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| 04/12/30 何だかんだでこのサイトを始めて2年になります。ネットもサッカーもてんでシロートのくせに、知らないというのは恐ろしいことで考えもなく始めてしまい、今振り返ると冷や汗ものってことも結構あった…。今もそう進歩があったかというと怪しいものですが。 04年のPSGは嬉しいこともあったし、後半は悲しいことも最悪なこともあったけど、それでもパルクのポルト戦の中継で通路に並んだ赤と青のマイヨを見て、なんだか涙が出そうになったりして、ああやっぱりPSGじゃなきゃ駄目なんだなと、そう思いました。 私がサイトを始めた動機には、まずPSGの報道の少なさがあって、そのために誤解があったりするのが嫌だったんですよね。日々読んだ記事をとにかく片っ端からネットに上げとけば、いつかどこかで彼らの擁護になる時もあるかもしれないし。もちろんこんなヘボサイトで何がどうなるわけでもないですが、まあ自分が納得いけばいいじゃないかと。 ハインツェのコンテンツも、とりあえず彼がユナイテッドで軌道に乗るまでやってみるか、という感じで始めたものですが、移籍早々アテネ招集でもめたし、今でもこの間のクリスマスの記事みたいに、コメント全文載せといた方がいいかなっていうデリケイトなニュアンスの記事もある。そんなこんなで今に至っています。 ガビーのコンテンツに関しては、私にもPSGファンとしての自意識もあって、ユナイテッドに行った彼を応援するというのは、頭では納得したつもりでもなかなか複雑な状況でした。でも、そんな気持ちでやるくらいならこんなコンテンツ閉めたほうがいいわけで、反省しまして、プレミアの勉強もしまして、今ではそれなりに状況を受け入れられているんじゃないかと自分では思ってます。 何よりユナイテッドファンの方には、オフィシャルマガジンの買い方などとても親切に教えていただけて、ひたすら感謝と恐縮でした。 迷うわヘコむわのダメ管理人ではありますが、日々一人反省会などしながらボチボチマイペースでやっております。よろしければ、来年もよろしくお付き合いください。お心遣いや情報をいただいた皆様、リンク先様、本当にありがとうございました。 それでは、また年明けに。皆様、よいお年をお迎えください。 04/12/22 少し前にアメリカのTV局が、英国の視聴者を対象にしたフェイバリット・クリスマスソングのアンケートを実施したというニュースがありましたが、その1位が、バンド・エイドでもWham!でもなく、ロンドンのアイリッシュ系酔っ払いバンド、ザ・ポーグスの“Fairytale Of New York”(ニューヨークの夢)だったというのはさすが(何が)だと思った。 (ここから先は、以前ディスク・レビューのページに載せていた文章をもとにしています) ポーグスは、アイルランドのトラディショナル・フォークとパンクをごたまぜにしたようなとてもユニークなバンドで、84年のデビュー以来順調にヒットアルバムをリリースしていたけれど、経済的な理由から過酷なツアー生活を強いられ、ヴォーカルのシェーン・マガウアンの飲酒による度々のトラブルをきっかけ91年にシェーンが脱退。親交のあった故ジョー・ストラマーの協力でバンドはしばらく存続しますが、96年に正式に活動を停止してます。 “Fairytale Of New York”は、そんな彼らの代表曲。夢を抱いてNYに渡ったものの、厳しい現実に敗れていつしか年老いてしまったアイリッシュの男女の歌を、酔いどれシェーンと故カースティ・マッコールが歌っています。 その歌詞の中に、「NY警察の合唱隊がゴールウェイ・ベイ(アイルランドのトラディショナル・フォーク)を歌い、クリスマスを祝う教会の鐘が鳴り響いていた」という一節がある。 ニューヨークでは警察や消防の仕事に就くアイリッシュが多いと聞いた記憶があります。ピーター・バラカン氏はライナーノーツで、警察に勤務するアイルランド人は多く、いかにも律儀なイメージだけど、その律儀さのせいか、世渡りのうまい感じはけっしてしない、と書かれていました。 世界貿易センターのテロ事件の報道の中で、崩落する直前のビルの階段を駆け上がっていく消防隊の表情を、すれ違いざまにとらえた写真がありました。いかにもアイリッシュらしい顔立ちの消防士。彼が無事に家族のもとに帰ったのかどうかは分かりません。この曲を聴くと、ふとあの時のニュース映像のことを思い出します。 大久保選手も移籍したマジョルカとポーグスの意外なつながりのお話をちょっと。 何シーズン前かのマジョルカのホームゲームでのことですが、対戦相手はバルセロナか、いずれにしてもビッグクラブだったと記憶してる。優勢のマジョルカのスタンドではバンドがにぎやかな演奏で景気づけていて、その演奏している曲が、ポーグスの“Fiesta”という曲でした。 確かシングルカットもされてなかったと思うけど、なんでスペインのサッカースタジアムでこの曲?と思ったんだけど、ちょっと考えて、ああなるほどと思いまして。歌詞の中の「俺はフランシスコ・バスケス・ガルシア、アルメリアで歓待されてる」という一節から推測するに、これはきっと、当時の監督だったフェルナンド・バスケスの応援ソングだったんじゃないかと私は思ってるんですが。 確か、ポーグスが映画“Straight To Hell”の撮影中スペインに滞在していて、この曲になったらしいんだけど、極めて怪しげなスペイン語も飛び出すこの曲、スタジアムでの雰囲気は最高で、まさしくお祭りでした。 どちらの曲も3rd アルバム“If I Should Fall From Grace With God”の収録曲。良いアルバムで、シェーンの物語性を感じさせる歌詞(酔っ払いのホラ話的なニュアンスもあるけど)も泣けます。ポーグスで一番好きなのは、2ndに入ってた“A Pair Of Brown Eyes”って曲なんだけど、この曲は元プリムソウルズのピーター・ケイスがカヴァーしててこれがまたいいんだ。 04/12/16 忙しい。サツバツとした年の暮れですが、イングランドではハインツェが、ファギー・サンタから念願のクリスマス休暇をプレゼントしてもらえそうな気配。それから、ハインツェにまつわる「都市伝説」についてのわりと面白い記事を拾ったので、それはまた明日にでも。 ソショー戦は、ピッチ上の市川雷蔵、パウレタ様の円月殺法のごとき2ゴール(1点目のボレーは素晴らしかったらしい)でパリジャンが意地の勝利。現在11位、パウレタが8ゴールで得点王レースのトップに立ってます。 選手の皆さんのおかげでなんとか命拾いしたハリロジッチは、連中は私のことなんかお構いなしに勝ったよ、なんて笑ってたみたいだけど、事実ピエールファンファンは、監督の首がどうこう言ってる場合じゃないよ、みたいなこと言ってます。 「監督の今後は僕達にとっては二の次だ。僕達はPSGのためにプレーしたんであって、監督のためじゃない。でも、このことは確かだ。誰も決して試合に手を抜くつもりはなかったし(あたりまえだ)、どの選手も監督の辞任など望んでいなかった。チームはもっとリスペクトに値することを示そうと務めた。背水の陣だよ。もし自分達の責任を取らなかったら、全員クビかもしれないことはわかってた」 とりあえず、これでハリロジッチが強気な姿勢をちょっとは改めてみようかな、という気になってくれると私としても助かるんだけど、どうかな。まあでも昨季の選手達は、どちらかというと反ハリロジッチで団結してる気配が無きにしもあらずだったし、理由は何であれそれが結果に反映されればいいわけです。上司なんて煙ったいくらいでちょうどじゃないかって気もするんだけどな。 しかしこの人たち、もう後がないですってくらい追い詰められないと力が出せないものかなあ… 最近、PSGには立て続けにいろんな事件が起きましたが、先日のハリロジッチのベンチ入り禁止処分について少し。 PSGとハリロジッチ本人は、結局処分に異議申し立てはしませんでした。まあ異議を申し立てて処分が軽くなることは99%ないし、最悪2ヶ月が3ヶ月になることも十分予想できるので、賢明な対応じゃないかと思います。 VIP席からハリロジッチをなだめに降りてきたグライユ会長の行動は、サルス主審を含む全員から称えられ、フェアプレー賞を授与する話もあったようですが、当然会長はこれを断りました。 結局、規律委員会はハリロジッチの釈明を聞き入れなかったのですが、これはある意味当然で、つまり判定の妥当性や、あの時何があったかという事の真相は大して重要じゃない。委員会が問題にしているのは、ハリロジッチの行動が「アグレッシヴすれすれに見えた」ことであり、「主審の指示に従わなかった」ことだからです。どんな判定であれ試合中は審判の判定は絶対なわけで、「規律」というのはまあ一般的にそういうものですよね。そして何より重大なのは多分、これが何百万人もの視聴者が目にした出来事だったことなんだろうと思います。 おそらくもっと注目度の低いカードの試合で起きたことだったら、2ヶ月という重いサスペンションはまず科せられなかったはずで、それは良くも悪しくもPSGというクラブの特殊性です。 