| 観たこともない刺激世界が幕を開ける |
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シン・シティ(05年、米) ★★★ |
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| 監督、脚本、製作 ロバート・ロドリオス、フランク・ミラー 特別監督 クエンティン・タランティーノ 出演 ブルース・ウィリス、ミッキー・ローク クライヴ・オーウェン、ジェシカ・アルバ イライジャ・ウッド、ベニチオ・デル・トロ シン・シティ=罪の街。裏切り、憎しみが渦巻くこの街で愛を貫こうとする男たちの戦いがはじまる。 エピーソード1−愛する人が殺され、その罪を着せらてしまった仮出所中のマーヴ(ミッキー・ローク)。仇をとろうと犯人を探し続け、黒幕はアメリカを影で牛耳るロアーク枢機卿であることを知る。犯人のケビン(イライジャ・ウッド)を残忍の方法で殺し、ロアークの元に向かっていったが.. エピソード2−かつては敏腕の刑事だったが、富と名誉に溺れてしまったジャッキー・ボーイ(ベニチオ・デル・トロ)を殺したことにより、街の均衡が崩れた。忘れぬの恋人を守るため、ドワイト(クライヴ・オーウェン)はギャングとの全面戦争を決意する。 エピソード3-引退間近のハティーガン(ブルース・ウィリス)は誘拐事件の少女ナンシーを救ったが、犯人は警察も手が出せないロアーク上院議員の息子ジュニアであったため、逆に罪を着せられる。8年後、ナンシー(ジェシカ・アルバ)の身を案じ、罪を認め出所したが、8年越しのジュニアの復習がまっていた。 |
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↑でもわかるように豪華キャストたち、「デスペラード」のロバート・ロドリオス、アメコミ界の鬼才フランク・ミラー、「キルビル」のクエンティン・タランティーノが特別監督、斬新的な映像、すべてのエンタテインメント過去に追いやる大作と言われる話題の映画です。 冒頭からモノクロに原色を着色した映像に目がクギ付けになりました。さすが、映像革命と言われるたけのことがある。女性をくどき、殺すジョシュ・ハートネットくんがいい。でも、そこまで。 モノクロの映像、語りで進めていくあたりはまるでコミックのよう。それもそのはず、人気コミックを映画化なのだから。 そのせいか、どんな残虐なシーンも安心して観れたし、主役の3人が死にそうで死なないあたりはゲームのよう(笑)おい、リセットして復活していくんかい?とつっこみ入れたくなるほどだったし、どの話もホラーが絡ませてたあたりもそうでしたなあ。エピソード3の老いた男の少女への恋心の話はよかったとしても、エピソード1と2は感情移入できずじまい。特に2は何がなんだかわから終わった感じでした。 気になる人物は先ほど書きましたが、冒頭に出ていたジョシュくんが演じた殺し屋でしょうか。出演はほんのわずかだったけど、一見優男に見えて実はゾクっとした怖さ持つ男、オールド・ボーイのユ・ジテくんのようでした。斬新的な映像は映画代の価値があったということで、★3つ。 夫の感想 想像していたのとは違って、何がなんだかわからずじまい。セクシーな女性たちが見れただけよかったそうな(笑) |
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| .100年の時を超えてルパン誕生の秘話が明かされる |
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ルパン(05年、仏=伊=スペイン) ★★★★ |
