幻想・奇想・異端・エロス・文化−ぱらぶら屋書店目録


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程度A 若干のヨゴレやキズがあるがそんなに気にならない程度で、新品に近い本及びほとんど新品本
程度B: ヤケ・シミ、ヨゴレ等が多少あるぐらいで、古本という感じを与える程度の本
程度C: ヤケ・シミ、ヨゴレ等がそれなりにあり、古本らしい古本

注)一部抜粋。詳細は上記●目録の見方へ

・本の部位について
天:本の上部
地:本の下部
背:棚に置いた時に見える、タイトルが書いてある部分
小口:背の反対側のページ部分


X002 X157 X018 X019 X062
X122 X186 X148 X063 X124
番号 書名 著者・訳者・編者 出版社 発行版 売価
(税込)
状態 定価
X002
画像
フェティッシュ・ファッション 秋田昌美 青弓社 1990
初版
\1,200 程度A- \2,000
●SM、ビザール、服装倒錯などのモード世界を照射し、ハイパーエロス時代の非・性化へむかう身体の現在を解読する。
X005 性の猟奇モダン(日本変態研究往来) 秋田昌美 青弓社 1994
初版
\1,300 程度A \2,000
●エロ・グロ・ナンセンスの時代に次々に発刊される変態雑誌と、梅原北明、中村古峡、斎藤昌三ら日本性学の泰斗を照射する画期的な性メディア史。
X184 ヴィンテージ・エロチカ 秋田昌美 青弓社 1998
初版
\800 程度A-、バーゲン品 \2,100
●セックス革命以前、秘匿の背後に無限に膨張したエロチシズムの世界。ダーティ・コミックス、ガーリー・マガジン、ピンナップ…グラマー・ガールの肉体に浮かぶ時代と大衆の欲望を貴重な図版とともにたどるクラシカル・エロスの世界。
X008 スカム・カルチャー 秋田昌美 水声社 1995
2版
\1,300 程度B+ \2,300
●本書で扱ったテーマは時代遅れのヒューマニティ・アート、素朴アート、ドロドロの表現主義、サタンに魅せられたヘヴィメタ、クリシュなノイズ・インダストリアルという類いのもので、斬新というより、どちらかといえば陳腐な表現に関してである。(中略)何故か今の時代のテイストにしっくりくる。(本文あとがきより)
X195 20世紀 雑誌の黄金時代 荒俣宏 平凡社 1998
初版
\3,600 程度A、帯 \4,700
●20世紀は雑誌の時代。ファッション・マガジンやパルプマガジンの表紙、挿絵を飾ってきたノルタルジックなイメージや画家のエピソードを荒俣流に解説。カラー図版300枚以上収録。
X178 目玉と脳の大冒険(博物学者たちの時代) 荒俣宏 筑摩書房 1987
初版
\1,000 程度A \2,200
●博物学黎明期、それは怪物や神々が跳梁跋扈する時代でもあった。人びとは失明するまで目玉を酷使し、頭脳を搾り尽して、あらゆる謎に挑戦していった。博物学の成立に与った偉大な想像力の持ち主たちのその壮大な偉業と愚行の物語。
X011 目玉と脳の大冒険 荒俣宏 ちくま文庫 1992
初版
\600 程度A \777
●博物学黎明期、それは怪物や神々が跳梁跋扈する時代でもあった。人びとは失明するまで目玉を酷使し、頭脳を搾り尽して、あらゆる謎に挑戦していった。博物学の成立に与った偉大な想像力の持ち主たちのその壮大な偉業と愚行の物語。
X068 TV(てれび)博物誌 荒俣宏 小学館 1997
2版
\1,200 程度A \2,230
●主に日本のテレビ史について書いた荒俣ワールドの博物史。永六輔及び今野勉インタビュー収録。
X019
画像
生体廃墟論 伊藤俊治 リブロポート 1986
初版
\2,600 程度A、ビニール函、※注:下記参照 \3,200
●体の中で戦争がはじまっている。大気中に張り巡らされたメディアのヴェールは、人間の生活環境から生態系にいたる地球規模の広がりを獲得し、メディア・スーツに包まれた我々の身体は、有機体から逸脱しはじめている。※注(ビニール函背部分にある著者名のロゴ<俊治>が約半分程消えかかっています)
X018画像 機械芸術論(もうひとつの20世紀美術史) 伊藤俊治 岩波書店 1991
初版
\1,500 程度A \2,233
●20世紀という世紀は機械霊とでも名づけうるような不思議な星雲におおわれているのがろうか。(中略)その星雲全体は20世紀の人々の多彩な欲望を孕みながら増殖し、生命体化し、まどろみ、夢想し、痙攣し、宇宙を透視しようと、あるパルスを発する。(あとがきより)
X020 [増補新装版]写真都市
(City Obscura 1830-1985)
伊藤俊治 トレヴィル発行/リブロポート発売 1987
初版
\2,400 程度A \3,500
●写真は都市のメディアである。写真が都市を挑発し、拡散させ、生成し、それにつれて都市が写真の意味や機能を転換させていった。我々は、見も知らぬ写真によってでさえ、我々の知らなかった記憶や意識下のものを呼びさますことができる。
X021 トランス・シティ・ファイル 伊藤俊治 INAX叢書 1993
初版
\1,000 程度B+、帯、ソリ微 \2,000
●パリ滞在中にグラン・プロジェを目のあたりにした著者が、文明構造の転換を象徴的に示すような都市計画や情報革命を現実のものとする<超越する都市>について論じた書。
X022 20世紀写真史 伊藤俊治 筑摩書房 1988
初版
\1,500 程度A \2,200
●20世紀初頭から現代に至る作家や作品が織りなす時代感情の襞を深く精緻に辿り、メディア環境や人間概念の変容にあわせて論じる20世紀文化史。
X024 ピンナップ・エイジ 伊藤俊治 ちくま学芸文庫 2000
初版
\700 程度A \1,000
●1950年代、メンズマガジンに現れ、エロスの簡便さ、密室性から、たちまち「夢の装置」として20世紀の男たちを魅了したピンナップ。このメディアに乗って膨大に流れ出したエロス・イメージーピンナップの流れを辿り、それが単なる視覚的欲情の痕跡ではなく、時代そのものの嗜好や趣味、感受性や生理の表象だったことを跡づける。
X177 鉛の銃弾 稲垣足穂 文藝春秋 1972
初版
\2,200 程度A-、函 \1,500
