06/03/09 手ブレとシャッタースピード

何かと多い写真の失敗の中に手ブレがある。
像全体がぶれたためにぼやけた写真になってしまう。
ひどくなると何を撮ったか分からない事も…。

原因としてはシャッタースピードが遅すぎる場合と、カメラのホールディングが悪い場合。それからシャッターボタンの押し方も絡んでくる。

コンパクトカメラの場合、カメラが軽くて小さいために起こる事が多いようだ。ぶれない持ち方がしにくくて苦労する。またシャッターボタンをどうしても上から押しこむ事になりやすくて、ブレを助長する事もあるようだ。
一眼レフの場合は撮影するレンズによっても変わってくる。望遠レンズの手持ちでスローシャッターはかなりの困難を伴う。

ブラさないで写真を撮るコツはいくつあるが、カメラのホールディングと、シャッターボタンの押し方がキモだ。
シャッターボタンは、下に押しこむのではなく、手前に斜めに引き絞るように指の腹で押しこむと、ブレが減らせる。
カメラの持ち方は左手でレンズとボディーを持つときに、手のひらをカメラの底面にピタリと付けないで、少し浮かせるようにすると以外と安定する。そのとき両脇は軽く締めるのも肝心だ。

シャッタースピードは焦点距離と同じ数値までがブレない限界である。それより遅いスピードではブレを食いやすい。
同じ1/250のシャッタースピードでも、レンズが50mmだと普通は大丈夫だが、300mmの望遠レンズでは、どんなに注意してもブレを食いやすくなってくる。

職業で撮っている方は、重くで丈夫な三脚を利用したり、場所やアングル等の制限でそれが不可能な時のために、手持ちでのスローシャッターを練習していたりする。私も大きく写真を伸ばさなければ、1/15でも大体は大丈夫なように訓練した事があった。条件が良ければ1/4ぐらいまでは何とかなる。

ちなみに業界内でよく言われていたのは、35mm一眼レフでは、1/8のシャッタースピードは鬼門だと言う。人間のブレの周期と合致するからだそうだ…。


  0(ゼロ)からのフォトテクニックマニュアル  by  RAY paint SSS - 写真の空気感表現