03/10/28  誉めたのに
<リーグ1第11節試合結果>

アジャクシオ−PSG    0−0

: コナン(87分)−アジャクシオ
   メンディ(35分)、カナ(24分、89分)−PSG
: カナ(89分)−PSG

アロンゾ、ピエールファンファン、メンディ、ソリン(46分エルカルクーリ)、デウー、ボスコヴィッチ(90分ロッシ)、カナ、エムバミ、ベンアシュール(81分ヘイナウド)、フィオレズ、パウレタ


ハインツェの欠場で、監督がアジャクシオ戦に採用したのは4-2-3-1。ソリンをサイドバックに回し、エムバミ&カナのダブルボランチの前にフィオレズ、ベンアシュール、ボスコヴィッチ。

しかしこの試合はボランチコンビの出来が良くなく、守備と攻撃の繋ぎに奔走しながらも、3人のオフェンシヴ・ハーフにうまくボールを渡すことができなかった。特にカナは多くのボールを失い、試合終了間際に2度目の警告で退場。

一方攻撃面では、ボスコヴィッチはなかなかそのテクニックを示せず、ゲームメイクを担ったベンアシュールもアジャクシオの屈強なDF陣のマークに苦しみ、パウレタは仕方なくボールをもらいに下がってくるという状態だったらしい。

ボスコヴィッチのボールからのフィオレズのシュート(9分)、メンディのクロスからのパウレタの素晴らしいヘディングシュート(20分)はいずれも相手GKに止められて、連勝は5でストップ。



ソリン選手は右の大腿部を傷めて後半はエルカルクーリ選手と交代。一方、欠場のハインツェ選手は、まだ「脚を上げることさえできない」という状態らしい。ハインツェ選手が負傷で試合を欠場するのは、パリに移籍してきて以来、実に初めてのことだそうです。

「勝ち点ゼロよりかはましでしょう。この世の終わりじゃあるまいし。フィジカル?万全だよ」
(エルカルクーリ選手)


怪我人もさることながら、29日のフランスリーグカップ、グーニョン戦(アウェイ)はメンディとカナがサスペンション。
ソリンは欠場、ハインツェは未定、もしかするとベナムー選手が初スタメン。

アロンゾ、バディアーヌ、ベンアシュール、ベナムー、ボスコヴィッチ、デウー、エルカルクーリ、フィオレズ、エムバミ、パウロ・セザール、パウレタ、ピエールファンファン、ヘイナウド、ロッシ、トゥーレ、キュビリエ、レアル
ローラン・ルロワ選手は現在ニースと交渉中。


03/10/24   顎を引け
現在選手データのページを作成中なのですが、オフィシャルサイトに調べに行ったら、選手の今季の顔写真が更新されていました。仕上がりに関しては、全体的に、もう少しなんとかならなかったかという感じです。

個人的に、ヘアスタイルのせいか、メンディ選手がとても可憐な様子なのが気になったのですが、それよりなによりこれはどうなのと思ったのが、ボスコヴィッチ選手の写真写り。

今後1年間オフィシャルサイトを飾ろうという写真の撮影日になぜヒゲなのか、という疑問はさておいて、その何も考えてないだろう笑顔は、いっそ気持ちがいいくらいです。自然体でいい感じと取るか、パルクの新アイドルの自覚を持てと思うかは難しいところでしょう。

その点で言えば、撮影など慣れたものであろうソリン選手は堂々としたものです。素材は悪くないのだから、ボスコヴィッチ選手には、ぜひこの辺りからスター選手のなんたるかを学び取ってほしいものです。

25日現地時間20時キックオフのアジャクシオ戦は、ハインツェ選手が「ももの裏が痛いんだ」ということらしく、出場は微妙な様子。 (03/10/24 写真:psg.fr)


03/10/20   憧れられたい
<リーグ1第10節試合結果>

PSG−ル・マン    5−1

得点: パウレタ(28分、63分)
     フィオレズ(40分、62分)
     ヘイナウド(90分)−PSG

     モレフ(12分)−ル・マン 

: フィオレズ(40分)、メンディ(77分)−PSG
   ダミコ(45分)、クザン(65分)−ル・マン

アロンゾ、ピエールファンファン(46分エルカルクーリ)、メンディ、ハインツェ、ソリン、デウー、ボスコヴィッチ(85分ベンアシュール)、カナ、エムバミ、フィオレズ、パウレタ(80分ヘイナウド)


たとえチームが開幕以来3ポイントしか挙げられず、最下位固定であったとしても、パルクで愛するチームを応援しようとバスで駆けつけたル・マンサポーター800人。

しかしそのバスは、詳しい事情は知りませんが料金所で足止めをくってしまい、キックオフから20分遅れてスタジアムに着いた時には、この日唯一の見せ場と言ってもいいモレフのゴールは、ほんの数分前に決まってしまった後。残り時間はただパリのドハデなゴールショーをむなしく見守るしかなかったサポーター達は、パリジャン紙に「呪われている」とまで書かれるツキのなさだったらしい。

一方5連勝、親善試合を入れれば6連勝でとにかくご機嫌なパリサポーター。写真のオトゥイユ側の横断幕は、「団結は力なり。僕らは獰猛さ(と書いてある)を示しあおう」

最下位ル・マンをホームに迎えてのスペクタクルな一戦。早い時点で先制を許したものの、そこは連勝中のチーム、取り乱すことなく冷静に自分達のゲームをして、28分、パウレタのゴールでお祭りが開幕。
エムバミがファーポストのボスコヴィッチにセンタリング、ボスコヴィッチが反対側に頭で戻し、ノーマークだったパウレタが至近距離からヘディングでゴール。喜びを爆発させるパウレタ。

1点目をアシストしたボスコヴィッチはハーフタイムの直前、今度はフィオレズに決定的なパス。相手GKと1対1でフィオレズのゴール(40分)。

60分、ル・マンDFの頭上を越えてソリンの素晴らしいボール。これをフィオレズが難なく右足のボレーで3点目。パリジャン紙によれば、今季序盤戦でパリの最も美しいゴール。その1分後、またしてもボスコヴィッチが、相手ゴールに全速力で走るパウレタにアシスト。4点目。

試合終了間際、ボスコヴィッチに替わったベンアシュール、パウレタに替わったヘイナウドが負けじと共同作業で5点目。(90分)
終了の笛が鳴った時、ハリロジッチ監督は彼のチームに拍手を送ったという。
パリは5連勝で19ポイント、ナントと並んで3位に浮上。首位モナコと4ポイント差。しかし本格的に強豪チームと当たるのはこれからなので油断はできません。
ここ4試合連続で得点しているパウレタ選手は、現在6ゴールで得点王レースの3位。トップと1ゴール差。
3アシストの貢献をしたボスコヴィッチ選手は、これでアシストでは第6位。しかしパウレタはあまり触れてくれませんが、ここまでパウレタのゴールの大半をお膳立てしているのはフィオレズ選手で、4アシストで第3位。

ボスコヴィッチ選手は試合前の会見で、「パルクは僕がプレーした中で最も美しいスタジアムの1つ。僕はパルクのお気に入りになりたい。それは僕のパフォーマンス次第だ」と語ったことをピッチで証明した形。

心配されるのは、ハーフタイムの後ピッチに戻らなかったピエールファンファン選手。アキレス腱の炎症を患っており、メディカルスタッフのアドバイスに基づいて、怪我を悪化させるリスクを避けた模様。


