スーパーで買出しをした時に氷を貰っている。 氷はかなり溶けてしまうけど、1晩位なら何とか冷えている。
ちなみに、本格的な物が欲しい方は専門店に行けば手に入る。
ブルーの方のクーラーボックスはカーバッテリー、AC100Vの他にカセットガスでも冷やす事ができる。
普段は家でサブ冷蔵庫として使用中。
オートキャンプの時には重宝した。 2電源方式の物はエンジンをかけている時は冷やす事ができますが、食事などで長時間エンジンを切ると その間は冷えず、気温によっては中の温度が上がってしまう。 しかしこれはカセットガスで冷やす事ができるのでエンジンを切っても冷やす事ができる。 イワタニリゾートから販売されていたが、残念ながら現在は販売されていない。 販売再開が望まれる。
下のグレーの方は12Vのカーバッテリーと100V/AC電源が使える。
最初にこちらを買ったが、上記のようにエンジンを切っている間は冷やす事が出来なことが不満だった。 3Wayクーラーボックスを買った後は、 主に現地で買った食材を入れたりしていた。 但し、これは保温もできるので冬場のキャンプだと缶コーヒーなどを温めておくと常に暖かい飲み物が飲めたので、 それはそれで使い勝手があった。子連れで冬のキャンプに行った時はとっても重宝した。 その後暫く仕事場に置いて使っていた。
現在は後継機種に変わっていて、冷却能力も向上している。
調味料
これはお好みで用意して下さい。
それ程大げさな物を用意する必要はありませんが、あると一味も二味も美味しく頂ける。
ちなみに、私が常備しているのは、塩、胡椒、一味唐辛子、カラシ、ワサビ、醤油、ソース、砂糖、コーヒー用ミルク、レモン汁。
お好みでショウガ、ニンニク、マヨネーズ、ケチャップなんかがあると良いかも。
殆どの調味料が卓上用ボトル、チューブ、1回用スティックパックで用意されているのでスーパーや100円ショップで探してみて欲しい。
地元スーパーで探すのも楽しい。 上記以外にもお好みでどうぞ。
但し、賞味期限はご自分で管理してね。
電池式ランタン
室内灯はバッテリーを消耗するので、専用のサブバッテリーを装備していない方は電池式ランタンがあった方が良いだろう。
私もお酒を飲んで電気をつけっぱなしで寝てしまう事が何度もあった。 ランタンだったら電池が無くなっても問題ありませんが、車のバッテリーだとエンジンがかからなくなってしまう可能性がある。
冬は気温が下がるので、バッテリーの負担大きくなる。
朝起きてエンジンがかからないのは悲惨だよ。
本格的な大きい物は単一電池が8本も必要で、明るくすると電池が直ぐに無くなってしまう。
最近はLEDのもがありますが、電池の持ちは良いみたいだ。
予備の電池は全サイズ必ず用意しておきましょう。
普段はグリップにS字フックをかけて使っている。 または天井に突っ張り棒を渡してかけてもOK。
ヘッドランプ
寝袋に入って本を読む時にあると便利。
最近はLEDの物が多くあるけど、読書用として使うのであれば1球点灯ができるものがお勧め。
一番少なくて3球点灯だと本を読むには明るすぎて文字が白く飛んでしまう。
それか、従来のキセノン球やクリプトン球など通常の豆電球の物をご購入下さい。
購入する際は単3電池2本以下の物がお勧め。 単3電池4本だと頭が重い。
携帯音楽プレーヤー
私はiPodを使っている。 プチ家出に関係なく普段でも常に持ち歩いている。
自分の好きな音楽を聴くととてもリラックスできるし、とても幸せな気持ちになれる。 他の事をしている時のBGMでも良いし、しっかり聞いても良いしね。
現在、7,600曲程入っているけれど、普段よく聴く曲ってある程度限られてしまう。
プチ家出した時に普段なかなか聴かない曲を、ゆっくりのんびり聴くと「こんな曲だったのか」と新しい発見があり楽しめる。