●「轣轆」、「鉛の銃弾」、「附録 月球儀少年」を収録。
X064 少年読本[新装版] 稲垣足穂 潮出版社 1992
3版
\700 程度A、帯 \1,068
●「RちゃんとSの話」「つけ髯(戦争とマゾヒズム)」「少年読本(エッセイ風の創作)」「E氏との一夕(同性愛の理想と現実)」「ユーモレスク(Hip−NEID)」「岩つつじ」「火箭」「洋服について」「カードの城」「すばりと文殊」「一穴の魅力」「男色考余談」収録。
X127 少年愛の美学 稲垣足穂 河出文庫 1995
11版
\600 程度A \580
●古今東西の文学、身辺諸事を自在に織り合わせながら、タルホ的エロティシズムの核を示す、「ヒップを主題とする奇想曲」風長編エッセイ。第1回日本文学大賞受賞作。
X065 宇宙論入門 稲垣足穂 河出文庫 1986
初版
\600 程度A \460
●“無”を媒介として、宇宙空間に存在とエロスの秘密を探り、比類ない美学を織りなす、タルホ・アストロノミー。「宇宙論入門」を発展させた「僕の“ユーリカ”」を中心にそのエッセイを跡づける13篇を収録。
X066 A感覚とV感覚 稲垣足穂 河出文庫 1987
初版
\500 程度A \520
●少年愛を論じて余りにも有名なタルホ美学の原基をなすエッセイ(A感覚とV感覚)ほか、少年期の思い出などを含めて、“永遠に美少年なるもの”をさまざまに綴る14篇のエッセイ集。
X147 キタ マキニカリスT 稲垣足穂 河出文庫 1998
新装
初版
\400 程度A- \609
●多彩なオブジェが散乱し、ポップなイメージが虚空にシャッフルするファンタジックでメタフィジックなタルホランド。高名な「一千一秒物語」を収録する34の短篇集。足穂の代表作。
X067 キタ マキニカリスU 稲垣足穂 河出文庫 1986
初版
\500 程度A- \460
●多彩なオブジェが散乱し、ポップなイメージが虚空にシャッフルするメタフィジックなタルホランド。高名な「一千一秒物語」を収録する34篇の短編集。
X126 一千一秒物語 稲垣足穂 新潮文庫 1979
16版
\500 程度B+(裏表紙カバー折り曲がった跡少) \320
●少年愛、数学、天体、ヒコーキ、妖怪…星の硬質な煌めきに似たニヒリスティックな幻想イメージによって、新しい文学空間を構築するイナガキ・タルホのコスモロジー。収録作品は表題作の他、「黄漠奇聞」「チュコレート」「天体嗜好症」「星を売る店」「弥勒」「彼等」「美のはかなさ」「A感覚とV感覚」の全9編。
X197 一千一秒物語(稲垣足穂コレクション1) 稲垣足穂 ちくま文庫 2005
初版
\500 程度A \998
●「一千一秒物語」「第三半球物語」「私の耽美主義」「オードヴル」「水晶物語」「彗星倶楽部」「月光密輸人」など初期作品を収録。
X171 考現学入門 今和次郎/藤森照信編 ちくま文庫 1991
3版
\700 程度A- \718
●震災復興後の東京で、都市や風俗への観察・採集からはじまった(考現学)。その雑学の楽しさを満載し、新編集でここに再現。
X205 ヨーロッパの不思議な町 巌谷國士 ちくま文庫 1998
4版
\500 程度A- \780
●あらかじめ与えられる枠組をこえる「体験」を誘い、あまたある既知の町を「不思議な町」に一変させてしまうような、いわば「反ガイドブック」である。知識」としての町の像が「体験」によって崩れていく、魅力あふれる偏愛的都市エッセイ
X090 メディア・セックス 植島啓司 リブロポート 1989
6版
\800 程度A- \1,800
●広告写真、報道写真、TVコマーシャル、映画、ロックなどさまざまなメディアに込められたメッセージ。潜在意識へダイレクトに働きかけて、心のコントロールをはかる「サブリミナル・メソッド」を具体的に分析した話題になった書。
X149 太陽 特集江戸川乱歩(1994年6月 NO.396) 平凡社 1996
初版
\800 程度A- \1,000
●「怪人乱歩 二十の仮面(レンズ嗜好症、洞窟・迷宮、ユートピア、人形愛、胎内願望、暗号、窃視症、洋館他、喫茶店、サド・マゾ、コスチューム・プレイ他)」、「東京乱歩地図 50の犯罪現場を歩く」、「乱歩流ことばのスタイル」、「乱歩によるRAMPO『貼雑年譜』を読む」。 
X172 江戸川乱歩ワンダーランド 中島河太郎責任編集 沖積舎 2003
初版
\700 程度A \1,365
●執筆者は、平井隆太郎、北村想、島田荘司、高橋世織、堀切直人、戸田安宣、室井光弘、会津信吾、横溝正史。
X157
画像
欲望の図像学 柏木博 未来社 1986
初版
\1,300 程度A- \2,200
●産業社会に占める広告の位置は明らかである。しかし、広告による大衆操作の隠れた意味を読み解いたのは本書が最初である。ナチ・社会主義・資本の宣伝の共通性を突いた好著。
X116 日本の異端文学 川村湊 集英社新書 2001
初版
\400 程度A \693
●1960年代から70年代にかけての「異端文学」ブームを社会史的、文学史的に整理し、澁澤龍彦、中井英夫、山田風太郎、小栗虫太郎、橘外男、国枝史郎、三角寛、中里介山「大菩薩峠」、渡辺温、尾崎翠、石塚喜久三、団鬼六等を読み解く。
X027 オナニスト宣言(性的欲望なんていらない!) 金塚貞文 青弓社 1992
初版
\1,400 程度A- \2,266
●イデオロギー装置としての性的欲望と、情報化社会におけるその実現形としてのオナニズムー性的欲望の呪縛からの解放を宣言する画期的な論考。
X030 東京フェティッシュ倶楽部 北原童夢 三一書房 1996
初版
\650 程度A \1,262
●「S&Mスナイパー」に連載したエッセイ「フェティシズム考現学」をまとめたもの。「これを読まれて『ほんとかよ?』と真偽を疑う方がいらっしゃるかもしれないが、誓って、ここには嘘は書いていない。全部、ほんとにあった話だ。本書はここ五年間ほどにピザール界で起ったことの日記である」(あとがきより)
X122
画像
澁澤・三島・60年代 倉林靖 リブロポート 1996
初版
\1,600 程度A、帯 \2,575
