「それでも僕は、あの事件のことを考えてしまう」
−ファブリス・フィオレズ


<チャット>      03年10月17日 psg.fr

−パサーの役割は君に向いてるの?それともアタッカーの方がいい?
「いや、全然かまわないんだ。一番大事なのはチームだから。僕は今たまたまパサーをやってるけど、一番重要なのはPSGが勝つことだ」

−君には代表チームの経験がある?
「いや、僕はどの代表チームのユニフォームも着たことがないし、実を言えば、考えてもいない。そうなったらいいけど、僕のポジションには僕より才能のある選手達がいるからね」

−スタッド・フランセのカレンダーで、裸でポーズをとっている自分を見るのはどんな経験?
「いい経験だったよ。あれはフットボールの少しばかりを変えてるね。でもあれは何よりもまず慈善目的だったんで、僕とガビー(ハインツェ)はすぐOKした。チャリティに役立っていい気分だし、僕にとっては問題ない」

−君にはチームの大黒柱の1人になった自覚はある?
「僕達全員がリーダーだと思ってる。僕は陽気なタイプで、雰囲気を作るのが好きなんだ。冗談を言って笑ったりするのもね。だから、何人かの選手の先に立つのもより自然かもしれない。でもいずれにせよ、全員がリーダーだよ」

−PSGの覚醒をどう説明する?何がきっかけだったの?
「むしろトレーニングの成果と言えるだろうね。週末に成果が出ることもあるし、月末の時もある。僕達はトレーニングで汗水流して、今ではそれは報われている。土曜のル・マン戦からさらに、この連勝が続かんことを」

−パリでの君のベストマッチは?
「難しいね。昨シーズンは、ボルドー戦かな。得点をあげるチャンスがあったし、PKをもたらすチャンスもあったから。またこれからいい試合があることを期待するよ」

−土曜の試合についての君の予想は?
「予想は好きじゃないんだ。でも、僕達は勝つために持てるすべてを捧げるだろう。3ポイントを勝ち取るチャンスがあればいいね。僕達が勝つ以上は、結果は問題じゃない」

−オトゥイユとブローニュのサポーターに一言お願い。
「今の僕達の成果は、君達の行動によるものでもあるんだよ。いつも僕達を支えてくれたから。僕達はひどい序盤戦で苦しんだけど、君達はいつもそこにいてくれた。君達にとっても、応援は実を結んだね。いつもそんなに楽しんでくれればと思ってるよ。君達にいい結果を贈るためなら、僕達は何でもするだろう」

−得点王になりたい?それとも、ベスト・パサー?
「どちらでもないな。僕らが優勝するんだったら」

−いつ髪を切ろうと思う?
「100%PSGを買うと、新しいカットの僕が見られるよ!」

−一番親しい選手は?
「フレッド(デウー)は、パリに来た時すぐに僕を迎えてくれた。でも、ガビーやベルナール(メンディ)ともすごく仲がいい。まあもちろん、みんなといい関係だよ」

−PSGは昨シーズンのベロドロームでの快勝を再現できるかな?
「できるさ!シーズンは替わったけど、勝てないわけない。この試合の時、僕達はとてつもない感情を覚えた。できるならまたそれを感じたい」

−来るべき試合のために、チームがまだ向上しなければならない分野(le domaine)は?
「僕だったら‘いくつかの分野(LES domaines)’と言うね。競争している時はいつも向上しなければならないし、決して現状に満足しないものだから」

−PSGでの一番の思い出は?
「昨シーズンのOM戦の3連勝。リーグ戦で2勝、カップ戦で1勝」

−引退後は何をしたい?
「わからないな。僕はまだ何シーズンかプレーできたらと思う。特にPSGでね。僕は開幕の日のことしか考えない」

−好きなポジション、これまでにやってきたポジションは?
「大体CFだったけど、ギャンガンでギ・ラコンブが僕をまず左に、それから右にコンバートした」

−君のお手本は?
「アイドルやお手本はいなかったなあ。ジダンやロナウドの出ている試合を見るのは好きだけど、特別心酔するような選手はいない」

−君はPSGで3季目に入ったけど、クラブとは長い関係を考えてる?
「PSGに来た時、5年半の契約にサインした。何より落ち着きたいからね。僕は、進歩するためには、なるべく長く1つのクラブにいるべきだと考えてる」

−外国に行かなければならないとしたら、どのリーグでどのチーム?
「スペイン。太陽の下のチームさ!そう、スペインリーグだろうね」

−PSGは今シーズン、チャンピオンズリーグの出場権を獲得できると思う?
「もちろんさ!僕達はそのためにここにいるんだよ。毎シーズン、僕達はいつも一番上を狙っているんだから、どうして首位に立てないってことがある?今、僕達は波に乗っているし、僕達が同じ強い望みと団結力を持ち続けていくなら、タイトルのことを考えたっていいさ」