ノートパソコン
私はノートパソコンを常に持ち歩いている。 無線カードがあるのでよっぽどの僻地に行かない限りどこでもインターネットが使え、 情報収集やメールの確認ができる。
DVDが見られる。 家だと家族がいるのでカミさんの趣味じゃないアクション物はレンタルしないけれど、1人だからどんな物でも借りられる。 レンタルCDも借りてその場でパソコンに取り込める。 お店によって聴きたいアルバムがあったり無かったりするので、 家出したついでに立ち寄って聴きたい物があれば借りて、駐車場でPCに取り込んじゃう。
当日レンタルであればレンタル代も安いしね。 だいたい1枚3〜4分もあれば取り込めるから、10枚借りても40分程度で終わる。
それとカーバッテリーの12Vを100VのAC電源に変換するアダプター。
これを車に積んでおくと携帯やデジカメの充電なんかもできるので重宝だよ。 プチ家出とは関係なく装備する事をお勧めする。
PCを使いながら携帯やデジカメのバッテリーの充電をしている。
だから、D:5の100V電源が100Wじゃ少ないって言うの、三菱さん。 トヨタは1,500Wあるんだよ。
洗面道具
わざわざ洗面道具をご紹介する必要は無いと思いますが、歯ブラシ、フェイスタオル、シャンプー、 必要な方はトリートメント類、ボディーソープ、体拭き用の濡れティッシュ(介護用品売り場にある)、髭剃りなど。
バスタオルは一度使うとなかなか乾かず、洗わないと臭くなるので使っていない。 私は水泳用の「プラセーム」という物を使っている。
これは濡れても絞れば何度でも吸水してくれるし簡単に乾く。 乾くと硬くなるけれど水に濡らせば何度でも使えるので重宝している。 水泳選手で使っていない人は殆どいないんじゃないかな。 スポーツ用品店でいつでも買える。
使用感が悪くても構わないのであれば、カーショップでも洗車用のプラセームが安く売られている。
ディレクターチェア
景色の良い所に座ってコーヒーを飲んだり、お酒を飲むのってプチ家出の醍醐味。
運転席から見る景色とは一味もふた味も違う。 リクライニング式のもあるのでお財布と相談して下さい。
買う時は必ず実際に座ってから選ばないと後から泣くはめに陥る。
安い椅子は作りがチャチで直ぐに壊れてしまう。 特にシートの生地が悪いと変に伸びたり縫い目が切れたりする。
体重のある方はしっかりした物を買った方が長持ちするよ。
エアマット
車中泊の本なんかだとタオルや衣服を使ってシートの凹凸を直しているけど、実際にやってみるとかなり寝にくい。
数千円の投資で快適な睡眠が得られるので是非用意して頂きたい。
但し、天井の低い車の場合、圧迫感があるのでご注意を。
そして空気を入れるための12Vの電動ポンプもあると便利。 安いフットポンプでも空気を入れられるけれど、面倒くさいし疲れる。
私の好きな格言もどき、
「若いうちは金を払っても苦労しろ。 年をとってからの苦労はとにかく金で片付けろ。」−−沢野ひとし 1944〜 イラストレーター
(あやしい探検隊 焚火酔虎伝 椎名 誠著 角川文庫刊)
1回使ってみると楽だぜ〜。
天井の低い車の場合は、タオル、衣類でシートの凹凸を平らにしてキャンプ用のウレタン製マットを敷くとかなり楽に寝られる。 セダンやハードトップの車は是非試して欲しい。
寝袋
車中泊のプチ家出で最も重要で、もしこれから用意するのであれば絶対にケチらないで本当に良い物を選んで欲しいのがこれだ。 但し、これは私の経験からのお勧めなので、その辺はご了承頂きたい。
このプチ家出で最も高い買い物。 それが寝袋。
こいつだけは絶対にケチらないように。 念を押しておきたい。