●たとえば村上春樹や村上龍、ポップに見える彼らの小説に落ちる、色濃い60年代の影。経済的繁栄と国際化・民主化を目指す一方、血と暴力、濃密なエロス、オカルティズム、土俗的な情念、天皇制とナショナリズム…反近代的な矛盾が、膿のように一気に噴出した60年代。澁澤・三島の活動の軌跡、前衛芸術・暗黒舞踏などとの関わりを辿り、ふたりが予見した現代の諸問題を炙り出す。
X156 雑誌「芸術新潮」 没後25年記念特集三島由紀夫の耽美世界(1995年12月号) 新潮社 1995
初版
\1,000 程度A \1,200
●愛しきは殉教者・聖セバスチャン、ロココの装飾、そして吾が肉体―破格の作家・三島由紀夫の心に棲んでいた美の正体とは何か?目次より、第1部三島由紀夫の「美的生活」、第2部三島由紀夫の「幻想博物館」、第3部スーパーモデル三島由紀夫、全68ページの特集。
X119 クリストファー男娼窟 草間彌生 而立書房 1989
初版
\1,000 程度A、帯 \1,500
●世界的前衛美術家にして作家草間彌生が放つ鮮烈な魂の物語。第10回野性時代新人文学賞受賞作「クリストファー男娼窟」の他、「離人カーテンの囚人」、「死臭アカシア」を収録。
X151 心中櫻ヶ塚 草間彌生 而立書房 1989
初版
\1,000 程度A-(カバー背少色落ち)、帯 \1,500
●国際的美術家にして、詩人、小説家である草間彌生の書下ろし小説。一人の少女が覗いたこの世の地獄を、叙情と虚構の入り混じる著者独自の文体で綴った問題作。
X144 セントラルパークのジギタリス 草間彌生 而立書房 1991
初版
\700 程度A- \1,030
●疾走する「生の痛み」と救済の物語が、ト単調の旋律を奏でながら、私たちを、私たち自身の「生の光景」へと誘うのである。分裂する心と救済の物語。
X155 ニューヨーク’69 草間彌生 作品社 1999
初版
\900 程度A、帯 \1,470
●ベトナム反戦、ドラッグ、サブカルチュア、狂乱の60年代アメリカを震撼させたハプニングの女王が謡う追想のラブソディー。
X198 太陽王と月の王[新装版] 渋澤龍彦 大和書房 1984
初版
\1,300 程度A-〜B+ \1,900
●奇玩やお化けや動植物に関するエッセー、つまり物に関するエッセーが多く、その点でも、これは同じ大和書房から二年前に刊行した「記憶の遠近法」の系列に属している、といえるかもしれない(著者あとがきより)。
X123 都心ノ病院ニテ幻覚ヲ見タルコト 渋澤龍彦 立風書房 1990
4版
\1,300 程度A-、帯 \2,400
●澁澤龍彦最後のエッセイ集。1987年夏、著者は病院のベッドで読書中頚動脈瘤破裂によって一瞬の死をとげた。偏愛を尊び、明晰な芸術家であり続けた著者が残した香気漂う数々の文章を収録。
X106 ねむり姫 渋澤龍彦 河出書房新社 1997
18版
\900 程度A-、帯(帯少イタミ) \1,600
●時間と空間を自在にたわめる漆黒の闇を舞台に、姫と童子が綾なす、妖しくも颯乎とした夢幻の譚。明澄な語りの光学でつくられる、エロスを封じこめた六つの結晶。
X031 死体の文化史 下川耿史 青弓社 1990
初版
\1,200 程度B \2,000
●刺青の皮を剥ぐ博士、死体の化粧師、死の実験家、カニバリズム、死体解体者……死という絶対を超克して濃密な生を死んだ<死の逸脱史>発掘
X033 セクソロジー異聞 下川耿史 青弓社 1992
初版
\1,300 程度A \2,000
●稚児灌頂、獣皮フェチ、女装マニア、生首愛好……土着的な性愛の様態や、秘儀の変容、性犯罪者たちの蠕動する欲望をえぐり出す渾身の性愛奇
X034 発禁本 城市郎 福武文庫 1991
初版
\500 程度B \563
●志賀直哉『濁った頭』、秋田雨雀『骸骨の舞踏』、伊藤晴雨『責の研究』、高橋鉄『人性記』、ピチグリリ『貞操帯』等、治安維持法違反、風俗壊乱などの罪に問われて発禁処分となった百余冊の一部抜粋と数々のエピソードで綴る「裏」文学史。
X035 性の発禁本 城市郎 河出文庫 1993
14版
\400 程度A- \620
●明治から昭和にかけて表現の自由と性の解放をめざし、あの手この手で性表現を追及した“活字のエロ事師たち”の果敢な生き方と仕事の内容を、集め得た資料を駆使し、初公開の文献からハイライトシーンをふんだんに引用しながら検証する。
X036 性の発禁本2 城市郎 河出文庫 1996
5版
\400 程度A- \590
●発禁本の蒐集・研究ひとすじ50年の著者の秘蔵本のなかから、折紙つきの名著珍籍を取り出し、よみたくても読めなかったホットパートをふんだんに紹介しながえら、性表現を追求しつづけた作者と版元の苦闘の跡をたどる。
X181 雑誌「別冊太陽」発禁本ー明治・大正・昭和・平成 城市郎コレクション    平凡社 1999
初版
\1,600 程度A-〜B+ \2,800
●公刊本として存在することが許されなかった「発禁本」のコレクター・研究者である城市郎の、明治元年から現在に至るコレクションを一堂にかいし、図録にまとめる。
X146 超人ニコラ・テスラ 新戸雅章 筑摩書房 1997
6版
\1,300 程度A \2,200
●誘導モーターを発明し、交流送電の実用化に大きな功績を残したテスラ。ところが、彼は殺人光線・人口地震など超兵器開発の先駆者として怪しげな伝説に彩られている。この天才発明家の虚と実を膨大な資料を駆使しつつ検証する、日本で初めてのニコラ・テスラ正伝。
X163 雑学者の夢(シリーズ グーテンベルクの森) 多木浩二 岩波書店 2004
初版
\900 程度A(表紙カバー微ヤケ)、帯 \1,890
●目次より、「第1部 記号と構造(第1章記号論との出会いーロラン・バルトを読み)(第2章ソシュールの哲学)(第3章言語学者バンヴェニストの役割)(第4章初期ベンヤミンの言語論)」「第2部記憶と歴史(第1章だれにでも埋もれている記憶ー『1900年頃の幼年時代』)(第2章書物を超えた書物ー『パサージュ論』)(第3章考えられなかったことの重要さーフーコーの歴史)」「終章」。
X059 動物の宇宙誌 多田智満子 青土社 2000
初版
\900 程度A \2,200
●近代社会でとみに権威を失墜した動物についての古い逸話や神話について著者が気ままに綴ったエッセイ集。
X145 魂の形について 多田智満子 白水Uブックス(新書扱い) 1996
初版
\500 程度A \960
