ネイチャースキーの魅力
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雪の上では景色が違って見える
雪の多い地方では積雪が1m50cmとか2mというのは普通で、その上を歩くことで当然、目線が高くなる。これだけ目線が高くなると、それだけで見える景色もグリーンシーズンとはずいぶん違ってくる例えば、林のなかに入ってみれば、ぶだん見上げているような木の上の鳥の巣なども観察できる。
雪が多いエリアでは湖沼が凍って、その上を歩くこともできる。
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アニマルトラッキングにトライ
歩くスキーが楽しめるフィールドはたいてい人里離れた山のなかや高原だったりするので、一年を通じて野生動物たちが生息している。そうした観察動物たちは夏場でももちろん森や林のなかを動きまわっているのだかトレッキングなどしていても、その姿や形を見ることはほとんどない。
しかし雪が降ると、その上に足跡が残るので動物がそこを通ったことが確実にわかる。そんなふうにして、動物の足跡を観察することをアニマルトラッキングという。
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雪の上で見られる動物の足跡
雪の上で見られる動物の足跡でわかりやすいのはウサギ。そのほかにも、タヌキ、キツネ、イタチなど雪の上では以外と多くの足跡が見つかる。最初は足跡が見つかっただけで感動してしまうが、興味が出てくると、その足跡がどの動物のものなのか知りたくなってくる。
最近はアウトドアの遊びのひとつとしてアニマルトラッキングも認知され、専門のハンドブックも出ている。
そういった本で予備知識を頭に入れてから雪の中に一入るのもひとつの手だが、一般に雪の上で見られる動物の種類は限られているので、最初は代表的な動物の足跡だけ覚えておけば十分に楽しめる。
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ウサギの足跡を追って見よう
ぼくはウサギの足跡が好きで、雪の中で見つけると、しばらく追いかけてみることがある。特に、朝一番で新しい足跡を追いかけていくと、かなり高い確率でウサギが見られる。夜の間に雪が降って朝やんだとして、フィールドに出たときに足跡があれぱ、当然それは朝の足跡だし、ぼくらが動きだすちょっと前の足跡かもしれない。そこで「これ新しいからちょっと追ってみようか」ということで少し追ってみてあたりを見わたしていると、茂みに隠れていたウサギか耐えきれなくなってポーンと跳び出てきたりする。
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雪原ならではの樹木観察
スノーフィールドと聞くと、雪に閉ざされて植物は眠りについているように思えるが、実際に雪の上を歩いてみると樹木は冬なりの多様な営みを見せてくれる。
雪の上は動物の足跡を追ったりすれば別だが、ただ歩くだけでは変化の少ない世界だ。しかし樹木の多い場所に入って植物たちの冬ならではの表情を観察する面白さを知れば、スノーフィールドはもっと楽しくなる。 |
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木肌を楽しむ
夏のトレッキングでは森のなかに入っても、太い木の周りには草や茂みがあったりして近くに寄っていくことが難しい。しかし雪が積もれば木のすぐ近くまで簡単に行けるし、観察するものも限られてくるので、つい木の表面(木肌)を、まじまじと見てしまうことになる。
冬の広葉樹の森は、木の葉が全部落ちて光が行き渡っているので木肌もはっきりとわかる。木肌は木によって特徴があるので、知識があれば木肌を見ただけで木の種類がわかるようになる。
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木の上には発見がいっぱい
雪の上を歩くのに慣れるまでは視線は下にばかり向きがちだが、雪の上に慣れたら視線を上の世界にも向けてみよう。そこが森のなかなら、木の上には興味をそそるいろいろな発見があるはずだ。
葉が全部落ちてしまっているはずなのに、木の技のところどころに緑の葉を元気よく広げているのはヤドリギだ。ヤドリギは地面から自生するのではなくその名のとおり、ほかの木の枝に寄生して養分をちょうだいしながら生きている樹木。冬でも落葉することなくしっかり緑の葉を茂らせている。
ブナの林では、もっと珍しいものを発見することがある。それはクマ棚といって、秋にクマが冬眠に備えてブナの木に登ってムシャムシャと木の実を食べた跡。クマはフナの実が大好物で、それを食べるために木の先端近くまで登る。そこでヨイショと細かい枝を束ねてその上に座り、周りの枝を折っては実を食べ、技をおしりの下に敷いて座りをよくしていく。クマ棚のあるブナの木には必ずクマが登ったつめの跡があるので近くまで行って観察してみよう。 |