04/6/29   ルプリーズ!!!
28日のトレーニング再開で、04-05ヴァージョンのPSG始動です。

ジェペス選手とロテン選手は28日の夜、それぞれ4年契約にサインしました。
5人の新加入選手の背番号は、ピショ2、ジェペス6、アテバ17、アルマン22、ロテン25。

初日のトレーニングには、加入が決まったばかりのジェペスを始め、カルデッティ、シセらレンタルバック組も含めて24選手が参加。パウレタ、オグベチェ、ベナシュール、ベナムー、エムバミは代表の招集で欠席。ユーロ帰りのロテンは2週間のバカンス。

若手バディアーヌ選手とジャジェジェ選手は初のプロ契約。パリ残留を希望しカンデロージュに留まっているピエールファンファン選手については、いまだモナコと交渉中。



ここまでの移籍状況
<in>
ステファン・ピショ(リール)、ジャン=ユーグ・アテバ(ナント)、シルヴァン・アルマン(ナント)、マリオ・ジェペス(ナント)、ジェローム・ロテン(モナコ)

レンタルバック: オグベチェ(バスティア)、カルデッティ(バジャドリー)、エドゥアール・シセ(モナコ)、ディディエ・ドミ(リーズ)、テシェイラ(レイリア)、ポティヨン(レアル・ソシエダ)、ラゲー(グーニョン)

<out>
ハインツェ(マンチェスター・ユナイテッド)、デウー(OM)、リュコー(ルマン)、エルカルクーリ

レンタル終了: キュビリエ(モナコ)、トラオレ(グーニョン)、ピエールファンファン(モナコ)、ソリン(クルゼイロ)

04/6/27   深夜の3時になんでこんなことやってるんだろう
レキップによると、ナントとPSGはジェペスの移籍に関して最終的に移籍金900〜1000万ユーロで合意した模様。ジェペスは先週土曜から、移籍の決着のためパリに来ている。
駄目だもう頭が働かない。


04/6/24   暑いよ眠いよ
23日、ジェローム・ロテン選手の移籍交渉を決着させたグライユ会長ですが、ジェペスの件を始め、パリにはまだ仕事が山積。
ロテン選手自身は「パリは僕の町、パルクは僕のスタジアム、そしてPSGは僕が夢見たクラブさ」なんて、パリに来る日を心待ちにしているらしい。

オグベチェ選手には、昇格を果たしたサンテチエンヌが興味を示している。サンテチエンヌはレンタルでの獲得、PSGは完全移籍を希望。

04/6/22   スラップ・ハッピー
フランス代表チームのロッカールームの出口で、ジェローム・ロテン選手は笑顔でこう言ったとか。
「今度こそ、ついにパリジャンになったよ」

パリジャン紙によると、グライユ会長とモナコのパストル副会長の電話による交渉の結果、両クラブは日曜の夜、ロテン選手の移籍に関してようやく、本当に、合意に至った模様。4年契約、移籍金は1,100万ユーロと見られる。
これに関連してモナコからレンタル中のピエールファンファン選手もPSGと3年契約を結ぶ見込み。ただし、エドゥアール・シセ選手に関しては、モナコ側は残留を望んでいないと見られる。

「ともかく、モナコのユニフォームは引き出しにしまった。明日からはサント・ティルソの僕の部屋で新しいユニフォームを着るよ(笑)。ハリロジッチ監督に電話して、トレーニングはいつからか聞かなくちゃ。これで代表チームに集中できるよ」


04/6/16   サッカー界はユーロ一色ですが、
何が驚いたといって、さあ皆さんツッこんでくださいね、と言わんばかりのアブラモヴィッチ会長のサポ姿があっさりスルーされたことでしょうか。

パリジャン紙は13日付の記事で、来季のDFラインをメンディ、ピエールファンファン、ジェペス、アルマンと予想している。報道によると、アルマン、アテバは既に契約を済ませた模様だが、ジェペスの移籍はいまだ公表されていない。PSGは彼がバカンスから戻るのを待っているが、バルセロナといったクラブの影もまだちらついている様子。

トゥールーズのエマナ選手の件は、PSGの300万ユーロの第一弾オファーはとりあえず不発。
「アラン・ロシュと定期的に電話で連絡を取ってる。そんなに興味を持ってくれてるなんて嬉しいな。ロシュには、“ぜひともパリに行きたい”って言ったよ」   (エマナ選手)

FWの補強についてはレンヌのピキオンヌ選手の名前も噂に上ったが、パリジャン紙によるとPSGはセルティックとの契約が切れるヘンリク・ラーション選手に注目しているという。
新婚バカンス明けのふくよかな体形でパリにやってきて、クラブの制止も聞かず手術を強行した挙句1試合もプレーしないままクビになるという、素人目にはなぜこの状況で訴訟に勝てるという確信が持てるのかわからないハカン・ヤキン選手の一件ですが、不当解雇を理由にPSGに対し160万ユーロを要求していたヤキン選手の訴えは、労働裁判所の却下の前にあえなく撃沈した模様。