●三次元の存在である我々には、より高次の存在である「魂」はイメージできまい。しかし、古来、この不可視なものに形を与えようとしてきた人間の創造力には興味がそそられる。高名な詩人である著者が詩人らしいひらめきを自在に働かし豊かな連想を繰り広げながら、魂の秤、心臓としての蓮華など、古代から人々が抱いてきた魂の様々な形象を綴った「魂の形態学」。
X186
画像
愚者の機械学 種村季弘 青土社 1980
初版
\2,600 程度A-〜B+、帯、ビニールカバー \2,400
●世紀末から30年代にかけて、激動の時代にその天分を完全に燃焼させた異形の画家・霊媒師・精神分析医・男性舞踏家・詐欺師など、近代社会の病理を体現する、偏執的な思考と心象に深く分け入り、その潰え去った夢と奇妙な情熱を分析する。
X187 ナンセンス詩人の肖像 種村李弘 ちくま学芸文庫 1992
初版
\900 程度A- \1,068
●呪文や語呂合わせ、吃音、言い間違いなどに潜む創造性。「無意味」によって言語秩序の?覆をたくらみ、新しい言葉の宇宙を表現した近代の詩人たち。ルイス・キャロル、エドワード・リア、モルゲンシュタイン、ハンス・アルプらの魅力溢れる生涯と作品を紹介する。ナンセンス詩のアンソロジーを併録。
X071 贋作者列伝 種村季弘 青土社 1986
初版
\1,700 程度Bプラス、帯 \1,800
●<美>は人を狂わせる。凡作も偉大な画家の作品と銘打たれればたちまち<傑作>に早代わりする。からくりの多い美術市場を横目に見て、至芸を披露する贋作者たち。<美>は贋作には不在なのだろうか。ゴッホという幻想/ブロマイドのマリア/映画化された贋作過程/無署名のデューラーたち他。
X072 パレスはまた来る(偽書作家列伝) 種村季弘 青土社 1992
初版
\1,700 程度A、帯 \2,136
●ゲーテとの往復書簡を創作した女流作家、日本人も知らない日本の文豪ハレス・レンノスケ、シェイクスピア劇を偽造した天才少年など文学史の余白に登場する名優(?)や、古文書・古書簡を捏造した仮面作家たちの話。
X073 詐欺師の楽園 種村季弘 学芸書林 1975
初版
\2,000 程度C+ \2,000
●「詐欺師とはインテリの犯罪である」―口八丁、手八丁、モトデいらずの才覚だけで、人々を煙に巻き続けたヨーロッパのペテン師たちの神出鬼没の活躍を描き、トリックスターたちの肖像を活写する痛快エッセイ集。
X201 ビンゲンのヒンデガルトの世界 種村季弘 青土社 1996
4版
\1,800 程度A \2,800
●独特な聖書解釈だけでなく、医学・動物学・植物学、そして音楽や建築、あるいは料理術までに及んで、中世ヨーロッパ最大の幻視者ビンゲンのヒンデガルトの眼が捉えたものは何だったか。ひとりの女が聖女へと変貌する魂のドラマを辿る。芸術選奨受賞。
X052 吸血鬼幻想(種村季弘コレクション1) 種村季弘 河出文庫 1991
11版
\600 程度B \563
●文学、映画、絵画などに出現する吸血鬼の影を追い求めながら、戦慄すべき血とエロチシズムに満ちた夜の世界、死と生が交錯する境界領域を縦横に考察するエッセイ集。種村版<吸血鬼大全>。
X079 悪魔礼拝(種村季弘コレクション5) 種村季弘 河出文庫 1992
3版
\600 程度A- \563
●古代ギリシャから現代に至るヨーロッパ悪魔学の系譜をとりあげながら、悪魔礼拝をめぐる奇怪な習俗・信仰を紹介し、悪魔払いとしての近代文学が成立する過程を論ずる。
X081 食物漫遊記 種村季弘 ちくま文庫 1985
初版
\500 程度B-、(カバー汚れ少、裏表紙見返しに値札剥し跡) \380
●画のかいた餅を食べる話、辿りつけない料理屋の話、鯨飲馬食と断食絶食の話、人を食い人に食われる話など、食物をめぐって人々が演じる滑稽譚、怪異譚の数々。エンサイクロペディストによる、ひと味ちがう美味随筆。
X085 山師カリオストロの大冒険 種村季弘 河出文庫 1998
初版
\600 程度A \880
●フリーメンソンの影の大立者として、十八世紀ヨーロッパ社交界に彗星の如く現れ、革命前夜のフランス宮廷で王妃の頸飾り事件を起こした、謎の人物カリオストロ伯爵。ネルヴァル等の礼拝者を生み続け、ゲーテが好奇心を持ちながら否定した、神秘的な人物カリオストロの正体に迫る評伝。
X087 毛皮を着たヴィーナス ザッヘル=マゾッホ/種村季弘訳 河出文庫 1993
9版
\350 程度A- \466
●「サド・マゾ」のマゾは、この作者のマゾッホに由来する。マゾッホはこの作品において、マゾヒズムの性愛をファンタジックな世界に描き出し、一般概念として定着させた。サドと並び称されるマゾッホの代表作。
X183 魔女ランダ考(演劇的知とはなにか) 中村雄二郎 岩波同時代ライブラリー 1990
初版
\600 程度A- \950
●パリ島の文化に深く根をおろし、演劇の主人公として共に生きている魔女ランダと、近代社会の根源的な問い直しを企てる哲学者との豊饒な出会い。死や痛みを含む<パトスの知>から、二分法的な思考を越え我々の世界観をゆさぶる<臨床の知>、<演劇的知>へ。既成の知のあり方を問い、ダイナミックな組換えを追求する。
X062
画像
麗人伝説(セルジュ・ルタンスと幻の女たち) 西垣通 リブロポート 1994
初版
\1,700 程度A-、背微ヤケ \3,400
●電子メディア社会の深層に潜む欲望と官能のイメージを、イメージクリエイターのセルジュ・ルタンスの諸作品を手掛かりにして探究した著者のイメージ漫遊録ともいうべき書。図版多数。
X100 雑学 艶学 西沢爽 ゆまにて出版 1979
初版
\900 程度A-、帯(著者サイン入り) \980
●弓削道鏡を筆頭に、古今東西、巨マン、性豪列伝。江戸から明治にかけての銭湯考、接吻の起源、接吻に関する珍談奇談等々。およそ性にまつわるウンチクを余すところなく傾け尽くす書。
X046 雑学 猥学 西沢爽 文春文庫 1984
初版
\500 程度C+ \340
●出ものはれものについてウンチクを傾けるかと思えば、けっこう毛だらけ灰だらけとヘアについての珍談奇談を歴史の中からひろい出す。稀代の雑学博士が頭にハチ巻き腕にヨリ、古今東西のオモシロ話を巧みな話術で披露する書。
