06/03/13 ストリートスナップ写真の効果

通っていた写真専門学校では、最初の一年間、ストリートスナップ写真を強制された。
ファインダーをのぞかずに、小細工する暇なく次々と街中ですれ違いざまに声もかけずにシャッターを切っていく。
実際やってみると分かるのだが、これはとっても度胸のいる写真の撮り方だ。
当然望遠系やズームレンズは使用禁止で、カメラもマニュアル機またはオート機能は一切禁止となった。
最初は50mmで撮っているが、そのうち35mm、28mm、24mmと広角で寄って写真を撮る事になる。
20mm以下の広角レンズで撮れるようになれば大したものだろう。

やってみてずいぶんと勉強になったことがある。
まず露出は勘で分かるようになった。
それからレンズの画角をファインダーを覗かなくとも自然と覚えるし、何より目測でピントを合わせられようになった。
そして思った瞬間にシャッターを切れるようになり、同時に写真に切り撮る枠が10個ぐらいはすぐに目の前に見えるようになった。
おかげで今仕事や作品撮りにとても役立っている。と言うより、撮影テクニックの根幹としての役割はとても大きなモノがある。

ただし何かとトラブルも多かったようで、私はタチの悪いのには当たった事は無いが、中には弁護士やヤのつく人を撮ってしまいその場でフィルムを抜くだけでは済まなかったりしたようだ…。

ストリートスナップ写真をやってみようと思う方、撮影時のトラブルにはくれぐれもお気をつけ頂きたい。
なお、当方はこのコラムに関する事によるトラブルには一切責任は持たないのでご覧頂く方々の自己責任で願いたい。


  0(ゼロ)からのフォトテクニックマニュアル  by  RAY paint SSS - 写真の空気感表現