寝袋には封筒型とマミー型があるけど、冬に使うのならば絶対にマミー型が良い。 封筒型のものは肩の部分に隙間ができ、滅茶苦茶寒くて寝られなかった。
私はカタログ落ちしているがコールマンの「very cold/−20℃耐用」と表示されている封筒型の物を使っているけど、 肩が寒くて中に夏用のマミー型寝袋を入れて、その中で寝ていた。
そして、できるだけ低温に耐えられる物を買って頂きたい。 たとえば−20℃用とか−30℃用なんか。
車中泊で−30℃ってありえない、−5℃耐用で充分だろうとお考えのあなた、あまい。
快適度が全然違うのだ。
信じて頂けずに安い寝袋を買って不快な思いをするのはあなただ。 私は忠告したもんね〜。
ちょっと値段は張るけれど、冬山用の本格的な寝袋を買った方が絶対に良い。
今、あるメーカーのカタログを見ているけれど、カタログによると使用可能限界温度というのは 「疲労を回復するのに必要とされる6時間の睡眠が可能な温度の目安。」とあり、快適睡眠温度域というのは 「下着などのままでも、6時間以上快適に眠ることができる温度域。」とある。
| ランク | 使用可能限界温度 | 快適睡眠温度域 | 価格 |
|---|---|---|---|
| A | −40℃ | −23℃〜 | 57,800 |
| B | −31℃ | −16℃〜 | 18,800〜47,800 |
| C | −22℃ | −9℃〜 | 17,800〜39,800 |
| D | −16℃ | −4℃〜 | 15,800〜33,800 |
使用可能限界温度は防寒具を着たまま寝ればこの温度まで耐えられ、快適睡眠温度域は下着でもしっかり寝れるよ、と言うことでしょ。
防寒具を着たままと言うことは、体が締め付けられている訳だからゆっくりは休めないよね。 私はできるだけ締め付けを解いてリラックスして寝たい。
上の表をみると車の中なんだからDで充分と思えるかもしれない。 でも私だったらBを、最低でもCを買う。
ついでに遠赤を出す「あったか靴下」があると、これはも〜最高。 少しルーズで足を締め付けない物も売られているので履いて寝るととても快適だ。
車だから格納した時に多少大きくても問題ない。 登山みたいに背負って持っていくのなら軽く小さい物が必要だけれど。 その意味で安い素材でも良いのかもしれない。
この辺の情報は登山の専門誌で調べるか、メーカーに問い合わせて頂きたい。 専門店の店員さんに訊いても良いでしょう。
プチ家出セット
私はコンテナボックスに必要なプチ家出道具を入れてある。
写真は分かりやすいように袋から出して、量も減らしているけれど、実際にはもっと色々な物をぶち込んである。
このコンテナボックス、寝袋、エアマットとポンプ入りの袋、そして着替えを車に積んで家出している。
だからプチ家出準備には10分もあれば充分だ。
救急箱(ファーストエイド・キット)
プチ家出はだいたい数日で距離も100km程度を想定していますが、万が一の事を考えてファーストエイド・キットの準備は絶対に必要。
使わない事が理想だが、イザと言う時に使えなくては困る。
基本的な装備を紹介しよう。
| 5大器具 | 体温計、ハサミ、ピンセット、ナイフ、毛抜き |
|---|---|
| 5大資材 | 包帯、脱脂綿、滅菌ガーゼ、絆創膏、油紙 |
| 5大薬品 | 消毒薬、湿布薬、目薬、軟膏、内服薬 |
5大器具の補足説明
体温計はデジタルが主流ですが、定期的に電池が切れていないか確認をしておきましょう。
ハサミはテーピングテープ用のハサミと、普通のハサミがあると便利。 ちゃんとしたテーピングテープ用のハサミは良く切れる
ピンセットは必ず2本必要です。 患部にガーゼを当てる時に2本無いと摘みにくい。 ガーゼを患部に当てる時に指で直接ガーゼを摘む事は雑菌を 付着させる事になるので好ましくない。 手当をする際に最も重要なのが患部への細菌感染予防なのです。