X111 雑学 女学 西沢爽 新門出版社 1981
初版
\1,000 程度A-、帯(著者サインあり) \1,200
●最初の「雑学猥学」が出たときは驚嘆し、次の「雑学艶学」には驚笑し、第三番目のこの本には、ただただ口をあけて驚怖すら感じる。まさに気品のあるオトナの学問の極致である!(森繁久彌)、帯コピーより。
X048 雑学 艶歌の女たち 西沢爽 文春文庫 1987
初版
\500 程度C+ \485
●花弁お梅、お蔦、お富さん、お染、唐人お吉、高橋お伝……明治以来はやり唄に芝居に講談に、歌われつづけ語りつがれて日本人の涙をしぼりつくした悲劇のヒロインたち。その虚像と実像を明確にし、あわせて明治大正歌謡史を綴る著者畢生の労作
X061 愛の贈り物 伴田良輔 青土社 1992
初版
\700 程度A、帯 \1,359
●ゲーム感覚いっぱいの性具「いたい貝」、まさかの時の「玉かくし」、愛の回数を記録する「ラブ・カウンター」等、通俗性愛文化に一石二鳥を投じる、愉しいセックスのための究極のギフトカタログ。
X095 愛の千里眼 伴田良輔 河出文庫 1991
初版
\300 程度A \476
●「独身者の科学」に続く著者第2弾の文庫書下ろし。陰毛写真の収集家の老人の話やヒョウ柄の好きな女の話、古今のゲイの顔の分析やスキンマガジン批評など、性をテーマにした小説とエッセイの集成。
X150 飛行少年の系譜 堀切直人 青弓社 1988
初版
\1,000 程度A \2,060
●目次より、「羽化登仙失敗談」、「夢のそとの飛行家たち」、「飛行家と金銭と自転車と」、「天馬の道」、「少年の秘密の笛」、「少女病患者の嘆き」、「風船玉男チェスタトン」、「スウィングする百鬼園先生」、「ラジオ少年・池内紀」等を収録。
X165 過激にして愛嬌あり 宮武外骨と「滑稽新聞」 吉野孝雄 ちくま文庫 1992
初版
\600 程度A- \680
●明治34年1月。宮武外骨は“過激にして愛嬌ある”雑誌「滑稽新聞」を大阪で創刊。外骨は警察官・役人・政治家などの腐敗を暴露し、ユスリ新聞・インチキ広告に筆誅を加え、紙面上で遊びの限りを尽くすといった滑稽趣味をふんだんに盛り込んだ。この雑誌では、本人の入獄2回、関係者の入獄3回、罰金刑13回、発行禁止3回といった華々しい歴史を残して明治41年10月「自殺号」を出してその幕を閉じた。
X166 学術小説 外骨という人がいた! 赤瀬川原平 ちくま文庫 1991
初版
\500 程度A- \757
●言葉や活字遊び、ただの屁理屈、ナンセンス…。超モダンな雑誌を作った宮部外骨の表現の面白さをひたすら追及した“学術小説”。
X167 宮武外骨 吉野孝雄 河出文庫 1992
初版
\600 程度A \583
●明治大正昭和の三代にわたる反俗反骨反権力のジャーナリスト、外骨。最晩年の外骨と少年時を暮した著者が、遺された資料を基にその自由奔放な89年の生涯を綴る初の外骨伝。日本ノンフィクション賞受賞。
X168 面白半分 宮武外骨 河出文庫 1996
初版
\500 程度A- \602
●奇人として有名な明治のジャーナリスト宮武外骨の、面白半分・真面目半分エッセイ集。馬鹿とは何か、生理学上の難問題、悪の勧め、遊女と色気などのテーマで、その天才性と信じがたい超絶ぶりを発揮している。
X169 滑稽漫画館 宮武外骨 河出文庫 1995
初版
\400 程度A-(天・小口2ヵ所に微シミ) \621
●奇人でもあり変人でもある明治のジャーナリスト宮部外骨の奇想天外な戯画の数々を、当時の「滑稽新聞」から集めた過激なパロディ集。現代マンガを凌駕する恐るべき発想と爆弾的表現。そしてナンセンスの嵐。
X170 刑罰・賭博奇談 宮武外骨 河出文庫 1998
初版
\600 程度A-(※一部頁中に微変色部分あり、ほとんど気になるものではありませんが) \650
●窃盗、暴行、浮気…社会の規則に違反した者たちが、いかに処罰され刑を受けてきたかを興味深い奇妙奇天烈な実例を紹介しながら編纂した、特異な歴史資料「私刑類纂」。日本のギャンブル史を体系的にまとめ、文化史、民俗学的にも驚天動地の豊饒な世界を垣間見せてくれる「賭博史」の2篇を収録。
X040 ドラッグストア(化学物質とこころのパラリモメナ) 山口椿 青弓社 1992
初版
\1,100 程度B、天地少カスレ \2,000
●レセルピン、レシナミンからトリカブト、果ては猫いらずまで、ドラッグの魔力と危険を解き明かし、貧乏ゆすりや拒食症などの内奥に潜む情動を解析するー<リビド>と<アンビヴァレンツ>をキーワードに繰り広げる奇々怪々クスリワールド。
X041 サドの館 山口椿 河出文庫 1996
初版
\400 程度A \621
●苦痛と快楽、生と死が交錯する瞬間を極限的な絡み合いのなかに描き出すあぶな絵。惑わしに充ち、倒錯に痙攣する性の営みを微茫滲淡の水墨で描く縛り絵。異能画家のインモラルの美の極致170点収録。
X055 ロベルトは今夜 山口椿 トレヴィル 1989
初版
\900 程度A \1,700
●ひたすらエロスの側面から人間を凝視する孤高のモダン・ポルノグラフィーの巨匠、山口椿。さらに淫らに欲望する自由を授けられたロベルトは、クロソウスキーの原作を凌ぐ背徳の世界を生きる。
X108 娼婦(誘惑のディスクール) 山田登世子 日本文芸社 1991
初版
\900 程度A、函 \1,700
●三島由紀夫、山田詠美、ゾラ、プルースト、ボードレール、フロベール、バルザック、バルト等を自在に援用しつつ、「モード」という可視の<かたち>をとおして不可視の「愛」を語る誘惑のディスクール、あるいは愛のドラマツルギー。
X097 百万人のお尻学 山田五郎 講談社 1992
初版
\750 程度A \1,553
●きっかけはTV番組「タモリ倶楽部」。内容は、第1章「尻学言論」、第2章「お尻の西洋美術史」、第3章「お尻のファッション史」、第4章「お尻と写真の変態史」、第5章「お尻の戦後史」に分かれ、その他コラムとタモリの特別寄稿など。
X042 明治バンカラ怪人伝 横田順弥 ちくま文庫 1996
初版
\600 程度A \738
●自転車世界無銭旅行者、世界柔道武者修行者、虎髯弥次将軍…日清、日露、第一次世界大戦と、日本が近代国家に変貌した激動の時代を、そのバンカラ精神で痛快に生きた明治の“快人”たち。「明治快人列伝」を増補した決定版。
