アメリカ・イギリス文学その他の国々の文学及びSF・ノンフィクション等−ぱらぶら屋書店目録
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| 程度A: | 若干のヨゴレやキズがあるがそんなに気にならない程度で、新品に近い本及びほとんど新品本 |
| 程度B: | ヤケ・シミ、ヨゴレ等が多少あるぐらいで、古本という感じを与える程度の本 |
| 程度C: | ヤケ・シミ、ヨゴレ等がそれなりにあり、古本らしい古本 |
注)一部抜粋。詳細は上記●目録の見方へ
・本の部位について
天:本の上部
地:本の下部
背:棚に置いた時に見える、タイトルが書いてある部分
小口:背の反対側のページ部分
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| F593 | F400 | F626 | F237 | F091 | F520 |
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| F534 | F235 | F598 | F386 | F589 | F159 |
| 番号 | 書名 | 著者・訳者・ |
出版社 | 発行版 | 売価 (税込) |
状態 | 定価 |
| F479 | シスター・キャリー(上) | ドライザー/村山淳彦訳 | 岩波文庫 | 1997 初版 |
\1,000 | 程度A- | \760 |
| シスター・キャリー(下) | ドライザー/村山淳彦訳 | 岩波文庫 | 1997 初版 |
(2冊揃い) | 程度A-(1頁頁角折れ痕) | \760 | |
| ●アメリカ中西部の田舎からシカゴへやってきたキャリーは、華やかな都会生活の魅力にとりつかれたあげく、妻子ある酒場の支配人とニューヨークへ駈落ちする。そこで、キャリーは女優として売出し成功するが、男は没落し、労働争議に巻き込まれていく。都会小説の先駆となったドライザーの代表作。 | |||||||
| F256 | 夜はやさし(上) | スコット・フィッジェラルド/谷口陸男訳 | 角川文庫 | 1989 3版 |
\1,200 | 程度B+ | \530 |
| 夜はやさし(下) | スコット・フィッジェラルド/谷口陸男訳 | 角川文庫 | 1989 3版 |
(2冊揃い) | 程度B+ | \510 | |
| ●ローリング・トゥエンティ(黄金の20年代)を代表するフィッツジェルド最後で最大の長編小説。妻ゼルダの発狂をモチーフにした自伝的色彩の強い「失われた世代」の香気ある決算報告書でもある。 | |||||||
| F217 | ラスト・タイクーン | スコット・フィッジェラルド/大貫三郎訳 | 角川文庫 | 1989 2版 |
\600 | 程度B+ | \515 |
| ●「失われた世代」を代表するフィッツジェラルド。本書を執筆中、突然の心臓発作におそわれ急逝した。ハリウッドを舞台に繰り広げられる栄光と破局と死。未完の最高傑作とも評される。著者自身の創作ノートも付する。 | |||||||
| F054 | フィッツジェラルド作品集1 ジャズ・エイズの物語 | フィッツジェラルド/渥美昭夫・井上謙治編 | 荒地出版社 | 1989 9版 |
\800 | 程度A- | \1,650 |
| ●フィッジェラルドがデビューしたのは華麗な“ローリング・トウェンティ”の夜明け、1920年。22年刊行の自選短編集「ジャズ・エイジの物語」に収められた「リッツ・ホテルのような大きなダイヤモンド」「メイ・デー」他、20年代前半の作品、計7編を収録。 | |||||||
| F055 | フィッツジェラルド作品集2 すべて悲しき若者たち | フィッツジェラルド/渥美昭夫・井上謙治編 | 荒地出版社 | 1988 8版 |
\800 | 程度A- | \1,600 |
| ●人気作家としての地歩を固めていく一方、無垢な楽園への憧憬は癒しがたい内奥の悲哀と幻滅によって裏切られていく。そして華美な浪費生活と飲酒癖が作家の身辺に暗い翳理りをもたらし始める。そんな20年代後半の作品群、「裕福な青年」「子供会」他、計9編を収録。 | |||||||
| F293 | フィッツジェラルド作品集3 崩壊 | フィッツジェラルド/渥美昭夫・井上謙治編 | 荒地出版社 | 1988 8版 |
\800 | 程度A- | \1,600 |
| ●1929年の大恐慌でアメリカ経済の繁栄は破局を迎え、30年には妻ゼルダが精神分裂で入院。作家フィッツジェラルドは崩壊の危機に瀕する。彼は再起を期して単身ハリウッドに旅立つ。収録作品は「バビロン再訪」「異国の旅」「狂った日曜日」「罪を重ねて」「ある作家の午後」「遠すぎた出口」「アル中患者」「金づるフィネガン」「失われた十年」「崩壊」「ジャズ・エイジのこだま」他、30年代の作品計17編を収録。 | |||||||
| F232 | フィッツジェラルド短篇集 | スコット・フィッジェラルド/佐伯泰樹編訳 | 岩波文庫 | 1996 6版 |
\400 | 程度A | \720 |
| ●「リッツ・ホテルほどもある超特大のダイヤモンド」、「メイ・デイ」、「冬の夢」、「金持ち階級の青年」、「バビロン再訪」、「狂った日曜日」の計6篇収録。 | |||||||
| F294 | バビロン再訪(フィッツジェラルド短篇集) | スコット・フィッジェラルド/沼澤こうじ訳 | 集英社文庫 | 1991 2版 |
\500 | 程度A | \420 |
| ●第1次大戦後の好況と精神的解放感から花開いた喧騒の20年代、ジャズ・エイジの寵児として時代を駆け抜けた著者の代表的作品集「メイ・デー」、「富豪青年」、「バビロン再訪」の3篇を収録。 | |||||||
| F220 | フィッツジェラルド(愛と彷徨の青春) | 森川展男 | 丸善ブックス | 1995 初版 |
\900 | 程度A- | \1,700 |
| ●狂乱の20年代の旗手、ジャズ・エイジの桂冠詩人とも称せられたスコット・フィッルジェラルド。世間の虚像と作家的内面性の軋轢であたら浪費された才能、妻の精神異常の顕在化、文学の第一線からの急速な失墜と痛ましい最期…彼の波瀾に富んだ生涯と作品について、ドラマティックに描いた書。 | |||||||
| F630 | スコット・フィッツジェラルド―楽園を追われた二人(LIFE STORY) | 星野裕子 | メディアファクトリー | 1992 初版 |
\600 | 程度A-、プラスティックカバー | \1,300 |
| ●かつて一世を風靡した恋愛小説があった。それは実在の夫婦を題材にしていた23歳の天才作家と絶世の美女…。しかし、若き二人は破滅の道を選ぶことになる。酒に溺れた天才作家は精神病院に収容された妻へ手紙を書き続けた。 | |||||||
| F308 | アリバイ・アイク | リング・ラードーナー/加島祥造訳 | 新潮文庫 | 1978 2版 |
\500 | 程度B | \260 |
| ●弁解屋の大リーグ選手、お喋りな看護婦、人の好い警官、無神経で残忍なチャンピン、成り上がりの映画監督、ほら吹き等…。<素敵にナンセンスな時代>の典型的なアメリカ市民の人間味と滑稽味を、爽やかな諷刺とブラックユーモアに捉えたラードナーの短篇を収録。 | |||||||
| F306 | 北回帰線 | ヘンリー・ミラー/大久保康雄訳 | 新潮文庫 | 1997 38版 |
\400 | 程度A(表紙カバーに少ヤブレ痕・修復済) | \629 |
| ●その激越な性描写ゆえに長く発禁を免れなかった本書は、衰弱し活力を失った現代人に最後の戦慄を与え、輝かしい生命を吹き込む。放浪のパリ時代の体験を奔放に綴った記念すべき処女作。 | |||||||
| F581 | 南回帰線 | ヘンリー・ミラー/河野一郎訳 | 講談社文庫 | 1972 初版 |
\800 | 程度A- | \240 |
| ●電信会社の雇用主任の仕事を続ける、作家志望の青年《ぼく》。その単調かつ多忙な毎日の生活に、瑞々しい青春の匂いが横溢する少年時代の思い出をからませ、作家として立つ過程を描く。奔放なイメージを躍動する文体で描破。新しい小説世界を構築したミラーの最高傑作。 | |||||||
| F582 | 南回帰線 | ヘンリー・ミラー/大久保康雄訳 | 新潮文庫 | 1981 18版 |
\800 | 程度A-〜B+ | \400 |
| ●「進歩」も「文明」も「改革」も、すべてごまかしであり、虚妄に過ぎない。現代人は生きながら死んでいる。精神的な自殺を遂げている。必要なことは、混沌の中に身を投じて、そこから真の自己を発見し、それをさらに自己実現へと転化させることだ。20世紀最大のタブーの破壊者ミラーが、自らの奔放なニューヨーク時代を再現しながら、その《性交の国》から発する現代人のための福音書。 | |||||||
| F305 | ハドック夫妻のパリ見物 | ドナルド・O・スチュアート/ | ハヤカワ文庫 | 1986 初版 |
\700 | 程度B+ | \300 |
| ●時は古き良き1920年代。アメリカ片田舎に住むお人好しのハドック氏はしっかり者の妻とおしゃまな娘とパリ観光。フランス語はちんぷんかんぷん。見よう見まねで大奮闘、しかし失敗ばかり。おかしな案内役や自称名探偵、美女が入り乱れ、花の都で抱腹絶倒の大騒動が展開する。 | |||||||
| F165 | 危険な夏 | ヘミングウェイ/永井淳訳 | 角川文庫リバイバルコレクション | 1990 3版 |
\500 | 程度B+ | \515 |