2シーズン前、ファブリス・フィオレズのシミュレーションに対し、ビデオ判定で異例のサスペンションが科せられたことがあったけれど、あれも何度もシミュレーションの映像がリプレイされ、プレスも書き立てて大きな騒ぎになったことで、結果的に与えた影響の大きさを考慮して重い処分になった面が大きかったわけでしょう。 今回の処分について、スポーツ相や同業の監督らがコメントしていましたが、おおむね「2ヶ月は厳しすぎるが、ハリロジッチの行為自体については弁護できない」というものでした。 エリ・ボーは、自分がかつて退席を命じられた時は不当だと思ったけど、教育的な立場にある者として、子供達にああいう映像を見せた自分の責任はある、というようなことを語ってました。プロはフットボールにネガティヴなイメージを与えてはいけないわけです。 かといって、私はサルスの判定自体にはやっぱりムカムカしてまして、ピッチの内側での審判が絶対的存在なら、外側からは常にきちんとした批評(採点なりなんなり)があってしかるべきじゃないかと思うんだけどな。 04/12/12 マスコミはちょっとしたハリロジッチ解任カウントダウン祭り中。 2、3日前には、パリのある選手が匿名でパリジャン紙に「僕達はハリロジッチが出て行くことを望んでいる」なんてしゃべったことが記事になってしまい、当然PSGは蜂の巣をつついたような大騒ぎになりまして、カンデロージュのプレスホールにパリジャン紙の当該記者らが呼び出されて、選手全員から猛烈な逆取材を受けるという、さかしまな光景も見られたようです。 選手、スタッフはとりあえず一致団結していくという方向で意思統一した模様。ハリロジッチに対するマスコミのきつい論調は、ここしばらくハリロジッチがプレスの報道に態度を硬化させていることも影響していると思われます。世論調査によると、ほぼ半数(45%)のフランス国民が、ハリロジッチはPSGの監督にとどまるべきであると回答しているそうな。(18%が辞めるべき、37%が無回答) それでも今日のソショー戦が今後を左右するだろうことは必至で、しかもPSGはこの一戦をロテン、エムバミ、ジェペス(以上負傷中)、アルマン(サスペンション)抜きで戦わざるをえず、ハリロジッチはスタンドでそれを見守ることになります。 マスコミのやることはいつだって半永久的なマッチポンプみたいなもので、シーズン途中で監督をかえることは得策とは思えないけど、、辞めなければどうにもならないほど状況が煮詰まっているんだとしたら、それもやむをえないのかも、とは思う。審判団との関係が悪化するとどうなるかはルイスで十分身に染みてるし… 強気なこと言ってるけど、ハリロジッチも過去ストレスで倒れたりもしてるわけで、体の方が心配。パリの監督を務めるのは、ホントに過酷なことなんだよね。 グライユとハリロジッチがパリに来た時、ある程度広い心で見守らなきゃいけないなと思ったのは、彼らには最初から、巨額な赤字と長年のぬるい体質というハンディがあったからです。再建には時間がかかるだろうし、血も流れるだろうと。 非情に徹する信念がなければできない改革があるのは確かで、歴史上には「変革期の指導者」とでもいうべき人物がいるけど、もしかしたらハリロジッチはそういう指導者なのかもしれない、とも思うわけです。つまり、改革を経て成熟期に向かおうとする組織に、彼のやり方は果たしてフィットするのかということ。でもパリみたいなクラブには、ある程度の規律は必要だと思うけど。 いずれにしても現在、PSG再建の両輪の一方である経営状態の方は上向いているようで、そこはきちんと評価すべきじゃないでしょうか。もう一方のチームの成績の方がアレなわけですが、勝つフットボールができないのは、どこまでが(守備的な)戦術のせいで、どこまでが選手の側の問題なのかは、私などにはよくわかりません。 特にハリロジッチを庇い立てする義理はないのだけど、概して私は、1人で批判の矢面に立って最後に責任を負う監督業の人達の立場には同情的です。というか何より、最近のサッカー界が、代理人の入れ知恵なのか何なのか、自分の権利主張だけは一丁前みたいな選手ばかりになってしまったことにウンザリしているわけです。 CSKA戦の直前という大事な時にもかかわらず、エムバミがチームのプレー内容を批判して、PSGを出たいというようなコメントをしたことが記事になりました。不振の責任を回避するために、あるいは移籍や契約の交渉を有利に運ぶために、選手がマスコミを利用してチームやクラブ、監督を批判するようなことは、もう驚くようなことでもない。 選手たちは誰も、自分が在籍しているかも分からない5年後のPSGのことなんか考えてないはず。監督に「なぜモリエンテスをとらないんですか?」と聞いた選手もいたと聞いているけど(金がないからに決まっとる)、その程度の認識しかない選手もいるのが現実なわけです。 結局なおざりにされるのはファンなのですが、いずれこのスポーツというか業界も、「フットボールというささやか(?)な商売の栄華と衰退」って感じになっていくんじゃないかって気はする。信頼に足るものなど何もないようなところに夢を求める人なんかいないだろうし、ファンだっていつまでも虚構に騙されていてもいいよ、ってほどお人よしじゃないだろうから。 04/12/8 ほんとにエムバミの離脱とともに終了とは。 チキンな私は前半20分くらいで心臓にキて脱落したため、試合はほとんど見れてないし何があったかも知らないんですけど、まあホームで負けてちゃ仕方ないです。チャンピオンズリーグを戦うチームの出来ではなかったですね。 残念だったけど、それでもパルクでポルトを破ったあの試合は楽しかったよ。 むしろ大変なのはこれから。見出しのとこだけ斜め読みしたら、イヤな感じで転倒したエムバミはやっぱり骨折していて3ヶ月アウトだそうで、移籍どころではなかった・・・。ハリロジッチはいきなり一問目から記者に「辞めますか?」なんて突っ込まれてて、馬鹿を言いたまえみたいなこと言ってますが、どうでしょう。しかし正直私にも「それどころではない!」という年末の多忙というのがあるわけでして、しばらくおざなりな更新になるかもしれないことをご了承ください。 まあ、いろいろあります。私がサッカーを通じて強く感じるのは、勝利の喜びよりはむしろ、永遠に勝ち続ける者などいないというある種の無常観ですよねえ・・・ 04/12/7 フランスあたりの呑気なクラブが、軽い気持ちでチャンピオンズリーグという名のショウケースなんかに出た日にゃ大抵草刈場、尻の毛まで抜かれて終わりである(おゲフィン)ということをもちろん忘れていたわけではなかったのですが、パリにとっては一番キビシイところをピンポイントで指定してくるあたり、列強のスカウト陣もさすがというかなんというか。 しかし、エムバミ・・・。彼が出ていったら今季のPSGはほぼ終了だと思う。プレスは過酷なシーズン序盤と課せられたものの重さに疲れたんじゃないかなんて書いてるようだけど、もちろんハリロジッチが移籍の要求を受け入れるとは思えない。 すでにいくつかのクラブがコンタクトしているそうで、うち1つはフランスのクラブ(どこだよ!!)、もう1つはチェルシー辺りじゃないかということらしい。せめてシーズン末まで残ってくれないかな・・・ スペインのプレスがリュボヤのバルセロナ移籍を書き立てている話は、彼の周辺の人間もパリの幹部も今のところは否定しているらしいけど、他にもいくつか外国のクラブ(ビジャレアルとか)が興味を示してるみたいで、リュボヤ本人は、「まだ移籍のことは考えてないし、僕のクラブに満足してる。でもバルセロナは偉大なクラブ。そのことについては代理人と話し合わなければいけないね」とか。彼にとってはチャンスなんだよね・・・ その他にもオグベチェ、ベナシュール、ティシェイラ、ラゲらが移籍先を見つけなければならなくなるかもしれないのだそうです。PSGはFWの補強が急務で、お金が必要だから。 PSGの得点力不足は今に始まったことじゃありませんが、実際夏の補強費用は、予定外に高くついたロテンとジェペスを獲得したところで尽きたわけで、じゃあなんでソリンを残さなかったのかという話になるんだろうけど、現実として8月上旬にはリーグが開幕するフランスで、7月末まであるコパ・アメリカに出てられたら、いくらなんでも間に合わないわけです。 そんなこんなで噂に上ったカロンもチェバントンも獲得できず、しょっぱい前半戦を送ってしまったPSGなのですが、この冬には失敗できない、と熱い視線を送っているのがノンダとサアなんだそうですね。 ノンダは05年の6月にモナコとの契約が終了するので、1月のマーケットでは移籍金が相当下がるだろうこと(150万ユーロだとも)、サアの場合はサラリー一部負担のレンタルで獲得できそうだということが、お金のないPSGにはぐっときているようです。どちらも怪我をしているけど・・・ ついでなので移籍の噂を続けて。今日は激しく斜め読みなので誤訳があったらすみません。 6日のレキップによると、PSGは来年6月に契約が終了するレティジに代わるゴールキーパーを探しているらしいとのこと。ナントのランドローにアプローチしたとの報道です。いやそれは無理だって。 この夏、当時アロンゾの控えだったレティジは契約の延長を断っていたのだそうで、その後彼は正GKに復帰しましたが、来季は新しいチャレンジを望むかもしれないと。レティジは前から、出て行った選手にも好意的なコメントが多かったので、本人も移籍が頭にあるのかなという気はしてましたが。 