04/6/13   お待ちしてますとも
こちらはオフィシャルサイトに載ったハインツェ選手のお別れの言葉。

「たくさんのことが頭をよぎるよ。忘れることなんかできない。PSGを去る時、胸に広がる感情を言い表す言葉が見つからないんだ。でも、パリのサポーターは僕のことをよく分かってくれて、彼らに心からの感謝を表すのに多くの言葉はいらないってことも分かってくれている。PSGとサポーターは、僕の心の中で重要な位置を占め続けるだろう。彼らは僕にたくさんのものをくれたんだ。僕は彼らのことを決して忘れない」

(君の名前はタイトルをもたらした選手の1人としてクラブの歴史に残るね?)
「決勝には出られなかったけれど、このフランスカップは素晴らしいシーズンの最後を飾ったよね。僕はピッチでお別れの挨拶がしたかったけど、運悪くその機会はなかった。サポーターが僕に注いでくれた愛情全部に対して、どうしてももう一度お礼が言いたい」

(僕達は今後、君に何を望めるかな?)
「もう夢はかなったよ!これからはいつもパリの結果に目をやりながら、マンチェスターでプレーするよ。パリとの絆は決して断たれはしない。来シーズン、パルクに試合を見に来るかもね」

04/6/12   いいかい、心の中で、僕はまだここを去ってはいないんだ
英語は大丈夫か?天狗になるなよー。辛くなったらいつでも帰って来…

ハインツェ選手がマンチェスター・ユナイテッドとの5年契約にサイン。移籍金は結局690万ポンドで決着した模様。

ハインツェ選手は、1ヵ月半ほど前にマンチェスター・ユナイテッドから最初のコンタクトがあったことを明かし、
「PSGを尊重して、そのことについては話したくなかった。シーズンの終わりはとても大事な時期だということを考慮したんだ」

ポジションについてはまだ話し合っていないらしい。
「我々はもう長いことガブリエルに注目していた。彼はアルゼンチン人ディフェンダーのトップクラスのクオリティをすべて証明している。つまり強さ、スピード、そして優れたテクニック(そ、そうかな)といったものをね。彼はセントラルでもレフトバックでもプレーできる。フレキシビリティという点でも彼はクラブにとってグレイトな新加入選手だ」
(アレックス・ファーガソン監督)

「サポーターのみんなのことはいつまでも忘れない。今年僕の父が他界した時、あんなにも敬意を示してもらったあの黙祷のことも、決して忘れない。僕は多くの感動を与えてくれたクラブと町を去る。だけどそれがフットボールであり、人生なんだ」
(ハインツェ選手)

04/6/10   パリの憂鬱
アルマン選手は今日PSGと正式に契約の見込み。他、ジェペス、アテバ両選手の移籍は来週にも決着の見通し。
プレス同様ロテン選手自身も7日中のサインを信じて疑わなかった様子ですが、交渉はいまだ続いている模様。

「両クラブはいったんは合意したんだ。でも、モナコがもう少し多額の移籍金を要求して、月曜の朝には合意は崩れていた。彼らはまた話し合ってる。先延ばしになっただけならいいんだけど」
(ロテン選手)

話し合いは先週末に始まり、モナコから委任されたデシャン監督の代理人と、パリサイドからはグライユ会長が交渉に当たっている模様。スカウト担当のアラン・ロシュがパリに残り、グライユ会長と密に電話連絡を取りながら、経過をロテン選手の代理人に知らせているらしい。

「僕は交渉優先権をパリに渡した。マンチェスター行きに興味はないんだ」

04/6/9   行く人来る人
南米予選から昨日戻ったハインツェ選手は、マンチェスター・ユナイテッド移籍の最後の詰めのためにPSGのオフィスを訪ね、18時頃イングランドに向けて飛び立った模様。移籍金は最終的に8〜900万ユーロになると見られ、今日にも5年契約にサインの運び。

アルマン選手の移籍は今日、遅くとも週末までには発表の見通し。ジェペス選手の件はもう少しかかる模様で、順調にいけば来週にも。

04/6/8   コーチ・ヴァヒド大放談 その4  総括と展望編
何よりクラブへの敬意を重んじている様子のハリロジッチ監督。「選手達が単に金のためだけでなく、パリでプレーしたいと思うことを望む」っていうのは、サポーターもみんな同じ気持ちじゃないだろうか。監督の会見はこれでお終い。