| ●1959年の夏。ヘミングウェイはスペインへ渡った。真夏の午後、強烈な陽射しのもとで繰り広げられる闘牛。悪魔的な誇りに駆られて危険な業を競い合うふたりの闘牛士を描き、「生のさなかの死」を浮き彫りにしたッルポルタージュ。 | |||||||
| F463 | パパがニューヨークにやってきた | リリアン・ロス/青山南訳 | マガジンハウス | 1992 初版 |
\700 | 程度A-(微経年ヤケ)(背少色落ち)、帯 | \1,200 |
| ●ひたすら観察してレポートせよ。<ニューヨーカー>に発売されるや、賛否両論の嵐をまきおこしたレポーティングの歴史的傑作。ヘミングウェイもうなったヘミングウェイの愉快な肖像。 | |||||||
| F324 | マーク・トウェイン動物園 | マーク・トウェイン/須山静夫訳、ジャンークロード・スワレス絵 | 晶文社 | 1987 7版 |
\800 | 程度A- | \1,700 |
| ●トムやハックだけがマーク・トウェインの世界の主人公ではない。自由に生き生きと彼の王国を動き回ったものたちがいる。アリ、ハチ、ロバ、ラクダ、ゾウ、ゴリラ、カエル…ちょっとヘンな生き方。作者自身が動物になったかのように動物を描いたユーモラスな選集。 | |||||||
| F626 画像 |
夜の森 | D・バーンズ/野島秀勝訳 | 国書刊行会 | 1989 新装 初版 |
\1,000 | 程度A-〜B+ | \2,060 |
| ●両大戦間のベルリン、ウィーン、パリ、ニューヨーク―。時間の廃墟を夢遊病者のように彷徨する〈無宿の天使〉ロビン・ヴィート。流浪するロビンを狂おしく恋するレスポスの愛に呪われたノラとジェニー。彼女らの夜んも告白の懺悔聴聞僧をつとめるソドムの医者マショー。ロビンの血を分けた息子で成長の止まった白痴のグイードー。〈昼〉の秩序論理を棄て〈夜の森〉を彷徨い続ける魔に憑かれた人々の孤独と失墜と破滅を、アール・デコの文体を思わせる華麗で装飾的な文体で描き、エリオットやダレルの絶賛を浴びた幻の傑作。 | |||||||
| F593 画像 |
遠い木魂(ポール・ボウルズ作品集T) | ポール・ボウルズ/四方田晴彦、越川芳明訳 | 白水社 | 1995 2版 |
\1,200 | 程度A-、帯(月報付) | \2,000 |
| ●官能的な雰囲気のなかで親子関係の壮絶な断絶を描く表題作、謎の婚約者のアパートで一夜を過ごすことになった女性の恐怖を描く「なんど真夜中に…」、ボウルズが完璧なまでの人間嫌いを発揮して描きつづける悲惨な夫婦の最初の例となる「コラソン寄港」など、いずれも幻想的な詩情とひそやかな暴力が織りなす世界。恐怖のなかに笑劇を宿した、軽妙にしてグロテスクな短篇の数々。 | |||||||
| F271 | シェルタリング・スカイ | ポール・ボウルズ/大久保康雄訳 | 新潮文庫 | 1991 初版 |
\700 | 本体程度B+、カバー程度B | \600 |
| ●一緒に暮らすことに限界を感じ、また人生の生甲斐をも見出せないポートとキットは、故国アメリカを捨て、本来の自分の姿を取り戻そうという希望を抱いて、北アフリカへ旅立つ。夫婦と同行者タナーを待ち受ける時のない世界、サハラ砂漠は、彼等をそれぞれの苛酷な運命へと導いてゆく。圧倒的な自然の前に、脆くも崩壊する現代文明への鋭い批判に満ちた、戦後アメリカ文学の代表作。 | |||||||
| F540 | 出会いの前夜 | J・ボールドウィン/武藤脩二・北山克彦訳 | 太陽社 | 1981 6版 |
\800 | 程度A-、ビニールカバー | \1,600 |
| ●「出会いの前夜」「おとな子供」「ロックバイル」「遠出」「宿命」「サニーのブルース」「帰郷」「荒野より遁れて」を収録。 | |||||||
| F206 | 裸のランチ[完全版] | ウィリアム・バロウズ/鮎川信夫訳 | 河出書房新社 | 1992 5版 |
\1,300 | 程度A- | \2,900 |
| ●麻薬中毒と妖しい性倒錯の世界をバロウズ特有のシュール・レアリスティックな手法で描き、現代文明の醜悪さを白日のもとに暴くビート文学の代表作。なお[完全版]は「序文」「補遺」「原著加筆訂正部分」の追加。 | |||||||
| F389 | ジャンキー | ウィリアム・バロウズ/鮎川信夫訳 | 思潮社 | 1998 7版 |
\800 | 程度A-、帯 | \1,942 |
| ●ジャンキー、つまり、回復不能の麻薬常習者とは、バロウズ自身の15年にもわたる自伝的告白に他ならない。「なぜ麻薬常習者になるのか?」―麻薬は快楽の刺激剤でない、麻薬は生き方なのだ―。 | |||||||
| F285 | ジャンキー | ウィリアム・バロウズ/鮎川信夫訳 | 河出文庫 | 2003 初版 |
\500 | 程度A | \819 |
| ●ジャンキー、つまり、回復不能の麻薬常習者とは、バロウズ自身の15年にもわたる自伝的告白に他ならない。「なぜ麻薬常習者になるのか?」―麻薬は快楽の刺激剤でない、麻薬は生き方なのだ―。ギンズバーグの序文といくつかの削除部分を加えた完全版。 | |||||||
| F636 | ソフトマシーン | ウィリアム・バロウズ/山形浩生・柳生毅一郎訳 | 河出文庫 | 2004 初版 |
\400 | 本体程度A-、カバー程度A-〜B* | \788 |
| ●『裸のランチ』によって驚異的な反響を巻き起こしたバロウズは、カットアップ三部作ともいうべき『ソフトマシーン』『ノヴァ急報』『爆発した切符』を書いた。カットアップやフォールドインとは、自分の文章や他人の文章を切り刻んで並べかえたり折り込んで並べたりして、新しい文章を半ば自動的に生み出す手法。本書はその実験性を発揮して、独自の世界観を繰り広げる。 | |||||||
| F400 画像 |
おかま(クィーア) | ウィリアム・バロウズ/山形浩生・柳下毅一郎訳 | ペヨトル工房 | 1988 初版 |
\1,300 | 程度A-(背少ヤケ・裏表紙見返し値札剥がし痕少)、帯 | \1,800 |
| ●時代を駆け抜ける過激なまでの言語実験家バロウズの告白的著作「おかま」。バロウズ・ワールドの原点のひとついえる貴重な作品。 | |||||||
| F594 | トルネイド・アレイ | ウィリアム・S・バロウズ/清水アリカ訳 | 思潮社 | 1992 初版 |
\600 | 程度A- | \1,200 |
| ●略奪国家アメリカへの反逆精神、銃撃戦、突然変異体との闘いなど、バロウズ世界のエッセンスに満ち満ちた短篇集。’89年作品。 | |||||||
| F518 | 内なるネコ | ウィリアム・バロウズ/山形浩生訳 | 河出書房新社 | 1994 初版 |
\800 | 程度A-、帯(少イタミ) | \1,500 |
| ●誤って射殺した妻、早世した息子、タンジールのジェーン・ボウルズ、同性の愛人たち、死別した何人もの人々がネコの姿と重ねあわされていく…バロウズの自伝的小説。 | |||||||
| F182 | 麻薬書簡[新装版] | バロウズ、ギンズバーグ/飯田隆昭・諏訪優訳 | 思潮社 | 1994 2版 |
\700 | 程度A- | \1,800 |
| ●1953年から63年にバロウズとギンズバーグとの間で交わされた往復書簡。麻薬によって惹起された身体と精神の痙攣と恍惚の貴重な探索記録。(微ワレかかっているように見える箇所1ヵ所、普通に読む分には問題ありません) | |||||||
| F611 | ウィリアム・バロウズと夕食を(バンカーからの報告) | ヴィクター・ボグリス編/梅沢葉子・山形浩生訳 | 思潮社 | 1997 新装 初版 |
\1000 | 程度B+ | \2,030 |
| ●作家を作家たらしめるのは、その人間性に拠るところが大きい。アンディ・ウォーホールやスーザン・ソンタグなど、多彩な人物たちとの会話を通して映しだされた、人間バロウズへの入門書。90年刊の新装版。〈ソフトカバー〉 | |||||||
| F465 | 孤独な旅人 | ジャック・ケルアック/中上哲夫訳 | 河出文庫 | 2004 初版 |
\500 | 程度A- | \903 |
| ●「路上」の3年後に発表された8篇の散文による作品集。サンフランシスコの鉄道員、メキシコ・シティ、貨物船での航海、ニューヨークのナイトライフ、モロッコ、南仏、パリ、ロンドンに至る体験を、詩的で瞑想的な文体で生き生きと描く。 | |||||||
| F274 | 荒涼天使たち(第1巻) | ジャック・ケルアック/中上哲夫訳 | 思潮社 | 1994 初版 |
\1,200 | 程度A(背ヤケ)、帯 | \2,600 |
| ●ビートニクのヒーロー、ケルアックの言葉の魔術と黄金の永遠と無為を求める詩的高揚感。ケルアックの最高の要素が結実した傑作。カナダ国境や山上での孤独な瞑想の日々。そしてサンフランシスコでの乱痴気騒ぎ。ケルアックが無作為の文体で描く…。宇宙的ヴィジョンと’50年ビート・ジェネレーションの至福の世界。 | |||||||
| F273 | ビート・ジェネレーション[精選復刻 紀伊國屋新書] | 諏訪優 | 紀伊國屋 | 1994 初版 |
\900 | 程度A、帯 | \1,800 |
| ●目次より、「まえがき」「ビートの発生と初期の様相」「原始生活を求めて」「ビート・ジェネレーション・ジャズ・マガジンの世界」「地下の文学界リトル・マガジンの世界」「ビート最大の詩人アレン・ギンズバーグ」「暫定的決算」「あとがきに代えて・僕自身の回想」。 | |||||||
| F062 | モンキー・ハウスへようこそ | カート・ヴォネガット・ジュニア/浅倉久志訳 | 早川書房 | 1986 5版 |