今夜のチャンピオンズリーグはグループリーグ突破が決まる大事な試合だけど、現状これ以上ヨーロッパカップと並行して戦ってリーグはどうなるんだってのはある。でも、クラブのフトコロ具合を考えると、決勝トーナメントには進んでおきたい・・・ そんな私のよこしまな思いは置いといて、頑張ってね、パリジャン! 04/11/30 ゆずるさんボレがパパになりましたよ。 驚いてます。リーグ戦のこの5試合中、4試合で退場者を出すなんて普通じゃない。記事はこれから読むので正確なことは分からないけれど、少なくともル・パリジャンのKalt主審の採点は10点満点中2点で、主審は度を失ってカードを乱発し、「想像上の」ペナルティに笛を吹いた、というような評を付けている。お名前通りの「お寒い」審判内容だったということかな・・・ この主審の名前にはいくつか覚えがあって、確か02−03シーズンのオセール戦で、一度認めたウーゴ・レアルのゴールを取り消したのがこの人でした。発炎筒の煙でGKにボールが見えなかったと言って、ピッチに乱入したギ・ルーのじっちゃんの猛抗議で判定が覆った。じっちゃんは退席などにはならなかったけれど、ハリロジッチは、彼の言い分をそのまま受け取るなら、選手に指示を出していたというだけでスタンド送りになった。 リヨン戦でのハリロジッチとサルス主審のやり取りは、マイクの音声を聞いてみないとわからないことだけど、シッシッみたいなジェスチャーをしたサルス主審の表情には、明らかに嘲笑的なニュアンスがあったように思います。 ニュースのページにはできるだけ事実関係を淡々と記述するようにはしているのですが(私的なことはこっち)、本音の部分は記事のタイトルを見ていただければお分かりかと思います。見落としてるだけかもしれないけど、レキップに審判の採点とかは載ってないのかな。載せるべきだと思う。誤審はいつでも起こりうるものだけど、こういうのは多分、それ以前の問題じゃないか。 あの退場について、ジェペス本人が取材に答えているのですが、ニュースのページであんまり引きずるのも何なのでこちらに。 「自分の出来が悪かった試合はいつも見直してる。ミスを直すためにね。1枚目のカードについては、僕はボールに行ってた。2枚目は、ヴィルトールは大げさだったよ。この退場は厳しいよね。規律委員会は僕に1試合しかサスペンションを科さなかった。委員会はちゃんと仕事をしてくれたよ。ハリロジッチに対しても同じようにしてくれればいいんだけど。 あの時僕はロッカールームで、バロンシェリと一緒にテレビで見てた。僕達は、選手のみんながリヨンと10人で戦って成し遂げたことをとても誇らしく思ったよ。僕もいたら、PSGは勝ってたかもしれないね。コロンビアから帰ったばかりだったとしても、20分間、僕は本当に一時も疲れを感じなかった」 ジェペス本人は、ミスを代表の疲れのせいにはしてない。足が動く限り休みはいらないと言ったハインツェもそう。それにしても、ハリロジッチ、ロテンと話が大きくなるほど、ジェペスにとってはプレッシャーだったろうと思うなあ… 04/11/25 チェルシー戦は第三者からみればさぞ面白くない試合だったろうと思うけど、もしかしたら世界最高クラスかもしれないクラブのホームで、PSGはリアリスティックなサッカーをした。集中してよく守っていたと思う。貧者のサッカーかもしれないけど、今は持てる武器で戦うしかないのだし。 監督も選手も、おおむね結果には満足しているみたい。ただ最後のボレのシュートチャンスは惜しかったね、というようなこと。 私最近ピエールファンファンがえらくカッコよく見えてしょうがないんですが、友人にキッチリ却下されてしまい、したたかハートブレイクしました。ジェペスとかシセとか、いい男なのにな。ジェペスが集中してる時の、瞳孔開いたみたいな目がかなり好き。 今はメンタル面もいいんでしょうね。レティジなんて昨季コンディションが悪かった時と全然顔つき違うもの。まあ、私にとってはPSGの選手はみんな男前。 それにしてもパリサポーターはやっぱりうるさかった・・・ 個人的に懸案だったメンディの契約の件は、先日ようやく08年まで延長したそうで、ホッとしました。チェルシー戦の予想を聞かれた時メンディは、1−0で勝つ、俺ゴール決めるから、みたいなこと言ってたけど、ハハ、そういうとこが彼の魅力だ。 ハリロジッチがオフィシャルサイトでサルス主審のいいぶんに対して反論をぶちかましてまして、読んじゃったらこれニュースのページに上げますね。誇り高きシュヴァリエ様は相当トサカに来てるらしい。 04/11/14 ああこれで当分いろんなこと考えずにすむと思って、気分も上昇しつつあったところでボルドーにやられたりなんかしてるのですが、あそこでの試合はいつだって難しい。ボルドーは良かったよ。 確か、昨季終盤のボルドーとのアウェイ戦もよく似た状況だった。あの時もリヨンとの大一番を控えていて、そこまでPSGは調子が良かったけどボルドーは不調だったと記憶してる。スコアも同じくらいじゃなかったかな。 ボルドーはこの試合をいい流れのきっかけにしたかったんだろうけど、シャバンデルマスでパリとやる時は、あそこはいつも別チームなんだよなあ・・・。 結果がどうこうより、今はチームの雰囲気が一番心配だ。 昨季の試合では、結局その敗戦でPSGの優勝の望みは事実上断たれたんだけど、チームは意地で次のリヨン戦に勝った。厳しい試合が続く。頑張れ。 そんなわけで、ボルドー戦は放送もあったし、更新はまあいいじゃんかということで。リーグカップの分は、せっかくみんな頑張ったんだし、やります。やるんだけど、実はまだ記事読んでない・・・。 このところサッカーのことばっかり頭にあって、少しバランスが悪かったなって反省もあるのね。 04/11/11 勝ったのかー! いくらダービーとはいえ、このスケジュールでリーグカップまで抱え込むのはきついだろうし、メンバーも主力抜きだし、ベロドロームだし、まあ流れにまかせればいいよくらいに思ってた・・・ ボレのことは気がかりだったから、2ゴール本当におめでとうって言いたい。メンディにも感謝。ただ、リュボヤがデウーのタックルを受けて負傷退場したらしいのが心配だ。骨折(鎖骨だとか)はしていないみたいだけど・・・ 今回の遠征組は、控えの選手や消耗の少ない選手が中心だったのだけど、彼らには彼らの存在感を示す必要があった、というのは冬の移籍市場のこと。PSGは今フェイエノールトのサロモン・カルーに注目しているらしいんだけど、予算はせいぜい300万ユーロくらいだし、1月にはパウロ・セザールもレンタルから帰ってくるから、EU外選手を中心にレンタルや放出の噂のある選手が何人もいます。 でももちろんそんなことだけじゃなくて、ダービーは別物。この2試合、PSGの選手に「絶対に勝つ!」というモチベーションがあったとしたら、それなりの理由がある。彼らはこの何ヶ月かの一連の出来事に、ピッチの上で返答したってことです。レティジの喜びっぷりが、今回の勝利の意味の大きさを示してるような。 フィオレズ事件の直後、ジョゼ・アニゴは疑惑は棚に上げて、騒ぎを大きくしたPSGは馬鹿だ、今後のダービーで何が起きようが責任はPSGにあるみたいなことまで言った。あの時は正直世の中こんなことが許されていいのかと思ったね。いずれにしてもこの結果で、OMの幹部がPSGにこれ以上ちょっかい出さなくなればそれでいい。 連勝のいいムードの中で、PSGの一部の過激なサポーターが試合前にOMのバスを襲ったという事件は残念なこと。暴力は駄目だよー。全然関係ない人だって大勢乗ってるんだし。こんなことでクラブ側の努力を無駄にしてほしくない。大体クラブが管理不行き届きで処罰を受けたら仕方がないわけ。 でもそうはいっても、実際、4月のパルクでのダービーは、警備に当たったパリ警察には1件のトラブルも報告されなかった。理由がなければ大きなトラブルはそうは起こらないものなのよ。 04/11/9 ダービー見終わったところ。勝ったのは嬉しいけど、しんどかったな・・・。やっぱり、あの2人の顔はまともに見られない。でもパウレタとシセのゴールは、文句なく素晴らしかった。シセいい男。 ディスクレビューなんか上げてる場合か、という話なんですが、私もこのダービーにはいろいろな思いがありまして、考えがまとまらない時には更新しないと、そういう事情でございます。明日また・・・。 まあこの4、5日、いろんなことが頭を離れず結構ドロドロしてました。でも、選手たちには激烈に拍手を送りたい。またちょっと、フットボールを信じてみようかなと思えるのは、PSGを通してだけだな・・・。リーグカップはそんなに無理せず、流れにまかせればいい。うん、記事読んでみようか。 ティーンエイジ・ファンクラブのディスクレビューは、昨年2月ごろに書いたものを加筆修正しました。意外と彼らはアート志向なのね。 メロディ・メイカーのバンドファイルの続きによると、ノーマン・ブレイクの好きな映画は、キューブリック作品と「狩人の夜」(おお)。ちなみにジェリーは「タクシードライバー」「グッドフェローズ」「ディア・ハンター」。わかりやすいね・・・。あとは「素晴らしき哉、人生」とか「静かなる男」とか。2人共通して挙げてるのが「ウィズネイルと僕」でした。やっぱりあちらの人には人気。 04/11/4 オールド・トラフォードのスパルタ・プラハ戦を見る。