「ここに来た時には、36人の選手が契約下にあった。19人は移籍するか、レンタルされた。元の幹部やアシスタントコーチと緊密なコンタクトを保ち続けている者もいた。そんなわけで、こんな状況の中で監督に就任するのは容易じゃなかったよ。しかし、私はうろたえなかった。
エクス・レ・バンのキャンプ、何かが生まれ始めたのがあそこだ。思い出すよ。たとえ苦しくても、選手達はトレーニングが大好きだった。私がパニックに陥らなかったのはそのためだ。この驚くべき熱意が何かに繋がるに違いないと分かっていた。だからといって、我々が2位でシーズンを終え、フランスカップまで勝ち取るだろうとは…」

「モンペリエ戦(3-2で敗れ17位)から戻った時のことを思い出すよ。深夜の2時から3時の間だったと思う。全員が帰宅し、私は1人で残って、暗闇の中カンデロージュの階段席の上段に座っていた。1時間以上、私は自問した。“おまえは何のためにここに来たんだ、ヴァヒド?”。疑問は湧いたが、答えは出なかった。
その時、私はチームのこのような驚くべき道のりは想像していなかった。我々はいつも輝いていたわけではないが、メンタリティは並外れていた」

「PSGに敬意をはらわなければならない。ここに来た時、ハカン・ヤキンはそうしなかった。で、彼はたちまち解雇された」

「たとえ私が毅然とした人間が好きだとしても、まあ、私も丸くなったと思う。気骨のない人間は窓のない家のようなものだ。プライドも根性もなくしては何も勝ち取ることはできない。そして、私は全員が自分の意見を言えることも望んでいる。我々は民主主義の下にいるのだ」

「ボスコヴィッチの獲得が失敗だったとは思わない。彼は今季わずかな出場機会で4ゴール(注:事実は3ゴール)を挙げた。彼は23歳で、ハイレベルのテクニックを持っているが、やや強さに欠けるんだ。彼は適応できず、少しばかり自信をなくしてしまった。あのライーもPSGでの1シーズン目は失笑されたものだ。それから彼はクラブのシンボルになった。私だってそうだったよ。そして20年たった今でも、人々は私の名前を叫んでくれる」

「パウレタに関しては、彼を獲得する時私は“ボルドーの時と同じようには君を扱わない”と言った。毎試合スタメンになれるわけではないともね。彼は初めは私のいうことを信じなかった。バスティア戦でパウレタをベンチに置いたことでは批判もされた。しかし、ピッチに入れば彼はすぐゴールを決めるだろうと分かっていた。怪我やら警告やらでリスクを負うよりはいい。来季のキャプテンはパウレタかって?わからんね」

「来季、私は2つの競争力のあるチームを持ちたい。レギュラーチームと、絶えずそれを補うことができる選手達だ。断っておくが、私のチームにレギュラーの座が保証された選手などいない。しかし、来季我々は4つのコンペティションを戦うことになる。競争は一段と熾烈になるだろう。
同様に、私は選手達が単に金のためだけでなく、パリでプレーしたいと思うことを望む。ゲームプランについては、攻撃力を向上させること、よりテクニカルなゲームを展開することが2大方針だ。より一層の人材、したがって、より一層の予算ということだな」
・ロテン選手7日にサインという情報は結局、各紙の盛大なフライングだった模様。なんとなく微妙なニュアンスの記事だったため、昨日のトピックで「まもなくサイン」とニュアンスを弱めたことをちょっとだけ評価してください。

・900万ユーロでマンチェスター・ユナイテッドへの移籍秒読みのハインツェ選手ですが、会長の言っていた「スペインからのいい話」とは、レアル・マドリーのことだったらしい。マンチェスター・ユナイテッドとは5年契約になりそう。

04/6/7   もう1回聞くけど本当にそれでいいんだね?
ハリロジッチ監督はバカンスに旅立ってしまいましたが、会長のお仕事は続いています。

・6日の夜遅くクレール・フォンテーヌに戻ったロテン選手は、待ち望んだニュースに目を凝らしてこうもらしたという。
「僕はPSGと契約するんだ!ほっとしたよ!」
PSGとモナコはロテン選手の移籍の件について、移籍金1000万ユーロで合意に至った模様。間もなく4年契約にサインの見込み。ピエールファンファンとエドゥアール・シセのトレードも成立すると見られる。モナコ側はロテン選手の後任として、ユベントスのカポ選手のレンタルを検討しているらしい。

・ジェペス、アルマンの件については、PSGは毎日ナント側と電話でコンタクト中。ナント会長によると、
「アルマンについてはあと2、3細かい詰めがあります。ジェペスのケースは、まあ順調にいってます。DFの半数をパリに出すのは少々頭が痛いですが、財政的には結構なことですよ」
2人合わせて約1100万ユーロと見られる。

・最終的に、ハインツェ選手は900万ユーロで間もなくマンチェスター・ユナイテッドと契約の見込み。

・アルテタ君は出身地バスクのレアル・ソシエダで決まりっぽい。

04/6/5   コーチ・ヴァヒド大放談 その3 金と欺瞞とフットボール編
3日に長男レミ君が誕生、4日にパリジャンになるという、激動の24時間を送ったリールの右サイドバック、ステファン・ピショ選手。
リールとの契約終了に伴い、PSGとの3年契約(オプションで1年)にサイン。パリはこのオフ初の選手獲得です。ようこそお父さん。