X045 明治東京奇人傳 森まゆみ 新潮社 1996
\800 程度B+ \1,553
●上野、谷中、根津、池之端ーこの町を愛した人々。『五重塔』の露伴、『牡丹灯籠』の円朝、三輪伝次郎、春日とよなどとっておきの25人の足跡を辿った魅力溢れる人物伝。
X159 幻想の美学 ルイ・ヴァックス/窪田般弥訳 文庫クセジュ 1971
7版
\400 程度A-、ビニールカバー \280
●幻想的なるものを探りながら、それがいかに人間の内奥深く根ざすものであるかを明らかにし、2つの大きな結実である幻想文学と幻想美術についての興味深い考察を繰り広げる。
X148画像 フリークス(秘められた自己の神話とイメージ) レスリー・フィードラー/伊藤俊治他訳 青土社 1991
3版
\1,900 程度A-、帯(少イタミ) \3,500
●おぞましいと排除され、珍奇として見世物に供され、翻ってはまた、聖なる存在として崇められたフリークス。文学・美術はもとより、心理学や人文諸科学のさまざまな領域に影の主役の如く君臨するフリークス。その顕現と隠蔽の構造を詳細に解きほぐし、20世紀文化の核心に肉薄する。
X063
画像
怒れる女たち アンドレ・ジュノー&V・ヴェイル/越智道雄訳 第三書館 1995
初版
\1,400 程度B+ \2,800
●時代に最も敏感な女性パーフォマンス・アーティスト<ディアマンダ・ギャラス><アニー・スプリンクル><キャレン・フィンリー><リンダ・モンターノ><キャロリー・シュニーマン><ベル・ファックス><ホリー・ヒューズ><リディア・ランチ>の怒れるインタビュー集。
X153 性のアウトサイダー コリン・ウィルソン/鈴木晶訳 青土社 1991
4版
\1,100 程度A、帯(少イタミ・微ヤブレ) \2,200
●<性>の魅惑に耽溺し、放蕩・逸脱・女装趣味など、強烈で特異なイメージをひたすら生き、人間の可能性を大胆に切り拓いたサド侯爵から三島由紀夫まで、文学者・思想家たちの深奥を探り、<性>の氾濫する文化を照射する。
X196 ビザール・コレクション ジョン・ウィリー/編著大類信、訳者船津歩 二見書房 1998
初版
\1,500 程度A- \2,940
●ボンテージ・アートの先駆者ジョン・ウィリーが自ら編集発行した「ビザール」誌に1946−56年の10年間に発表した掲載作品のなかから、傑作イラスト&フォトを厳選収録。
X154 夢見る力(文学と想像力) コリン・ウィルソン/中村保男訳 河出文庫 1994
初版
\600 程度A \980
●ハックスレー、イェイツ、ワイルド、サルトル、ベケットから、トールキン、ラブクラフトまでファンタジー、ホラー、SFを含めたさまざまなジャンル、多彩な国々の強烈な想像力を持った作家たちを次々と論じたウィルソンの一大文学パノラマ。
X124
画像
麗人パーティ(TALK&TALK THEATER3)    NTT Ad. 1987
初版
\1,300 程度A、プラスティックの函 \1,300
●目次より、T.麗人スーパースターの肖像、U.一夜かぎりの麗人放談(麻美れい/太地喜和子/猪俣公章/小田島雄志)、V.麻美れいの秘密、W.ゆらめくあわせ鏡、X.失われた麗人を求めて(今野雄二、中田耕治、出石尚三、伴田良輔、高橋源一郎)、Y.メモリーズ・オブ・デイ
X091 カストラートの世界 アンガス・ヘリオット/美山良夫・関根敏子他訳 国書刊行会 1995
2版
\1,300 程度A-、帯 \2,330
●去勢により、ボーイソプラノの美声を永遠に保ち続けた男たち―カストラート。16世紀末に登場した、この蠱惑的な両性具有者たちは、イタリアを中心とした17,18世紀のヨーロッパで一世を風靡した。その歌声にヘンデル、モーツァルトをはじめとした多くの大作曲家は無限の霊感を受けた。壮麗無類ままでの人気と栄誉を勝ち得ながら、今世紀初頭に存在が完全にしたカストラートたちの謎の正体はなんだったのか?彼らの栄光と悲惨、その歴史と生活、そして30名にものぼる列伝を通して解明する書。
X069 「めくるめき」の芸術工学(神戸芸術工科大学レクチャーシリーズ) 吉武監修・杉浦編 工作舎 1998
初版
\1,200 程度A \2,500
●「『私とは?』の自己言及から数学の夢が解かれる(山口昌哉)」「『ローラーコースター』めくるめく加速度の世界を遊ぶ(川口博義)」「『本当の自分』は誰かが見ている夢ではないのか(香山リカ)」「『虚人たち』の行方を夢と現実が揺らめくはざまに追う(筒井康隆)」「『驚異の部屋』をめぐりめぐって(高山宏)」「『サイボーグ・キュービズム』の眩惑(巽孝之)」ほか二篇収録。
X121 占星術または天の聖なる学(ヘルメス叢書) マルクス・マニリウス/有田忠郎訳 白水社 1993
初版
\1,300 程度A \2,700
●ローマ時代に成立した本書は、伝統的占星術の古典であり、今は失われた蒼古たる天地創世論の痕跡をとどめ、古代人の壮大な運命観を展開する。人間の家としての宇宙への省察を誘う哲学書。
X092 西遊記の秘密(タオと煉丹術のシンボリズム) 中野美代子 福武書店 1991
8版
\900 程度A- \1,800
●一見いかにも荒唐無稽、でたらめだらけであるかのごとき小説「西遊記」は、じつは、世界を解釈しようというメタフィジックな欲求にとりつかれた人びとがでっちあげた、壮大なテクストであり、しかも、タオと煉丹術のシンボリズムと隠語に満ちている。本書の構成は(T)孫悟空の誕生と再生、(U)『西遊記』の隠微学、(V)『西遊記』の社会学。
X093 中国遊里空間(明清秦淮妓女の世界) 大木康 青土社 2002
初版
\1,100 程度A \2,400
●秦淮―かつて南京にあった色町。その名も秦淮河なる掘割に面した妓楼、水に浮かぶ画舫(遊船)によって知られる緑酒紅橙の巷である。本書は秦淮が最も栄えた明清時代、それも主として明末清初の時代における様子を再構成しようとする試みである(本文より)。
X152 鬼の話(上) 文彦生編/鈴木博訳 青土社 1997
初版
\4,600 程度A、帯 \4,944
鬼の話(下) 文彦生編/鈴木博訳 青土社 1997
初版