\800 | 程度A- | \1,700 |
| ●1950年発表の処女作から1968年発表の表題作にいたる25篇がおさめられた短篇集。恋愛小説から人情話、SF、さらにエッセイ風の書評まで、ヴォネガットのあらゆる側面が、長編とはまたちがった親しみやすさで満喫できる1冊。 | |||||||
| F014 | チャンピオンたちの朝食 | カート・ヴォネガット・ジュニア/浅倉久志訳 | 早川書房 | 1984 2版 |
\800 | 程度A-、帯 | \1,600 |
| ●不遇の生活を送るSF作家キルゴア・トラウトのもとに、ある日アート・フェスティバルの招待状が届いた。開催地はミッドランド・シティ。その地でトラウトは人生の一大転機を迎えることに……。不思議な魅力をもたらす涙と笑いの長編小説。 | |||||||
| F252 | ジェイルバード | カート・ヴォネガット/浅倉久志訳 | 早川書房 | 1984 3版 |
\800 | 程度A-、帯(イタミ) | \1,200 |
| ●ウォーターゲイトの囚人スターバックの哀しくも可笑しい波瀾万丈の人生。人々への愛と怒りをこめた、鬼才の傑作長編。 | |||||||
| F387 | デッドアイ・ディック | カート・ヴォネガット/浅倉久志訳 | 早川書房 | 1984 初版 |
\800 | 程度B+、天微ヨゴレ | \1,400 |
| ●祖国の中性子爆弾によって、やがては滅びる運命にあるオハイオ州ミッドランド・シティ。そこに住む「デッドアイ・ディック」と名づけられた男、そして変人・普通人たちがコミカルに織りなす時の流れのタペストリーを、著者ならではのユーモアと哀愁をこめて描く。 | |||||||
| F155 | ガラパゴスの箱舟 | カート・ヴォネガット/浅倉久志訳 | 早川書房 | 1986 再版 |
\800 | 程度A- | \1,600 |
| ●1986年、経済恐慌と戦争と疫病で人類は滅亡の危機に瀕していた。折りしもエクアドル崩壊の直前、ガラパゴス諸島遊覧の客船バイア・デ・ダーウィン号が何人かの男女を乗せて海へ漂い出た。進化論で知られる諸島に漂着したわずかな生存者が、百万年を経て遂げた新たな進化とは?鬼才が描く旧人類への挽歌。 | |||||||
| F356 | ホーカス・ポーカス | カート・ヴォネガット/浅倉久志訳 | 早川書房 | 1992 初版 |
\800 | 程度A- | \1,700 |
| ●2001年、アメリカの企業がほとんど外国に買収された。ニューヨーク州シビオの町では刑務所まで日本人に運営されている。学習に障害にある金持子弟対象の大学を首になったハートキは、囚人たちの教師として雇われることになった。ところが大脱獄事件が起こり、前勤務先の大学が囚人たちに占拠で元同僚が人質にとられてしまった…。 | |||||||
| F212 | タイムエイク | カート・ヴォネガット/浅倉久志訳 | 早川書房 | 1998 初版 |
\900 | 程度A、帯 | \1,995 |
| ●時空連続体に突然発生した異常、つまり「タイムエイク(時震)」せいであらゆる人間とあらゆるものは一瞬にして2001年2月13日から1991年2月17日に逆戻りしてしまった…。 | |||||||
| F609 | 追憶のハルマゲドン | カート・ヴォネガット/浅倉久志訳 | 早川書房 | 2008 再版 |
\1,200 | 程度A、帯 | \2,100 |
| ●悪魔退治を科学的に行なおうとする天才科学者ターベル博士の奮闘をユーモラスに描く表題作はじめ、第二次大戦中に体験したドレスデン大空襲を語るエッセイ、死の直前に書き上げたスピーチ原稿、手紙、短篇などの未発表作を著者自筆イラストとともに収録する、最後の作品集。 | |||||||
| F610 | 国のない男 | カート・ヴォネガット/金原瑞人訳 | NHK出版 | 2007 6版 |
\800 | 程度A | \1,680 |
| ●ヴォネガットの晩年のエッセイを集め、最後の著作集となった作品。 | |||||||
| F224 | 母なる夜 | カート・ヴォネガット/池澤夏樹訳 | 白水Uブックス(新書扱い) | 1997 10版 |
\500 | 程度A- | \950 |
| ●第2次世界大戦でナチス・ドイツの対米宣伝を行い、一方でアメリカのスパイとして情報を送る男の波瀾に満ちた物語。 | |||||||
| F230 | アメリカの鱒釣り | リチャード・ブローティガン/藤本和子訳 | 晶文社 | 1987 24版 |
\600 | 程度A-、帯 | \1,200 |
| ●鱒はどこにもいて、どこにもいない。サンフランシスコのワシントン広場から、アメリカの都市に、自然に、そして歴史のただなかに、失われた<アメリカの鱒釣り>の夢を求めて、男たちの果てのない旅がはじまろうとしている。 | |||||||
| F519 | 西瓜糖の日々 | リチャード・ブローティガン/藤本和子訳 | 河出文庫 | 2005 2版 |
\500 | 程度A | \798 |
| ●コミューン的な場所、<アイデス>と、<忘れられた場所>、そして私たちとおんなじ言葉を話すことができる虎たち。西瓜糖の甘くて残酷な世界が夢見る幸福とは何だろうか…。澄明で静かな西瓜糖世界の人々の平和・愛・暴力・流血を描き、現代社会を鮮やかに映して若者たちを熱狂させた詩的幻想小説。ブローディガンの代表作。 | |||||||
| F066 | 東京日記 | リチャード・ブローティガン/福間健二訳 | 思潮社 | 1992 初版 |
\900 | 本体程度A、カバー程度A-〜B+(背ヤケ) | \1,825 |
| ●ブローティガンの最後の詩集『June 30th,June 30th』の全訳。1976年5月にはじめて日本にやってきて、1ヵ月半あまりの滞在のあいだ、彼は日記をつけるように詩を書いていった。そうしてできあがったのこの詩集。 | |||||||
| F114 | ロンメル進軍(リチャード・ブローディガン詩集) | リチャード・ブローティガン/高橋源一郎訳 | 思潮社 | 1991 初版 |
\800 | 程度A-、裏表紙値札シール剥し痕少 | \1,631 |
| ●リチャード・ブローディガンの詩集「ROMMEL DRIVERS ON DEEP INTO EGYPT」を高橋源一郎が翻訳。オリジナルは85篇だが、そのうち、意味がとれなかったものと、どうしても日本語にならなかったものを除いて76篇を原文も付けて収録。 | |||||||
| F237 画像 |
サーバーのイヌ・いぬ・犬 | ジェイムズ・サーバー/鳴海四郎訳 | 早川書房 | 1983 初版 |
\800 | 程度B+、帯 | \1,500 |
| ●生涯40匹以上の犬を飼った愛犬家のサーバーは、実在のもの架空のもの合わせて数多くの犬の話を書いた。ここにはその中から、彼が飼っていた“誰にでも噛み付いた犬”マグダスの事、やさしいプードル、メドヴィの思い出、またダックスフント探偵の登場するミステリや、一匹の子犬をめぐるユーモラスな処女短編など24の多彩な話と、お得意の漫画が満載。 | |||||||
| F137 | マッシュ | リチャード・フッカー/村社伸訳 | 角川文庫 | 1984 24版 |
\500 | 程度A- | \380 |
| ●軍紀を破るなど朝メシ前。むしろそれに生きがいを感じているような3人の軍医たち。朝鮮戦争下、38度線に臨む移動野戦外科病院(マッシュ)を舞台に彼ら3人が引き起こす奇想天外な数々。ユーモアとナンセンスの中に、軍隊と戦争への痛烈な風刺を込めた傑作反戦小説。 | |||||||
| F380 | 続々・マッシュ | リチャード・フッカー/村社伸訳 | 角川文庫 | 1984 5版 |
\500 | 程度A- | \340 |
| ●朝鮮戦争下の野戦病院<マッシュ>で知りあった4人の医師が、故郷メイン州に帰ってから、数年の時が流れた。彼らも今や中年。スプルース・ハーバー総合病院の中心となる存在だが、もって生まれた反骨精神とイタズラ心だけは、昔も今も変わらない。軍隊と戦争を諷刺した第1作の精神を受け継ぎ、ブラック・ユーモアがますます冴えるマッシュ・シリーズ第3作。 | |||||||
| F158 | いちご白書(ある大学革命家のノート) | ジェームズ・クナン/青木日出夫訳 | 角川文庫 | 1984 26版 |
\400 | 程度A | \340 |
| ●1968年アメリカ、ニューヨーク、コロンビア大学紛争に参加した青年の記録。 | |||||||
| F241 | ブルックリン最終出口 | ヒューバート・セルビー・Jr/宮本陽吉訳 | 河出文庫 | 1990 初版 |
\500 | 程度A-〜B+ | \700 |
| ●交通標識そのままの表題に従い、ブルックリンの街に入っていくと、そこでは退屈しのぎに兵隊が半殺しにされ、面白半分に娼婦が暴行され捨てられていく。破格のスタイルを使い、暴力と恐怖と途方もない笑いを描くことで、人間の純粋さと弱さを痛ましく漂わせた現代アメリカ文学の傑作。 | |||||||
| F522 | 夢へのレクイエム | ヒューバート・セルビー・Jr/宮本陽吉訳 | 河出書房新社 | 2001 初版 |
\1,000 | 程度A- | \2,520 |
| ●テレビ出演に驚喜し、ダイエットにはまるサラ。ヘロインの取引で一攫千金を狙うハリー。人間の悲劇的・喜劇的美しさを性と暴力とドラッグの中に描く。アロノフスキー監督のにより映画化。1982年刊の新装版。 | |||||||