03/10/17   カンデロージュ秋だより
猛暑の夏が過ぎ、秋に入って、最近ではパリの木々も色づき始めている様子。何かと服選びに迷う時期ですが、世界各国から選手が集まっているPSGのトレーニングは、いかにも寒々しい人、余裕の人、いろいろです。
今週のカンデロージュで一番寒がりそうな選手は、完全防備のパウレタでした。 (Photo: psg.fr)

寒そうです。 ブラジル組も手袋。 手袋してくればよかったかな。

短パン2名。さすがに若いオグ
ベチェとボスコヴィッチ(?)
寒いブラジル、笑
顔のアルヘンチナ
この人は余裕。アロンゾ。
18日現地時間20時キックオフのル・マン戦の17人。

アロンゾ、ベンアシュール、ベナムー、ボスコヴィッチ、カナ、デウー、エルカルクーリ、フィオレズ、ハインツェ、エムバミ、メンディ、パウレタ、ピエールファンファン、ヘイナウド、ロッシ、ソリン、トゥーレ


先週のサンテチエンヌとの親善試合で1ゴールを挙げたソリン選手。今季はル・マンでプレーしているダミコ選手とは、子供の頃親族同士がブエノスアイレスの同じ地区に住んでいた縁で、当時よく顔を合わせていた仲らしい。


03/10/8   ニュース落穂拾い
-ソショー戦ロスタイムの判定が物議をかもしたレダンテュ主審が、ジャッジミスを認めてこう釈明。
「私はソショーの選手達が何としてでもペナルティを取りにいこうとしていると感じたんです。試合の終盤に笛を吹かなかったのはもちろんそのためですよ」

-先日パリに復帰したロシュ氏の喜びのコメント。
「ハリロジッチとの最初のコンタクトは6月の初めにさかのぼる。以来、私達は定期的に電話で連絡を取り合って、最終的に何日か前に合意したんだ。もちろんPSGに戻れてとてもうれしい。引退後、いつかパリに戻りたいと思っていたんだ。だから今日、勝手知ったるクラブに帰ってきたんだよ」

-パリのラグビークラブ、スタッド・フランセのカレンダーは、アスリート達のむくつけきヌード・フォトで例年話題になりますが、04年度版のゲストの中にはハインツェ、フィオレズの名前もあるらしい。


03/10/6   ハリロジッチ、負傷!
という大仰なレキップの見出しを見た時には、どう反応したものかと思ったのですが、ハリロジッチ監督が日曜、トレーニング中に右もも肉離れの負傷。スタッフに支えられてピッチを出た監督は、松葉杖姿でトレーニングセンターを後にした模様。全治10日。
(写真:Le Parisien)

今日は前監督のお話。最近、ルイス・フェルナンデスがマンチェスター・ユナイテッドのアシスタントコーチに就任するかもしれないという英プレスの記事が話題に上っていましたが、本人はこれを否定したらしい。

現PSG監督の安定感のある会見での受け答えやベンチでの振舞いを見るにつけ、今振り返ると、ルイス・フェルナンデスが監督を務めているということはいかに異常事態だったか、ということを思わざるをえないのですが、何といっても今度は人ごとですから、純粋に、フットボール界の二大直情派が顔をそろえるベンチを見てみたかった。

PSGをクビになって以来、フランス(レンヌ)、トルコ(フェネルバフチェ)、ポルトガル(ベンフィカ)、そしてスペイン(バルセロナ)と、噂だけは華々しい前監督。マンチェスター入りの記事が出てからというもの、私はなんとなくうきうきしていました。結局、私はこの人が好きなんですね。
<リーグ1第9節試合結果>

ソショー−PSG    0−1

得点:パウレタ(20分)−PSG

: マチュー(9分)、ダフ(45分)、ディアワラ(56分)、パジ(90分)−ソショー
   フィオレズ(77分)−PSG
: オルマ(90分)−ソショー

アロンゾ、ピエールファンファン、メンディ、ハインツェ、エルカルクリ、パウロ・セザール(81分キュビリエ)、ソリン、ボスコヴィッチ(74分ロッシ)、カナ、フィオレズ(88分オグベチェ)、パウレタ
「ハリロジッチはびしょぬれでロッカールームを出た。ソショー戦の大きな勝利を祝って、パリの選手達が彼にたっぷり水をかけたのだ。“これは私服なんだが、クリーニング代が高くつきそうだ” ハリロジッチは冗談を言った。“おまけに、明日はまたシャンパンの代金を払いに行くんだよ!”」
(ル・パリジャン)

スタメンを見たときにはCB(本職)3人、SB3人という顔ぶれに、普通に「何事?」と思ったものですが、この試合は基本的には4−1−4−1(時に4−2−3−1)という目新しいフォーメーションで臨んだ模様。
デウーの欠場で、CBはエルカルクリとピエールファンファンという、頑健ですがネットで見た瞬間不安のあまり思わず画面を閉じかけたコンビ。中盤の底はカナのワンボランチ。初出場のソリンは中盤で起用され、ペドレッティのマークを担当。

ゲームの主役は、この日デウーに代わってキャプテンマークを腕に巻き、1ゴールを決めたパウレタと、ソショーのいくつものシュート(特にロスタイムのオルマのフリーキックとトラパッソのヘディング)を阻止したアロンゾの2人。パウレタのゴールは、カナが口火を切り、エルカルクリ、パウロ・セザール、フィオレズ、パウレタとつなぐ、サッカースクールのお手本のような一連のプレーからだったらしい。

「しかしながら、ソショーの度重なる攻撃に対して素晴らしい働きをした、パリの他の選手達を忘れてはならない。ハインツェはいつものように闘争的、ソリンは希望を抱かせる初試合を行い、カナはこのシステムにおいて欠かせないボランチであることを証明し、パウロ・セザールは今季最高の出来だった。同様に、ボスコヴィッチのテクニック上の貢献、フィオレズの絶え間のない働きも特筆すべきであろう。もちろんこの試合、パリにはそう多くのチャンスはなかった。しかしPSGは、2002年1月30日以来不落のスタッド・ボナルを陥落させたのである」  (Football365評)
一方のソショーは後半にありとあらゆることを試みたものの、アロンゾ(46、51、91、93分)と、バー(69分)と、主審の‘スキャンダラスな’判定によって、ホームでの不敗記録(29試合)がストップ。

その判定とは、9分にマチュー、94分にパジがエリア内で倒された時、主審が両者のシミュレーションを取り、PKを与えなかったというもの。後半ロスタイムにパジが倒された場面では当然大混乱になり、強硬に抗議したオルマが退場になるという後味の悪い結末に。

ここで一つ考えに入れるべきことは、このレダンテュ主審は、昨季のボルドー戦でフィオレズのシミュレーションに引っかかった挙句パリにPKを与えてしまい、フランスサッカー界を巻き込む大問題に発展させてしまったあの時の主審とまさに同一人物だということです。


03/10/4   タンゴ 20:00hours
ソショー対PSGは4日、現地時間20時キックオフ。

アロンゾ、ベンアシュール、ベナムー、ボスコヴィッチ、カナ、キュビリエ、エルカルクリ、フィオレズ、ハインツェ、メンディ、オグベチェ、パウレタ、パウロ・セザール、ピエールファンファン、ロッシ、ソリン、トゥレ