「とっても幸せだよ。リールの頃からヴァヒドとグライユ会長はよく知ってる。移籍を決めたのは、彼らの存在が大きかったよ。サインにはそんなに迷わなかった。このクラブには野心がある。僕もそうさ」

1976年9月2日生まれ、フランス出身
178センチ、75キロ
96-00 ラヴァル
00-04 リール
しかしハリロジッチ監督の会見はまだまだ続きます。本日分は、「お前らは何かというと金、金、金だ!!!」(要約)

「この2ヶ月余り、私はあまり自分の考えを口にしなかった。距離を置いた方がいいと思ったからだ。センシティヴな時期だった。私は話す時には思ったことを言うし、それで論争になることもあるだろう。
最近、スープの中に唾を吐いた(恩知らずなことを言った)選手もいた。人は自分の飲むスープに唾など吐けないものだ。結局スープは塩辛くなってしまった。パリは非常に複雑なクラブだ。今日のささいなことが明日は新聞でとんでもない大ごとに発展するかもしれない」

「我々は大勢の選手とコンタクトしたが、名前は挙げたくない。というのは、昨年他のクラブに自分をより高く売るために、我々のオファーを利用した者もいたからだ。私はもっと攻撃力に富むチームにしたいが、それには金が要る。しかし、無い袖は振れない。ユニフォームへの愛に対する偽善は止めるべきだ。選手達は彼らに一番金を出す所に行く。今では、選手はサラリーのことしか眼中にない。その後でスポーツの話だ」

「PSGには悪習があった。赤字の額には驚いているが、ここに来た時我々が目にしたのは、そこいら中の家具とおびただしい台数のテレビだった。今季は匙一本買わなかったよ。バスティアにレンタルしたオグベチェに、我々が費用を出したアパルトマンと家具と車を返すように言ったら、彼は抗議したよ」

「放出に関しては、私は繰り返し全員が売り物だと言っている。ヴァヒドでさえね!もし誰かがフィオレズについて2000万ユーロのオファーを出したら、売らない理由があるか?この世は金に支配されているんだよ」
・ナントとの契約が終了したカメルーン代表左サイドバック、アテバ選手が3日、さりげなくPSGと3年契約を結んだというソースあり、いやまだだというソースあり。

・フィオレズ選手は、来週にも契約を2008年まで延長する見込み。

・ソシエダでのレンタルを終えたポティヨン選手がパリ復帰。

・アルマン選手が「ビュ!パリ」の取材に答えて、
「このクラブに加わるなんて本当に夢みたいだ。もしOMと契約してたとしたら、それはパペ・ディウフとのフレンドシップのため。でも結局、それは僕の選択の中では重要じゃなかったんだ。最後に、僕は自分を成長させてくれたクラブに心からお礼を言いたい」

・PSGと合意したタヴラリディス選手と、優先権を主張するリールとの間のゴタゴタに関し、FIFAが調停に乗り出す模様。

・5日のレキップによると、PSGは現在、グラスゴー・レンジャースでプレーしているアルテタ選手の復帰を検討しているらしい。
5月1日のストラスブール戦で起きたパリサポーター同士の乱闘事件について、LFPの規律委員会は、PSGの来季最初のホームゲームを非公開で行うことを決定。

04/6/3   コーチ・ヴァヒド大放談 その2 移籍選手編(後)─深呼吸してからお読みください─
そりゃペドレッティも逃げますって。

<ブノワ・ペドレッティ>
「ペドレッティの選択には、デウーの件よりは驚いた。我々がチャンピオンズリーグを戦う時に、ヨーロッパカップにも出ないOMに行く方がよかったとはね。あそこに行く2日前に彼と会ったが、彼はパリに来ることを思って大喜びしていた。彼にとっては、スポーツの面より金の方が大事なんだろう」


<ファン・パブロ・ソリン>
「ファン・パブロはパリで復活した。彼は素晴らしいシーズンを実現した。きっと、人生最高のね。我々は彼の買取オプションを行使しなかったが、それは来季彼が代表チームで13試合を戦うことになるからだ。彼が我々といれば、当然消耗してベストを出せないだろう。だから、私は今のところ彼の話題にはポジティヴな返答もネガティヴな返答もしていない。同じポジションにあえて2人の高給取りを抱えることができるか、自問しているんだ。
結局、我々が彼に代表チームの招集にいい返事をしないように頼んだ時、彼が聞き入れなかったことも大きく影響している。もっとも、もしまたそんなことをしたら、彼を解雇していたがね」