| F536 | カッコーの巣の上で[改訳新版] | ケン・キージー/岩本巌訳 | 富山房 | 2000 3版 |
\1,200 | 程度A、帯(少イタミ・背少色落ち) | \2,415 |
| ●ミロス・フォアマン監督、ジャック・ニコルソン主演で映画化されて世界的に大ヒットした作品の原作。第二次世界大戦後からは当時(70年代初頭)までにアメリカの若者の心を魅了しつくした作品が3つあると言われ、1番目は「ライ麦畑でつかまえて」、2番目が「キャッチ22」とそして3番目が本書である。1974年の改訳新版。 | |||||||
| F091 画像 |
朝はもう来ない | ネルソン・オルグレン/宮本陽吉訳 | 河出書房新社 | 1987 初版 |
\1,100 | 程度A- | \2,200 |
| ●ボクサーを夢見る不良少年ブルーノの癒しがたい青春の渇き、そして大都市シカゴの呼吸と鼓動を独自のリアリズムで再現した異色の作家オルグレアンの代表作。その流浪体験に根ざした弱者に対する深い共感と愛情を寺山修司も絶賛。 | |||||||
| F109 | これでおあいこ | ウディ・アレン/伊藤典夫・浅倉久志訳 | 河出文庫 | 1992 初版 |
\500 | 程度A- | \620 |
| ●娘から神をさがしてくれと依頼された探偵の物語「ミスター・ビッグ」、天才メッタリングの生涯をクリーニング・リストより読み解く「メッタリング・リスト」……パロディ、パステーシュ等趣向を凝らした17編。八面六臂の才人が「これでおあいこ」先輩作家への借りは返したと、自負をこめておくる処女短編集。 | |||||||
| F110 | 羽根むしられて | ウディ・アレン/伊藤典夫・堤雅久訳 | 河出文庫 | 1992 初版 |
\500 | 程度A- | \670 |
| ●客との文学論を商売としたコールガール組織に立ち向かう私立探偵カイザーの物語。歯科医ゴッホの芸術的苦悩を描いた「もし印象派画家が歯科医であったなら」。ウディ・アレンにかかればシェイクスピア、死海写本、バレエ入門書等々、すべては深遠でおかしな物語にかわる。戯曲「神」「死」も収録した第二短編集。 | |||||||
| F388 | アマチュアたち | ドナルド・バーセルミ/山崎勉+田島俊雄訳 | 彩流社 | 1998 初版 |
\1,100 | 程度A- | \2,200 |
| ●何だかちゃんとしていなくて、はみ出していたり、足りなかったり、未完成の大人たちが繰り広げる一生懸命な空回りお気楽生活を、現代の言葉の錬金術師バーセルミがやさしく見つめる20の短篇集。82年サンリオ刊の再刊。 | |||||||
| F275 | ビリー・バスゲイド | E・L・ドクトロウ/中野恵津子訳 | 文藝春秋 | 1994 初版 |
\900 | 程度A、帯 | \2,000 |
| ●野球選手でも、映画スターでもなく、ギャングのように世界を支配したい…。1920〜30年代にニューヨークに君臨した実在のボス“ダッチ・シュルツ”の懐に入りこんだ少年は、そこで学んだ、悪と人情、打算と誇り…つまり人生そのものを。 | |||||||
| F236 | M31 | スティーブン・ライト/森田義信訳 | 角川書店 | 1998 初版 |
\1,000 | 程度A、帯(帯少ヤブレ、修復済) | \2,200 |
| ●いつかUFOが自分達を故郷M31星雲に連れ戻してくれる。奇矯なUFO研究家夫婦が古びた教会を改造し、レーダーを使って母船の到着を待っている。関係が不明瞭な家族…障害を持った子供ゾーイ、テレビとゲームに熱中するエドセル、ドリンク剤だけで生きているマリーズ…たちとマジメにイカれた暮し。そこへUFOカルト信奉者が訪ねてくるのだが…。幻想が現実を変容させる。未来世紀を予感させるサイケデリック・カルト・ノベル。 | |||||||
| F187 | スロー・ランナー | トマス・ピンチョン/志村正雄訳 | 筑摩書房 | 1988 初版 |
\800 | 程度A | \1,500 |
| ●「スロー・ランナー(のろまな子)序」、「少量の雨」、「低地」、「エントロピー」、「秘密裡に」、「秘密のインテグレーション」を収録。 | |||||||
| F520 画像 |
奇妙な髪の少女 | ディヴィッド・フォスター・ウォーレス/白井朗訳 | 白水社 | 1994 初版 |
\1,200 | 程度A- | \2,800 |
| ●シック・バビーと呼ばれるぼくは、バイセクシャルやパンクロッカーの友人たちとドラッグをきめてコンサートへ。断末魔の悲鳴をあげてゼロへと向かう「アメリカ」を疾走する表題作をはじめ、TVや小説を素材に、ポスト・ピンチョンの先頭を切るアヴァン・ポップ作家が奔放に連打する中/短編集。 | |||||||
| F579 | 女中の臀(メイドのおいど) | ロバート・クーヴァー/佐藤良明訳 | 思潮社 | 1992 初版 |
\800 | 程度A-〜B+ | \1,648 |
| ●ポストモダンの代表作家クーヴァーのキワドク大胆なケッ作! どちらがSでどちらがMかわからない螺旋状に昇りつめるエンドレス・プレイ! 「メイド」はthe made(作品)に通じ、主人である作家と、その作品のエンドレス・プレイでもあるのだ。 | |||||||
| F576 | 夢をみた(ジョナサン・ボロフスキーの夢日記) | ジョナサン・ボロフスキー/金沢一志訳 | イッシ・プレス | 1987 初版 |
\900 | 本体程度A、表紙カバー程度A- | \1,800 |
| ●現代芸術家ボロフスキーは「夢を扱う」作家として名高いが、この本はその夢の記録を収めたものである。 | |||||||
| F238 | ヴァギナ・モノローグ | イブ・エンスラー/岸本佐知子訳 | 白水社 | 2003 5版 |
\700 | 程度A、帯 | \1,575 |
| ●ついに最後のタブーが破られた!200人以上の女性にインタビューし、これまで口にすることが憚られてきた女性器について本音を語らせた。それを基にニューヨークで著者が演じた一人芝居は大反響を巻き起こしたが、芝居から書き起こされた本書もまた力強い文章で全米に感動をもたらした。 | |||||||
| F299 | アメリカン・モダニズム | 富山英俊編 | せりか書房 | 2002 初版 |
\1,100 | 程度A | \2,520 |
| ●20世紀アメリカのモダニズム詩を創造した4人の詩人(エズラ・バウンド、T・S・エリエット、ウィリアム・カーロス・ウィリアムズ、ウォレス・スティーヴンズ)の詩法・美学・文化論・世界観を、モダンの文学がはらむ危機的な問題意識との関わりから概観。戦争、恐慌、移民、ファシズムに動揺する時代に詩的言語のラディカルな革新を企てることで応答した彼らの詩精神の諸相を解明するモダニズム読本。 | |||||||
| F553 | 旅は驢馬をつれて(大人の本棚) | スティヴンスン/小沼丹訳 | みすず書房 | 2004 初版 |
\1,200 | 程度A、帯 | \2,520 |
| ●1878年秋、28歳のスティヴンスンはちいさな驢馬を連れ、南仏の山々を抜ける旅に出た。生きる歓びに満ちた旅行記の名訳が、半世紀ぶりに甦る。「ギタア異聞」も同時収録。 | |||||||
| F628 | 文化果つるところ(上) | コンラッド/藤沢忠枝訳 | 角川文庫リバイバル・コレクション | 1990 3版 |
\700 | 程度A-〜B+ | \800 |
| 文化果つるところ(下) | コンラッド/藤沢忠枝訳 | 角川文庫リバイバル・コレクション | 1990 3版 |
(2冊揃い) | 程度A-〜B+ | (2冊揃い) | |
| ●ポーランドに生まれ、11歳で孤児となったコンラッドは、放浪のすえイギリス船の船員となり世界中を航海した。本書は極限状況に投げ出された人間の恐怖と苦闘を描いた初期傑作長編。 | |||||||
| F185 | コレクター(上) | ジョン・ファウルズ/小笠原豊樹訳 | 白水Uブックス | 1992 7版 |
\700 | 程度A- | \810 |
| コレクター(下) | ジョン・ファウルズ/小笠原豊樹訳 | 白水Uブックス | 1992 7版 |
(2冊揃い) | 程度A- | \810 | |
| ●網で捕った蝶を殺し、虫ピンで止めて飾って眺めるのを生き甲斐にしていた孤独な青年が、ある日それを美しい女に試みようと思い立ち娘を誘拐する……一面、警察の調書のように非個性的でありながら、表現力豊かな文体で描かれたサスペンス小説の傑作。映画化もされた。 | |||||||
| F226 | フロベールの鸚鵡 | ジュリアン・バーンズ/斎藤昌三訳 | 白水Uブックス | 1994 2版 |
\500 | 程度A | \980 |
| ●文豪フロベールの生涯をめぐる2羽の鸚鵡の謎。「僕」のフロベール探求の旅は、「僕」自身の過去に、妻の自殺に想いを馳せながら次第にその色合いを変えていく。1作ごとに新しい趣向で世界中の読者を驚嘆させる英国の鬼才ジュリアン・バーンズの出世作にして最高傑作。 | |||||||
| F541 | ここだけの話 | ジュリアン・バーンズ/斎藤兆史訳 | 白水社 | 1993 初版 |
\1,000 | 程度A、帯 | \2,000 |
| ●常に小説の新境地を開くバーンズ。今回は登場人物がすべて読者に直接語りかけるという斬新なスタイルがとられる。高校時代からの親友で何から何まで対照的な性格の2人の男が、ひとりの女性をめぐって恋の鞘当て、バーンズ独特の皮肉な視点で描く愛のゆくえ。フェミナ賞受賞。 | |||||||