開始前のスタジアム、ああこれ“Dirty old town”だね。ポーグスのが好きだったな。そういえば、音楽のページの改装の時に、ポーグスのディスクレビューも下げたままだった。またアップしようか・・・ キックオフ。いきなりのシュートに度肝を抜かれる。前半の終わり。ハハハまたやったか・・・。オセール戦がフラッシュバックする。後半。明らかに体が重い。踏み込めないし重心がぐらついている。こんなにひどいコンディションの彼を見るのは初めてかもしれない。彼は自分からは疲れたと言わないから、休ませた方がいいと思うよファーガソン。 10月26日の日記で触れた、13日付ル・モンドに載ったハリロジッチの独占インタビューのことを少し。今季序盤の大不振の内幕について、ハリロジッチが12の質問に答えたものです。訳し終わって、もうアップするだけになっていたんだけど、結局やめました。オセール戦での選手たちを見ていて、もういいや、終わった事だって。またいつか、その必要があったら。そんなふうに、いろいろ考えてサイトに載せなかった記事はたくさんある。 実際、選手たちは話し合って、何とかチームを立て直そうとしているところ。みんなチームは変わったんだって強調して、辛口のエドゥアール・シセでさえ、ちょっとした緊張はあったけど今はポジティヴなことしか覚えてないと言ってる。選手たちはそう思いたいんだろう。私自身も9月の一連の出来事には壊滅的にやられたけど、チームにハートがあればたとえ結果は出なくたって応援する。 さてその9月を経て学習したことといえば、当たり前のことなんだけど、選手の人間性に何らかの期待を抱いたって仕方がないってことです。彼らはフットボール・プレイヤーでしかないんだから、ハスミセンセに言われるまでもなく、それはフットボールとは無関係の「物語」なんだよね。 まあでもそこに何らかの物語性を求めてしまうのがファン心理というもので、分かってて騙されてるところもあるわけ。でも多分、そのへんはストイックにいった方が精神衛生上はいいんだろう。インタビューのたびに振り回されたりするのは、ホントに疲れる。 ハインツェはこれがたまに結構無神経なことを言うんで、率直さという美徳は時にマイナスにもなるってことです。インタビューというのはもっと政治的なものなのね。彼は自分が正しいと思ったことをそのまんま口に出すんで、それがどう波及するかというような大人なことはあまり考えてくれない。たまーにムカッとくる。 かように現在、私のファン心理は屈折している。360度屈折するまで待つか、あるいは「来るものは拒まず、去るものは追わず」というサイトの方針を守った方が気持ち的には楽なのかもしれないな・・・ 実際、9月における自分の心象はザ・スミスの“Please please please let me get what I want” そのものだったし、10月の前半はとにかく気分を変えたかった。週末からのOMとのダービーの情報を追うかは分からないし、試合を見るかも分からない。ル・モンドのハリロジッチのインタビューで、1つ私が激烈に賛同したのは、なんであれ、「私を最高にうんざりさせるのは、選手や監督がいったんクラブを出て行くと、PSGを悪しざまに言うのを聞くことだ」という部分でした。(And─ am I still ill?) 04/11/1 オセール戦は録画放送があるようなので(11/2、21:00-23:00)、楽しみに待とうと思います。結構激しい試合だったみたい。85分に入ったイビセヴィッチが、終了直前にキーパーに対する危険なプレーで退場になるという騒然とした幕切れだったらしい。普通取るかって時間帯で、本人もチームメイトもメディアも厳しい判定だと言ってる。 パリジャン紙の記事によると、このオセール戦のPSGはパウレタの1トップ(4-1-4-1)で、中盤をコンパクトにしてカウンターを狙うという感じだったらしいのだけど、それに関してリュボヤがこの遠征メンバーを外れたことがずいぶんプレスに書きたてられました。 カンデロージュでリュボヤは、記者さんたちの目にもひどくショックを受けたような様子だったらしいのですが、実際のところ彼は3月のル・マン戦以来ゴールを挙げてない。もともと10番ぽいプレーができる選手だから得点だけでどうこうは言えないけど、この間のポルト戦でも、とにかく点を取りたい(それはすごく分かる)気持ちがあせりに繋がっているようでした。 リュボヤはサポーターにも人気がある選手。私もこのいたずら小僧で、モスクワでの自由時間に修学旅行の中学生みたいにピエールファンファンに引率されてたリュボヤが大好きだ。でもそんなこんなで、冬の移籍市場を見越していくつかのクラブからのアプローチがあるなんて話も出てきてる。うち1つはまたOMですってよ奥さん。ソリンから数えて4人目、これってやっぱり嫌がらせなのかなあ。こういう移籍はお互い様だし、と思って我慢してたけどボチボチ怒ってもいい? リュボヤ本人は、「まだ移籍は考えてない。PSGのユニホームを着るかぎり、ポジションを勝ち取るため、そしてクラブのために戦うよ。シーズンはまだ長いんだ」と言ってる。キャリアのうちにはそんな時期もあるよ、でも絶対切り抜けられると思ってるし、チームに十二分に貢献できると思うよ、とも。 イビセヴィッチはそんなわけで来週のリーグ戦のダービーはサスペンションだし(サナもリーグカップはサスペンション)、ヘイナウドは内転筋を傷めているし、とりあえずリュボヤは明日のポルト戦の遠征メンバーに入ってる。 お願い点取ってー。 ユナイテッドのポーツマス戦を見ました。ハインツェの出来は普通に悪かった。というかチーム全体良くないもの。こんなの個々の選手の出来がどうこうって問題か、という気がするのも確か。チームのヴィジョンってものが全然見えない。 そんなユナイテッドのオフィシャルマガジンを買いました。ガビーのインタビューあります。ニステルローイいいやつじゃんなんて思いました(単純)。輸入雑誌ということでえらく高かったですが、私がこういうものにお金を落とすということは、もちろん「払った分は言いたいこと言わせろ」と同義であることは言うまでもないです。 ルイス・フェルナンデス、フィオレンティーナへ?なんて噂があるみたい。ドキドキ。 04/10/28 秋が深まると決まって聴きたくなるのがロイド・コール(のソロの方)のアルバムで、トップページのティム・ブースのアルバムの画像ももう夏っぽいから、ロイド・コールのに替えてみようかな、ついでに以前のディスクレビューのページに載せていてたロイド・コールやティーンエイジ・ファンクラブのレビューを、少し手を入れてもう一度アップしようか・・・なんて考えていた矢先のジョン・ピールの訃報でした。 ティーンエイジ・ファンクラブの“JOHN PEEL SESSION”のCDとか、よく聴いてた。ロイド・コールは、今日(26日)はとても悲しい日、彼がいなかったら僕はミュージシャンになってたかな、って。 これまでどうもありがとう、ジョン・ピール。 04/10/26 アジャクシオ戦については多分明日。その前にユナイテッド対アーセナルです。私はあんまりサッカーの趣味がよろしくないので、ああいうギリギリした試合は好きです。試合の裏エピソードはmikiさんとこのブログがサイコーなのでミテミテ。 でハインツェですが、プレミアの解説の方が共通しておっしゃるのが、彼は時々守備が軽くなるということなんですね。ハイ・・・。ここの選手紹介のページで「時にやるせないほど雑」(02−03シーズン)、「もうちょっと精度(主にタックルの)が上がれば」(03−04シーズン)なんて書いたのがまさにそこです。あれは多分直らないと思う。 あえて彼に擁護的なことを言えば、うち数パーセントはかなり無理してカバーに入っている場合もあるのだけれど、ただ、「この失敗で学べば」みたいなことを言われると、それじゃ何ですか彼は3年間フランスで遊んでたとでも?というような、ちょっとだけサツバツとした気分になるのも事実で、つまり何が言いたいかっていうと、リーグ1は決して楽なリーグじゃない、タフなところなんだってことです。 さて、いまさら改めてPSGのポルト戦を振り返ってみると、妙に印象に残ってるのがピショなんですね。幕末の名もない浪士のような目をしてましたね。今、ル・モンドのハリロジッチのインタビューを読み始めたところで、それはいずれニュースのページにアップするつもりですが、その中に、新加入の選手が前からいる選手に、なんで来たの?ポジションないよ、みたいなことを言われた、という部分がある。 そのとおりに受け取るなら、いろいろ考えてみると、それはこのピショのことなのではないかなあという気がします。イビセヴィッチあたりも条件には当てはまるけど。いずれにしても、この日の彼には何かを感じた。 この種のサイトをやっててこういうこと言うのもどうかと思うんですけど、私はどうもフットボールを見てるんだか気合を見てるんだか分からないところがありまして、流れるように美しいプレーもいいけれど、ヒリヒリするような緊張感、乱調といったものが好きなようです。アルゼンチン代表の試合を見ていて寝てしまう、というのはそういうことかも。私個人はハインツェに安定感とかそういうものは求めてないのですね。チェイス、クラッシュ、必死な顔で走り回ってるとこが好きだった。彼はノイズ。