<ジェペス、アルマン>
「それについてはまだ何もない。ジェペスを獲得すれば、コロンビア代表の招集の問題が生じる恐れがあるのも明らかだ。彼が全試合に出場しないことを受け入れてくれればと思っている。いずれにせよ、交代要員を1人取らねばならん。アルマンについては、ジェペス同様まだ交渉中だ」
(注: 3日現在、アルマン選手はすでにPSGと4年の仮契約にサインした模様)
クレールフォンテーヌのロテン選手。「今はユーロに集中してるんで、今後のことはその後」とのことでした。

「デシャンの残留?そのことでは何も変わらない。選手の将来と監督の将来は関係ない。みんな個々の目標があるんだ。フロントは僕が新たなチャレンジをしたいことを分かってくれたよ。
パリのプロジェクトには興味がある。上昇中のチームだ。それにPSGはチャンピオンズリーグに出場する。選手なら、毎年でもチャンピオンズリーグでプレーしたい!!!って思うよね。それと、観客。モナコでもかなりの興奮を覚えたけど、決まって何万人ものサポーターの前でプレーできたら、もっともっと素晴らしいだろうなあ。パリは偉大なクラブ。でも外国にも憧れはあるんだけどね」

04/6/2   コーチ・ヴァヒド大放談 その1 移籍選手編(前)
この2ヶ月余り沈黙を守っていたハリロジッチ監督が1日、会見で03-04シーズンを総括。相変わらずドキドキするようなコメント連発です。

<フレデリク・デウー>
「彼の言う敬意とは何だ?我々は彼に2年契約と、チャンピオンズリーグ出場の場合にはプラス1年という条件を示した。しかし、OMは彼にもっといい給与を約束したはずだし、ブシェ会長はうちの会長にそれを認めたそうだ。デウーは一度も我々と話し合いに来なかった。あれは金銭上の選択であって、そこに敬意を想起させるようなものなど私には見当たらない!君達は本当に、彼がブシェとアニゴの言葉のおかげでOMに行ったと思うのか?
同時に、私は彼を理解してもいる。キャリアも終わりに近づいて、彼は南部に家を建てたばかりで、それを有効に使いたいんだろう。実際はそう驚くようなことでもない」

<サポーター>
「サポーターと呼ぶに値しない者がいる。ル・マン戦、ストラスブール戦、そしてこの決勝で起きたことにはひどく失望した。デウーに対するブーイングは恥ずべきことだ。失望している者がいるのは分かる。デウーはPSGの最大の敵のためにプレーすることを選んだのだからね。しかし彼らの行動はコントロールしなければならない」
(注: ル・マン戦ではチケットを持たないサポーターがスタジアムに強行突入。ストラスブール戦では対立する2つのサポーターグループがスタンドで起こしたてめえらブッ転がす騒ぎで機動隊が出動)

<ガブリエル・ハインツェ>
「ガビーに関して言えば、彼はもう1年前にここを出たがった。その頃我々はバルセロナからのオファーしか受けていなかった。我々はデコについての話し合いに取りかかったところで、バルセロナはハインツェの移籍の一環として、1年間デコを我々にレンタルしたいということだったが、我々はその話には興味がなかったんだ。しかし、私は彼がここを出なくてよかったのだと思っている。彼は代表でポジションを獲得し、いい給料をもらっている。今、我々はマンチェスター・ユナイテッドの提示を待っている。彼は素晴らしいシーズンを成し遂げた。できるだけ高く売るのは当然だ。1000万ユーロという話も聞いたが、もっと高くてもいいくらいだ。
ハインツェは普段は扱いづらい選手だった。反逆精神の持ち主なんだな。シーズンの初め、彼はナーヴァスだった。バルサに行きたがっていたからね。私は彼をリザーヴチームに入れるつもりだった。それから彼は謝って、私にプレーしたいと言ったんだ。
トレーニングでは、ガビーは我々が右足で蹴れというと、左足で蹴るといった具合だ。何人かの選手がそんな調子でね。私に対してよりもアシスタントコーチ陣に対して、彼はやっかいだったように思う。しかし、彼は最後のトレーニングの時に、コーチ達にそのことを謝っていたよ。それでも、彼がピッチで非の打ち所がなかったことに変わりはない」
・PSGのフロントはリールのギリシア代表CBタヴラリディスと合意した模様。リールのフロントの主張に反し、タヴラリディスはリールとの4年契約にはサインしないと見られる。

・ブラジルのプレスは、サントスでプレーするブラジル人ゲームメイカー、ディエゴ選手の父親と代理人が、3日パリに到着すると伝えている模様。

04/6/1   まゆげのクラブ (in Manchester)
ハインツェ、ソリンが去ったフランスカップ決勝。スタッド・ドゥ・フランスでは76,000人の観衆がこの一戦を見守った。観客席にはパルクの人気者だったハインツェに捧げる横断幕も掲げられた。(スペイン語ですがこれ‘ガビーのためにカップを’、でいいんですか?)