| F254 | 交換教授(上) | ディヴィッド・ロッジ/高儀進訳 | 白水Uブックス | 1994 3版 |
\900 | 程度A | \960 |
| 交換教授(下) | ディヴィッド・ロッジ/高儀進訳 | 白水Uブックス | 1993 2版 |
(2冊揃い) | 程度A | \880 | |
| ●時は大学紛争が各地で相次ぎ、ウーマンリブ運動も始まった1969年。英米2人の中年の大学教授が交換教授としてそのポストを取り換えるが、異国では様々な悲喜劇が彼等を待ち受けていた。遂には互いの妻をも<交換>する破目になるその結末は?2つの文学賞に輝くコミック・ノヴェルの傑作。 | |||||||
| F340 | 血みどろ臓物ハイスクール | キャシー・アッカー/渡辺佐智江訳 | 白水社 | 1994 3版 |
\1,200 | 程度B+、帯(背ヤケ、少ヨゴレ) | \2,400 |
| ●詩、日記、童謡、戯曲などのスタイルを取り、ポルノグラフィックな言説やイラスト、大胆なカットアップや引用を駆使し、少女ジェニーの性と暴力の彷徨を描く。 | |||||||
| F534 画像 |
アホダラ帝国 | キャシー・アッカー/山形浩生+久霧亜子訳 | ペヨトル工房 | 1993 初版 |
\1,500 | 程度A-〜B+ | \2,800 |
| ●半身サイボーグの黒人女アブホールと、海賊にあこがれるティヴァイ。近未来の荒廃した世界の、あらゆる意味をくつがえす旅。 | |||||||
| F464 | ニグロフォビア | ダリウス・ジェームズ/山形浩生訳 | 白水社 | 1995 初版 |
\1,200 | 程度A- | \2,300 |
| ●白人のヤク漬けティーン少女バブルス・ブラジルが黒人だらけの世界に捕らわれた!?映画シナリオにライム、ヴードォー、セックス、バイオレンスがミックスして「アメリカ」をクールに笑いのめすラップ小説。あらゆるメディアを侵犯するブラック作家が放つ、キャシー・アッカー激賞の「都市の寓話」。 | |||||||
| F616 | 器官切除 | マイケル・ブラムトン/山形浩生訳 | 白水社 | 1994 初版 |
\1000 | 程度A、帯 | \2,300 |
| ●レーガン氏の全身をゲバラやビコ医師が解体し、第三世界に資源として供給する手術レポートの表題作をはじめ、マッドな外科医作家が「人間」にまつわる妄想を軽やかに切除するグロテスクな短編集。 | |||||||
| F298 画像 |
彷徨う日々 | スティーブ・エリクソン/越川芳明訳 | 筑摩書房 | 1997 初版 |
\1,200 | 程度A | \2,415 |
| ●1970年代ロサンジェルス。孤独な人妻ローレンと記憶をなくした男ミシェルは運命的に出会い、激しく愛し合う。一方、1900年パリでは双子の兄弟が捨てられ、娼婦に拾われたひとりはやがて映画をつくり始めるが…。エリクソンの処女作。 | |||||||
| F228 | ルビコン・ビーチ | スティーブ・エリクソン/島田雅彦訳 | 筑摩書房 | 1992 初版 |
\1,100 | 程度A | \2,000 |
| ●トマス・ピンチョンが絶賛したアメリカ文学の新星スティーブ・エリクソンが、空間のよじれの向こうの、もうひとつの“アメリカ”を現前させる幻想的な小説世界。 | |||||||
| F202 | ジャスト・ア・ジゴロ | ローズマリー・キングスランド/井辻朱美訳 | 新書館 | 1983 初版 |
\700 | 程度A-〜B+ | \1,300 |
| ●第一次大戦後のドイツ、退廃と悦楽に酔い痴れるベルリン。やがて押し寄せるナチス時代の洪水前夜に、名もないひとりのジゴロが散っていった…。デビッド・ボウイ主演で映画化もされた作品。 | |||||||
| F587 | リリアン・ヘルマン自伝 未完の女 | リリアン・ヘルマン/稲葉明雄・本間千枝子訳 | 平凡社 | 1982 5版 |
\900 | 程度A、帯 | \1,800 |
| ●流行作家たちとの議論に情熱をそそいだ若い頃、ハードボイルド作家ダシール・ハメットとの30年にわたる愛と葛藤の日々。あるときは行動に、みずからの信念を貫いて生きたひとりの女性、劇作家リリアン・ヘルマン。生立ちから時代順に1967年にソ連を再訪するところまでを記し、それは同時にアメリカ文化史の一部にもなっている回想録。 | |||||||
| F580 | 眠れない時代 | リリアン・ヘルマン/小池美佐子訳 | サンリオ | 1979 初版 |
\700 | 程度A-(表紙カバービニールコーティングしたされた部分少シワ) | \1,200 |
| ●1940年代末から50年代にかけて、アメリカではげしい思想弾圧が行なわれた。下院非米活動委員会による共産主義思想の持ち主、およびその同調者とみなされた人々の召喚、それに続く少なからぬ数の投獄―いわゆるマッカーシズムである。ヘルマンは召喚され、彼女の愛した作家・ダシール・ハメットはその手にとらえられた。本書はハメットへの思いを軸に映画人、作家など多彩な登場人物を配して、恐怖の時代を細部から描いた貴重な証言である。 | |||||||
| F586 | 眠れない時代 | リリアン・ヘルマン/小池美佐子訳 | ちくま文庫 | 1989 初版 |
\500 | 程度B | \420 |
| ●1940年代から50年にかけて、アメリカではげしい思想弾圧が行なわれた。いわゆるマッカーシズムである。ヘルマンは下院非米活動委員会に召還され、彼女の愛したハメットはその手にとらえられた。本書はハメットへの思いを軸に映画人、作家など多彩な登場人物を配して、恐怖の時代を細部から描いた貴重な証言であり、自伝3部作の第3部に当たる。 | |||||||
| F588 | メイビー・青春の肖像 | リリアン・ヘルマン/小池美佐子訳 | 新書館 | 1982 初版 |
\600 | 程度C | \1,400 |
| ●劇作家として出発し、自伝三部作で散文に転じたリリアン・ヘルマンが、1980年、半転して物語の世界に足を踏み入れたのが本書。物語は1920年代に始まり、青春時代にかかわりあった女友達セアラへの追悼を軸にして、ハーレムのもぐり酒場、サンフランシスコのホテル、パリのカフェ・ドーム、ロワール湖畔の豪邸とめまぐるしく展開。彼女がこれまで書かずに伏せてきた陰の部分に光が当てられ、抑制したタッチで描いている。(※カバー、背を中心に底辺8センチ×高さ8センチの二等辺三角形大に水(?)をこぼして染みた痕あり) | |||||||
| F120 | エリック・ホファー自伝(構想された真実) | エリック・ホッファー/中本義彦訳 | 作品社 | 2003 8版 |
\1,000 | 程度A、帯 | \2,200 |
| ●失明、孤独、自殺未遂、10年の放浪、そして波止場へ…。つねに社会の最底辺に身を置き、働きながら読書と思索を続け、独自の思想を築き上げた<沖仲仕の哲学者>として知られるエリック・ホッファーが綴る情熱的に精神のドラマ。 | |||||||
| F598 画像 |
わたしは血 | ヤン・ファーブル/宇野邦一訳 | 書肆山田 | 2007 初版 |
\1,000 | 程度A | \1,890 |
| ●すでに数多く出版されているヤン・ファーブルのテクストから、フランス語版で一冊の本になっている「わたしは血」と「与えられたとせよ」を訳出したもの。決して近づきやすいとはいえない彼の独創的な作品世界を収録。 | |||||||
| F184 | ラングストン・ヒューズ詩集 晴着を質屋に | ラングストン・ヒューズ/斎藤忠利訳 | 国文社 | 1997 初版 |
\800 | 程度A | \1,700 |
| ●アメリカ黒人の間で生まれた俗謡ブルースの、つらく、やるせない気分を芸術化した詩人として知られるラングストン・ヒューズの第二詩集「Fine Clothes to the Jew(晴着を質屋に)」を翻訳した詩集。 | |||||||
| F205 | 写真論 | スーザン・ソンダク/近藤耕人訳 | 晶文社 | 1988 19版 |
\700 | 程度A- | \1,300 |
| ●現代は写真の時代である。誰もがカメラマンで、なにもかもが被写体になる。写真映像が、現代の物の見方・感じ方を方向づけることを分析し、ナダール、アッジェ、アーバスらの作品批評とボードレールからA・クリスティまでの写真をめぐる文章を収めている。 | |||||||
| F173 | 獄中記 | ワイルド/田部重治訳 | 角川文庫リバイバルコレクション | 1989 22版 |
\500 | 程度A | \311 |
| ●イギリス世紀末のデカダンとダンディズムの指導者だったワイルドが、同性愛的性がもとで、投獄され書き記した懺悔録。芸術と実生活で唯美主義を実践した著者の“深淵より”語られる内省と思索。 | |||||||
| F451 | アーサー卿の犯罪 | ワイルド/福田恆存・福田逸訳 | 中公文庫 | 1977 初版 |
\600 | 程度A- | \280 |
| ●「アーサー・サヴィル卿の犯罪」「カンタヴィルの幽霊」「謎のないスフィンクス」「模範的百万長者」「W・H氏の肖像」の5篇を収録。 | |||||||
| F386 画像 |
W・H氏の肖像 | オスカー・ワイルド/井村君江訳 | 工作社 | 1989 初版 |
\1,100 | 程度A | \2,000 |
| ●シェイクスピアの「ソネット集」が捧げられたW・H氏をめぐるワイルドの推理は、一部からは「芸術家の気まぐれな空想」と批判されもしたが。ワイルド独自の説の自由な解釈には見るべき所が多い。気鋭の研究者による解説・訳註も充実。 | |||||||
