06/03/11 写真以外のもの

まだまだ私がド下手な素人カメラマンだった頃、よく周りの写真の先輩達にこう言われた。

「写真以外の事を勉強するものも大事だよ。」

さて、写真にとって参考になる他のジャンルとは一体なんだろうか?
人によって、また目的によって、撮るものによっても変わってくるだろう。
しかし、これだけは言える。写真が何から枝分かれしたのか? その枝分かれした幹の方は知らなくていいのだろうか?

さて、写真は写真だけで独立したカタチで発生した訳ではない。
写真だけしか知らないとよくそう言う勘違いをするものだが、ルーツは他のジャンルにある。
カメラ、と言うより写真機の発祥が問題だ。
ある手間を省くために登場したツールが起源で、その状態のまま、フィルムや印画紙などの感光材料が開発されるまで、100年以上放置されていた。
ちなみに、カメラという言葉は、暗い部屋の略語である。なるほど確かにフィルムを入れる部分は完全に真っ暗だ。

最近流行りのピンホールカメラ、あれはちょうど写真が枝分かれした時代の頃に戻るような事になる。写真のルーツではある。ただ、そこから昔は枝分かれする前にあたるのでジャンルが写真ではなくなる。
さて、ピンホールカメラでは印画紙やフィルムを投影した部分に置くが、かつてはそこに紙が貼ってあった。ただの紙である。
ではどうするのか?
人間が一生懸命!?鉛筆や筆で描いていたのだった…。


  0(ゼロ)からのフォトテクニックマニュアル  by  RAY paint SSS - 写真の空気感表現