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| 監督、脚本 ジャン=ポール・サロメ 出演 ロマン・デュリス、クリスティン・スコット・トーマス エヴァ・グリーン、パスカル・グレゴリー 1882年、巧妙な盗人の父とドルー・スビーズ公爵夫人の妹である母を持つ幼きアルセーヌ・ルバン(ロマン・デュリス)は、ドルー・スビーズ公爵の城で、見事な美術品に囲まれて過ごしていた。ある日、父が殺され、アルセーヌと母は城から追い出されるはめに。 それから15年後、アルセーヌは父の教えをも守り、金持ちから装飾品を盗んでいた。母が死に、天涯孤独となったアルセーヌは従兄妹のクラリス(エヴァ・グリーン)と再会し思想相愛の仲となる。クラリスのおかげでドルー・スピーズ公爵の武術を教えることになったが、城内で聞き捨てならないことを耳にし、スピーズ公爵たちの秘密の会合を知る。それはフランス王家の財宝を狙い、フランス王権を主張するオルレアン公爵を王座につけることだった。そればかりでなく、謎めいた美しいカリオストロ伯爵夫人(クリスティン・スコット・トーマス)の死刑も判決された。アルセーヌはカリオストロ伯爵夫人を助けたことにより、ふたりは恋に落ちていくが..100年の時を超え、ルパンの誕生の秘話が今明かされる。 |
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ルパン生誕100周年記念の映画化。 ルパンといえば、孫の3世(爆〜)が好きで、その影響か?じっちゃん(爆〜)にあたるアルセーヌ・ルパンも好きなんですよ。そのせいか、ルパンに、この映画に対する思いがつのり、是非とも観たかった映画です。 レトロな映像、19世紀末にタイムスリップしたかよう。仮面舞踏会などゴージャスな舞台、衣装に、カルティエが全面サポートしたという宝石の数々、もううっとりさせられましたわ。ルパンが女性に口説きかけ、隙を狙って宝石を盗む手口はあざやかというしかないですなあ。さすがはルパン! ルパンを演じるロマン・デュリスがいい。私が想像したルパンよりはイメージが違う感じがしましたが、それは若き日のルパン、彼なりのルパンを魅力的に演じていました。ほほほっ、私の心も盗まれましたわ、ねェ〜ルパン(不二子口調)、宝石が欲しいわ(爆〜) ストーリーは「カリオストロ伯爵夫人」をベースに「813」「奇巌城」を絡めています。 原作の「カリオストロ伯爵夫人」は劇場で観た時は未読です(現在、読書中)。タイトルからして思い出すのはルパン3世の「カリオストロの城」。「もののけ姫」「千と千尋の神隠し」の宮崎駿の名作は数々あれど、私は一番好きですね。オリジナルもルパンもいれば、クラリスもいる、カリオストロは伯爵と伯爵夫人の違いでありますが(笑) 3世のようなアクションやら、盗みのテクニックを期待してはいけません。はい、これはルパンの話でもルパンの波乱の生涯を描いた話なのですから。でも、スリルは孫の話同様、充分に楽しめます。 ひょんなことからフランス財宝をことを知ったルパンは、謎めいたカリオストロ夫人、ボーニャマンたちと財宝をめぐる三巴の戦いとなります。3つの十字架を手に入れ、謎を解く。財宝は誰の手に?一体財宝とはとんなものか?ワクワクしながら観てました。敵とも思えるし、味方と思えるボーニャマンは一体何者か?この謎も見逃せなかったですね。 もうひとつの話の軸は愛。ルパンのクラリスに対する思い、一方で怪しい魅力のカリオストロ伯爵夫人に惹かれていくあたりや、カリオストロ伯爵夫人が抱くルパンへの愛、クラリスが抱くルパンへの恋心..もう少し掘り下げて描いて欲しかったかなあと思いましたね。特にカリオストロ伯爵夫人、ルパンに対する愛もそうですが、ルパンの子供を宿したクラリスに対する嫉妬、100歳以上も生きていく自分、彼女をもっと掘り下げて描いてくれたらと思いましたが..ラストの子供を盗むシーンも、あれじゃただの子盗人しか思えなかったですね。なので星が4つ。 ところで、宝石も魅力的だったけど、カリオストロ伯爵夫人が飲んでいる不老不死の薬も気になるなあ..(爆) |
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| 人気レーシング漫画を実写映画化 |