| F361 | 翼のある蛇(上) | D・H・ロレンス/宮西豊逸訳 | 角川文庫リバイバルコレクション | 1990 2版 |
\1,300 | 程度B+ | \1,220 |
| 翼のある蛇(下) | D・H・ロレンス/宮西豊逸訳 | 角川文庫リバイバルコレクション | 1990 2版 |
(2冊揃い、函) | 程度B+ | \0 | |
| ●生命の根源で男女を結合させ、新しい人間と宇宙自然人生との関係を表現しようとした著者が。メキシコを舞台に完全な性と新しい生命を神秘的に描いた物語。「チャタレイ夫人の恋人」をしのぐロレンスの最高傑作。 | |||||||
| F362 | 波 | ヴァジニア・ウルフ/鈴木幸夫訳 | 角川文庫リバイバル・コレクション | 1990 3版 |
\500 | 程度B+ | \530 |
| ●時間の無常の中で、6人の男女が織りなす一瞬の陶酔。対立法をもちい、独自の手法で意識の流れを展開した本書は、小説というよりもむしろ詩に近い。あまりに美しすぎる近代文学の極北。 | |||||||
| F194 | パリ・ロンドン放浪記 | ジョージ・オーウェル/小野寺健訳 | 岩波文庫 | 1993 7版 |
\600 | 程度A | \570 |
| ●1927年から3年にわたって自ら窮乏生活を課した体験をもとにパリ貧民街のさまざまな人間模様やロンドンの浮浪者の世界を描いたデビュー作。 | |||||||
| F240 | 大転落 | イーヴリン・ウォー/富山太佳夫訳 | 岩波文庫 | 2006 5版 |
\400 | 程度A | \735 |
| ●イーブリン・ウォー、1928年発表の処女小説。学友の乱痴気パーティに巻き込まれ、あげく放校処分をくらってしまったポール・ベニーフェザー君。わけ知り顔の門番の言葉におくられ、教職斡旋所の門をくぐるが…。かくして主人公の多事多難な人生行路が始まる。絶妙なユーモア小説。 | |||||||
| F358 | マーフィ | サミュエル・ベケット/三輪秀彦訳 | 早川書房 | 1992 5版 |
\800 | 程度A- | \1,500 |
| ●1938年にロンドンで刊行された処女長篇小説。 | |||||||
| F359 | 黄金のイェルサレム(今日の海外小説) | マーガレット・ドラブル/小野寺健訳 | 河出書房新社 | 1974 初版 |
\800 | 程度A- | \1,000 |
| ●「『黄金のイェルサレム』は喜劇であるにもかかわらず、ある意味厳粛な小説である。50年後の人々が1960年代のロンドンの若い女性の生活を知りたいと思ったらこの小説を読めばいいと思う。これまで家庭に縛られている女性を描いてきたドラブルが、今度は家庭から脱走する女性を描いた(タイムズ文芸付録)」 | |||||||
| F544 | ユニコーン(女のロマネスクA) | アイリス・マードック/栗原行雄訳 | 晶文社 | 1990 12版 |
\700 | 程度A- | \1,200 |
| ●愛を棄て都会を脱けてきた女マリアン。だが、そこで彼女が待ち受けていたのは?鏡の部屋に閉じこもる美しい女主人ハナ、そして男色者ジェラルド…異様な中世風屋敷を背景に、謎と狂気の人間模様が紡ぎだされていく。華やかな愛の乱舞のなかに自由の幻影と愛の幻想を鋭く暴きだした、名手マードックの問題作。 | |||||||
| F613 | イタリアの女 | アイリス・マードック/中川敏訳 | 冬樹社 | 1973 5版 |
\700 | 程度B+ | \650 |
| ●語り手のエドマンが母の葬式のために北国の故郷に帰る。はじめはすぐに戻るつもりだったが、いつのまにか兄のオットー、その妻イザベル、娘のフローラらの事件に巻き込まれてしまう。このもつれた不倫の関係は、オットーのところへ新しい弟子、レフキンと姉エルザがころがりこんだことから始まったものだ。 | |||||||
| F253 | 砂の荷物(女のロマネスクD) | アンナ・ラングフェス/村上光彦訳 | 晶文社 | 1995 2版 |
\800 | 程度A | \1,600 |
| ●パリの街。ナチスの悪夢を背負い、虚ろな心を引きずって独り女が彷徨う。現実の中に甦ろうとする女の悲痛な試みが無惨な破局を迎えた時、女の手の中で荷物は砂のような重さを増す。生き残ることの難しさを身をもって問うたユダヤ人作家が、死者の沈黙の深みから投げかけた人間告発の書。 | |||||||
| F617 | さらば古きものよ(上) | ロバート・グレーヴス/工藤政司訳 | 岩波文庫 | 1999 初版 |
\700 | 程度A- | \630 |
| さらば古きものよ(下) | ロバート・グレーヴス/工藤政司訳 | 岩波文庫 | 1999 初版 |
(2冊揃い) | 程度A- | \630 | |
| ●現代イギリスを代表する詩人、小説家、批評家として知られるロバート・グレーヴズ(1895−1985)の自伝。第一次世界大戦に従軍して「戦争詩人」の一人となったグレーヴズが、パブリックスクールや軍隊での体験をとおして、古きイギリス的伝統を痛烈に批判したもので、1929年発刊当時大きな衝撃を与えた。本邦初訳。(全2冊) | |||||||
| F603 | パウル・ツェラーン[若き日の伝記] | イスラエル・ハルフェン/相原勝・北彰訳 | 未来社 | 1996 初版 |
\1,700 | 程度A-、帯、(翻訳者からの献呈署名) | \3,605 |
| ●多民族・多言語が同居する東欧の辺境都市チェルノヴィッツで、ユダヤ人の両親から生まれた戦後ヨーロッパを代表する詩人、ツェラーン。多感な少年時代を経て、ナチス侵攻の嵐のなか両親を強制収容所で殺され、戦後ブカレストからウィーン、パリと渡って世に出るまで、詩人の悲劇的な生と作品を決定づけた前半生を描く。いまやツェラーンを語るには欠かすことのできない、唯一の伝記。 | |||||||
| F145 | 幻の馬車 | ラーゲルレーフ/石丸静雄訳 | 角川文庫リバイバルコレクション | 1990 再版 |
\600 | 程度A- | \350 |
| ●「ニルスのふしぎな旅」で有名なスウェーデンのノーベル文学賞受賞作家セルマ・ラーゲルレーフが、現実世界と死の世界を微妙に交錯させながら、驚くべき想像力で描く、現代文学の異例の傑作。 | |||||||
| F537 | エジプト人(上) | ミカ・ワルタリ/飯島淳秀訳 | 角川文庫リバイバルコレクション | 1990 6版 |
\2,000 | 程度A-(3冊揃い)、簡易の箱欠 | \1,490 |
| エジプト人(中) | ミカ・ワルタリ/飯島淳秀訳 | 角川文庫リバイバルコレクション | 1990 5版 |
(3冊揃い) | 程度A- | \0 | |
| エジプト人(下) | ミカ・ワルタリ/飯島淳秀訳 | 角川文庫リバイバルコレクション | 1990 5版 |
程度A- | \0 | ||
| ●人々を魅了してやまないエジプトを舞台に、紀元前14世紀の怪奇、愛欲、冒険等がユーモアのなかに絵巻物のように展開する。作者の比類なき空想力が生んだ稀代の冒険小説。 | |||||||
| F229 | 日本の面影 | ラフカディオ・ハーン/田代三千稔訳 | 角川文庫リバイバルコレクション | 1989 17版 |
\500 | 程度B+ | \480 |
| ●ギリシアの血とアイルランドの血を受けたハーンは、東洋の孤島に放浪の足を止め、「日本の魂の発見者」となった。この神秘的な浪漫詩人は、印象的な筆致で物珍しい生活と美と心を描いた。「盆おどり」など23篇収録。 | |||||||
| F172 | さまよえる湖 | スウェン・ヘディン/岩波忍訳 | 角川文庫リバイバルコレクション | 1989 13版 |
\300 | 程度A | \466 |
| ●井上靖氏の名作や椎名誠氏らの調査により注目を浴びている幻の都「楼蘭」。本書は、古来、幻の湖としてその姿を見せなかったロブ湖をつきとめ、楼蘭王国の存在を明らかにしたヘディン博士の苦闘の探検記録である。 | |||||||
| F336 | 三大陸周遊記 | イブン・バットゥータ/前嶋信次訳 | 角川文庫リバイバルコレクション | 1989 3版 |
\500 | 程度A- | \570 |
| ●マルコ・ポーロにおよそ50年おくれて生まれたアラブの大旅行家が、29年の歳月をかけ、アフリカから中国まで、文字通り3大陸を渡り歩いて記した、イスラム版東方見聞録。 | |||||||
| F303 | 砂漠の反乱(アラビアのロレンス自伝) | T・E・ロレンス/柏倉俊三訳 | 角川文庫リバイバルコレクション | 1989 12版 |
\400 | 程度A- | \590 |
| ●第1次大戦の頃、独立運動の熱風吹くアラビアに投じられたイギリス人ロレンス中尉。やがて彼は、対トルコゲリラ戦のなかで、遊牧民族の無冠の王になっていく。砂漠の民に賭けたひとりの男の壮大な革命と栄光の叙事詩。 | |||||||
| F150 | 笑死小辞典 | F・エラクレス、L・シュルザノスキー編、ケルルルー挿画/河盛好蔵訳 | 立風書房 | 1988 初版 |
\700 | 程度A-、帯 | \1,400 |
| ●「ここに、L歯磨のおかげで、一本も欠けない歯を持って死んだ男が眠っている」「Rコンドームのおかげで、ここには誰も眠っていない」こんなふざけた墓碑銘を筆頭に、有名人の墓碑銘やら警句を集めたおかしな本。主な内容は、有名人の墓碑銘、作者不明の墓碑銘、老年と死についての不滅の警句、歴史的・ユーモア的逸話抄、へまな言葉、死刑因の最後の言葉他。引用された人々の略歴も付記。 | |||||||