デウー、エムバミがサスペンション。レティジ、ヘイナウドが怪我で欠場。新加入のソリン選手が初招集。ハインツェ選手との新たなアルゼンチンDFコンビが見られるでしょうか。上の写真はトレーニング中のお二方。
左はエムバミ、ボスコヴィッチ、カナのノリのいい若手3人組(後ろはオグベチェ)。PSGの未来は君達にかかっています。
デウー選手がサスペンションの間、キャプテンは誰が引き受けるのか、という話題。まだ決めてなかったのか、という話ですが、もし土曜の試合でキャプテンマークをつけるよう命じられたらどうする?と会見で質問されたアロンゾ選手は、以下のようにコメント。

「それは名誉なことだろうね。サンテチエンヌではちょっとキャプテンをやったことがある。ヴェールのキャプテンだよ。そりゃ素晴らしかったさ。でも、カリスマということで言ったら、ソショー戦ではガビーがその役を果たすんじゃないかな」

そのガビー・ハインツェ選手は困惑しつつ、

「それは監督に尋ねるべき問題だよ。あなたたち(記者)は僕のことをよく知ってるでしょう。僕はチーム内で前に出るのは好きじゃない。この役割を務めるのにはもっと経験豊かな人達がいる。パウレタとかね」

そんなわけで結局、ハインツェ選手が固辞したキャプテンマークはパウレタかフィオレズの腕に巻かれる見込み。
バルテズ選手のパリ移籍の噂に関して、現場を預かるハリロジッチ監督は、獲得にはいくつもの問題があるとコメント。
「第一に、彼は外国でプレーしているから、ジョーカーとしては考えられない。次に、彼のサラリーだ。選手達の1人が長く離脱でもしないかぎり、移籍市場の前の選手獲得は望まない」

「リオネル(レティジ)は重い怪我から回復したが、休みの後で彼のフィジカルコンディションは不安定なままで、3ヶ月の間再発を繰り返している。このことが、精神的に彼の妨げになっているかははっきりしない。リオネルは失望している。復帰のために懸命にトレーニングに励んできたんだからね。私はいつも彼を安心させるよう努めている。GKのポジションはチームで最も重要だから」


また、この噂について聞かれたもう1人のGK、アロンゾ選手は、
「心配はしてない。監督は僕達に、他のキーパーは探してないとはっきり言ったよ。解決策を見つけたいのは、マンチェスターとファビアンの方じゃないかという気がするね」
92年から98年までパリでプレーし、昨年現役を引退していたアラン・ロシュ氏が、テクニカルスタッフの一員としてPSGに復帰。選手獲得などを担当(ということでいいのかな)することになる模様。


03/10/1   放っといてくれ、金がないんだ
レティジ選手の長引く負傷は必然的に様々な憶測を呼んでおり、今週に入って、フランス代表GKファビアン・バルテズ選手獲得の噂が再浮上している模様。

第2GKのアロンゾ選手は、確かに凄い時は凄いがそういつでも神様がついていてくれるわけでもないというのが難しいところで、そのアロンゾ選手にまでもしものことがあると、代わってゴールを守るのは身長175センチの若手GK、モモちゃんことベナムー選手23歳。マスコミが食いつくのも無理はないのですが、グラィユ会長は火曜、この移籍話を一応否定した模様。

「バルテズやマンチェスター・ユナイテッドとは一切コンタクトしていない。ジャーナリストの憶測だよ。しかし、バルテズがフランスに帰りたがっているのは本当だし、彼を拒むクラブなどないだろう」  (グラィユ会長)

会長はオフシーズンに、(ロナウジーニョ選手のマンチェスター行きの話し合いの中で)何度もバルテズ選手移籍の打診があったことは認めていますが、差し当たって3人目のGKを加入させるつもりはないことを強調している様子。

「我々には2人のGKがいるし、彼らには全く満足している。後でヴァヒドが3人目を獲得する必要があるか判断するだろう」   (写真:Reuters)


03/9/29   第2GK伝説
<リーグ1第8節試合結果>

PSG−オセール    1−0

得点:パウレタ(9分)−PSG

: メンディ(47分)、アロンゾ(80分)、エムバミ(90分)−PSG
   ヴィオロー(38分)、ゴンザレス(41分)、シリエ(67分)-オセール

アロンゾ、ピエールファンファン、メンディ、ハインツェ、デウー、カナ、エムバミ、ベンアシュール(82分パウロ・セザール)、フィオレズ、パウレタ(89分ヘイナウド)、オグベチェ(87分エルカルクリ)


このオセール戦で、決勝点を挙げたパウレタ様をさしおいてMVPではないかと目されているのが、ふくらはぎを傷めて直前に離脱したレティジ選手に代わって、急遽ゴールを守ったアロンゾ選手。

この手の試合で幾多の神がかりを見せてきたアロンゾ選手のこと、やはりこういう局面には滅法強かった。32分にシリエとのペナルティエリア内での1対1、78分にタイニオのハーフボレーといった勝負をスーパーセーブで制し、1-0の薄氷の勝利に多大な貢献をした模様。

「自分がこの試合に出場するってことを、今朝の11時半になって聞いたんだけど、僕はこの予期せぬ男の役を評価してるよ」
(試合後のコメント)
「多くの怪我人でまとまりを欠き、オセールは一度もスペースを見つけられなかった。組織され、連携し、フィジカルプランにおいて非常に完成したPSGは前半戦を支配した。要するに、彼らはオセール戦の主要な部分で成功していたということだ。後半、パリの選手はハリロジッチの意向にもかかわらず、リードを守るために自陣に閉じこもった」  (ル・パリジャン評)

この試合を前に、オセールのスタティスティクを調べていたハリロジッチ監督は、先制されたゲームではオセールは一度も勝てていないことに気づいて「序盤が鍵だ」と踏んだ模様。そのプランどおり、開始後9分、エムバミがオセールDFの背後に放り込んだボールを受けたフィオレズがクロスを入れ、GKとDFの連携ミスを突いてパウレタがゴール。

「何週間か前、私はこの、いわゆる“トラウマを持ち、病んだ”チームが自信を取り戻すために、連勝を求めた。我々は前半はいいプレーをしたが、後半には後退してしまった。まだ、ホームで勝つことに恐れがあるんだろう。しかしギャンガン戦でのように、チームはプライドと献身を示し、オセールが追いつくのを阻止するのに十分な強さを備えていた。このことはうれしいが、謙虚でいなければならないね。このチームはまだ進歩できるよ」  (ハリロジッチ監督)

「最も重要なのは勝ち点3。ゴールで僕が自信を持ったとしてもね。後半は少し下がりすぎたけれど、僕達はよく試合を支配した。満足してるよ。徐々に、みんなが僕のプレースタイルをわかってきている」  (パウレタ選手)

前回はいつだったかも思い出せないこの3連勝で、パリは8位、首位モナコと6ポイント差。
トゥールーズ戦の勝利以来、大いに気を良くしているパリ・サポーターですが、このオセール戦を観戦しにパルクを訪れた観客は今季最多の39,777人。試合後はスタジアムに響く歌声の中、監督がまずオトゥイユ、それからブローニュのサポーターに挨拶する姿も見られたらしい。
しかし本当の正念場は次節ソショー戦。アウェイゲームにもかかわらず、デウー、エムバミのサスペンション&もしかするとソリンデビューという、出たとこ勝負のディフェンス・セクターが見ものになるでしょう。


03/9/22   慧眼か博打か
<リーグ1第7節試合結果>

ギャンガン−PSG    0−2

得点:フィオレズ(66分)、パウレタ(72分、PK)−PSG

: エムバミ(12分)、ボスコヴィッチ(31分、33分)、デウー(45分)、ピエールファンファン(83分)−PSG
: ボスコヴィッチ(33分)