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頭文字<イニシャル>D THE MOVIE(05年、香) ★★★★ |
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| 監督、製作 アンドリュー・ラウ 監督 アラン・マック 出演 ジェイ・チョウ、エディソン・チャン、ショーン・ユー、 アンソニー・ウォン、鈴木杏 高校3年生の藤原拓海(ジェイ・チョウ)は豆腐屋を営む父・文太(アンソニー・ウォン)とふたり暮らし。自分の車を買うことを夢見て、ガソリンスタンドでバイトし、幼なじみで同級生のなつき(鈴木杏)に恋心を抱いている。そんな彼にも秘密があり、毎日水に浸された豆腐を父の車のハチロク(AE86)に乗せ、正確に配達することにより、ドライビングテクニックをマスターしていた。これはかつて伝説の走り屋と呼ばれた父の教えであり、知らず知らずに英才教育を受けていたのであった。 そんなあの日、バイト先のガソリンスタンドで「妙義山ナイトキッズ」のリーダー中里毅(ショーン・ユー)が、父・文太の前に「赤城レッズサンズ」のリーダー高橋涼介(エディソン・チャン)が現れた。彼らは伝説の走り屋にバトルを申し込んできたのだった。文太は息子の拓海に受けさせることにしたが.. |
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「頭文字<イニシャル>D」といえば、しげの秀一原作のレーシング漫画。現在も31巻、総売上数3900万部の売上げ、米映画「ワイルドスピード」にも影響受けたという人気漫画です。その漫画を「インファナル・アフェア」のキャスト&スタッフが実写映画化となりました。 香港映画であっても、日本が舞台、名前も原作と同じです。「インファナル〜」のスタッフがどのようにして日本を撮影したのか、香港俳優たちはどのように日本人を演じているか楽しみでした。 ネタばれがあります。 観たら面白い!原作ファン、車好きな人はつっこみがあるかもしれませんが、原作は読んだことはないし、アニメも観たことはない、まして運転はしても車のことはまったく知らない私は、真っ白な気持ちで観ることができました。 しげの氏の漫画はバイク漫画の「バリバリ伝説」を読んだことがあり、読んだものをもひきこませていくようなスピード感あふれる絵は素晴らしいです。なので実写は無理というのは納得で、それを可能にしてくれたのが今回の映画です。ラウ監督、マック監督、脚本家のフェリックス・チョン3人が原作ファンであるだけ、この映画にかける意気込みはすごい!CGを一切使わず、生ドリフト、溝落としなどのドライビングテクニックを競う合う熾烈なカーバトル!迫力満点の映像、手を汗にぎる興奮、観た後は爽快!いいね〜好きだね、こういう映画! 走行シーンのロケも聖地の榛名山にこだわり、新潟のロケを上手に組み合わせていたと思いました。走行以外の風景は日本の田舎の風景。ありのままの風景というのがよかったです。 キャストも台湾俳優(ジェイ・チョウ)、香港俳優(ショーン・ユーなど)、日本女優(鈴木杏)とアジアスター集結してます。主人公の拓海役のジェイ・チョウ。どこにでもいる普通の高校生なのに、運転となると天才。その2面性をうまく演じていました。相手役の鈴木杏もよかった。それよりは香港スターたちの存在感が素晴らしい。「インファナル〜」とは違った一面を見せてくれました。特に高橋涼介のエディソン・チャン、主人公の父親役のアンソニー・ウォンがいい!ウォン警視が元走り屋とはね、美女に囲まれて楽しそうだのう♪豆腐屋のオヤジもなかなか様になっておりますなあ(笑) 香港ばかりではなく、日本映画にも出演しているエディソン・チャン。これからも幅広い活躍を期待します。 ところで、キョンのことチャップマン・トゥ。あんただけは変わってなかったね。天才の集まりと思えるキャラの中で普通の人だったから、好きだったけどね(笑) さて、隣に乗せてくれると言われたら..私は拒否、酔いそうだし、気絶そうだなあ(笑) この興奮は映画だけでいいっす! |
