写真機材の中であまりアマチュアの方には馴染みがないと思われるものに、単体の入射光式露出計がある。プロの現場では必須のアイテムだが、これは露出の測り方がシビアなものであり、おまけに経験がある程度必要となるものでもある。
基本的に光の強さ自体を測るものであるので、被写体のそばで使う必要があり、その時にカメラに向けて測らないと意味がない。しかし特殊な測り方では、2方向または3方向の光自体の強さを測定し、それを撮影者が合算していく方法もある。またそのためのアタッチメントが標準で用意されていたりもする。おもにどちらかと言えばスタジオや、ロケーションでの多灯ライティング時に使用することが多い。
結果的には撮影者が感覚で予測する光量を確認する意味合いで使われる。
そして単体の写真用露出計である以上、カメラやフィルム側の補正値、例えば実効感度や使用するレンズの焦点距離による誤差やレンズの繰り出し補正量、さらには使用するフォーマットによる露出の補正量全てを勘案していなければならない。その差は測定値より優に一段以上も変化するのだ。
また、計測する際に場合によっては影の影響を考慮に入れるため、手をかざして影をわざと作って測ることもある。周りが白一色であればその反射光での誤差も計算にいれなければならないだろう。
さて、この写真用露出計、メーカーによって少々セッティングが違うのをご存知だろうか?
露出計の二大メーカー、セコニックとミノルタで基準値が微妙に違う。
聞いた話では、ミノルタのメーターは0.3段前後数値が上乗せされているんだそうな…。
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