09/04/17 ぶれないカメラの構え方 その2

写真撮影時にカメラがぶれるその要因には様々なものがあるが、手持ちで撮影する以上、人間自身がとってもぶれ易いモノであることを頭にいれておく必要がある。

つまりセオリーどおりの持ち方で撮影してもぶれる人はぶれるし、セオリーとは違った持ち方をしていてもぶれない人はぶれない…。

まず、人間自身が、動いているものであるのだから、じっとしていても心臓は1分間に60回前後で鼓動し、一分間に15〜20回前後呼吸はしているから胸や腹がそれだけ膨らんだり萎んだりしている。なので、体の動きを極力止めるには心臓を止めることはともかく、撮る瞬間に息を止めることは可能なはずだ。正確には息を飲む感じに近い。

集中して被写体を追っているとき、いつシャッターを切っても良いように息を止めている時間は長くなる。あまりに待機していると息が苦しくなってくる。そして撮り終えたときにも、大きく息を吐いているときがある事に最近気がついた。手持ちの限界を超えたスローシャッターで露光間ズームでの作品を撮りだした頃からは特に多い。

ぶれない撮り方のレクチャーは数多けれど、撮る瞬間に大事なシャッターボタンの押し方について触れているモノは驚くほど少ない。いくらセオリーを守って、撮影の瞬間に望んでも、その最後の最後でぶれるような動作を行えば全ては台無しだ。

特殊なカメラで無い限りは、右手人差し指でシャッターボタンを押すものがほとんどだが、そのシャッターボタンを押す瞬間がとくに大事だ。シャッターボタンを上から押し込んではいけない。押し込むストロークは極力短く、しかも振動の発生源となってはいけない。

つまり、シャッターボタンの押し方を変えなければならない。押し込むのではなければどうするのか?それは次回に…。

つづく。


0(ゼロ)からのフォトテクニックマニュアル  by  RAY paint SSS - 写真の空気感表現