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| 人気コミックを映画化 |
アメリカン・スプレンダー(03年、米) ★★★★☆ |
| 監督、脚本 シャリ・スプリンガー・バーマン、ロバート・プルチーニ 出演 ポール・ジアマッティ、ポープ・デイヴィス オハイオ州の病院で事務をしているハービー・ピーカー(ポール・ジアマッティ)は二度の離婚を経験し、コンプレックスだらけの容姿、脅迫神経症をかかえ、さえない日々を送っている。そんな自分の日常を漫画にしようと考え、友人に作画を頼み、「アメリカン・スプレンダー」を創刊した。たちまちコミック愛読者の間で評判となり、ジョイス(ポープ・デイヴィス)というファンから手紙が届く。実際にあって息が投合したふたりは結婚することとなったが.. コミックの原作者バービーの冴えない日常生活を描いた「アメリカン・スプレンダー」の映画化。 コミックぽいオープニングからはじまった映画は、コミックの映画化らしく、時にはイラスト、アニメを取り入れ、コミックを読んだような感覚で楽しませてくれました。テンポがいいのも漫画感覚で映画を見ている感じでよかったです。 自分の容姿にコンプレックスを抱いている、またも離婚してしまった、社交性でない自分、23年も事務の仕事をしている、そこに脅迫神経症を抱えている..冴えない自分、ダメな自分、自然と主人公に感情移入していきましたね。バービーを演じているポール・ジアマッティ、動作や外見はハービー本人をよく研究していたと思いました。またハービー本人も出演してます。 そんな自分を変えようと考えたのが、自分の日常をコミックにすること。ヒーローを描いてない、どこにでもいる普通の人、それも冴えない人を描いたコミックは人々の共感したせいか評判となっていく。そのタイトルが「アメリカン・スプレンダー」、つまり「アメリカの輝き」というのも皮肉たっぷりです(笑) そして、ファンのひとりであり、後のハービーの妻となるジョイスを演じているポープ・デイヴィス。一見風変わりな女性をコミカルに演じていました。彼女も本物のジョイスを研究していたんでしょう。 ふたりの生活にバービーの病気がおきるというトラブルが..病気の問題は今後、自分にもふりかかってくるかもしれない、配慮にかかってくるかもしれない問題です。「人生は苦悩の連続、生きている証として何かを残したい」というハービーのセリフは印象に残りました。 観終わった後、爽やかさがありました。自分は何もとりえがないと思っている人、自分を変えたいと思っている人、今の生活に嫌気がさした人、一度観たらいかがでしょうか?オススメです。 |
| マグダレン修道院の真実 |
マグダレンの祈り(02年、英=アイルランド合作) ★★★★☆ |
| 監督、脚本、出演 ピーター・ミッラン 出演 ノーラ=ジェーン・ヌーン、アンヌ=マリー・ダフ、ドロシー・ダフィ、アイリーン・ウォルシュ 1964年、アイルランドのダブリン。従兄弟のレイにレイプされ「一族の恥」とみなされたマーガレット(アンヌ=マリー・ダフ)、美しいがゆえに「ふしだらな娘」とみなされたバーラテット(ノーラ=ジェーン・ヌーン)、未婚の母となった「罪深い女性」ローズ(ドロシー・ダフィ)の3人がマグダレン修道院に連れてこられた。堕落した女性を更正する施設「マグダレン修道院」、そこはプライバシーは存在しない、看守のような修道女に管理された毎日だった。 これは、マグダレン修道院に収容された女性たちの実話を基に描かれた映画です。なので、ドキュメンタリー映画のようでした。 DVDに収録されたドキュメンタリー「マクダレンの真実」を観ると、当時のアイルランドはカトリック教会の権力は絶対的であり、神父や修道女の批判は許せない社会でした。マグダレン修道院は堕落した女性たちを収容し更正させる施設であります。その修道院の中はプライバシーというものは存在されていません。映画に素っ裸にされ、修道女から批評されたり、笑われたりするシーンがありますが、これはまぎれもなく真実、実際に修道院で行われていました。