試合の方は、後半パウレタがフィオレズのコーナーキックをヘディングで決め(カップ戦5ゴール目)、PSGはサンテチエンヌと並ぶ6回目、6年ぶりのフランスカップ優勝。試合の間中、OM移籍が予想されるデウーがパリサポーターのブーイングを受けるなど、選手にとっては素直に喜べない状況もあったものの、決勝ゴールを決めたパウレタにとっては、やはりこの上なく嬉しいタイトル獲得だった模様。

試合後ロッカールームに戻る選手達とは別に、まっすぐVIP席に行って奥さんと子供達を抱きしめたパウレタは、全シーズン分を合わせたのと同じくらいの晴れやかな笑顔を見せていたという。“この夜、パウレタは世界一ハッピーな男だ”(ル・パリジャン)

「まず何より、ここにいないファン・パブロ・ソリンとガビー・ハインツェに感謝する。それから、僕の家族とサポーターに」
(パウレタ選手)
フランスカップ決勝試合結果:

PSG−シャトールー    1−0

得点: パウレタ(65分)
:  パウレタ(90分)

レティジ、ピエールファンファン、デウー、エルカルクーリ、メンディ、サナ、ボスコヴィッチ(74分ベナシュール)、エムバミ、フィオレズ、パウレタ(90分トゥーレ)、リュボヤ(85分ロッキ)

ほぼ危なげなく決勝戦をコントロールしたブレ主審は、今回はパウレタにイエロー1枚(遅延)を出したのみ。
<お祭りを台無しにした出来事>   5月30日付 ル・パリジャン

それは台無しになったお祭りと、旅立ちの失敗、怒りの涙と果てしない苦しみの話。
PSGのキャプテン、フレデリク・デウーは昨日の夜、試合の間中ブーイングを受けていた。何より、試合の後に…。フランスカップ決勝の勝利チームのキャプテンがトロフィーを掲げる瞬間に、このような悲しみと苦渋の表情をあらわにしたことはかつて一度もなかった。

ボールを持つ度ブーイングを受け、終了の笛が鳴った時も、デウーはまったく喜びを表さなかった。他の選手達が喜びを爆発させている時、彼はまずベンチに腰をおろしに行った。巨大なディスプレイに姿が映し出されるたびにブーイングされ、彼は涙をこらえるのに苦労した。パウレタはこんな扱いは受け入れられない。他の選手の助けも借りて、彼はキャプテンを肩車し、観衆に拍手を求めた。結果は惨憺たるものだ。デウーはもう、そうしていることができない。表彰式は長かった。彼はカップを一瞬振り上げると、ロッカールームに走り去った。チームメイト達はまだトロフィーを掲げているのに。オフィシャルフォトを撮ろうという時、フィオレズ、リュボヤとパウレタはキャプテン抜きでの撮影を拒んだ。彼らはロッカールームに彼を探しに戻った。「彼にとっても僕達にとっても難しい状況だよ」と、リュボヤ。

デウーは戻ってきた。泣いていた。彼は手荒く取材カメラのレンズを押しのけ、そして立ち去った。ウィニングランはなかった。ファブリス・フィオレズとロリク・サナが彼についている。大統領の客席から彼に拍手が送られる。顔を上げ、拍手を返した。彼は最後に、微笑んだ。

付: エリク・キュビリエは試合の後、取材陣に対して完全に自制心を失い、PSGのフロントに制止された。
「恥ずかしいよ。僕達はサポーターが応援してくれると信じてた。昨季カップを逃した失望感は身にしみてる。だからこの優勝はすごく嬉しいはずだった。残念だけど、それは一部のサポーターのしたことで台無しになってしまった。この4シーズンのデウーの働きを見ても、彼は違う道を選んで再出発していいはずだ。2位の成績も、カップを獲得できたのも、多くは彼のおかげじゃないか。おかしいよ。「フレッドはチームに対してすごいカリスマを持ったヤツなんだ。その彼が涙を見せるなんて、悲しくてたまんないよ。彼は僕の友達であり、それ以上の存在だ。サポーターは彼がクラブでどれだけ力を注いできたか、分かってなかったのかもしれない。彼は2児の父親で、フットボール以外にも責任を持ってる。彼について話す必要は僕にはない。でも、起きたことを考えれば、彼を守らざるをえない。フレデリク・デウーは6月30日までPSGの選手だ。彼は、まだどことも契約なんかしてない。こうなったのには君達ジャーナリストにも責任の一端がある」
(フィオレズ選手)

「デウーへのブーイング?理解できないね。フレデリクに敬意をはらうべきだ。彼は4年間クラブに尽くしてきたんだ。彼は違う道を行く、そのことを受け入れなければいけないよ」
(レティジ選手)

「フレッドは真のPSGのキャプテン。このチームに彼はすべてを捧げてきた。偉大な選手であり、人間的にも素晴らしい人だ」
(パウレタ選手)

