この物語は、ある街の小さなほこらからはじまります。
どこにでもあるほこらの上には、松の大木が倒れかかっています。 そこには、いつの頃からか「風子」がすんでいて、そのまわりでいろいろな出来事が起こります。日本のあ ちこちにある里山のような風景の中で、風子(かぜこ)の心をうつしながら展開される第一作・九つの物語。
05年7月15日付け・発行
「風子」っていったい何?誰? お話の内容は、単に子どもに限らず、大人にも懐かしく、また関係のあることも含まれています。風子はこれからも、様々な人やものに出会い、物語は続いていきます。風子にまつわる謎を一つ一つの物語の中から、読者にそれぞれの感性で、解き明かしてもらいたいと思っています。
自然の中で、その共存の知恵を模索したいという願いも込めて、子どもにも、大人にも、楽しんでもらいたい読み物です。
私の恩師であり、医学だけでなく、現在あらゆる分野でリーダーシップをとって活躍されている[聖路加国際病院理事長 日野原重明先生]にも読んでいただきました。
「少年少女のみならず、その親、その祖父母にも新鮮で、幻想j的な物語。美しい四季の移り変わりの中で、昆虫や、学校でのハプニングが生き生きと書かれ、読者の心に子どもの世界わお引き込む傑作です。」
…、という推薦の言葉をいただいています。
『ほこらの風子』によせて
「これは、現実とファンタジーの入り乱れた九つの小編を綴った児童文学の作品です。これが絵のように描かれ、主人公の「風子」という少年の本体を知ろうとして、この九編の続編が待ちどうしく思われる、そんな物語です。挿絵を楽しんで静かに読んでも、音読しても豊かなイマジネーションをそそる傑作で、私はこれを子どもだけでなく、大人にも強く推薦します。
聖路加国際病院理事長 日野原重明
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