非人道的なマグダレン修道院は1996年まで存在していました。 映画で主要の3人の娘たちは何も悪いことをしてマグタレンに収容されたわけではない。レイプされたり、未婚の母などは男性に食い物にされた被害者、心に大きな傷を負った娘たちです。「髪を自慢したり、うぬぼれたり、自分の体を見るのは大罪」「女性は純潔でなくてはならない」という社会だったから、未婚の母、レイプなど堕落した女性としか見られてなかったでしょう。 ↑でも書いたように、マグダレンにはプライバシーというものはありません、院長はじめ修道女にはさからうことばできない、自由もない、私語もできない、家族はもちろんのこと、外部の人との接触は禁止されていました。一方では堕落した神父や院長がいる、院長は私服を肥やしている、「ベルサイユのばら」外伝「トルコの海賊と修道女」そのものでした。 監獄としか思えない修道院を彼女たちは自由をもとめて逃げ出そうしたい、失敗するれば、厳しいお仕置きが待っている。でも逃げ出したい。別れた息子を思う人もいる、産んだばかりの赤ちゃんを恋しがる人もいる..彼女たちひとりひとりに感情移入していきました。 修道女になった女性もいる、神父を批判したクリスビーナのように精神病院に入れらてしまった人もいる、マーガレットように弟が迎えにきて出所した人もいる、そしてバーラデットとローズは脱走することを決意していきます。ラストの脱走のシーンは「ショーシャンクの空に」まではいかなくても感動的でした。 ここでつっこみ↓ マーガレットが修道女を追い、外部に出れたシーンで「なんだ苦労して玄関から脱走しようとしなくても、簡単に外部に出れるじゃないの」と思いましたね。あれじゃ、きっと脱走した人もいるだろうなあ。 彼女たちのその後について。ローズ、バーラデッド、マーガレットは納得。でも、拒食症で死んだクリスビーナは哀れだのう。 今の時代(日本をみるかぎり)ではほとんどの女性が収容されそうだなあ。きっと収容しきれまい(笑) |
| 満月の夜に運命の人とめぐり合う.. |
月夜の恋占い(00年、仏) ★★★ |
| 監督 ロラン・フィロード 出演 オドレイ・トトゥ イレーヌ(オドレイ・トトゥ)は通勤電車の女性から占いをしてもらった。3月11日生まれ、うお座のあなたは満月の夜、運命的な男性とめぐり合うと..満月の夜は今日。同じ電車に乗り合わせていた青年も3月11日生まれで、イレーヌと同じ。もしかすると運命の人というのは?イレーヌは運命の人と出会うことができるのか? 話はいたってシンプル。占いで出た運命の日が今日とということであり、一日の間で運命の人とめぐり合うかどうかという話です。実はというと、私は占いは信じない方なんですよ。その私が、観ているうちに自然とはまったですよね。それは占いを信じていた昔の自分を思い出したから?昔懐かしいトキメキを感じたから?あの頃の自分を引き戻してくれる、思い出してくれるそんな映画でしたね。 そう思わすのは演技、オドレイちゃんの演技もよかったかもしれません。アメリ、堕天使のパスポート、愛してる、愛してない..と演技と比べると劣りますが、オドレイちゃんが魅力的でした。可愛かったなあ.. 素敵な人とめぐり合いたい、あの頃のときめきを感じたいという方、オススメします。 |
| 世界でもっとも謎めいているチョコレート工場へようこそ! |
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チャーリーとチョコレート工場(05年、米) ★★★ |