(2冊揃い) 程度A、帯 \4,944
●「鬼」は中国の民間信仰が産み出した冥界の形象であり、人の霊魂をさす。死後、魂は陰陽のあいだをさまよい、この世の人間に禍福を与える。閻魔大王のルーツ閻王から、色鬼、餓鬼、酒鬼、女鬼まで―、太古から人類の意識の原型が霊として露呈する。広大な中国全土の鬼話を網羅し、民族文化の源泉を探る<壮大な鬼話大全>。
X192 人形作家 四谷シモン 講談社現代新書 2002
初版
\500 程度A \924
●不良少年から天才人形作家へ。60年代の新宿を駆け抜け、唐十郎、澁澤龍彦らと出会った激動の半生と創作の舞台裏を語る。
X193 KATAN DOLL(天野可淡人形作品集) A TREVILLE BOOK リブロポート 1991
3版
\800 程度A- \1,648
●光と闇が交錯する空間に、妖しく浮かび上がる人形たち。美しく、そして冷たい。永遠に閉じられることがないその瞳は、見る者を夢と現実の狭間へといざなう。妖艶なピグマリオンの幻想世界が繰り広げられる。
X194 アンミュレ(emmuree)山吉由利子人形作品集(写真豊浦正明) A TREVILLE BOOK リブロポート 1993
初版
\900 程度A- \1,854
●山吉由利子人形作品集。写真は豊浦正明。
X191 異端の画家たち ヨシダヨシエ他 造形社 1969
初版
\900 程度C+(カバー天地シワ・少ヤブレ値札剥がし痕少) \600
●取り上げる画家は7人。靉光(ヨシダヨシエ)、山中春雄(佐藤真一)、長谷川三郎(赤根和生)、松本竣介(佐田勝)、三岸好太郎(匠秀夫)、加藤太郎(佐田勝)、長谷川利行(ヨシダヨシエ)。
X118 雑誌「ユリイカ」 臨時増刊(総特集悪趣味大全)    青土社 1995
2版
\1,400 程度A-〜B+ \1,500
●主な執筆者は、森村泰昌、、松沢呉一、松尾スズキ、石子順三、高山宏、巽孝之、上野俊哉、風間賢二、岸野雄一、安田謙一、秋田昌美、ジョン・ウォーターズ、宇川直弘、山野一、伴田良輔他。
X190 雑誌「ユリイカ」臨時増刊(総特集禁断のエロティシズム―異端・背徳の美術史)    青土社 1994
3版
\1,500 本体程度A-、表紙程度A-〜B+ \1,500
●ジュリオ・ロマーノ、ホセ・デ・リベラ、アントワーヌ・ボレラからロメーン・ブラックス、エリック・ギル、シュレーダー=ゾンネンシュタイン、スタニスラフ・ズカルスキーを通し、ウニカ・チェルン、フランシスコ・トレド、ロラン・キャットまで総勢25名を取り上げる。
X173 雑誌「幻想文学」6 特集ラブクラフト症候群    幻想文学出版 1984
初版
\1,400 程度B+(天地・小口少シミ跡) \980
●「異界からの来訪者(ラブクラフト小伝)M・レヴィ」「フランスにおけるラブクラフト(森茂太郎)」「夕ばえの街(ラブクラフト旅行記(菊地秀行)」「アウトサイダー(ラブクラフト)」「夢魔十夜(ラブクラフト書簡集より」「インタビュー/栗本薫・荒俣宏・鏡明・風見潤他」他。
X174 雑誌「幻想文学」12 特集インクリングズ(トールキン・ルイス・ウィリアムズの世界)    幻想文学出版 1985
初版
\1,300 程度A-(裏表紙カバー微折れ跡) \980
●「別世界創造の方法と実践(別役実+天沢退二郎)」「ナルニアを愛した時代(本田和子)」「インリングズの中のトールキン神話(赤井敏夫)」「幼年アポカリプスーナルニア国ものがたり讃拝記(鎌田東二)」「友情と孤独とートールキンの手紙を読む」「暗黒塔(C・S・ルイス)」「家のなかの穽(チャールズ・ウィリアムズ)」「天の影ーチャールズ・ウィリアムズをめぐって(横山茂雄)」他。
X175 雑誌「幻想文学」32 特集人形奇譚(ヒトガタの魅惑と恐怖)    幻想文学出版 1991
初版
\1,200 程度A \1,500
●「インタビュー/四谷シモン/ホリ・ヒロシ」「対談/東逸子&井辻朱美(人形たちに魅せられて)」「幻妖(ヴィリ・ザイデル)」「ウィティントン少佐(シャルル・バルバラ)」「第四番目の被造物(フランシス・トムソン)」「からくり人形の悪夢ーホフマンの場合(前川道介)」「フランシス・トムソンとその作品(南條竹則)」他。
X202 雑誌幻想文学」56 特集くだん、ミノタウロス、牛妖伝説    アトリエOCTA 1999
初版
\800 程度A \1,575
●「インタビュー/岩井志麻子/とり・みき/木原浩勝/佐藤健二」「牛の貌した神々(多田満智子)」「牛魔王とその子分たち(武田雅哉)」「甲山の“くだん”の正体(中山市朗)」「金牛宮は再生の時を告げる(石堂藍)」「牛奇談選卓(須永朝彦編訳)」「牛妖文学資料館/内田百聞/小熊秀雄/小松左京/入沢康夫」他。
X203 雑誌「幻想文学」59 特集ボルヘス&ラテンアメリカ幻想    アトリエOCTA 2000
初版
\900 程度A \1,575
●「インタビュー/ボルヘスとわたし(多田満智子)」「ボルヘスの先駆者セルバンテス(牛島信明)」「沙漠を変える一握りの砂ーボルヘス譚(高遠弘美)」「<記憶>をめぐる旅ーボルヘスが描く地図(高岡麻衣)」「ボルヘスの二本の映画(範国将秀)」インタビュー/鼓直/木村榮一/野谷文昭」「絡みあう現実と幻想(安藤哲行)」「<緑の家>の伝説ーバルガス=リョサの幻想性(立林良一)」他。
X162 雑誌「幻想文学」63 特集「M・R・ジェイムズと英国怪談の伝統」    アトリエOCTA 2002
初版
\800 程度A \1,500
●特集「M・R・ジェイムズと英国怪談の伝統」。日本初のホラー専門誌「THE HORROR」終刊号を完全復刻。
X199 雑誌「is」52号(特集浪費)    ポーラ文化研究所 1991
初版
\500 程度A \590
●「生命と浪費(対談/中村桂子+島田雅彦)」、「浪費の生気(西谷修)」、「20世紀的浪費論(対談/柏木博+鈴木品)」、「商品における媚態と欲望(三宅品子)」、「バロックな浪費とパンクな浪費(永瀬唯)」、「鬱たる奢り(須永朝彦)」、「中国の散財史(井波律子)」他。
X136 is61号「特集味覚」    ポーラ文化研究所 1993
初版
\500 程度A \590
