06/05/07 ファインダー

写真を撮るときに重要になるのはファインダーである。
写真用フルオートカメラが全盛の時代でも欠かせない物であろう。
機械では構図を決められないからだ。

かつての写真用カメラではこのファインダーが今よりもっと重要で、ピントもここで合わせるために、ファインダーマットのピントの見え具合が最大の問題であった。
さまざまな改良を施されて現在に至るわけではあるが、それぞれ特色がある。

いろいろな種類があるが、経験上よく使う35mm版とブローニー版でみてみよう。
スタイルはレンジ、ウェストレベル、アイレベルとある。
レンジファインダーは代表的なものではライカのMシリーズや初期型でよく使われているタイプ。それからコンパクトカメラではこのタイプが主流だ。撮影像は直接見えないため、近寄って撮ると写る範囲に誤差を生じる。
ライカなどのクラシックタイプでは、距離計を連動させて二重像の重なり具合でピントを合わせる。重なったらピントはOK!
ライカの中でもシリーズによって見え具合にばらつきがあり、M3またはM7が見易いと言われる。

アイレベルファインダーは、ほとんどの写真用一眼レフカメラタイプで採用されているスタイルで、撮影像をそのまま見れる事が特徴だ。
ピントはファインダーマットで合わせる。
さまざまなマットタイプがあるが、マニュル機ではこれが重要になり、ピント精度も高いものがほとんど。
オートフォーカスが主流になってから、どうにもマット面でのピント精度が落ちてきているようだ。

ウェストレベルは主にブローニー版カメラで使われているタイプで、上から覗き込むスタイルである。ちなみに左右が逆に投影されるものが多く、なれないと戸惑う事になる。ひどいとアシスタント君に立ち位置を逆に指示していたりして…。

4×5(しのご)カメラになるとピントグラスと呼ばれ、投影像は上下左右が全部逆となる。ここでピント以外にも撮影像の位置や範囲、歪みを調節する。撮影時はシャッターを閉じてホルダーを入れて引き蓋を引く。そしてシャッタースピードと絞りを設定しシャッターチャージを行って撮影準備が完了する。


  0(ゼロ)からのフォトテクニックマニュアル  by  RAY paint SSS - 写真の空気感表現