そこがいい。 04/10/18 ナント戦関連の記事をざざざっと斜め読みした感じだと、終了間際にピエールファンファンが厳しいPKを取られたみたい。ロテンを始め、あれはミスジャッジだ、いい試合をしたのにあんなPKを取られるなんて、みたいなことを言って怒ってる。ハリロジッチも取材を拒否して、かわりにカイザックが答えてました。詳しいことは、もっとちゃんと読まないと分からないのだけど。 まあ、いい試合をしたというからには点取らなきゃね、ってことなんですけど、ツキもないよね。 ラツィオもがんばって。私がコッソリコッラーディ選手に(脳内で)サルタイツを用意していたことはあっさりリンク先様に読まれてしまっていたのですが、そしてさらにフィオーレ選手にはサイケでキッチュでトラディショナルな唐草タイツをオススメしたかったのですが、私はパウレタが純白の全身タイツで腰に手を当て斜め45度で思いっきり爽やかに笑ってくれたら、この世に思い残すことは今のところ何もないです。(何の話だという方申し訳ありません。ここの部分、あとあとネットに載せたことをすごく後悔しそうな気がする) いまさら南米予選の話もなんですが、ガビーを始め試合前には、チリはこれ以上勝ち点を落とせない状況なんだから気は抜けないみたいなことを言っていたけど、本当に慎重な結果で。 他国の代表にとやかく言うことは、なんとなく「内政干渉」という言葉が頭をかすめたりもするんだけど、選手交代なんかもあれでいいのかなあ、というところはありました。マスコミの評点が全体的に惨憺たるものだったのは、反動的なニュアンスも大きいのだろうと思います。 いずれにしても、この国の代表として国民の期待に応えることがいかに大変なことかよく分かります。監督の苦労もね。 個人的にスッゴイツボだったので画像を。 出来すぎのB級ホラー。ガビーのおびえた表情が効いている。と思う。 04/10/16 ニュース更新しました。 もちろんあれはハリロジッチの言い分であって、選手には選手の言い分があります。ハリロジッチは選手の意見には大抵きつい批判を返すとか、若手ベテランの区別なくものを言うとか、話が長いとかね(それだけ注意しても、DF陣はレンヌ戦でフレに対して油断したのだけど)。選手に不満があるのは事実。一方で、ピッチでプレーしてるのは自分達であってまず自分達に責任がある、ヴァヒドをクビにしても何もならない、と言っている選手もいます。 一般的に、チームがこういう状態になっている時、特定の誰かだけに非があるというケースはそう多くない気がします。逆に言えば、そんな単純なことではないからここまで混乱してる。ハリロジッチの「我々は思い上がっていた」という言葉が、いろんなことを象徴しているように思えます。実際以前、ある選手がシーズン初めの自分達に慢心があったことを認めてました。 ハリロジッチはシーズン前のキャンプで選手のメンタリティを評価していたし、その時点ではおそらくトラブルはなかった。その後チームは、監督も含め、開幕後2試合の、判定のあやもある不本意な結果でつまづきあっけなく混乱してしまう。こんなはずじゃない、そして互いに責任を押しつけ合い、不信を抱き、自らの立場を主張する・・・チームが崩壊する時は、どこも大抵そんな感じじゃないのかな。 それでも最終的に、自らのヴィジョンにすべての責任を負うべきは監督なのだけど、メディアは昨季調子がいい時は、ハリロジッチの厳格さこそがパリの選手の意識を変えたのだと言っていたし、今季成績が落ち込めば、まさにその厳しさが原因だと言う。軋轢のありようは変わらないのだけど。 結局、ハリロジッチへの批判はルイス・フェルナンデスのケースとそう変わりません。ルイスもまたすべてをコントロールしようとしていると非難されていたわけだし、彼との軋轢でフランスの若手が何人もパリを出て行った。 先の内戦の中を生き延びて、すべてを失ってフランスでまた裏切られたハリロジッチの発する「リアリズム」という言葉には、私はそれなりの重みを感じてます。独裁的だと言われる彼は、本当のファシズムを経験してる。作家の大岡昇平は、「戦争を知らない人間は半分は子供だ」と言った。もしかすると彼には周りが子供に見えるのかもしれない。 もうちょっとでいいから柔軟になれないものかなあ。あの頑固さ(よく言えば信念の固さ)、周りもたまらないだろうけど、本人だってシンドイだろうと思うんだけどな・・・ 04/10/13 母と2人で駅ビルの中を歩いている。母はあまり丈夫な人ではないので疲れないか心配だ。帰りの特急の中でお寿司を食べようと折り詰めを買いに行くと、いつもの店のコーナーがなくなっている。手前の店のお寿司はあまりおいしくないので、母を待たせて奥の食品売り場をのぞいてみようと思う。あそこはネタの鮮度がいいから・・・ と踏み出したところでビルが消えた。 夕暮れの線路脇の道に1人で立っている。駅に戻って電車を待つが、来るのは2両編成ばかりで、これでは家には帰れない。母はちゃんと電車に乗れただろうか。バス乗り場から通りに出る。ここにあった駅ビルはどうしたのか聞いてみようかとも思うが、変に思われるかもしれない。黒髪の外国人の女の人が、すれ違いざまになにかを書き付けた紙を示してくれる。 道路の際にテーブルを持ち出して、数人がコンビーフ缶を酒の肴に話し込んでいる。やはり家に帰れない人達らしい。黒髪の女に会ったか聞かれる。彼女が帰り道を知っている。彼女はここに残った人なのだ。ああ、あの時の紙の。書かれていたのは文字化けしたメールのような文だった。でもあれが、分かれば。 というところで目が覚めました。無事生還。 今日はイソイソとホットカーペットを出してぬくぬくして、さあチリ戦見るゾと思ってたらまた寝てしまいました。南米予選2連敗。採点4なんかもらってるみたいなんですけど、また何かやらかしたのだろうか。 04/10/8 時々クラリンの1面が怖い。国民性の違いかもしれないけど、結構血なまぐさい報道写真をドンと持ってくる。いきなり人が亡くなってる(んだと思う)ようなのはちょっとダメだ。そういえばCDショップで、ネイキッド・シティ(ジョン・ゾーンのやってるユニット)のジャケットで何度か痛い目を見てる。つくづく学習能力がない。 「今日の1面」はなんと言ってもパリジャン紙でしたよ。例のあれだと思う、スタッド・フランセのヌードカレンダー(注:男)。もうそんな時期なんだ。 04年度版にはハインツェの写真もあったけど、ヤツは断固として脱がなかったね。すっごく浮いてました。それにしてもスタッド・フランセのオフィシャルサイトってもう何のサイトなんだかわかんない。怖いけど見てみたいYO!という方にはこちらでございます。 http://www.stade.fr 日記を書き始めると日記づいてしまうもので、今日もどうってことない日記ですみません。実際今ろくに記事も読まないで何してるかというと、エッセイを書いてます。また子供時代の記憶の話で恐縮ですが。それに関して連鎖的にいろいろ昔のことを思い出すんだけど、1つなんだかわからないやつがある。 私が小学生の頃、近所に幅1メートルくらいかな、側溝があって、深さも結構あって、いつもはそんなに水量はないんだけど、その日は夏の大雨の後でかなり水かさが増していた。その側溝には、道路と奥の家をつなぐコンクリートの小さな橋が渡してあって、そこから家に入るようになってるんです。 その時なぜかは分からないんだけど、たまたまその橋の下を覗き込んだら、何かが引っかかってる。暗くて逆光でよく見えないけど、どうも、人の・・・足らしい。折り曲げた膝が水面から突き出てる。母親に言っても、そういう時の親は大体、子供の言うことを本気で取り合ってはくれないものなのね。そんなものマネキンだと言うんだけど、マネキンってそう普通にそのへんの側溝を流れてるものだろうか。いまだにあれは何だったのか分からない。 04/10/7 最近時々、昨季パリにあまりにもキョーレツなインパクトを残したままブラジルへ去ってしまった、あの長髪の方はどうしてるんだろうと考える。久々に見れるなあ。アルマンはロテンとは合わねーなんてブツクサ言ってるみたいだけど、前任ガビーはあのソリンさんの「スタイル」に合わせてたんだぞ君! ブログ断念というのは、ぶっちゃけた話タイトルバナー画像がなんとしてもアップロードできずめんどくさくなったという、記事作成以前の問題でした。ハハハ・・・。いっぺんやってみたかったんだけどな。 10月になったのでハインツェのニュースのページを模様替えしましたが、まあ未練タラタラだったこともあって、当初、偽カレンダーとかつけた偽ブログ作って1人根暗く楽しんでいたのですが、あまりに阿呆らしいので止めた。 最近ファーガソン監督が、ハインツェは天啓であるみたいなことを言ってる記事を見かけたけど、それにしてもファギーとの確執がないとみるや、イギリス国内の報道がめっきり減った気がする。そんなものですね。私もだてに長年、インディーズの新人バンドを持ち上げるだけ持ち上げて売れると落とすといった、くそったれなUKプレスの根性と付き合ってきたわけではないのだ。 実際、彼がユナイテッドと契約してから合流するまでの報道ラッシュには驚いた。それまでマッタリ、たまに来た球を打つみたいなペースだったから、3日おきに大きな試合をやってるというのは本人もシンドイだろうけど私にも異常事態でした。