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| 監督 ティム・バードン 出演 ジョニー・デップ、フレンデー・ハイモア 貧しい家庭に育ったチャーリー(フレンデー・ハイモア)は、誕生日にチョコレートが買ってもらえるのが唯一の楽しみだった。チャーリーたちが住んでいる近くのチョコレート工場は世界で一番有名なウォルカチョコレート工場。レシピを盗まれて以来、15年もの間、誰も入ったことがない謎の工場だったが、その工場に子供5人とその保護者が招待するというビックニュースが世界中に駆け巡る。ウォルカのチョコレートの中にある金のチケットが当たりくじ。さて、金のチケットを当てるため、世界中で争奪戦がはじまった。 4人の当選が決まる中、残りの一枚を当てたのは、なんとチャーリー。寝たきりの祖父のひとりのジョーおじいちゃんは、当選の喜びと共に突然生き返り、自分がウォルカで働いていたころの思いをはせる。 さて、いよいよ工場見学の日。4組の親子とともに、チャーリーとジョーおじいちゃんは工場の中に入っていく..。 |
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バードン監督とジョニデのコンビといえば、「シザーハンズ」「スリピーホロウ」があります。そのふたりが再びコンビを組んだ映画が「チャーリーとチョコレート工場」です。 最初のシーンからおとぎ話のような世界ですね。傾いた家、失業した父、キャベツのスープしか食べれない貧しい家庭、けなげな少年。その少年に幸運が訪れるのもおとぎ話のような世界に感じました。 そのおとぎ話のような、ファンタジーな世界ですが、これは工場に舞台が移るとますますパワーアップ。出迎えはディズニーランドの「イッツ・ア・スモール・ワールド」と思えるような人形たち。そして、奇妙な男..これが工場主ウィリー・ウォルカ、演じるのはジョニデ。白塗り、おかっぱ頭、シルクハット、奇妙な服で登場したジョニデにずっこれましたね。予告や広告でそのいでたちを見たけど、実際にスクリーンで見るとずっこけてしまった私(^^;とぼけている演技はジョニデ節炸裂ですなあ。やっぱ彼はどんな役柄にもはまりマス。 工場に中には小人たち、ウンパ・ルンパが働いて、歌っている、躍っている〜!楽しい工場、ティムわーるど炸裂!ただ楽しい世界だけではない、肥満の子供、なんでも欲しがるわがままな子供、勝つことだけに執念を燃やす子供、頭でっかちな子供と現代の問題点も描いています。ひとりひとり脱落していきますが、それは子供たちの行く末を描いているようで、皮肉っているあたりも面白かったです。 でもなぜかよかった点はここまでなんですよ。ジョニデの出演作で同じチョコレート題材の作品ならショコラの方が作品として上だし、バードン監督とコンビを組んだ作品なら「シザーハンズ」「スリピーホロウ」の方が好きですね。ここから↓ネタばらし&つっこみになりますので、まだ未見の方は開かないでくださいませ。 ある意味では家族再生物語なんでしょうね。ラストは心暖まり、悪くはなかったですが、見終わった後、すっきりしませんでした。それよりか、チョコレート題材にした話なのに、なぜか見終わった後にチョコレート食べたいと思わない映画でしたね。「ショコラ」、社会派の話でビターな味がした「チョコレート」でも食べたいと思ったのに、そう思えないのはなぜ?工場の中がチョコの川とか、とにかくチョコだらけで夢にまで出てきそうな映像が胸焼けしてしまったから?ようするに消化不良おこしてしまったかも(笑)。 あと、チャーリーが金のチケットを当てたのは拾ったお金で買ったチョコというのもなあ..クソ生意気な4人の子供よりいい気持ちもしなかったし、応援しようという気にもなれなかったね、私。最後まで残り、優勝して工場をゆずり受けるだと〜?おいおいっと思ったね。このストーリーはおとぎ話、それならば誕生日で買ってもらったチョコから当選のチケットが出ればいいものを。まあ視覚だけは楽しみませてもらったから、☆3つ。でも、また観ようとは思わない作品でした、ハイ(^^; 楽しんだ方、まことにすいません。これが正直な感想デス。 確か旧作があると聞いているので、機会があれば観ようと思ってます。原作も読んでみたいです。 |
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| ムン・ソリ嬢の女優魂ここにあり! |
オアシス(02年、韓) ★★★★☆ |