「僕達はOMとパリに確執があることはよく分かってる。サポーターにとっては彼は裏切り者なんだ」
(ピエールファンファン選手)


「フレデリク・デウーの身に起きたことについては話したくない。チームの勝利のことだけを考えたいんだよ」
(ハリロジッチ監督)
デウー選手が日曜のテレフットの取材に答えて、「この事態を招いたのは敬意を欠いたPSGフロントだ」というコメントを繰り返したことについて、スタジオ出演していたハリロジッチ監督は、「彼をキャプテンに指名したのは私だ」と意外そうな顔をしたらしい。

「自分の境遇を嘆きはしないが、思うに、こんなことは不当だ。だって人は僕に責任を押し付けようとしてるんだから。責任があるのはフロントの方だろう。彼らは僕に対して配慮を欠いていた。僕は自分なりにベストを尽くしてきたと思うし、契約は果たしたんだ。胸を張って出て行ける」
(デウー選手)

「PSGは彼に条件を提示したが、彼からいい返答はなかった。おそらく、OMは彼にもっといい条件を出したんだろう。彼はスポーツのというより、金銭的な選択をした。彼はこの選択を受け入れなければならない。我々は敬意を金では買わない」
(ハリロジッチ監督)
・今季で契約が終了するエルカルクーリ選手は決勝の後、これがこのチームでの最後の試合であることを表明。チャールトンと3年契約を交わしたと見られる。

・ハインツェ選手はマンチェスター・ユナイテッドと合意した。先週アルゼンチンに発つ前にメディカルチェックも済ませているが、PSG側は伝えられるマンチェスターの900万ユーロのオファーに対し、さらに1000〜1200万ユーロを要求している模様。参考までに彼の仕入れ値は2700万フラン。

「ハインツェが欲しいのならそれなりの額は出してもらいます。ハインツェとマンチェスター・ユナイテッドが合意していようが、それはそう大したことじゃありません。彼にはいくつかいい話があります。特に、スペインのクラブのね。マンチェスターはお急ぎにならないとね。我々にとってはマンチェスターが最優先というわけじゃないんですから」
(グライユ会長)

・ソリン選手はスペインのクラブと接触中。また、こちらはマンチェスター・シティが彼に興味を示している模様。

・アルマン、ジェペス、ロテンとは口頭での合意に達しているが、依然クラブ間で交渉中。

04/5/28   サー・ファギー、あなた好みの選手だと思います
・アルマンはパリを選んだ  04/5/28 ル・パリジャン
ナントのアルマン選手は昨日、パリと同じく獲得に名乗りを挙げていたOMフロントに対し、PSG加入の意志を伝えた模様。間もなく4年契約にサインすると見られる。ただしクラブ間ではまだ合意を見ていない。

ハインツェ、マンチェスターUへ? 04/5/28 FOOTBALL365
PSGはフランスカップ決勝後、ハインツェのマンチェスター・ユナイテッドへの移籍を公式に発表する見込み。CBでファーディナンドとコンビを組むことになると見られる。

04/5/27   さらば友よ
<ハインツェとソリンの感動的な別れ>  5月25日付ル・パリジャン

元気で。君も元気で。ある者と握手し、またある者と抱擁を交わす。
昨日カンデロージュは感動的なひとときを体験した。ファン・パブロ・ソリンとガブリエル・ハインツェがPSGに別れを告げるのに、選手達は涙をこらえたのだった。2人のアルゼンチン人は今夜、6月2日に予定されているゴージャスなアルゼンチン対ブラジルの一戦に向けて飛び立つ。したがって、パリは土曜のフランスカップ決勝シャトールー戦を、彼らを欠いて戦うことになる。何より、パリのフロントは既に、この2人の素晴らしい選手抜きで来季の準備をしている。ハインツェはマンチェスター・ユナイテッド、バルセロナ、バレンシアが予想され、OMはソリンを切望している。

11時ちょうど、全員そろっての最後のトレーニング。サンジェルマンアンレのプレハブの中で、ヴァヒド・ハリロジッチと選手達は、いつもの試合の翌日どおり気楽な対話のために閉じこもった。
「彼は僕達の働きとリーグ2位の成績に満足していると言ってた。決勝に向けて集中を切らさないようにとも。僕達の中には、これで会うのが最後になる選手もいた」。リオネル・レティジは打ち明ける。
それからパリジャン達はトレーニングに出て行った。2人を除いて。ハインツェとソリンはハリロジッチと差し向かいで残った。30分間ずっと、彼らは男同士で話していた。