●「メタファーとしての味覚(臼井隆一郎)」、「五味のダイナミズム(中野美代子)」、「ところてん(久世光彦)」、「味覚をめぐる世界史(角山榮)」、「『味覚のことば』談義:対談石毛直道+野村雅一)」、「味覚の周辺(鈴木晶)」、「味覚の宿命(金子國義)」他。
X138 is64号「特集走る人」    ポーラ文化研究所 1994
初版
\500 程度A \590
●「『走るお婆さん』の秘密(池田香代子)」、「脱いで走った男ー増賀上人造型の方法(馬場光子)」、「走り入る人々(田中貴子)」、「『叡智』によって走る人(小林寛道)」、「『走る』文学誌(稲垣正浩)」、「境界走殺(高山宏)」、「映画史を走り抜け(加藤幹郎)」他。
X129 is66号「特集文化としての乳房」    ポーラ文化研究所 1994
初版
\500 程度A \590
●「血の乳(小池寿子)」「乳房の森(鎌田東二)」「乳房が視姦されるまで(鶴岡真弓)」「ホテル・ジャンヌ(伴田良輔)」「制度化された乳房(本田和子)」「哺乳という形態(養老孟司)」「哺乳類の誕生(阿部永)」「なぜ乳房は魅力的なのか(幸島司郎)」「女神VS女神?(冨島美子)」「激怒せよ、乳房!(小林康夫)」他。
X131 is76号「特集楽しい?愚行」    ポーラ文化研究所 1997
初版
\500 程度A \800
●「極aと極b(池内紀)」「対話―流行としての愚行・米国篇(伴田良輔)」「愚行のオントロジー(蔵持不三也)」「愉快なエピキュリアンたちの楽しい愚行(井波律子)」「生類憐れみの令の向こう側(山室京子)」「ルネサンスの愉快ないたずら(宮下志朗)」「おもしろうて やがて かなしき…(菊池良生)」「男たちのいない世の中、女たちのいない世の中(永瀬唯)」他。
X142 is77号「特集テーマ『庭』をつくる」    ポーラ文化研究所 1997
初版
\500 程度A \762
●「庭の楽しみ(南條竹則)」、「植物とのせめぎ合いの楽しみ(藤森照信)」、「毒草の庭、顛末記(植松黎)」、「フローラル小劇場ーガーデニングの世紀末(高山宏)」、「行為としての盆栽(中国文人たちのガーデニング(村松伸)」、「庭のディヴェルティメント(小林康夫)」、「旅する庭ー大名庭園の<画>と<紀行>(今橋理子)」、「イルミネーションー都市生活者の庭づくり(柏木博)」他。
X200 雑誌「is」78号(特集つくりもの―半芸術はたまた反芸術)    ポーラ文化研究所 1997
初版
\500 程度A \800
●「物産店にて(木下直之)」、「つくりもの―半芸術はたまた反芸術(構成・解説木下直之)」、「『つくりもの』文化と日本(辻惟雄)」、「大嘗会の標の山と古代の作り物(東野治之)」、「虚構としての作り物(日高薫)」、「献金の意匠―お金のつくり物(福原敏男)」、「ラクダのつくりもの(勝盛典子)」他。
X132 is80号「特集空想旅行」    ポーラ文化研究所 1998
初版
\500 程度A \800
●「旅行記の幻想性(川端香男里)」「マルコ・ポーロを讃えて(四方田犬彦)」「Visual・幻想の地図(谷川渥)」「義経のガリヴァー旅行記(海野弘)」「小人国、君子国そして女の国への旅(張競)」「ヤコブ・ダンコーナ『光の都市』をめぐる断章(中野美代子)」「もうひとつの世界(鹿島茂)」「旅は鳥の翼に乗って(杉田英明)」「ヴァイキング・ジャズ(巽孝之)」他。
X143 is87号「特集復元・再現の思想」    ポーラ文化研究所 2002
初版
\500 程度A、(表紙裏価格表示部分をマジックで消した痕) \762
●「熱海国際温泉文化都市ブルース(木下直之)」、「人物記念館(小松和彦)」、「『アステリクス』の越境ーEU時代のアーキオロジー(鶴岡真弓)」、「掘立柱と日本文化ー二万年の建築調査・復元(宮本長治二郎)」、「近代における古代文化の復興(高木博志)」、「宇宙像のつくり方(池内了)」他。

雑誌「夜想」特集

R042 R031 R032 R049 R050
R035 R045 R036 R037 R048
番号 書名 著者・訳者・編者 出版社 発行版 売価
(税込)
状態 定価
R042 雑誌「夜想」8(特集亡命者たちのハリウッド)    ペヨトル工房 1983
初版
\1,600 程度A \980
●アメリカの夢を支えたヨーロッパの祖国との距離を埋める夢工場、ハリウッド。執筆者は、梅本洋一/E・ロメール/武田潔/松浦寿輝/千葉文夫。
R031 雑誌「夜想」9(特集暗黒舞踏)    ペヨトル工房 1985
再版
\2,400 程度A- \1,200
●暗闇からひかり―石井漠が挑んだ肉体表現の冒険。舞踏詩が時を経て、土方巽の舞踏に結実する。石井漠、大野一雄、土方巽、笠井叡、田中泯、山海塾等を取り上げる。
R032 雑誌「夜想」11(特集ヌーヴェル・ヴァーグ)    ペヨトル工房 1990
4版
\1,200 程度A \980
●その萌芽からの25年を期し、ヌーヴェル・ヴァーグは、ゴダールだけではなかったことが明らかになった。映画マニア垂涎の解説書。執筆者は、吉田喜重/梅本洋一/辻邦生/稲川方人/秋山邦晴/武田潔/四方田犬彦/J・リベット。
R049 雑誌「夜想」13(特集シュルレアリスム)    ぺヨトル工房 1984
初版
\1,500 程度A-〜B+(ザラ紙部分のみ少経年ヤケ)、(裏表紙見返し値札剥がし痕少) \1,200
●シュルレアリスムその日その日(バタイユ)、シュルレアリスムの解読(若桑みどり)、ベルギー・シュルレアリスム運動の展開(秋山邦春)、心霊的なものを精妙に見せる―イブ・タンギー(岡田隆彦)、シュルレアリスムとラテンアメリカの驚異の現実(ゴンサーロ・セロリオ)。くりかえし(エルンスト+エリュアール)、秘められた女神―女たちのシュルレアリスム(湊健志編)他。
R050 雑誌「夜想」14(特集モダン)    ペヨトル工房 1985
初版
\1,300 程度A-(ザラ紙部分のみ少経年ヤケ) \980
●「“走るユートピア”としての自転車」前田愛、「交通と近代化」多木浩二、「日本の大博物誌時代ー構想的ユートピアの思想」荒俣宏、「建築における日本のモダニズム」八束はじめ、「言語の消印 時間の消印ー北園克衛“プラスティック・ポエム”からの逆算」平出隆、「大正維新と霊的シンクレティズムー神智学受容の一波紋」鎌田東二、「青春のモダニズム」日影丈吉他収録。
R035