| 監督、脚本 イ・チャンドク 出演 ソル・ギョング、ムン・ソリ ひき逃げによる過失致死で2年間6ヶ月の刑期を終え出所したジョンドゥ(シル・ギョング)。事故は実は兄が起こしたものであったが、ジョンドゥが罪をかぶったのであった。しかし、出所しても誰も迎えにきてもらうこともなく、引越していることも知らされているわけでもないという家族のつまはじき者であった。ある日、ひき逃げで亡くなった被害者のアパートを訪ねてみると、そこには脳性まひの娘コンジェ(ムン・ソリ)と出会う。彼女のことが気になって仕方ないジョンドゥはコンジェがいるアパートに通うこととなる。しだいにふたりの間には愛情が芽生え始め.. ジョンドゥは兄のために罪をかぶったといはいえ、すぐきれる、前歴があるということで家族からつまはじきされている。一方、コンジェも家族からつまはじきされて、古いアパートに住まわせている始末。ふたりとも家族からつまはじきされた者同士のふたりが自然と惹かれあっていくが、世間や家族の目は冷たい。.障害者ということで見る目が違ってくる、幸せになる権利がないのか?理解してもらえない現実がここにありました。彼らにあって私達にないもの..ひたむきさ、愛することなど、大事なものを教えてくれたようでした。 普通の健常者のデートなら、おしゃべりして、ふざけあって、気兼ねなくどこでも店に入れる..でも、脳性まひの彼女にはできません。そんな彼女が自分が健康な人と同じようなデートを想像していく..そのシーンはあまりにもせつなく、彼女の表情が胸をしめつけられました。この時ばかりは思う..母よ、五体満足に産んでくれてありがとうと。あたりまえのことが本当は幸せなんだということを感じさせてくれました。 そう感じさせたのはなんといってもムン・ソリとソル・ギョングの演技がものをいいましたね。 脳性まひのコンジェを演じるのはムン・ソリ嬢。彼女浮気な家族では高校生を誘惑する主婦、大統領の理髪師では下町のおっかさんを演じ、毎回印象深い演技をします。今回も最高!シャーリズ嬢↓同様、「女優魂、ここにあり」というくらい素晴らしい演技でした。高校生を誘惑する主婦や下町のおっかさんと同一人物か?本当にムン・ソリ嬢か?とびっくりしたくらい。彼女は約一年間、脳性まひの人と一緒に生活して、感情表現、行動を学んだとか。撮影終わった後、背骨が曲がって病院通いしたとか、ムン・ソリ嬢の意気込みを感じましたね。またソル・ギョングも今までとは違った一面をもつ青年を好演してました。彼の素朴さ、ひたむきな演技はよかったです。 |
| 音楽界の裏事情を描いた傑作 |
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Be Cool(05年、米) ★★★★ |
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| 監督 F・ゲイリー・グレイ 出演 ジョン・トラボンタ、ユマ・サーマン、ビンス・ボーン、スティーブン・タイラー ギャングから映画プロデュ−サーとして成功したチリ・パーマー(ジョン・トラボンタ)に旧友のトミーから無名の新人を育ててほしいと持ちかけられる。最初は気が進まなかったが、突然の乱射でトミーを失い引き受けることになった。トミーの妻イーディ(ユマ・サーマン)と組んで、新人のリンダ(クリスティーナ・ミリアン)を育てるため、人気ロックバンドのエアロスミスのLIVE、MTVの授賞式などに向かい彼流の交渉をする。そこに立ちはだかるのは悪徳プロデューサー、ロシアン・マフィア、ギャングあがりのラツパーたち。誰もが大ヒットを狙う音楽ビジネス界、女神が微笑むのは一体誰か? |