レティジ、ピエールファンファン、ハインツェ、エルカルクーリ、デウー、ボスコヴィッチ、カナ、エムバミ、ベンアシュール(86分パウロ・セザール)、フィオレズ(75分メンディ)、パウレタ(81分オグベチェ)


昨季はまさにここで地獄を見たスタッド・ドゥ・ルドゥルーでのギャンガンとの対戦。迎えうつのは先日PSGを放逐されたばかりのジェローム・ルロワ選手。過去、放出した選手にことごとくリベンジを果たされてきたパリのこと、私としても不安がなかったといえば嘘になるでしょう。しかし・・・

ハリロジッチ監督(スカパーに表記を合わせました)の新たな実験は4-2-3-1の布陣。なんとヘイナウド、オグベチェの両FWをベンチに置いて、一時は戦力外となっていたベンアシュール選手をスタメンで起用。ボスコヴィッチ選手との併用で、意地でもパウレタにボールを渡す構え。

一方ディフェンス面では、メンディ選手を「まだ若く勉強が必要」という理由でスタメンから外し、右SBにエルカルクーリ選手を起用。その道のプロのやることにはとやかく言わない主義の私でも、「それはどんなものか」という気はしましたが、とりあえずこれでキックオフ。

「1時間以上を10人で戦ったが、私の選手達は模範的な連帯を証明したのだ」
                                     (ハリロジッチ監督)

試合後の会見で、監督は唯一審判の判定に対して不満の意を表明。開始後7分、(監督によれば“まったく有効な”)ボスコヴィッチのゴールが、フィオレズがオフサイドポジションにいたことを理由に認められず、さらにそのボスコヴィッチが31分の危険なタックルとその2分後のハンドによって早々に退場(もちろん殴る蹴るではありません)。
それでもPSGは「おそらく今季最高のプレー」(Football365)を見せ、「前半のゴールの取り消しや退場にもかかわらず、けっして降参しなかったし、それは報われた」(L'equipe)。

後半に入り、66分にはパウレタのアシストからフィオレズのゴール、また72分にはパウレタが自らPKを決めて、PSGは前節に続く2連勝。

「PKであっても得点したことは重要かって?PKは価値がないのかい?(笑) アシストとPK、ゴール、どれも重要だよ。僕達は10人で、審判は僕達に対して多くの笛を吹いたけれど、それでもチーム全員が素晴らしい試合をした。ボスコヴィッチとベンアシュールはいいボールをくれる。運悪くボスコヴィッチは30分後に退場したけど、その後、ベンアシュールは素晴らしい試合をしたよ。僕は監督に、彼がプレーするよう求めてはいなかった。決めるのは監督だから。彼はチームにとって最善のことがわかっているし、それはもちろん僕にとってもいいことだ。いいボールをくれるからね」 (パウレタ選手)


03/9/15    ジェローム、聞いてる?
勝たなければいけない試合でした。
守護神のレティジ選手がようやく復帰、ボスコヴィッチ選手が初先発。デウー選手が足首の捻挫を押してこの試合に出場したことからも、PSGのこの試合に賭ける(とはいえ相手は19位のトゥールーズなのですが)気迫が感じられます。

ハリルホジッチ監督はシステムは変更しませんでしたが、何人かのポジションを移動。デウーがCBに下がり、ハインツェが左サイドバック、メンディが右にコンバート。
最終的に、時差ボケで使い物にならないのではと危ぶんでいたハインツェ選手がその底知れぬ精神力で決勝点をもぎ取り、チームは実に2−1で今季初のホームゲーム勝利を手にしました。

特筆すべきはやはりボスコヴィッチ選手。レキップ紙がチーム最高の7点の評価を与える活躍で、パルク・デ・プランスの観客はその才能とテクニックに目を見張った模様。
また、この試合はカナ選手が中盤に入っていますが、旧ユーゴの若い選手達が同じ赤と青のユニフォームを着て戦っているのは、特別な感慨があります。  (写真:psg.fr)
ハリルホジッチ監督の試合後の会見:

「気が楽になったよ。この勝利をもぎ取るのはたやすくはなかったから。この週は10人の代表選手が不在で、準備も容易ではなかった。プレッシャーのもとで、非常な緊張とともにこの試合を戦ったが、我々の勝利は受けるに値するものだ。トゥールーズに同点にされた後でさえ、我々を応援し続けてくれたサポーターには心からの感謝を捧げたい。私が彼らにプレゼントできるとしたら、それはまさしくこの勝利だ。自信を得るために、ホームでの勝利が重要だった。私はこのチームがモナコ戦やモンペリエ戦と同じ過ちを繰り返すことを懸念していたんだ」

「同様に、ボスコヴィッチのプレーには満足している。彼の素晴らしい左足が試合を決定づけたと言える。このチームが勝ち続けることができるかはまだわからないが、いい結果の後ごとに、我々はより強くしかならないだろう」
実はこのトゥールーズ戦がPSGでの公式戦100試合目になるハインツェ選手ですが、本人は会見で指摘されるまで気づいていなかった模様。

「(びっくりして)ああそうなの!? 100試合?それは確かに、僕にはとてもうれしいよ。この勝利が何よりチームにとって重要なものだとしてもね。でも、僕はこれをジェローム・ルロワに捧げたい。僕は代表チームにいたから、彼に言いたかったようなさよならが言えなかったんだ。彼はいい人だし、素晴らしい選手だよ」

記念すべき100試合目を自らのゴールで飾ったハインツェ選手。PSGではこれまでに6ゴールを挙げていますが、試合を決定づける重要なゴールが多いというのも彼らしいところ。


03/9/12    寂しくなるよ
日曜のトゥールーズ戦を控え、加入したばかりのソリン選手がいきなり右の大腿を傷めて欠場の見込み。同じくウーゴ・レアル選手も左の大腿に拘縮を覚えて出場できないようですが、どちらもそれほど深刻なものではないようです。
写真は、先日カンデロージュに届けられたスポンサー・Volvo車の乗り心地を確かめるお二方。(psg.fr)

写真で見ると、レアル選手は、アトレチコ時代からあまり変わらなかった髪を短くした様子。心境の変化でしょうか。
ヘアスタイルといえば、ソリン選手のワイルドな長髪は私には明らかに重すぎる気がするのですが、そこに何らかのポリシーといったものを感じるのも事実。パリのヘアドレッサーとの丁々発止のやりとりが、今日も街のどこかで繰り広げられているのかもしれません。
PSGはジェローム・ルロワ選手との契約を解除、ルロワ選手は新たにギャンガンとの3年契約にサイン。
パルク・デ・プランスでのトゥールーズ戦は14日、日曜日。

放送スケジュール
解説:遠藤雅大、実況:土屋和彦
9/16(火) 22:00 Ch.300 スポーツ・アイESPN
9/17(水) 20:00 Ch.185 パーフェクトチョイス
9/18(木) 13:00 Ch.185 パーフェクトチョイス
9/19(金) 10:00 Ch.186 パーフェクトチョイス
9/20(土) 15:00 Ch.300 スポーツ・アイESPN
うれしいな。


03/9/9    
先日戦力外通告を受けたジェローム・ルロワ選手は、意地でもカンデロージュに戻るつもりの様子。会長にパリに残れるよう直訴もしたようなのですが、現状ではフロントも、監督の決断を翻す気はないようです。