ナイフは切れ味が重要。 但し、ナイフに関しては銃砲刀剣類の関する法律の適応が厳しくなっているので、 所持や保管に関しては注意が必要。 警察署に問い合わせると教えてくれる。
毛抜きは刺抜きに使うので、頭の部分がしっかり合うを選ぶ。 安物の頭がしっかり合わない物は役に立たない。
私は上記の他に小型のアーミーナイフを1個入れてある。 意外と性能も高いし使いやすい。 事故現場では重宝している。
この他にあると便利な器具をご紹介します。
救急法の教本、筆記用具(アウトドアで遊ぶ方はダイバーが使う水中ノートが便利)、ペンライト、ライター又は防水マッチ、小さなビニール袋、ゴム手袋、安全ピン、乾燥剤、
電話用の小銭とカード(山間部など携帯電話が使えない場合を想定して)など。
5大資材の補足説明
先ず包帯ですが、伸縮包帯や粘着性のある包帯が売られているので4〜7cm幅位の物を数サイズ用意しておけば良いでしょう。 もし使い方が判っているのならば特大サイズの三角巾が4枚あるとかなりの怪我まで対応できる。
脱脂綿はカットされた物が市販されているので、小型のタッパーを2つ買って1つはそのまま入れて、もう1つには消毒用アルコールに浸した物を用意しておく。
ガーゼは1枚づつ分包された物が市販されているので用意しておくと便利。 サイズもいろいろある。
絆創膏は一般的な絆創膏(メディシングテープ)と俗に言う救急絆創膏(バンドエイド等)が必要。 特に救急絆創膏は一般的なサイズから大型のサイズまで 売られているので用途に応じて数サイズ用意しておこう。 指用、耐水用、フリーザイズといろいろ市販されている。
油紙は亜麻仁油紙が市販されている。
その他にあると便利なのが、綿棒。 特に女性に場合、生理用品は必需品。 そしてレスキューシートやエマージェンシーシートという名前で売られている、 毛布代わりのシート。 これはアウトドアで使う場合にとても便利で役立つ。 先ず、風を防げる、雨が降っても浸みてこない、コンパクトにたためる。 夜寒い場合は毛布代わりに使える。 数百円から数千円迄かなり幅があるが、値段は性能に比例しているので、活動状態を想定して準備して欲しい。
5大薬品の補足説明
基本的にファーストエイドでは薬品を使わないのが原則です。 それ故、この部分は自己責任において準備し使用して下さい。 また、自分に処方された薬を他者に飲ませる事は厳禁です。
消毒薬ですが、酒精綿(脱脂綿を小さく丸め消毒用アルコールに漬けたもの)が市販されている。 基本的に救助者の手の消毒や器具の消毒に使う物だと考えて欲しい。
素人判断で傷には使用しない。 薬品として強いので組織を痛めてしまう可能性があり、縫合した後に組織がくっ付き難くなる場合がある。
通常、事故現場では水道水で泥などを洗い流すだけで充分であり、消毒する事で常在菌迄殺菌し、かえってその後悪玉菌の繁殖を増やす事になる場合がある。
自己責任で使う場合ですが、マキロンは殺菌力もそこそこあり組織を傷めにくいらしい。 また破傷風予防にはイソジンうがい液が効果がある、と行きつけの皮膚科医に教えて頂いた。
湿布薬は冷シップと温シップがあるので両方用意しておこう。 効果には差がなく温シップを貼っても皮膚温は高くならず、気持ち良さの問題なのだそうだ。
私の場合シップは病院で処方された鎮痛剤入りの湿布薬「ロキソニンテープ」と言うのを使っている。
私は1年以上毎日同じ場所に貼っているが皮膚が荒れしないので助かっている。 市販のシップだと3日位使うと肌が荒れて痒くなってくる。
また、病院で処方された「インテバン」という経皮消炎鎮痛剤も常備している。 筋肉痛、打撲、日焼けに使っている。