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ギャングから映画プロデューサーとして成功した「ゲット・ショーティ」から10年、あのチリ・パーマーが帰ってきました。といつつも、話のほとんどは忘れてしまいました。復習していかず観に行ったですが、ひとこと「ゴージャス!」、ビンゴでしたね。ひと癖、ふた癖のある人々が入り乱れ、華やかなアメリカ音楽界の裏側と思える話をコミカルにテンポよく描かていて、見ごたえがありました。キャストも豪華、エアロスミスのライブを見れたのも儲け!これだけでも値段の価値ありましたなあ(^^ まず、チリ・パーマーを演じたジョン・トラボンタ。ひと癖、ふた癖ありそうな人を交渉する手腕や、立ちはだかる悪徳たちをもうまく切り抜けていく手腕もさすが!彼だからこそできる技でしょう。まさにトラボンタのはまり役ですなあ。パートナーのイーディを演じたユマ・サーマン、綺麗です。あの長い手足、あの整ったスタイルは羨ましい(涙)ふたりのダンスは「パイプ・フィクション」を彷彿させ、もう最高です。 脇キャラたちもひとりひとりがイキイキとしてましたね。特にタブを演じたアンドレ・ベンジャミン。彼のコミカルな演技は笑いがあって最高。コップを持つ指、カマっぽさがいいですね(笑)パンフレットを見たら、彼は「アンドレ3000」と呼ばれ、音楽界では御馴染みスターとか。彼は俳優としても成功するかも(^^ ラジを演じたビンス・ボーンもそのドジっぶりはgood。ラジの手下であるエリオット、スターになりたい彼はパーマーに丸め込まれ、さて、夢が叶うかどうかと見守っていたくらい。「スコーピオン・キング」とはまた違った彼の一面を観ることができました。 ここからネタばれ。 リンダが賞を取れたのはラジのおかげ?あの火の踊りはさぞかし暑かっただろうに(笑) エリオットもスターになれて、夢がかなってよかったね。みんな、うまくまとまってよかった、よかった。 音楽界にもあきた..と言うなよ、パーマー(笑) |
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| 女性連続殺人犯の真実 |
モンスター(03年、米) ★★★★☆ |
| 監督、脚本 パティ・ジェンキンス 製作、出演 シャーリズ・セロン 出演 クリスティーナ・リッチ 86年、フロリダ。アイリーン・ウォーノス(シャーリズ・セロン)はヒッチハイクをしながら、体を売って生きてきた。絶望の淵に立たされ、自殺を考えていたある日、立ち会ったバーでセルビー(クリスティーナ・リッチ)と出会う。同性愛好者(レズ)のセルビーの温かい愛を感じたアイリーンは生まれてはじめて自分のことを愛してもらえる人にめぐり合う。ふたりで暮らしていこうと考え、今日も体を売って稼いでいるアイリーン。しかし、その客はアイリーンに暴力を振るい、殺されそうなり、とっさに男を殺してしまう..アメリカ初の女性連続殺人犯「モンスター」の真実に迫る。 実在の全米初の女性連続殺人犯「モンスター」と呼ばれた女性アイリーンは2002年に死刑されています。そのアイリーンをシャーリズ・セロンが演じ、数々の賞を総なめをしました。美貌を誇るシャーリズ嬢が13キロ増量し、義歯をつけ、眉毛まで抜いて役柄になりきった彼女は「モンスター」そのもの、今までは綺麗しかとりえがないかなと思ったシャーリズ嬢の女優魂を見ることができました。 彼女は製作も担当しています。監督とアイリーン本人とコンタクト取りつづけ、死刑の前夜にOKをもらったらしいです。なぜ、彼女はモンスターとならざる得なかったか?彼女は好きで娼婦になったわけではない。幼い頃、両親による虐待を受け、本来は美しかった彼女が醜くなり、娼婦でしか生きることしかしらなかった生い立ち。生まれながらに差別され続けたアメリカ社会。絶望の中で出会った女性との幸せなひととき..やっと安らぎを求めることができたと思ったら、それもあえなく壊わされていく。連続殺人者の真実はあまりにもせつなく悲しい..彼女も被害者のひとりであったかもしれない。その心理を見事に表現し、涙なしにはいられなかったラスト。シャーリズ嬢がここまで演技ができるとは驚きました。それは彼女が幼い頃の過去かそうさせたかもしれない。家庭内暴力によって父に殺されそうになった時、母が父を射殺(正当防衛)したという過去がアイリーンと重ね合わせたようにも思えました。オスカー受賞は納得です。 |