特撮ヒロインの女性美

更新

2009/03/29 「日本の特撮ヒロインについての資料」を追加

2008/07/08 特撮ヒロインのイラスト追加、構成修正

2007/04/22 文中の『スーパーヒロイン画報』の書名を『特撮ヒロイン画報』と間違えていたので修正

目次

日本の特撮ヒロインについての資料

特撮ヒロインのコスチュームを分類してみました

特撮ヒロイン落描きメモ

特撮ヒロインのコスチュームのデザイン、その発想について考える

特撮ヒロイン、物語の中での役割

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日本の特撮ヒロインについての資料

『スーパーヒロイン画報』(構成・編集 竹中清、竹書房 1998.8.12)

1960年代本格的テレビ特撮時代になてから、1990年代にかけて。この本が完璧というわけではないけど(円谷系がない、「流星人間ゾーン」もないなど抜けてる部分もある)、写真も豊富でかなり役立つ本。

特撮ヒロイン落描きメモ

その 1マグマ大使

その 2メガロマン

特撮ヒロインのコスチュームを分類してみました

私のリアルタイムでのTV視聴経験および未視聴の最近の番組は『空想流行通信』(香坂真帆 著、メディアワークス/主婦の友社 1997.2.15)『スーパーヒロイン画報』(構成・編集 竹中清、竹書房 1998.8.12)などを参考に自分なりにヒロインのコスチュームを分類してみました。

↑人工的

↓自然

特撮ヒロインのコスチュームのデザイン、その発想について考える

セーラームーンと女子テニス

TVアニメの『セーラームーン』のシリーズが始まったとき、私はすでに30歳になるかどうかという頃だった。たまたま、土曜のあの時間、当時はTVのスイッチを入れていたので、シリーズの最初の方だけ、冷やかし半分に見ていた。もちろん、オジサンとしては、あのセーラームーンのコスチュームは、「うれしいよー」なのだが、反面、(男の目を)あそこまで狙わなくてもいいのに、とも思った。もちろん、ヒロインに感情移入する女の子たちとしては、カッコよくて可愛くて、という理想のデザインになるのだろう。さて、なぜあのデザインが流行ったのか、先日ふと思ったのは、あれって、スポーツにおけるテニスのユニフォームの発想と同じではないか。どういうことかというと、セーラームーンにしろ、女子テニスにしろ、戦う、勝負するのにまったくスカートをはく必然性ってないじゃない。ブルマーならともかく、ミニのスカートでパンツが見えるのを気にして(さらにアンダースコートという、見せるためのショーツまで考案してまで)激しい動きをするのなら、もっとショートパンツとか、安全な服装があるじゃない。にもかかわらず、あのようなスタイルが生まれ、認められた、しかも女性に人気があるというのはどういうことだろう。

二つの相反する方向

現実の軍隊の戦闘服については、これは男女とも差がほとんどないのは無理からぬことで、ここでは考察の対象から除外するとして、フィクションにおける女性の戦闘服およびスポーツの女子ユニフォームのデザインの発想というのは、出来るだけ機能的に、動きやすいようにという目的は同じながら、二つの相反する方向があると思うんですよ。一つは、できるだけ男性と同じにする。スポーツでいうと、柔道や他の武道関係、スピード・スケート……etc.。フィクションの戦闘服ではウルトラシリーズの女性隊員、一連の東映戦隊ものの強化服など。あくまで、(この社会で認められている)女性らしさというのは、勝負や戦闘に邪魔なものとして、排除してゆく。しかし、これは、男性と同じ格好をすればするほど、そこに隠しきれない女性の色香が漂うという効果を生む。また、それに加えて、何かの簡単な飾りなどの「記号」でそこに女性らしさをアピールするというやり方もある。上記、実写版マグマ大使のモルのスカートなんかそうですね。下は足首まであるスーツなのだから、別にスカートはなくてもいいのだけど、あれがあるだけで、女性だなと思える。東映戦隊ものだったら、カラー(ピンクとか)を記号にしてますね。ハートのマークとかそういうものもあるよね。もう一つは逆に、戦いや勝負の現場では否定あるいは排除されがちな(この社会で認められている)女性っぽさをなるたけユニフォームで強調して、補完するという方向。女子テニスのスコート、体操系、フィギュア・スケートなど芸術的要素のあるスポーツにおけるレオタード。一般的にはブルマーもそうなりますかね。フィクションにおける女性の戦闘服では、現在のところ、スカート系ではセーラームーンが代表格になるでしょう。上記の原作版『マグマ大使』のモルは、あれは戦闘服なのかどうか、しかし、あの服で普段活動をしてるということは、あれもスカート系戦闘服になるのだろう。スカートでなければ、ほとんどビキニみたいなよろいをまとった女性戦士という趣向がある。意外に、現在の日本ではレオタード系が少ないかな? ともかくも、カッコ良くヒロインしたい、アクティヴにスポーツをしたいという欲求と、より女らしく、可愛く美しくという一見相反する要求を満たす (しかも両立させるというより、普段の日常のスタイルよりもある面で、女性の魅力が強調される)ためのデザインである。だとしたら、女性に受けるのも当然であろう。(2001/04/28、2001/04/29 文章修正と追加)

……とここまで考えてみたら、遅ればせながら、資料になるかなと思って1年ほど前買った『戦闘美少女の精神分析』(斉藤環、太田出版)に書かれていた「ファリック・ガールが生成する」というくだりが、なんとなく実感として飲み込めるような気がしてきた。(2001/05/01)

特撮ヒロインのコスチュームにいたる服飾デザインの要素の系譜(推測)(2001/04/28、2001/04/29修正)

特撮ヒロイン、物語の中での役割

竹内義和の『なんたってウルトラマン』(ケイブンシャ、1988.3.10)の中の「変身するお姉さん、変身しないお姉さん」という分け方をヒントに分類してみました。

変身するヒロイン

変身しないヒロイン

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