06/10/03 現像所

すっかり過去のものになろうとしているアナログ写真向けの現像所の話しをひとつ…。

アナログ写真向けの現像所は一言では括れないほどいろいろなものがある。
たとえば巷の写真用フィルム向けDPEショップもそうであるし、クリーニング店やスーパーで受け付けているアナログ写真プリントを一括で引きうけて処理をする会社もある(かつてこのスタイルの現像所でアルバイトしていたことがある)。
それからプロ御用達のプロラボもある。リバーサル現像や会社によってはプリントも得意な所もあり、また特殊な注文をよくリクエストするプロカメラマンのシビアな要求にこたえるだけの技術力を持っているのがウリだ。

写真用フィルムだけに絞って言えば、一般向けアナログ写真現像所は、お店のほうでかなり勝手に、写真プリントの焼き具合の補正を行う。これは写真の撮影時のコントロールが出来ない方々向けのサービスとなるので当然である。
逆にいえば、上手になろうと露出や仕上がり具合にシビアになろうとする人にはとても向かない状況ではある。
それでは、プロラボとなるとどうだろうか?
ここしばらくの傾向としてはハイアマチュアの方々もよく利用するとの話しを聞いているが、それなりのセオリーと言うものがある。
メインの客は今だ百戦錬磨のプロカメラマンなので、なにかとぴりぴりしているのが実情だ。
だから素人丸出しで窓口に赴くととんでもない目に合わされると思ったほうがいいだろう。写真のイロハはしっかりと判ってから赴いたほうがいい。
それから、あいまいな注文は向こうをイライラさせることになる。ほとんどの客は、細かくビシっとシビアな注文をしているので、それなりに自分でどのような仕上がりを望むためにこのような作業を御願いしたいという、明確な注文をする必要があるだろう。
仕上がりに関しては、向こうのミスで無い限りは自己責任の覚悟が必要でもある。

蛇足ではあるが、プロラボでも会社によって対応は違う。黄色い看板のプロラボは客を見て態度を変えるところがあり基本的に横柄だ。
私も腑抜けた状態で行ったらアマチュア扱いされて現像に1日かかるといわれた瞬間に目が覚めて何故2時間で仕上がらないのか!!と猛烈に切り返した事がある。

神田にある某現像所はアマチュアに対しても横柄なようだ。こちらがプロの身分を隠していろいろたずねたのだが、態度はかなり悪い。
重箱の隅を突っつくように問いたださないと、答えないところがあると感じた…。

新宿外苑にある現像所は昔からお世話になってるが、いろいろと無理を聞いてくれる所である。ただ、こちらもそれなりの知識とノウハウを持っていなければ単なる横車になりかねない。
先日行った時も、リバーサルからのモノクロプリントでもっとトーンが出せないかと、キツイ口調でまくりをかけていたプロカメラマン氏がいたのだが、スタッフは1歩も引かずに切り返していたのを目撃している。私も無茶苦茶なオーダーだなと感じた次第だったが。

皆様も御注意を…。


  0(ゼロ)からのフォトテクニックマニュアル  by  RAY paint SSS - 写真の空気感表現