とはいっても更新が義務みたいになってもしょうがないので、適度に脱力しながらとにもかくにも楽しんでやろうと思う。 04/10/6 ふっ風邪ひいちゃったぜ。 ブログ断念しました(早)。かえってメンドクサ、なんていうのはもちろん私の実力不足の言い訳です。巷で「掲示板感覚で簡単!」とか言われているブログの設定(いやデザインの)でつまづくとは、私の今後は大丈夫だろうか。 全体にサイトがもう少し風通し良くてもいいんじゃないかと思ったんですけど、やっぱり余計なこと考えず更新に専念することにします。 というか、説明の「ブログの特徴は頻繁な更新」の一文でガーンときました。そんなの絶対無理。 04/10/4 巷は衣替えということで、私もチョックラ初心に帰ってみようかなあ、などと思い、コンテンツのご案内のページをアップしました。まあこういうものは作っとかなきゃいけないものですよね・・・ ここしばらく滞っていたPSGニュースですが、久々に更新します。勝ったし。今夜か・・・明日には。 乗り遅れ気味ですが、近々一部のコンテンツをブログに移行してみようかなんて思ってます。今ちょっと調べてるとこ。いずれこちらでお知らせします。 04/9/30 さっき9月分の日記を自分で読み返してみて、その陰惨な流れに深く反省しています。それもこれもPS(以下略)。 リンクにmikiさんのロベルト・マンチーニ応援サイトを加えさせていただきました。 管理人さんは何かとクラブ事情の大変なラツィオのファンであり、またインテル現監督であるマンチーニ氏のファンでもあるという、まことに僭越ながらとてもひとごととは思えない複雑なお立場でいらっしゃいます。セリエの観戦がもっと楽しくなるサイトさんです。 マンチーニ、あのヒールキックはカッコよかったねぇ・・・ 好きなクラブへの仁義と、選手個人への情と、更新にかけられる体力的精神的時間的限界の三すくみ状態に陥っている私ではあるけれど、うん、好きなんだもんな、しょうがないよ。 みんな貧乏が悪い。 04/9/27 私にとっては疾風怒濤の9月が過ぎようとしています。 PSGはやっとこ今季初勝利を上げました。パウレター(泣)。先日は厳しい冬を耐えてこそなんてカッコイイことを言いましたが、ひょっとするとワタシ、冬を越す体力が残ってないかもしれません。ああ常夏の国・・・。 その点だとユナイテッドの試合は、プレッシャーや利害関係がない分純粋に楽しめる。なんだかんだ言って、ハインツェの移籍先があそこだったのは私にとっては良かったんだと思う(←これを甘いレモンの合理化と言う)。毎週試合が見られるわけだし、音楽を通じて思い入れの深い町でもあるし(ジェイムスのメンバーはシティファンなんだけどマイッカ)、何よりちょっと皮肉っぽいイギリス人のユーモアは、私には居心地がいい。 興味を持ってみると、さすがに歴史があるだけあって、イングランドフットボールを取り巻く文化はなかなか興味深いのです。この間プレビューショーで、ボルトンのアラダイス監督が「私の中の弱気の虫が・・・」みたいなこと言ってたけど、こういう感じのコメントはあんまり他のリーグでは聞かない気がする。自虐的なことを言いつつ何を企んでるやら、という感じで面白いよね。 何にせよ、グズグズと煮詰まりきった現状で、久しく無かった新しい刺激はなかなかいいものだ。猫も「キュリオシティは基本だよ!」と申しております。いいから障子を破るなよ・・・ 04/9/20 悪い時ってこういうものなのね。 しかしサポの醍醐味は勝利の快感だけではありません。チームとともに苦しい時を乗り越えてなんぼ。厳しい冬を耐えてこそ、春の喜び、夏のつかの間のきらめきが際立つのです─などと、合理化だけはうまくなる一方ですが、このまま永久凍土に封じ込められてしまいそうなヤな予感もしなくはありません。いや、次の試合のことだけ考えるようにしよう。 しかし最近のチーム内のゴタゴタを見るにつけ、何人かを除いて、こいつらは本当に信頼に足るのだろうかという気がしてならない。 シンドイといいながらFの人の続報を追ったりしてたのは、やっぱり少しだけ期待があったからなんだと思う。 いろいろ考えていたこともあったけど、結局あそこに載せた記事の事実がすべてなんだろうという気もするし、うかつに口を開けばネガティヴな言葉がぶあーと出てきそうな気もするし、きっと後々自己嫌悪に陥るだろう。 ただ、私にとっての問題は、選手がOMに移籍すること自体じゃないということだけはお話しておきたいと思います。そのへんの気持ちは、もう5月29日の日記の後ろの方に書きました。そして結局、危惧していた通りの結果になったのだけど。 選手が監督やフロントといくら揉めようと、チームやサポーターや、何より思い出深いシーズンに対して唾を吐くような言動はすべきではないと思う。それが自己弁護や、ライバルチームでの保身のためならなおさらのこと。真相はどうあれ、彼の身勝手な選択でチームに重大な打撃を与えた事実は正当化しきれるものじゃない。 実際、今いる選手たちもいつかあんな風に出て行くんじゃないかという醒めた気分は確実に残ってます。 And this slap is a gift because your cheeks have lost their luster, ファンは何を信じて応援すればいいのか、カンデロージュで彼らにサインをせがんでいた子供達は、フットボールに何を夢見ればいいんだろうと思う。「それがフットボール」、そうなんだろうか。 エッセイのページを更新しました。 気分転換の代わり。あの帽子の体験自体は完全に実話だけど、語り手の「私」は必ずしも私自身と同一人物ではありません。あの「私」が完全に自分自身だったら、あんなこっぱずかしいことは書けない・・・ それはいいのですが、西条八十の詩を確認しようと検索していて、最近「人間の証明」をドラマでやってたことを初めて知りました。そういえば見かけたかなという気もするけど、疎い・・・。実際ドラマ見てる時間はないんです(「動物のお医者さん」が最後だったかな)。それがネタだと思われるのもヤダ、という気もするんだけど、せっかく書いたのでアップしました。 04/9/10 今夜の11時は凄く忙しかった。Foot!は習慣で見てるんだけど、プレミアリーグ・プレビューショーでも見てみようかと思うし、裏でクリストファー・ウォーケンが踊ってるのも見たいし。スカパーの再放送って、なぜかいつも見逃してしまうんだ。 最近はハインツェについての報道も随分増えて、それは実際あまり予想してなかったことなんだけど、もうそろそろ、ここの彼のコンテンツは閉じてもいいのかなという気もします。このままプレミアで順調に行けばだけど。 シルベストルとコンビでCBというと、つい昨季序盤の手に汗握るリール戦(相方はエルカルクーリ)を思い出してドキドキします。いや相性的に。ボルトンにはオコチャがいるんですね(ほんとに何にも知らないな)。じゃあ止め方は知ってると思う。多分ね・・・ このところちょっと疲れた。明日は違う気分かもしれない。 04/9/8 青春の勲章はさりげない熱血だ!!! ということで(何が)、初のマンUユニ姿をお披露目したハインツェなのですが、ユナイテッドのオフィシャルサイトの写真が見られず、気を取り直してgetty imagesで検索かけてみたらじゃんじゃん出てくるので、もう画像保存祭りですよ。これだけ見ればさすがに見慣れるよね。 カメラマンの腕がいいです。さすがに機材揃ってんな、という感じです。お前こんなに男前だったのかよー!なんて、今更ながら失ったものの大きさを思い知るわけです。いやいいんだ。ピエールファンファン!ジェペス!渋いじゃないか。ワタシ的にはアロンゾがど真ん中だ。 基本的に、マンUにありがちなマッチョなキャラは彼向きじゃないので、ポージングも柔軟に対応してあげてほしいものですね。 04/9/2 気が変わった。今日か明日、この件の顛末をアップします。 04/9/1 結構な衝撃を受けてます。思い起こせば5月にさかのぼる(別件も含めて)一連の事柄については、本当はいろいろと伏線もあったのですが、現状何を口走るか分からないこともあって、理性が今は更新しちゃイカンと言ってます。 頭が冷えるまでしばらくPSG関連の更新はお休み。 他のコンテンツに関しては、普通に更新します。当面ハインツェがメインになるでしょう。インタビューもボチボチ訳してますんでよろしくどうぞ。 04/8/27 ぐぁー。なにこれ。 CLのグループリーグは、何でこんなことになってんのってくらいオイルマネーの香り高い組に紛れ込んでしまいました。ある意味ビジネスチャンスでもあるわけですが、そんなさもしい話はどうでもいい。ハリロジッチとモウリーニョの掛け合いは、それなりに見ごたえがあるかもしれません。 現欧州王者とはいえ、ウーゴ・レアルが行ったということくらいでポルトが現状どうなってるのかはよく知らないんだけど、ここの監督って今誰・・・えっビクトル・フェルナンデス!? ずっと準備中のままで気になっていたハインツェのコメントのページなどをアップしました。アルゼンチン人はコネホとかピオホとか、ニックネームで呼ぶことが多いようだけど、彼のニックネームの話もしています。今読んでる別の記事によると、生まれた田舎町のクレスポでは、金髪のせいで‘El Gringo’(外国人とか、よそ者って意味らしい)とも呼ばれていたそうだ。