よくわからないけど、そもそもは監督が、ポジション争いを受け入れられないルロワ選手の存在が、ロッカールームによくない影響を与えていると判断したということらしいのですね。

ルロワ選手がルイス・フェルナンデス前監督に重用された選手だったことを理由に挙げる記事も見かけますが、それを言ったら、ハインツェ選手などはフェルナンデス監督が一番可愛がっていた選手の1人なのですけれどね。


03/9/2    ミスマッチ
という言葉がこれほどふさわしい光景があるでしょうか。
ワイルドな魅力漂うファン・パブロ・ソリン選手(27)がパリにご到着。エッフェル塔、シャンゼリゼ通りと、おのぼりさんの記念撮影のような構図の写真の数々がオフィシャルサイトを飾っています。

ソリン選手というと先日、トレーニングを休んでロックコンサートで羽目をはずしてしまったなんて話を聞いたような気もするのですが、当然パリではそれは死活問題ですから、気をつけて。
背番号は3。移籍のコメントはこれから読みますので、また次の更新で。
ようこそ、ソリン選手。     (写真:psg.fr)


03/9/1    駆け込み移籍情報
17位。早くも降格ゾーンです。

〈リーグ1第5節試合結果〉
モンペリエ−PSG     3−2

得点:バモゴ(57分、65分)、ルイ・パタカ(84分)−モンペリエ
    レイナルド(20分、73分)−PSG

アロンゾ(4.5)、ピエールファンファン(3)、メンディ(5.5)、キュビリエ(4)、ハインツェ(5)、パウロ・セザール(4)、デウー(4.5、55分カナ)、Jルロワ(4.5、72分ボスコヴィッチ)、ウーゴ・レアル(3.5、90分ディアワラ)、パウレタ(4.5)、レイナルド(7.5)     評点:L'equipe

ハリルホジッチ監督によれば、PSGはモナコ戦同様に序盤は良かったが、後半にはラインが下がりすぎてボールを失った。一方のモンペリエは3回のチャンスをことごとくゴールに結びつけた、という展開だったらしい。
「このチームはトラウマを負っている。メンタルの問題だ」
「レイナルドの2ゴールが、この試合で唯一満足できるものだ。ディフェンスはまた、特に空中戦において、信じられないような弱さを露呈した。ピエールファンファンはバモゴのスピードに振り切られ、ハインツェは動き回るルイ・パタカに手をやき、キュビリエはクロスを入れることができなかった。中盤では、デウーの退場がおそらくパリを不安定にした。しかしこの試合で、ウーゴ・レアルとルロワはどこにいたのだろうか?パウレタでさえ、チームの幽霊のようなパフォーマンスに感染したかのようだった。ボスコヴィッチは自らのクオリティを示すことができなかった」    (Football365評)
アルゼンチン代表の左ラテラル、ファン・パブロ・ソリン選手を1シーズンのレンタルで獲得。

入れ替わりに、ポティヨン選手がレアル・ソシエダにレンタル移籍。アキレス腱の炎症の関係もあるようですが、ポティヨン選手のような堅実なDFがいるといないとでは違うんじゃないかと思うんですけど・・・

PSGはローラン・ルロワ選手の契約の解除について合意に達した。

ベンアシュール選手はスイス1部リーグのクラブからのオファーを断った。

ここへきて、監督はジェローム・ルロワ選手に戦力外通告を言い渡した模様。


03/8/29   パウレタにパスを出す男
新10番ですよ皆さん。

レッドスター・ベオグラードのOH、ブランコ・ボスコヴィッチ選手がPSGと4年契約。
「パウレタにボールを渡す最大限の努力をするつもりだ。もちろん、他の選手にも同じようにね」

クラブ史上のユーゴ出身の名選手についてもコメント。
「子供の頃、サフェット・スシッチが代表でプレーするのを見ていた。本当に偉大な選手だったよ。僕は彼を見て、テレビの前で唖然としてたものさ」
「(ボスコヴィッチ選手と同じく左利きの長身で、81-82シーズンPSGでプレーしたシュリアック選手と比較されることについては)もちろん彼と同じくらいパリで活躍できるといいね。でも僕はまだ若い。何より、僕は1シーズン以上ここにいるつもりなんだよ!(笑)」

まだ若いが母国では五本の指に入る選手と評価され、左利きで、エクセレントなフリーキックも蹴る、まさにパリが求めていた選手。見たところ若いパリ・サポーターがシンパシーを抱けそうなタイプなのもいいことです。外国でのチャレンジは初めてとのことですが、監督が同じ言葉を話すことは、彼にとって大きな意味があるようです。

ボスコヴィッチ選手は80年6月21日生まれ、モンテネグロのMogren Budvaという小さな町の出身。この町でフットボールのキャリアをスタートし、17歳の時レッドスター・ベオグラードの下部組織入り。
代表チームには02年3月のブラジル戦で初招集。5キャップ、1ゴール。

私生活ではダニエラという婚約者がいる。「僕達2人にとって、違う国、違う文化を発見することは心を豊かにする経験になるだろうね」
ニックネームは‘Bolé’。やはりプロ選手だった父親も同じように呼ばれていたため、ベオグラードでは‘小さなBolé’と呼ばれていたらしい。
185センチ、74キロ。      (写真:psg.fr)
リンクのページにベンフィカとポルトガルサッカー関連のサイト、‘A Vida Louca pelo Futebol Portugues’を追加しました。
広山くんのモンペリエ戦に招集された選手:
アロンゾ、ベンアムー、キュビリエ、カナ、デウー、ディアワラ、フィオレズ、ハインツェ、レアル、Jルロワ、メンディ、オグベチェ、パウレタ、パウロ・セザール、ピエールファンファン、レイナルド、トゥーレ

新加入のボスコヴィッチ選手はかつてUEFAカップでモンペリエとアウェイで対戦し、1ゴールを挙げたことがあるそうですが、PSGデビューはまだお預け。
パリ移籍が噂されたリヨンDFジェレミー・ブレシェ選手は、今日にもインテルと契約の見込み。

結局リヨン側が要求した移籍金が高すぎるということのようで、同様にゼンデン選手もその巨額なサラリーが問題らしい(半額に減額してもPSGにはまだ高い)。そこでまたにわかに名前が挙がったのがリバプールのジミ・トラオル選手と、アルゼンチン代表のファン・パブロ・ソリン選手。

お疲れ気味の監督のコメント:
「PSGにはもう同じ経済力はないし、第一、第二希望の採用はできない。だから、他にあまり高くない良い選手を探さなければならないんだ。本当のところ、私だってエウベルやマルレのような選手を採用したい。でもそれは無理なんだよ」


03/8/27   あと4日
モナコ戦の結果をハリルホジッチ監督はどう見ているのかという話ですが、試合後の会見によると、前半に2点を失った2分間は全く理解不能だということ、後半ボールを速く前線へ送るように指示したことがゴールに繋がったが、モナコの3点目を許したコーナーキックは弁解できるものではないということのようです。スキラッチ選手が完全にフリーだったことには相当ご立腹の様子。
後日ピエールファンファン選手が語ったところでは、「監督は僕らに集中力と厳格さが欠けていたことをとがめた。キュビリエとアロンゾが理解しあっていなかったモナコの1点目のようにね」