−今季の得点王は誰かな?
「パウレタだね!いずれにしても、僕達はそのために何でもする」

−今でもロナウジーニョや元のPSGの選手とコンタクトはあるの?
「うん、ロニーの近況はオグベチェを通じて間接的に知っている。ジェローム・ルロワとはよく電話で話すよ。ポティヨンやペドロンとも」

−この短いブレイクが、序盤戦の好調にブレーキをかける心配はない?
「いずれにしても、そうならなければいいね!僕達はこのブレイクがペナルティにならないよう、トレーニングに励んでる。この好調を続けるために、土曜になるのを待ち焦がれているんだ」

−若手選手に何かアドバイスしてくれる?
「何よりこれだな。アドバイスしたことはないけどね。練習を怠らないこと。そして、フットボールだけじゃなく、その前にできるだけ見聞を広めること」

−試合に入るたび、げんをかついだりする?
「いや。若い頃は縁起をかついだりもしたけど、何の意味もないってわかったから」

−フットボール以外の生活は?
「家族と楽しく過ごしてる。奥さんとパリの街を回ったり、買い物したり、散歩したりっていうのが好きなんだ」

−PSGは今季、真のゲームスタイルを見出したと思う?
「いや、まだだな。そのためには時間がかかる。でも、いい結果を出しながら、僕達は思ったより早くゲームスタイルを見つけようとしている。勝利を重ねるにつれ、もっとリラックスして美しいゲームをすることを考えることができるようになるだろう」

−なぜ11番なの?
「ギャンガンでは11番で、僕にとってはかなりうまくいっていた。パリに来た時には、あいにく11番は既にアロイジオがつけていたから、ルイスにクライフの14番をつけるよう言われたんだ。その機会はシーズンの初めにやってきた。というのは、アロイジオはあいにく他のクラブに移籍したから。それで、今では僕が11番をつけている。この背番号が、ギャンガンでと同じくらいのチャンスをもたらしてくれるといいね」

−君が3試合のサスペンションを受けて以来、誰もシミュレーションで出場停止になっていないことをどうして告発しないの?私達は週末ごとにテレビでそれを見るのに。
「僕達はこの時期十分つらい思いをしたから、さらに傷を広げようという気はないんだ。でも僕はやっぱり、レキップの日曜版を見る時よく冗談を言うよ。それでも、考えてしまうよね」

−サスペンション以来、君への判定はどう?審判団は変わったかな。
「彼らはいつだって僕をつけ狙ってる。髪型を変えたのはそのせいさ (笑)。判定がはっきりしないのは明白だし、モンソローもレキップでそれを強調していた。でも今は、これでやっていかなきゃならないんだよ。僕達には選択の自由がないし、1シーズン通してみれば、釣り合いがとれているんじゃないかってところかな・・・」

−今季、PSGの選手は、例えばタックルに関してアグレッシヴすぎると思う?
「ある試合の後で、そのことをほのめかした人物がまさに1人いる。ディディエ・デシャンだ。だけど、彼はタックルのおかげで偉大なキャリアを築いたんだから、これには心ひそかに笑ったね」

−ペドロ・パウレタをどう思う?
「何て素晴らしい選手だろう!彼は偉大なFWだ。僕達は今彼が共にいてくれてうれしいよ。ペドロはゴールゲッターとして非の打ち所のないクオリティの持ち主だ」

−フランスリーグで一番挑戦したいGKは?
「昔はベルナール・ラマだった。他にもそんなGKが出てくればいいんだけどね!」

−スタジアム、特にパルク・デ・プランスに来る女の子がますます増えていることをどう思う?
「結構じゃないの。フットボールはマッチョのスポーツじゃない。それに、PSGには女子チームだってある。ここのローラとベランジェールはフランス代表だ」

−チャンピオンズリーグのことを考える?
「考えるさ。でも、夢見てはいない。ただ、僕達が来年そこにいればいいと思うだけだよ」

−一番印象深い対戦相手やチームメイトは?
「そりゃあパウレタだよ。彼の天性と、ゴール前の巧みさでね」

−ガビーはDFとして驚くべき存在?
「もちろんさ。ただ昨シーズン、彼がフランスのベスト左サイドバックに選ばれなかったのは驚きだった」

ゴールした時、何を考えてる?
「僕達がゴールの後で感じる喜びを説明するのは難しいな。頭の中はいっぱいで、もうぐちゃぐちゃなんだよ」