あれだけ代表にこだわるのは、そういうこともあるんだろうか、というのはもちろんうがった見方過ぎ。 もしガビーが冬の移籍でチェルシーに行ってたら、早速対戦になるところだったのか。 04/8/23 このところPSGの更新もさぼりがちでオリンピックネタばっか拾ってるのは、もちろん逃避に決まってるわけですが、昨季は個人的に楽しい思いもしたことだし、人生そういいことばかりじゃないよという神様のストイックなご意志と思うことにしました。ハイ。 ハリロジッチに攻撃的フットボールは可能かという疑問はとりあえず心の奥にしまって、フランスリーグを代表してチャンピオンズリーグに出るからには、恥ずかしくない戦いを期待したいものです。 コスタリカ戦でのハインツェの負傷は思ったより大したことなさそうで、昨日の夜ニュースを更新した後、チーム内には楽観的な見方も出てきてるらしい(クラリン飛ばし読み)。本人はまだちょっと痛むけど少しづつランニングも始めたようで、何よりビエルサは彼の出場を希望している様子。ビエルサは彼のプレーだけでなく、気質的な部分も買ってるみたいです。 もしイタリア戦に出るなんてことになったら、ファーガソンはまたブッちぎれるな… しかも追い討ちをかけるように、ビエルサは9月4日の南米予選ペルー戦にも余裕でガビーを招集しました。ボスの血圧が心配。 ガビーの代表招集では、私も過去ずいぶんと気の遠くなる思いをしましたが、彼は本当に母国アルゼンチンで認められたいんだろうと思う。仮にマンチェスター・ユナイテッドに行った途端、「代表よりマンチェスターに決まってるじゃないですか!」なんて言われてもそれはそれで面白くないので、別にいいんですが、それでファーガソンのことは大丈夫なのかという懸念はもちろんあるわけです。ガビーはこうと思ったら曲げない一本気なところがあるし。 今回の五輪代表は、当初私もアルゼンチン大人げないよねなんて思ったりしましたが、ここは最初からU−23がA代表やってるようなものなんですよね。アルゼンチン代表はつい最近まで、世代交代のことでビエルサがいろいろと批判されていたような気もするんですけど、そんなに言うなら若いヤツばっかりでやってやるから金輪際文句言うなよ、みたいな開き直りがあったのかは知りません。 私などは最近のアルゼンチンはなかなかいいチームじゃないですかと思うし、何より代表では育みづらいチームスピリットの芽生えといったものを感じさせて好ましい。それでも何をやっても国民全員を満足させる代表チームなどないわけで、代表監督というのも因果なお仕事だと思う。
グループリーグを勝ち抜いた後の自由日、ボーイズがビーチではしゃいでる間、オーバーエイジ組はホテルのテラスでまったりお茶。いい雰囲気。 先日どこかのニュースサイトでガビーのインタビューの音声を聞いていたら、アルゼンチン現地のインタビュアーは少々言いづらそうにHeinzeのhを発音しているようで、あ、やっぱりhは読むのかなと。ヘインセとか、そんな発音だったような気がします。 04/8/9 開幕早々こんなことやってるとハインツェ単独のサイトに切り替えちゃうぞ。 例えばピエールファンファンとデウー、ハインツェとポチェッティーノといった過去のCBのコンビは、それぞれタイプも役割も違ってうまくやってたけど、ピエールファンファンとジェペスはその点がどうかってことですよね。これでまたデウーを出したのはどうだったのかみたいな話になるんだろうなと思うと、そっちの方がうんざりなわけで、まあ、そんなのはパリでやる気のある選手がやってくれればいんです。 ニュースの更新は気が向いたら…やります。 それはおいといて、最近個人的に心でむせび泣いたのが、元ジェイムスのヴォーカル、ティム・ブースの帰還でした。といってもジェイムスに帰ってきたわけではなくて、ソロ・アルバムのリリース。これがまた良かった。 ジェイムスはマンチェスターのバンドで、日本では全然だけどイギリスでは国民的人気。いつもこう、心が熱くなるようなバンドだった。ティムがジェイムスを去ったのと前後してPSGにはハインツェがやってきたんだけど、彼のプレーとジェイムスの音楽から受ける印象は、少なくとも私にとっては本質的な部分でよく似てる。 ハインツェ関連のアルゼンチン現地記事は、まだいくつかのインタビューを平行して読んでいる途中なのですが、本当に、訳の方はどこまで合っているのかも分かりません。2週間前には「なんでこれ主語がないの?」なんて言ってたレベルだし。 やり始めたことですから、やれるだけのことはしようと思ってます。ただ、もしお読みになる際にはそのことをご了承いただけると有難いです。 04/7/30 こんなことをやってるわりには本当のところ語学好きでもなんでもないんですが(腐れ縁だと思ってる)、これ以上やること増やしてどうすんだと呆れられながら、思い立ってスペイン語の辞書を買いました。フランス語と似た所もあるから、「読めるんじゃないかな!」なんて楽観的な読みだったんですけど浅はかでした。まあでも記事の見出しくらいは。 PSG関連でも大した情報収集はしてない面倒くさがりの私ですが、このところ柄にもなくアルゼンチンやイギリスの現地ニュースサイトをいろいろと調べてまして、これがまた要領を得ません。 たまたまアルゼンチンのエル・グラフィコっていうんですか、見に行ったらハインツェがマンチェスター・ユナイテッドのユニフォーム着て写ってる画像があって、ウーン…という感じなんですが、いや似合わなくはないけど、見慣れるまではちょっとね。 それにしても最近は丸首の襟が多いけど、これってどうなんだろう。それと、個人的には上下が同色のユニフォームの方がバランスよく見えて好き。 ところでこのエル・グラフィコ、これは雑誌なのかな、日本でも入手できるのでしょうか。読んでみたいのだけど… 04/7/29 私が馴染んだ感覚より、みんながちょっとだけ余分にボールを持ちすぎるアルゼンチン代表のスタイルにも慣れて、チームに愛着もでてきたところでコパ・アメリカが終了。まあ、決勝については何を言っても結果論だと思う。 ただ、アルゼンチンは圧倒的に試合を支配しながらゴールを割れないという試合をずーっと繰り返しているわけで、相手の守るペースで攻めちゃってることもままあるし、それがビエルサの采配のせいなのか、単純に前線に決定力がないということなのか、それとも根本的に、アルゼンチンフットボールのスタイルに起因するものなのかは知らない。 足元の技術の高い選手が多くて面白かったけれど、今のフットボールではフィジカルとかスピードとかの要素はやっぱり軽視できないというジレンマはありますよね。あのメンバー、ガビーがえらくガタイよく見えたもんなあ。世界の舞台で「勝つための」フットボールと、アルゼンチン国民が本当に見たいフットボールは多分違うんだろう。それが一致すれば素晴らしいんだけど。 ロサレスを見てたら、なんだか無性にフィオのプレーが見たくなった。 ガビーは過去何度もPSGを窮地から救ってくれたけど、ペルーではそうもいかなかった。ヘコむなよー。思えば彼は代表のために、PSGでの唯一のタイトルであるフランスカップ(あ、インタートトもあったか…)を掲げることもできなかったんだよなあ。コパ・アメリカの全試合でフルにプレーしたのはガビーとサネッティくらいかな。とにかくお疲れと言いたい。 PKキッカーのセレクトと順番にはいろいろと思うこともあるけど、それは仕方ない。ていうか本気でPKとセットプレーの練習した方がいいと思うなアルゼンチン代表… 04/7/26 フランツ・フェルディナンドっていうの?今、アルバムを一聴したところ。彼らについては詳しいことは知らない。最初どこかで聴いたときは、トーキング・ヘッズのカヴァーでもやってんのかと思ったし、細部は「ジョイ・ディヴィジョンじゃんか」なんて、でもそういうの嫌いじゃないから。 ちょっと猥雑で、アート・コンセプチュアルなモザイク・ポップという方法論は、バカ売れする直前のパルプみたいな雰囲気もある。部分的には面白いんだけど、全体としてはこの路線でアルバム1枚構築するのはまだちょっと難しかったかな。ヴォーカルの歌い方が誰かに似てるんだ… 仮にも1,900円払って買って読んだので、私みたいなバカのシロートでもちょっとは感想言ってもいいかなと思ったハスミセンセのスポーツ評論集のことですが、一応それについて感想をこちらに載せようかと思ってた文もあるんですけど、ダラダラ長くなってしまって言いたいこともよく分からなくなってしまったし、で、結局そっちは載せるのをやめました。 手短に言うと、1つには大新聞のスポーツ欄やTVニュースのスポーツコーナーや文芸誌の批評(!)といった、サッカージャーナリズムでも批評でもなんでもないものを例に挙げてサッカーを語られても、我々ファンは当惑するばかりだということ。 また、「単に運動を運動として見るために、人々は運動以外のところから目を逸らすべき」「歴史を知っていればよいということでは全くない」というのはもっともだけど、批評は果たしてそれで成立するのかということ。論がいきなり事実誤認からスタートしている箇所も少なくないし、例えばある日本代表選手を擁護するくだりなどはほとんどファンタジーとでもいうべき印象も受けるわけで、ご自身が批判している「物語」に逆に陥っているようにさえ思える時がある。 