フィオレズ選手は大変「らしい」コメント。
「ディフェンスの問題に触れている人もいるけど、一番最初のディフェンダーはFWなんだってことを忘れないことだね!僕個人のパフォーマンス(2アシスト)のことはどうでもいい。結局勝てなかったんだから」
この試合の結果で再び補強の必要を痛感している会長ですが、ナント会長によると、アルマン選手はパリ移籍を希望していないということ。
一方中盤では、オランダ代表のゼンデン選手の名前なども挙がっていましたが、グラィユ、ハリルホジッチコンビは火曜セルビア・モンテネグロに赴き、レッドスター・ベオグラードのオフェンシヴ・ハーフ、ブランコ・ボスコヴィッチ選手(23)の移籍交渉をまとめた模様。
セルビア・モンテネグロ代表の期待の星ボスコヴィッチ選手は、現地プレスから新たなストイコヴィッチ(手元のAFPの記事には‘デヤン・ストイコヴィッチ’と書いてあるのですが)と称される逸材らしい。


03/8/25   パリコレの街のユニフォーム
遅れに遅れていたホームユニフォームが先日やっと到着したようなんですが、ユニフォームには詳しくない私の目には、襟の所がほんのちょっと気持ち変わったくらいにしか見えません。
どうすればこれにそんなに時間がかけられるものなのか。ナイキ。
(写真:psg.fr)
試合の結果なのですが、こんな時に情報集めに奔走するほどには私はマゾヒストではないため、放送スケジュールをお載せしてお茶を濁してしまいます。

8/25(月) 20:00 Ch.185 パーフェクトチョイス
8/27(水) 13:00 Ch.185 パーフェクトチョイス
8/28(木) 10:00 Ch.186 パーフェクトチョイス
8/29(金) 25:30 Ch.300 スポーツアイESPN
8/31(日) 10:00 Ch.300 スポーツアイESPN

こういう状況にも関わらず、06年W杯の南米予選で、ハインツェ選手が情け容赦なく地球の裏側に招集されることになりました。とりあえず9月6日のチリ戦と9日のベネズエラ戦。
ハカン・ヤキン選手の契約問題に関しては、弁護士と代理人を伴ったヤキン選手が21日、PSGのオフィスを訪れ、特にトラブルもなく公式な契約解除の通告を受けた模様。この件は今後は法的な展開にまかされますが、ヤキン選手の代理人は示談による和解を希望しているとのこと。

一連の騒動を振り返って、GKアロンゾ選手のコメント:
「ヤキン事件かい?そりゃまさに事件だね!(笑) いやまじめに言うとね、彼はジェントルな雰囲気で、僕は彼に2度“Hello!”って言って、それでおしまい」


03/8/21   
何かとお騒がせなハカン・ヤキン選手が、クラブ側の決別宣言にも関わらず、本日カンデロージュに戻る予定。現時点でどうなっているのかはわかりませんが、先日本人がスイスの新聞に語ったところによると、
「公式には、僕はPSGが契約を破棄したことはよく知らない。僕はクラブに雇用されているし、今もそうだ。僕達の子供が生まれるまでに(今7ヶ月らしい)、復帰できると確信している」

また、彼のカウンセラー兼友人によれば、「我々は通知を受けてはいないし、もしクラブがあくまでそうするつもりなら、我々は補償を要求するだろう」
だそうです。

一方、ヤキン選手に代わる選手の獲得については、様々な噂が飛び交っている模様。あのパリジャン紙が「噂」と言っているのだから本当に単なる噂なのでしょうが、その一つがウディネーゼのデンマーク代表、ゴールパフォーマンスが可愛いマルティン・ヨルゲンセン選手。同様にレドンド、ザホヴィッチ、ソラーリ、キリ・ゴンザレスなんて名前も囁かれているようですが、いずれもフロントにきっぱりと否定されている。それはそうですね。
左サイドバックに関しては、どうもアビダル選手は無理っぽいため、ナントのアルマン選手を注視しているということですが、どうでしょう。

シャレのようなニュースですが、たまにはつかの間の夢を見せてもらってもいいじゃないか、ということで載せてみました。
以上斜め読みニュースでした。


03/8/19   シャンパンを抜かれなかっただけ増し
優勝したかのような喜びようだったそうです。

昇格チーム相手のきわどい勝利で何をそんなに喜んどるかというお叱りの声も聞こえてきそうですが、何より結果が必要な時もあるものです。
実際、この試合にかかるチームのプレッシャーは並大抵ではなかったようで、前半にはフリーキックをめぐってパウレタとメンディが激しく口論する場面も見られたらしい。

「パウレタと交わした言葉については、僕には彼が望んでいたことがわからなかったんだよ。でも、僕達は試合中ピリピリしていたから、そんなこともあるかもね。もっとも試合の後で、僕達はロッカールームでそのことについて冗談を言って笑ったよ」  (メンディ選手)

歓喜のパリ御一行が去った後には、ゴミで埋め尽くされたロッカールームと、さらに重大なことにはスタンドに瓦礫と化した100余りの壊れた座席が残され、メス会長を「こんなのは初めてですな」と呆れさせている模様。
(写真:psg.fr)


03/8/18   昨季来た道
リーグ1第3節試合結果:
メス−PSG   0−1

得点: J・ルロワ(66分)−PSG
バー(23分)、プロマン(79分)−メス
 デウー(10分)、オグベチェ(65分)、ピエールファンファン(78分)、エムバミ(83分)−PSG

アロンゾ、ピエールファンファン、メンディ、キュビリエ(71分エルカルクーリ)、ハインツェ、デウー、J・ルロワ、エムバミ、フィオレズ、パウレタ(88分レイナルド)、オグベチェ(81分トゥーレ)

「これはまだ理想のPSGではない。しかし少なくともPSGは勝った。先週のリール戦よりははるかにアグレッシヴだ。パリジャンは苦しんだが、メスから今季初勝利を持ち帰った。この結果で、過度のプレッシャーなしに土曜、モナコを迎えることができるだろう」 (レキップ評)

序盤はメスが圧倒的に試合を支配したものの、その後試合のリズムは著しく低下。その間にパリはやや調子を取り戻し、前節はベンチで冷や飯を食ったジェローム・ルロワ選手が奮起のゴール。(実際は相手のオウンゴールですが)
試合終了間際にはメスのシュートが2度ポストにはじかれる場面もあり、パリジャンをひきつらせたらしい。

「メスに来る時、僕達は自分に目標を課していた。試合にしかるべき方式がなかったとしても、約束は果たされた。僕達はスペクタクルを実現するためにそこにいたんじゃない。いずれにせよ、あの苦しい状況の中で勝つのは、本当に疲れたよ」   (ジェローム・ルロワ選手)
いまだチームの理想の形を模索しているPSG。ポルト戦以降、ハリルホジッチ監督は目まぐるしく選手とシステムを変え(4‐3‐1-2、4-2-3-1、4-4-2)、ポジションを変えることがなかったのはデウーとアロンゾのみという状態。

そんなPSGですが、モナコ戦を前にハインツェ、カナ、オグベチェ、パウレタ、ベンアシュール、メンディの6選手が代表に招集。モナコ戦でパリの「オートマティズム」を目にするのはまだ難しい状況のようです。


03/8/16   コンフュージョン
そもそもシーズン間際になって減量などと、さしてオーバーウェイトという風にも見えないヤキン選手の姿に「なんだかおかしな話だなあ」と思われた方も多かったのではないでしょうか。案の定です。