| F199 | ルイス・キャロル物語 | ロジャー・ランスリン・グリーン/門間義幸、門間尚子訳 | 法政大学出版局 | 1997 初版 |
\1,000 | 程度A | \2,266 |
| ●数学者ドジソンはいかにしてルイス・キャロルとなったか。アリスの物語はどのようにして生まれたか。キャロルの立場から、キャロルの眼をもってその生涯を描く。 | |||||||
| F512 | 不思議な国の論理学 | ルイス・キャロル/柳瀬尚紀編訳 | 河出文庫 | 1990 初版 |
\400 | 程度A | \580 |
| ●パラダイス、謎なぞ、ダブレット、アナグラム、アクロスティック、タングラム、記憶術、初等幾何、暗号方、オリガミ、論理ゲーム…二つのアリスの物語ほか、キャロルの諸作品から精選した、きらびやかな頭の体操の数々。数学者・論理学者のドジソン先生=キャロルが、パズル好きのすべての人々のために編み出した、数学と言葉あそびの中間に位置する、楽しく心踊る、数と言葉の問題集。 | |||||||
| F417 | ディック・ブルーナのすべて | 講談社 | 1999 初版 |
\1,400 | 程度A-(背微色落ち)、帯 | \2,940 | |
| ●ミッフィー、ボリス、スナッフィー…ブルーナ絵本の人気者たちが勢揃い。性格、特長、誕生秘話などを分析。ミッフィーはなぜ、いつもまっすぐこちらを見つめているのか?ブルーナワールドに隠されている数々の秘密を解明。秘蔵写真とともに誕生から現在までの足跡。ブルーナはじめ、夫人、3人の子供たちのインタビューも、素顔に迫る。母国オランダのブルーナゆかりの地を最新取材のものとに紹介。装幀、ポスター、切手、ロゴ…幅広い今までの仕事を公開。再び人気の“ブラックベア”も登場。 | |||||||
| F490 | ジェンダー・トラブル(フェミニズムとアイデンティティの攪乱) | ジュディス・バトラー/竹村和子訳 | 青土社 | 2002 6版 |
\1,400 | 程度A | \2,940 |
| ●数あるジェンダー学関連書の中で最も社会に影響を与えた1冊であり、かつ最も著名なのが本書。フェミニズムの範囲の狭さやその基礎となった人類学のあり方を批判するだけではなく、これまでのジェンダー学に関するパロディーを用い、性差の決定に関する遺伝的研究に文化的偏見が見られたことや、性の形成を自然に起因させることに関して重要な見解を示している。 | |||||||
| F577 | ロココへの道(西洋生活文化史点描) | 飯塚信雄 | 文化出版局 | 1984 初版 |
\700 | 程度A | \1,300 |
| ●今まで観念的に理解されてきたヨーロッパ像を、生活文化史的な視点から実感的に再編成。平易な語りと読み物的な面白さを秘めた西洋文化史入門。 | |||||||
| F487 | 1985年 | アントニイ・バージェス/中村保男訳 | サンリオ文庫 | 1984 初版 |
\800 | 程度A- | \640 |
| ●鬼才バージェスが、オーウェルの「1984年」のイデオロギー、意図、問題点などに鋭く迫りながら、自らの近未来像を提示した衝撃のエッセイ=ノヴェル。 | |||||||
| F524 | 時の復讐(ダーゼック・シリーズ) | ロイド・ビッグル・Jr./新津一義訳 | サンリオSF文庫 | 1982 初版 |
\600 | 程度A-〜程度B+ | \520 |
| ●惑星ニフロンDが突如、太陽に変わってしまったのだ。すべての科学者は、そんなことは不可能だといっているが…。一方、銀河系の4分の1ほど彼方、惑星スカーナフでは信じられないほど大量の放射能を浴びて醜く焼け爛れた死体が発見された。古式の農業を営むその世界に核施設などひとつもないの。ダーゼックは、2つの事件に何かの関係があると睨んで調査にのりだす。ミス・シュループの活躍も楽しいシリーズ第5弾。 | |||||||
| F589 画像 |
最後から二番目の真実 | フィリップ・K・ディック/山崎義大訳 | サンリオSF文庫 | 1984 初版 |
\900 | 程度B+(最初の数頁と最後の数頁、小口に近い部分に少シミ) | \520 |
| ●核戦争後の地球の不思議なまでに美しいイメージ、惜しげもなく繰り出されるSF的アイデア、ディックの傑作長編。 | |||||||
| F390 | 人間狩り(フィリップ・K・ディツク短篇集) | フィリップ・K・ディック/仁賀克雄訳 | ちくま文庫 | 1991 2版 |
\600 | 程度A- | \820 |
| ●「絶対的悪夢の戦慄すべき象徴化」と評価されるディック初期の短篇作品群は、自らが語るように、後の長篇代表作の原型になるものである。廃墟を徘徊するミュータントの群れ、物質に奇襲される人間の恐怖、極限的パラノイア状況など、ディックワールドの中核をなす自己と現実の崩壊の物語を中心に12篇を収録。 | |||||||
| F316 | 小さな場所で大騒ぎ | フィリップ・K・ディック/飯田隆昭訳 | 晶文社 | 1988 2版 |
\1,200 | 程度A | \2,000 |
| ●第2次大戦後のアメリカ小市民生活を、2組の夫婦の不倫生活を通してクールに描く、人気SF作家ディックの「戦争が終り、世界の終りが始まった」に続く傑作リアル・ノベル第2弾。 | |||||||
| F620 | 悪夢としてのP・K・ディック | P・K・ディック他 | サンリオ | 1986 初版 |
\800 | 程度A- | \1,009 |
| ●フィリップ・K・ディック研究読本。ヴォネガットと並ぶ現代文学の教祖―P・K・ディックの世界を体験する試み。 | |||||||
| F128 画像 |
アルーア | リチャード・コールダー/浅倉久志・巽孝之解説 | トレヴィル | 1991 初版 |
\1,400 | 程度A- | \2,000 |
| ●ピグマリン幻想をナノテクノロジーや性倒錯、スキン・ツー(第二の皮膚)カルチャー等と接合することで独自のサイボーグSFを創りあげて絶賛を浴びる。デビュー作「トクシーヌ」「モスキート」「リリム」のオートマトン三部作にフェティシュなハイテク・ファッションをモチーフした近未来衣服SF「アルーア」を加えてまとめあげたのが本書。 | |||||||
| F119 | 現代作家ガイド3 ウィリアム・ギブスン | 巽孝之編 | 彩流社 | 1997 初版 |
\1,000 | 程度A-(3ページ分、ページ角を1センチ程折り曲げた跡あり) | \2,200 |
| ●「インタビュー、ギブスン自作を語る」「ギブスン・エッセイ傑作選ー5エッセイ収録」「ギブスン・キーコンセプト事典」「ギブスン作品ガイド」「ギブスン短篇『ダンボール都市13景』」「ギブスン世界の現在(評論等)」「ギブスン原作コミック『記憶屋ジョニイ』」等収録の研究ムック本。執筆者はカール・タローグリーンフェルド、ラリイ・マキャフリイ、ピーター・シュウェンジャー、浅倉久志、白石朗、新島進、ひろき真冬等。 | |||||||
| F321 | さらば愛しきコールガールよ | ロス・H・スペンサー/田中融二訳 | ハヤカワ・ミステリ文庫 | 1984 2版 |
\2,700 | 程度B | \360 |
| ●独創的なスタイルで描く、一読笑殺、驚天動地のナンセンス・ハードボイルド、私立探偵チャンス・バーデュー・シリーズ第一弾。 | |||||||
| おれに恋した女スパイ | ロス・H・スペンサー/田中融二訳 | ハヤカワ・ミステリ文庫 | 1983 初版 |
(既刊5冊揃い) | 程度B | \340 | |
| ●私立探偵チャンス・パーデュー、ナンセンス・ハードボイルド・シリーズ第二弾。一作目の事件の成り行きから、ベッツィと酒場の主人におさまることになった。が、グローガンなる情報局の職員野郎から西側諸国の命運を担うさる王女の行方を探してくれという依頼が舞い込んできた。そして指示通りに、ホテルで色気のありあまった女スパイと接触することになるのだが、それからあとは…。 | |||||||
| ストレンジャー・シティ | ロス・H・スペンサー/田中融二訳 | ハヤカワ・ミステリ文庫 | 1983 初版 |
程度B+ | \320 | ||
| ●買収しようというプロ野球チームの下見の依頼を受けて、出かけたところ、チームはなんと左利きの選手ばかりという奇怪な集団だった……。ナンセンス・ハードボイルド、チャンス・バーディ・シリーズ第三弾。 | |||||||
| 聖なる剣を奪いとれ | ロス・H・スペンサー/田中融二訳 | ハヤカワ・ミステリ文庫 | 1983 初版 |
程度B | \280 | ||
| ●私立探偵チャンス・パーデュー、ナンセンス・ハードボイルド・シリーズ第四弾。今回は赤毛の美女からだ。彼女の父は、中東の王国の神聖な剣を隠し持っていて、その国の過激分子に狙われている。そのくせ競馬の賭け屋のたまり場に入り浸って大金を浪費している。パパが破産しないように見張って欲しいという。女の背後には女スパイ(第二作で登場)がおり、美女にヨロメイたおれは依頼を受けたのが…。 | |||||||
| 怪人ホー・ホーホ博士 | ロス・H・スペンサー/田中融二訳 | ハヤカワ・ミステリ文庫 | 1984 初版 |
程度B | \280 | ||
| ●私立探偵チャンス・パーデュー、ナンセンス・ハードボイルド・シリーズ第五弾。連戦連敗のフットボールチームが何故弱いのかという依頼が舞い込む。調べてみるとこのチームの新オーナーは、女スパイ(第二作で登場)だった。狂乱のフットボール・ゲームが展開する陰に、密かに蠢いていたは世界制覇を残忍酷薄な怪人に他ならなかった。そのアメリカ侵略の奇想天外な大陰謀とは? | |||||||