湿布とは異なるが瞬間冷却材と使い捨てカイロも常備している。 瞬間冷却材は打撲、捻挫、熱中症の時に非常に役立つし、使い捨てカイロは低体温症や寒さ対策としても使える。
目薬は日焼け、雪目での炎症を緩和したり、疲れ目に効果的だ。
軟膏は塗り薬の総称。 目的に応じて用意して欲しい。 抗ヒスタミン軟膏は虫刺されや痒み止めとして使用。 抗生剤は化膿止め。 その他に筋肉痛用、日焼け止めクリーム、アロエローション(日焼けのお手入れ)など必要な物を準備しておく。
内服薬は飲み薬の総称。 鎮痛解熱剤、胃薬・整腸剤、酔い止め、便秘薬など。
この他に重曹があるといろいろ使えて便利だ。
ファーストエイドキットの中身は行く場所や日程に応じて準備して下さい。 辺鄙な場所に行くのであれば充実させる必要があるし、 町中で楽しむのであえば簡易なもので間に合う。
さて入れ物だが、安くて手軽なのがタッパーだ。 一応防水なっているので煎餅や海苔に入っている乾燥材を入れてけば器具や資材は傷まない。 但し、熱には弱いので薬品類が傷んでしまう可能性がある。
カメラ用のハードケースは頑丈なのと熱や湿気にもある程度強いので車で使うのであれば良い。 但し、アウトドアで使い濡らすと蝶番等の鉄部分が錆びてくる。
アウトドアで使う事が多いのであればペリカンケースがお勧め。 熱に対してはそこそこですが完全防水で丈夫。 サイズもいろいろあるので入れる内容によって選ぶことができる。 写真は横幅が21cmと小さいサイズのケース。
想定される使用条件を考えて準備して下さい。
時間がある時にホームセンターやドラッグストアー、アウトドアショップを覗くのも楽しい。
応急手当の講習は地元の赤十字や消防署で実施しているので、 興味のある方は問い合わせして下さい。
秘密のお金
1万円を車内のどこか秘密のところに入れておく。
これは車中泊の時に限らず、常に1万円のへそくりを社内に置いておく事をお勧めする。
お財布を忘れて出かけたり、或いは無くしてしまった時に全くの無一文になるのと、1万円が手元にあるのとでは結果が全く異なる。
また予算をオーバーしてしまい、お財布の中がスッカラカンになってしまった時も、全然無いのとあるのとでは精神的安心度が違うよ。
以前、財布を忘れて高速道路に乗ってしまい、現金もクレジットカードも何も無かった時に非常に助かった経験がある。 当然食事も食べられたし、あの1万円が無かったらと思うとかなりきつかった思う。
そしてできれば隠しておくのは運転席から手の届くところが良いですよ。
ビノキュラー
日本語にすると双眼鏡とも言う。
これがあるとプチ家出中いろいろと楽しめる。
バードウォッチング、天体観測を始め景色などを楽しんだり、看板などの文字を読んだり使える。
公園や林間でのバードウォッチングで鳥の生態を観察。 特に鳥に興味がある訳ではないけれど、プチ家出の時に椅子に腰かけてウォッチング をしていると、何故かホットできて普段よりちょっとだけ優しい気持ちになれる。
天体観測をするには専用ではないので倍率が小さいけれど、土星の輪もどうにか確認する事ができる。
天の川だって肉眼で見るのと数が全然違う。
地面にシートを敷いて寝転がって空を眺めていると時間が経つのを忘れてしまい、気が付くと数時間経っていた事もよくある。
これは8倍〜25倍のズームが付いているけれども、実際にこのレンズサイズで25倍にすると暗くなってしまう。
コンパクトサイズの双眼鏡であれば8倍程度で十分だし特にズームは必要ないと思う。 通販で100倍なんてあるけれど暗いし像がボケるし、
手持ちだったら手ぶれで疲れてしまうよ。
楽しみ方のところでもご紹介したけれど、星座表をペアで持ち出す事をお勧めする。










