金曜、ヤキン選手はスイスの主治医の診察に従って、PSG側の反対を押し切りチューリヒの病院で左鼠径部のヘルニア(で正しいのでしょうか、hernie inguinale gauche)の手術を強行。PSGのメディカルスタッフはかねてから、ヤキン選手にヘルニアの症状は見られず手術の必要はないと主張しており、これにより、PSGはヤキン選手との契約を解除する可能性がある。ことは元のクラブ、バーゼル側の責任問題をも含めた問題に発展するかもしれない。

この件に関し、スイスサッカー連盟はスポークスマンを通じて「我々はヤキンの手術とその経過については今のところ何も知らない。また、PSGでの彼の立場については何もコメントできない」と知らぬ存ぜぬ。
ヤキン選手の異父兄弟(?)によると、「ハカンは土曜に退院して月曜にパリに戻るだろう。これから起こることはわからない」。そして「ハカンのPSGとの契約は有効だ」と付け加えたとのこと。
本当はかなりトサカに来ているのかもしれないハリルホジッチ監督のコメント。

「ヤキンの決断は私にはどうにもできない。我々は彼が手術を受けると決めたことには反対だし、彼にそう言ったよ。彼の選択には不満だ。我々はこの手術は必要ないという証拠を示したんだからね。この分野で最も優秀なスペシャリストがヘルニアは問題ないと説明しているのに、一般医の意見がうちの選手の今後を決めたことは容認しがたい。まったく納得できないね!」

「彼が手術を選択したなら、彼はそのことについてすべての責任を引き受けるだろう。しかし、彼は何のために手術を受けたがっているのかね?彼がしたがっていることは、健康にとっては危険だ。我々は彼の契約を検討するだろう。いずれにしても、手術を受ければまた長いリハビリが必要になる。誰がリスクを負うかって?私が?違うだろう。クラブ?それも違うね」

「PSGのドクターはスイス代表のチームドクターと話したが、彼は我々とまったく同意見だった。ヤキンの主治医はマルチナ・ヒンギスも診ていたが、奇妙なことに彼女は22歳でキャリアを停止した。なぜかはわからないが、おかしな話だ」       (オフィシャルサイト)


03/8/8  
リール戦出場予定選手:
アロンゾ、ベンアムー、キュビリエ、デウー、ディアワラ、エルカルクーリ、フィオレズ、ハインツェ、Jルロワ、エムバミ、メンディ、オグベチェ、パウレタ、パウロ・セザール、ピエールファンファン、ポティヨン、レイナルド、トゥーレ


パウレタ、エムバミ選手がようやく招集。ドキドキしますね。リールホームでの対戦を控えてテンション高めなハリルホジッチ監督は、パウレタ選手についてこうコメント。

「私がパウレタに何を期待するかって?(天を仰いで)彼は特別な選手なんだよ。彼の仕事はゴールを決めること、彼はそのために来た。その上模範的な選手だ。私は、かつて彼がリールに来るたびにしたのと同じようにやってほしい。つまり、少なくとも1ゴールは挙げるということだ」

そんな監督の熱い期待と賞賛に対し、当のパウレタ選手はいたって冷静。

「僕は救世主じゃない。単なる、パウレタ。ごく普通の選手さ。自分のことを考える前に、まずチームのことを考えるよ。でも、僕がクラブに多くをもたらすつもりなのは本当だ。サポーターやメディアが僕に大きな期待をかけてくれていることは、僕にすごく大きな希望と願望を与えてくれる。30歳になって、僕はプレッシャーをモチベーションに変えるのに必要なだけの経験を積んでいるんだよ」


一方、現在カンデロージュで1人黙々と絞っているヤキン選手。監督が事態の影の張本人と見ているらしいヤキン選手の料理上手な奥様は、ミス・スイスの候補になったこともある大変美しい方らしい。パリについて以来片時も夫の傍を離れないとのことで、それは幸せ太りもするでしょう。
移籍問題に揺れたハインツェ選手が会見。記事が少し長いので、移籍に関するコメントだけを載せます。全文はいずれインタビューのページにでも。
オフィシャルサイトの記事に、他のいくつかのニュースサイトの内容を補っています。なお、時間がないのと体調が悪いのとで、今日の訳文にはまったく自信がありません。おおむね、低気圧通過時の訳の精度はあてにならないと見てください。


-君は今、100%パリジャンかい?
「(ゆっくり時間をかけて)本当に難しい2週間だった。こんな状況を体験したのは初めてだ。僕についてたくさんのことが書かれたけど、全部が真実じゃない。まったくその逆とさえ言えるね。それでもサッカー選手は、いつかバルサやレアル、ユーヴェのようなクラブでプレーするのに憧れるものだよ。僕には、僕について皆が思っているようなチャンスがあったけれど、いくつもの理由でそれは実現できなかった。受け入れるのは難しいけど、そんなものさ。今の僕はとても落ち着いている。チームメイトのことや、土曜のリール戦のことを考えているよ」

-ハリルホジッチの説明には納得した?
「監督には監督の考え方があるし、僕にはまた別の見方がある。フットボールにおいては誰でも自分の利益を守る。それが当然だよ。この2週間たくさんのことが僕の胸をよぎった。不安や悲しみや喜び・・・でも、もう終わったことだよ」

-君が移籍するかもしれないことに対し、チームメイトの反応は?
「そのことはすぐ、ロッカールームではっきり伝えた。その点については何の問題もない。僕にとってはそれが一番大事なことだ。監督との関係は、プロフェッショナルなもの。それだけだよ。ルイスと比較はできない。僕は彼と2シーズン過ごしたし、僕をPSGにつれてきてくれたのは彼なんだ。ハリルホジッチの就任と共に、いくつかのことが変わった。でも、目標は同じ。いいシーズンを実現することだ」

-監督からの信頼、副キャプテンに指名されたこと。それでもやはり、こういったことはすべて君を満足させたのではないの?ヴァヒドはずっと前からハインツェは出さないと明言している。
「それは悪い気はしなかったさ。認めるよ。でも僕はまだヴァヒドに返事はしてない。むしろ、控えめにしていたいんだ。僕はキャプテンの器ではないよ。ピッチには11人の選手がいて、それが11人のキャプテンなんだ。そのために僕よりももっと経験豊かな選手がいる。アロンゾやレティジのようにね」

-それはこのシーズンの終わりに、クラブを去るという保証を得ているって意味?
「何も保証されてなんかないよ!僕達はそのことについては話し合ってない。僕にわかっているのは、近いうちに最終的にすべてにけりがつくだろうってこと」

-君はまだ出て行けるじゃない!
「僕は土曜のリール戦のことを考えているんだって!」

-結局、君はすっかり観念したように見えるよ。
「フン!僕の父さんは“列車は一度しか来ない”が口癖なんだ。時間が僕に答えをくれるだろう。こんなオファーがもう一度来るかはわからないなあ」


03/8/4   パウレタを待ちながら
オールバックに見事な富士額。斜め45度に決まった視線がなんともデンジャラスなパリの新10番、ハカン・ヤキン選手です。濃厚です。

監督に紹介をお願いしましょう。
「こちらがハカン・ヤキン。スイスの最高の選手の1人です。すばらしい左足を持ち、守備より攻撃の組織力において強力です。ゲーム感も良い。その代わりフィジカルは、太めですな!彼は2、3キロ落とさないといけません。準備には2、3週間かかるでしょう。彼は昨シーズン多くの試合でプレーした後、楽しく過ごしすぎたようですね。奥さんは料理が得意なんでしょう」