| F213 | 俺には向かない職業 | ロス・H・スペンサー/上田公子訳 | 角川文庫 | 1989 初版 |
\500 | 程度A- | \470 |
| ●私立探偵バーデュー・シリーズのロス・H・スペンサーが、新たに主人公に私立探偵バーチ・カービー据えて書いた“饒舌体の”ハードボイルド・ナンセンス・ミステリー。 | |||||||
| F471 | 砂塵の町 | マックス・ブランド/林太郎訳 | 中公文庫 | 1985 初版 |
\500 | 程度A- | \440 |
| ●無実の罪で6年の刑に服した若者は、復讐に燃えて立ち上がる。テキサスの山野にこだまする銃撃と馬蹄の響き。3度映画された名作ウエスタンの原作。 | |||||||
| F565 | 秘密諜報員 サマセット・モーム | 田中一郎 | 河出書房新社 | 1996 初版 |
\1,200 | 程度A、帯 | \2,500 |
| ●激動の20世紀前半の全世界を駆けめぐった作家モームの意外な素顔。第一次世界大戦中のジュネーブ、ロシア革命前夜のサンクト・ペテルブルグ―はたしてモームの諜報活動はこれだけだったのか。海外進出をうかがう日本と周辺諸国への度重なる旅、ナチス抬頭期のヨーロッパや全世界への旅。青年秘書を連れたこれらの旅は、ほんとうに単なる作家活動だったのか。長年の研究と地道や取材で綴るノンフィクション。 | |||||||
| F449 | 叢書・ウニペルシタス6 論理哲学論考 | L・ヴィトゲンシュタイン/藤本隆志・坂井秀寿訳 | 法政大学出版局 | 1997 25版 |
\1,400 | 程度A | \2,900 |
| ●現代の哲学界、特に分析哲学の分野に多大な影響を与えたヴィトゲンシュタインの傑作「トラクタートゥス」の完訳とあわせ、「哲学探究」抄訳を収録。 | |||||||
| F529 | ウィトゲンシュタイン(天才哲学者の思い出) | ノーマン・マルコム/板坂元訳 | 平凡社ライブラリー | 1996 初版 |
\600 | 程度A- | \882 |
| ●師として友として哲学者として、彼は強烈に生を駆け抜けた…。20世紀最大の哲学者の肖像を、教え子が愛情あふれる筆致で描く評伝の名作。同じく弟子だったG.H.フォン・ライトによる「小伝」も併録。 | |||||||
| F578 | 人間の条件 | ハンナ・アレント/志水速雄訳 | ちくま学芸文庫 | 2003 12版 |
\900 | 本体程度A-〜B+、カバー程度B+ | \1,575 |
| ●条件づけられた人間が環境に働きかける内発的な能力、すなわち「人間の条件」の最も基本的要素となる活動力は、《労働》《仕事》《活動》の三側面から考察することができよう。ところが《労働》の優位のもと、《仕事》《活動》が人間的意味を失った近代以降、現代世界の危機が用意されることになったのである。こうした「人間の条件」の変貌は、遠くギリシアのポリスに源を発する「公的領域」の喪失と、国民国家の規模にまで肥大化した「私的領域」の支配をもたらすだろう。全体主義の現実的基盤となった大衆社会の思想的系譜を明らかにしようした、アレントの主著のひとつ。 | |||||||
| F167 | やきもち焼きの土器つくり | クロード・レヴィ=ストロース/渡辺公三訳 | みすず書房 | 1990 初版 |
\1,400 | 程度A- | \2,987 |
| ●本書の主題は、料理の火が存在すればそれに必ず伴う土器作りの火と、焼成さる土器の起源で3つの方向から探究される。南北アメリカの遥かに隔たった地の諸神話に見られる構造的・内容的類同性、インディアン神話に見られる動物群の神話的意味、そして象徴的思考をめぐる神話の構造分析とフロイトの精神分析の視点の違いである。 | |||||||
| F264 | てのひらの肖像画 | リットン・ストレイチー/中野康司訳 | みすず書房 | 1999 初版 |
\1,300 | 程度A | \3,150 |
| ●放蕩無頼のボズウェルからヴォルテールとの喧嘩に勝ったド・ブロスまで。傑出した人々の特異な人生を語ると同時に、彼等の生きた社会と時代を見据え、伝記的断片を黄金の命に変えた18篇の伝記集。 | |||||||
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| F505 | F506 | F507 | F508 | F509 | F510 |
| 番号 | 書名 | 著者・訳者・ |
出版社 | 発行版 | 売価 (税込) |
状態 | 定価 |
| F505 | 十二の椅子(世界ユーモア文庫2)[新装版] | イリア・イリフ、エウゲニー・ペトロフ/江川卓訳 | 筑摩書房 | 1977 初版 |
\900 | 程度B+ | \880 |
| ●十二の椅子の一つに宝石が隠してあった…と、義母が臨終の床で打ち明けたのだ。小心で気のきかない登記所事務官ボロビニヤノフは葬式もそこそこ旧邸のある街へ現れるが、図々しくて抜け目のないオスタッブ・ベンデルが計画に割り込んできて共同経営方式の椅子探しが始まる。懺悔から秘密を知ったフョードル神父も既に家を後にした。新生ソビエトの社会を背景に、どんなことにもへこたれず難局を打開する機略縦横のぺてん師ベンデルの活躍こそ見ものだ。 | |||||||
| F506 | 山賊株式会社/ニペンスの切手(世界ユーモア文庫3)[新装版] | エドモン・アフー、ベルナール/田辺貞之助訳 | 筑摩書房 | 1977 初版 |
\900 | 程度B+ | \880 |
| ●利潤追求に狂奔する現代商社も企業化を思い付きもしないのに、時代に先駆けて、ここにハジ・スタヴロス、国家の要人をも株主に、何と8割配当もの利益をあげる健全経営。主たる営業活動は外人観光客を人質にしての身代金要求。腕と度胸の辣腕社長にはおよそ美女とはいえぬ一人娘がいて、これを溺愛しているのが唯一の弱点。ある日、イギリスの富豪夫人母娘と植物採集のドイツ青年が人質として手に入ったが、どうやらこれがケチのつきはじめ…。 | |||||||
| F507 | 西部旅行綺談/ジョージア・ボーイ(世界ユーモア文庫5)[新装版] | マーク・トウェーン/野崎孝訳、E・コールドウェル/城孝一訳 | 筑摩書房 | 1978 初版 |
\900 | 程度B+ | \880 |
| ●どの仕事にも長続きせず、兄の秘書として西部へ旅に出るのだが、西部劇のように颯爽とはいかない。沸き返る銀鉱ブームに巻き込まれ、一攫千金で貧富の境をさまよったり、シカゴの地震にぶっかったり…広大なアメリカの荒野にも似て茫漠と、本当だがホラだか見境のつかない語り口。怠け者で小狡くてちょっと助平なぐうたら父ちゃんとしっかりした働き者の母ちゃんとぼく、それに黒人奴隷のハンサムと、南部のプア・ホワイトの一家のペーソス漂う生活を描いたコールドウェルの連作短篇を併収。 | |||||||
| F508 | 雪の中の三人男/ガス屋クリッテル(世界ユーモア文庫6)[新装版] | エーリッヒ・ケストナー、ハインリッヒ・シュペール/小松太郎訳 | 筑摩書房 | 1978 初版 |
\900 | 程度B+ | \880 |
| ●みすぼらしい身なりで来るのが百万長者だ!すはこそと色めき立つ雪山のホテルの従業員と先客たち。そこへ現れたのは不運にも失業中の好青年ハーゲドルン。懸賞の一等で招待されたのに最上級の扱いで面くらうばかり。それから、自社の懸賞に変名で応募して二等賞を獲得した大コンツェルン主トーブラー氏。貧乏人に身をやつし、下男を金持紳士に仕立てて秘密のお伴に、人間を研究しに…。さて何が起るかは読んでのお楽しみ。温かい心で書かれたモダン・メルヘン。 | |||||||
| F509 | おれは駆け出し投手/おやじ天下(世界ユーモア文庫7)[新装版] | リング・ラードナー、クラレンス・デイ/中村雅男訳 | 筑摩書房 | 1978 初版 |
\900 | 程度B+ | \880 |
| ●われこそはホワイト・ソックス軍の主力投手と自任するジャック・キーフ。調子がよければ誰にも打てない速球を買われて大リーグにスカウトされたのだったが、どうも監督はじめ周囲の奴ら、おれの真価がわかってないようだ。ジャックがせっせと親友に書き送る手紙から、読者よ、事の真相を読み取られよ。併収するのは、これぞ愛すべき頑固親父への讃歌。謹厳にして一徹、揺るがぬ信念を抱き、秩序を愛し、良き趣味を持ち、癇癪球をかかえて君臨する親父をめぐって、どこの家庭にもありそうな日常の中に醸しだされる可笑しさと温かさ。人間への愛と寛容に裏打ちされたユーモアの滋味。 | |||||||
| F510 | マリナー氏ご紹介/トッパー氏の冒険(世界ユーモア文庫9)[新装版] | P・G・ウッドハウス、ソーン・スミス/井上一夫訳 | 筑摩書房 | 1978 初版 |
\900 | 程度B+ | \880 |
| ●釣魚亭酒場の常連マリナー氏がホット・スコッチを手に語る一族の男たちのロマンスの数々。失恋すいたってくよくよするな、事はめぐって落着くところへ落着くものさ。イギリス紳士にとりついて、かかったら最後、治療法がないというウッドハウス中毒n御用心…。律儀な初老の銀行員コスモ・トッパーはふと自動車を買ってしまった。その日から不思議な世界へ踏み込むことになる。ちょっとしたロマンスなんてものじゃない。ファウストやダンテにも似た遍歴といった方がよい。 | |||||||
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