ハスミセンセの映画批評などはいくつか読んだことがあって面白かったけど、ある程度スクリーンに限定して論じることができる映画と違って、フットボールには「潜在的なものが顕在化する一瞬」の運動があると同時に、フットボール自体はピッチの内部と外部(単にスタジアムという意味ではなく)が不可分に連動する巨大な運動でもあるんじゃないかと私は思ってるし、「文化」と「野蛮」の対立というありがちな図式で切り分けられるような単純なものだろうかと思う。やっぱり、フットボールは基本的に芸術じゃない。 付け加えるなら私はジャーナリストでも批評家でもなく、情緒的な「物語」にとらわれた一ファンにすぎないから、「神々に愛されている人とそうでない人がはっきりとわかれている」なんてフットボール観は苦手。何が美しいかは自分で見て自分で決めるし、例えばブラジル人選手のプレーを神だ、美しいと言う人もいれば曲芸だという人もいるけど、後者に「運動に対する感性がない」とは思わないです。それはある種のストイシズムじゃないかな。 20日のトピックに関連して触れようと思っていたのは、「座席があったらときにはそれを引き剥がしてでも投げるというのが正しい観客のあり方です(笑)」という部分でした。つまり、フットボールは「文化」の敵であって、日本で「野蛮」な「動物」のフットボールをどう育てるべきかということを、あえて挑発的におっしゃっている。まあ、いつものハスミ節なんだけれど、PSGは過去ダービーでまさにそのケースの被害者も出していて、スタジアムの悲劇の歴史はサッカーファンの間でもデリケートなものじゃないかと思って。決して「運動」以外の無駄話ではないはずだと思う。 04/7/15 やっぱりコンテンツの間口を広げすぎた気がする。フットボール関連のサイトをやっていて、肝心の試合を見てる時間がないというのは本末転倒じゃなかろうか。 ハインツェについてのコメントのページを更新しました。PSGサポーター・ジュリアン君の愛情溢るるインタビューと、レキップの記者さんのコメントです。ラフな訳で申し訳ない。 モンティ・パイソンが好きな方は結構いらっしゃるんですね。例の哲学者サッカーのコントは随分前に見たもので記憶も曖昧だったので、いいかげんなことを書いてはイカンと思いDVDを買いました。ジョン・クリーズのバイオレントな赤頭巾ちゃん(これトラウマ…)がジャケットのドイツ盤です。他に馬鹿オリンピックなどというほんとに馬鹿なネタもあって、意外とタイムリーかもしれません。コントのタイトルは「世界の哲学決勝戦」、正確には以下のような展開でした。 ヘーゲル、カント等錚々たる顔ぶれのドイツチームに、なぜかベッケンバウアーが混ざっています。ギリシアチームは「予想通り守備的な布陣」。試合の方は全員が悩みながらピッチを徘徊してるだけの膠着した展開、5番ニーチェが主審の孔子に「論語には自由意志がない」と抗議して累積3枚目のカードを出されたりしています。ドイツのルター監督は、残り時間2分で切り札のマルクスを投入するも不発。 しかし終了直前、突如「ユリイカー(わかったー)!!!」と叫んだギリシアのアルキメデスがボール奪取(というか最初から誰も動かしてない)、アルキメデス→ソクラテス→アルキメデスのパスワークからドイツディフェンスをかわした(というわけでも)ヘラクレイトスがボールをゴール前のスペースへ。これを受けたアルキメデスがクロス、ソクラテスが豪快にヘディングシュートを決めます。GKライプニッツはなにもできません。ドイツチームの抗議も空しくギリシアの優勝、感動的なウィニングラン。すっごい既視感。というかオフサイドなんですけどね。 モンティパイソンのコントというのは、笑えるというよりは呆れるに近い感覚です。思えばこれを初めて見た頃は、フットボールになどまったく関心がなかったというかむしろ嫌いでした。今見ると一層細部がおかしかったりするのですが、改めて人間の嗜好って当てにならない。 04/7/11 なんて不経済な? 大勝する可能性は常にあっても、完封される可能性も常にあるチームというのがあって、今のアルゼンチン代表がそんな感じかな。今日のメキシコ戦、やっていること自体は多分、エクアドル戦と大して変わらない。でもこうなる。油断があったとは思わないけど、相手が諦めた後の得点をカウントに入れちゃダメなのよね。 私はあまり南米のフットボールを見慣れていないから、こういう状態がスタンダードなのかどうかは分からないんですが、攻撃に人数をかけるのはいいけど前線は混み混みだし、しかもいちばんキビシイところばっかり通そうとしてるし、パターンは単調だし、少しは駆け引きしてみるとか、緩急をつけたりすればいいのに、なんて思いながら見てました。どこまでがビエルサの指示なのかは知らないけど、すべてがビエルサの責任というのも気の毒じゃないかな。そこそこのテクニックはあれど、ピッチに頭脳が不在な気がする。 アルゼンチンのフットボールっていうのは、もっと狡猾なものだとばかり思ってた。 一方のメキシコのフットボールは結構好きで、この前のワールドカップでイタリアを翻弄したパスサッカーもなかなか素敵だった。確かその後アメリカとやって、たった数発のカウンターに沈んだのも、いかにも「らしい」結末でした。 ガビーはここ何試合か彼らしさも出てきていい感じ。ブラジル戦ではまあやっちゃいましたけど、あのプレーを除いてはそう悪くなかったし、現地の採点も確かあの時は6とそこそこじゃなかったかな。今のところ実質後ろにはアジャラと2人しかいないし、ソリンはどこにいるか分かんないし、彼みたいにスピードがあってタフなDFがいるから試せるシステムなんじゃないかと思います。 J sportsのCM、ロバート・ワイアットの“O Caroline”なんか使ってるんだなあ…。泣けるなあ…。ついでと言ってはなんですが、あの、フランスリーグ買っていただけませんでしょうか。 04/7/10 きれいに忘れたはずのこととはいえ、OMに移籍したデウーのコメントを先日見かけまして、さすがにガックリきたというか、もう笑うしかなかったです。まさか我々ファンを保身にお使いになるとは思いませんでしたよ… そんなこんな+夏バテを吹き飛ばすかのように(いややっぱり暑いけど)、南米ではコパ・アメリカが始まってます。ガビーとソリン〜!!!というそれだけで一気に浮上したりして、やっぱり私にはフットボールが必要だ。 そう、八塚さんガビーはもうPSGの所属ではないんです。付け加えるとソリンも今はレンタル元のクルゼイロに戻りました。PSGが彼を手放したのは凄く残念だったし、OMかマンチェスター・シティに移籍?なんて記事を読んだきり、ソリンは移籍市場から姿を消してしまったみたいで気になってます。シティなんて、彼の堂々たるまゆげとロック魂に似つかわしいクラブだと思ったんですよね私。 昨季のPSGは攻撃にイマジネイションが足りず、パウレタがマークされてしまうとどうにもならないしょっぱい試合も少なくなく、ソリンの「意外性」に依存するしかないところもあったのだけど、多分監督はもうちょっとキチッと攻撃を組み立てたいんだと思う。 ガビーのページはいまだ試行錯誤を繰り返してまして、とりあえずマップみたいなページを作成してみました。それにしても、アルゼンチンのGKはしばらくカバジェロで安定してたかと思ってたんですがやっぱり凄いことしますね。彼はいつもああなんだろうか… 04/7/5 ユーロ決勝、寝ちゃ駄目だと思いながら試合前のセレモニーを見てたんですが、気がついたらバルササポがセキュリティに引きずり出されてました。パウレタすまない。ゆっくり体を休めて気分転換して戻ってきてください。 で、再放送見ました。ギリシア代表のユリイカ発動は結局決勝が終わるまで衰えを知らなかったわけで、正直なところなんだそりゃあ、という気もするけど、よく組織された高いメンタリティのいいチームだったと思うし、数少ないチャンスを点に結びつける集中力はずば抜けていたと思う。他のいわゆる強豪国の多くが脆さを露呈させた今大会で、彼らは十分に優勝に値するものを持ったチームだったんじゃないでしょうか。別に予定調和が見たいわけではないのだし。 実際のところ、私はフットボールについてはあくまでクラブチームのファンというスタンスでして、代表にはそんなに思い入れをしない方です。とはいえ、(外国人監督も多くなったので一概には言えないけれど)それぞれのチームのスタイルの差異とその背後に覗く国民性、歴史といったものに思いをはせるのは興味深いものです。 代表チームのフットボールにエンタテイメントを求めようとは思わないし、例えば守備的であるといった理由で他国のスタイル(ひいてはアイデンティティ)を否定するような論調に繋がるのはどうかと思う。スタイルにはそれに至る必然があるはずだ。 フットボールはかくあるべき(例えば“スペクタクル”な)という理想は素晴らしいかもしれないけど、まずイズムありきというのは本末転倒な気がするし、そのためにたくさんの価値あるものを見落とすことだってあるんじゃなかろうか。フットボールは想像を超えてただそこに(圧倒的に)存在するもので、個人のイズムを補完するためにあるわけじゃない。 パウレタがベンチで目を真っ赤にしていたのは思わず私ももらい泣きしてしまったし、残念だったけど、それでもハートのある選手やチームは好きだ…。この大会、ギリシアはつまらないチームなどではなかったと思う。 |