ヤキン選手はフランス語が話せませんが聞く方は理解できるので、会見では監督の紹介が進むにつれ少しずつ椅子に沈み込んでいき、
「それは本当です。3キロ落とさないとね。スイスでプレーするぶんには邪魔にならなかったんですが、ここでは違う。レギュラーポジションを獲得するのに疑いは持っていません。そのために何でもするつもりですから」

ヤキン選手は1977年2月22日生まれのトルコ系スイス人。180cm、公称79kg。コンコーディア・バーゼル、ザンクト・ガレン、グラスホッパーでプレーし、00−01シーズン半ばよりFCバーゼルでプレー。左サイド、センター、FW、MFと攻撃面でオールマイティーな選手。
PSGとは4年契約、移籍金は約150万ユーロ。
リーグ1第1節試合結果

PSG−バスティア     0−0
コウエ(15分)
アロンゾ、ハインツェ、メンディ、パウロ・セザール(83分カナ)、ポティヨン、エルカルクーリ、デウー、Jルロワ(73分レイナルド)、ディアワラ(73分トゥーレ)、フィオレズ、オグベチェ

サポーターの「目標:フランスチャンピオン」という情け容赦のない横断幕の下でキックオフした03-04シーズンの初戦。
ル・パリジャン紙によれば、この試合でのPSGは、フェルナンデス時代のチームとさほど変わらない印象だった様子。フォーメーションは4−2−3−1、試合を支配しながらもチャンスを作り出せず、徐々にヒートダウンしていく試合展開は、昨シーズンもよく目にしたもの。「ハリルホジッチのPSGはまだ、攻撃においてイマジネーションを欠いている」

同紙の選手評価:
アロンゾ(6) ベンサーダ(10分)と、そしてエルカルクーリ(27分)を相手に2つの素晴らしいセーブ。

メンディ(5) この右サイドバックは妙に臆病な様子で、めったにハーフウェーラインを越えることはなかった。

エルカルクーリ(5.5) 27分、危うく自陣にゴールを決めかけた後、自分を取り戻してまずまずのプレーをした。

ハインツェ(6) まだフィジカル的に十分でないが、その血気は元のまま。エルカルクーリとはオートマティズムを欠いた。いくつかの素晴らしいタックルはチームを前進させた。

デウー(5.5) キャプテンは堂々としていなかった。特にゲームの配分においては。しかし彼は相変わらず模範的だ。58分の30メートルのロングシュートは枠を外れた。

パウロ・セザール(4) たいしてアドバンテージを示せなかった。彼の移り気は安全の保障にはならない。83分にカナと交代。

フィオレズ(4.5) 彼がバスティアのラテラルによって時間がたつにつれ後退を強いられた結果、パリの右サイドハーフはほとんどディアワラの支援ができなかった。

Jルロワ(4.5) ゲームメーカーの役割において、有効であるというよりはエレガントであった。彼はめったにいい判断をしなかった。真のポジションを見つけるべき。73分レイナルドと交代。

オグベチェ(6) 確かに最も注目されている選手。2つのいいシュートはペネトーに阻まれた(28分、41分)。残念なことに、パスは精度を欠く。

ディアワラ(4.5) 最前線に1人置かれ、サヴェルジッチ-ウラのペアに苦しめられ、一度も危険なポジションにいなかった。73分トゥーレと交代。
Football365の評価:

「多くの選手の不在で、パリのチームはどうしようもなく攻めの一撃を欠いた。オグベチェとディアワラはよく動いてはいたが、彼らはめったに良いポジションにいなかった。デウー、ルロワのペアも、守備的すぎると言わざるを得ない。彼らの前で、フィオレズはいつも通りよく走った。PSGについて最も大きな満足を見出したのは、ディフェンスの分野においてだ。アロンゾは重要な守りの要であり、ハインツェはピッチ上でより良いパリジャンだ」
オフィシャルサイトが試合の前に、何人かのサポーターにインタビューしています。むくつけき殿方の声を載せても仕方がない気もするので、オトゥイユのサポーターである18歳のパリジェンヌ、サンドリーヌちゃんの今シーズンの評価。

「このチームは前のシーズンよりずっと強いんじゃないかな。私達はチャンピオンズリーグの出場権を取り戻すために、リーグ戦で主役を演じなきゃ。ヴァヒドはPSGの監督として十分力があると思うし、クラブに敬意が戻るのに必要な力を持ってると思う。移籍のことだと、ロニーが出て行ったことも、ガビー(ハインツェ)が残ったことも、私は満足。そのかわり、ディフェンスのセクターにはちょっとガッカリしてるのよね。私、アルテタにすごく帰ってきてほしいんだけど」
これで本当に残留ということでいいんでしょうか、ハインツェ選手は結局インタビューで語っていたように、開幕前に去就に決着をつけて初戦に臨んだ模様。
「最後の話し合いの時、彼は私に“残りたい”と言った。今では彼の気持ちに何の疑いも持っていない。私はこういう選手が大好きだ」 (ハリルホジッチ監督)

ル・パリジャンの記事(面倒なのでそのまま載せます):

-何も変わらなかった。というか、ほとんど変わらなかった。
いつものように、ガブリエル・ハインツェはピッチに入った。十字を切り、それから身をかがめて芝に触れた。その取るに足りない仕草、つまりこのライオンのたてがみのような髪をしたアルゼンチン人がパリのユニフォームを着るようになってから、何十回も繰り返した仕草を、我々は二度とパルク・デ・プランスで見られなくなるところだったのだ。

実際この何週間か、ハインツェはある夢しか見ていなかった。それはバルセロナに加入することだ。
「僕はPSGに敬意を抱いている。でも、バルセロナにノンというなんて、ほぼ不可能なことだ。僕のキャリアの大きな前進になるだろう」(ムンド・デポルティボ)

粘り強いカタランの幹部は、まったく勝負を投げなかった。一方ハリルホジッチはハインツェの気持ちを気にかけなかった。「ハインツェは出さない」。フランシス・グライユに支えられ、ハリルホジッチは声高に主張している。望むと望まざるとに関わらず、ハリルホジッチに副キャプテンに指名されたこのアルゼンチン代表は、03-04ヴァージョンのPSGの主要なピースの一つなのだ。

あれから彼の少年時代のアイドルであり元の相棒だったポチェッティーノはボルドーに去り、クリストバルは引退後、バルセロナの方で幸せに暮らしている。この2人を失い、ハインツェはディフェンスを作り変えなければならない。何よりCBのパートナーであるエルカルクーリとのコンビネーションにおいて、オートマティズムを見つけなければならない。
しかし、モーリスに対する最初の荒っぽい干渉で、ガビーはサポーターを安心させた。‘パルクのお気に入り’は、彼のgrinta(闘争心)を何も失ってはいなかった。タックルは完璧なままで、パリの観客が何度も彼の名をコールするのに時間はかからなかった。

しかし、すべてがバラ色ではない。メンディ-エルカルクーリ-ハインツェ-ポティヨンのカルテットはまだ試行中だ。モーリスとベンサーダはパリDFを脅かし、27分、エルカルクーリはもう少しでアロンゾを裏切るところだった!その時、ハインツェは大声を出し、後方のチームメイトを鼓舞し、修正して、がむしゃらに戦いに身を投じた。

ハインツェは相変わらず非の打ち所がない。性格は変わらないものだ・・・
PSGの2番は何も変わっていない。あるいは、ほとんど。-     (ル・パリジャン 8月3日付)
ドミ選手が1シーズンの買取オプション付きレンタルでリーズに移籍。

ラセール選手が例の虚偽書類の重大な過失により、PSGを解雇。