それから2人のアルゼンチン人はチームメイトに合流した。全員が輪になって、グラウンドに腰を下ろしている。代わる代わる、ソリンとハインツェは口を開く。
「彼らはここに残って僕達と決勝を戦うために、アルゼンチンサッカー協会に対してやれるだけのことをやったと言ってた。でも、彼らは幹部をうまく説得できなかったんだ。彼らは僕達に、頑張って優勝してくれと言ったよ。心の中で、彼らは試合中僕達の後ろについていてくれるだろう」と、レティジは強調した。「そうさ、間違いなく彼らは僕達と残りたがってた」と、ベルナール・メンディが言葉を継ぐ。

ハインツェがソリンに、一緒にフッティングを始めるよう素振りで促した。彼らに気づいたメンディが通り道にひざまづき、人が貴族の前でそうするようにお辞儀をしている。「ちょっと待った!」。ファブリス・フィオレズが不意に叫んだ。「最後にもう一度一緒に走りたいんだ」。そして、3人は大笑いしながら並んで走った。今季のPSGの成功は、多くはこの友情のおかげだ。

「何ヶ月、何シーズンかを仲間と共に送ってきて、突然ほんの数分でお別れだなんて、思えば変なものだよね。二度と会えないかもしれない。僕達は共に楽しい時を過ごした。でも、こういった別れは僕達の仕事には付き物なんだ」。レティジは思いにふけった。

柵の向こう側から、サポーターが何人か貴重なサインを求めている。車のハンドルを手に、ウィンドーを下げ、ソリンは最後にもう一度彼らと話そうと車を止めた。「お願い、マルセイユには行かないで」。何人かが懇願する。ソリンはこうつぶやいてまた車を発進させた。「それは僕が決めることじゃない」
こんなふうに、別れを汚すかもしれない問題がある。
「フレッド、彼が出ていくのを見るのは本当にがっかりだよ。でも、彼は中盤でプレーする方が良かったんだろ。今季、彼はディフェンスの位置でのプレーを受け入れて多くを犠牲にした。彼の移籍はクラブの選択でもある。ハインツェとソリンも移籍するけど、僕は彼ら3人とたくさんのことを学んだと思うよ。凄いやつらさ。デウーやソリンみたいにOMに行きたくないかって?彼らがあそこでプレーするとは限らないだろ。僕は彼らの幸運を祈ってるよ。でも、人はそれぞれ違った運命を背負ってるんだ。僕はOMにゃ興味ないね。僕はパリジャン、それが誇りさ」
(メンディ選手)
ナントのアルマン選手は本日はマルセイユ方面にお出かけ。

・26日のレキップによると、ピショ選手に続いてもう1人リールから、タヴラリディス選手がPSGに加入するだろう(4年契約)とのこと。PSGは現在レンタル元のアーセナルと交渉中と見られる。
この件はPSG、リール、アーセナルがてんでなことを言っていてなんだかよく分かりませんが、リールの会長は「1ヶ月も前にアーセナルと買取で合意してると言っとるだろ」と激怒している模様。

・リヨンはソリン選手との接触の噂を「根拠がない」と否定。

04/5/25   あんたら少しはファンの気持ちも考えたらどうですか
とりあえず俺は踊るぜ
今季最終節はアウェイでバスティアと。パウレタが監督の判断で、アロンゾが首を寝違えたとかなんとかでスタメンを外れたこの一戦は、残留がかかったバスティアを相手に、今季何度も目にしたようなソリッドな戦いぶり。結局負傷のヘイナウドと交代したパウレタが、52分フィオレズのアシストで決勝ゴール。

最終的にPSGは2位で03−04シーズンを終了、パウレタは目標の20ゴールには届きませんでしたが、18ゴールでドログバと並んでゴールランキング3位。フィオレズは11アシストでロテンと並んでアシスト2位。

しかし念願のチャンピオンズリーグ本戦の出場権を手にしたにもかかわらず、試合後のロッカールームの雰囲気は微妙だった模様。

「まあ、平静な方だったよ。特別何もなかった。目標を達成して嬉しい反面、チームが散り散りになるのはがっかりだからね。やっぱりフレッド(デウー)やガビーみたいな連中や、他の誰かがクラブを離れるのを見るのは寂しいよね」
(レティジ選手)
リーグ1の選手監督の皆さん1シーズンお疲れ様。ついでながら、フェルナンデス監督残留おめでとうございます。

リーグ1最終節試合結果:

バスティア−PSG   0−1

得点: パウレタ (52分)
: コウエ(41分)、F・メンディ(53分)−バスティア
   B・メンディ(25分)、リュボヤ(37分)、ハインツェ(48分)、ロッキ(90分)−PSG

レティジ、ハインツェ、メンディ、ピエールファンファン、デウー、ソリン、サナ、フィオレズ(80分エルカルクーリ)、エムバミ、リュボヤ(74分ロッキ)、ヘイナウド(36分パウレタ)
キャプテンのOM移籍の情報はさすがに衝撃でしたが、先週土曜、デウー選手本人がレキップに「パリでの選手生活は終わった。僕の未来はもうここにはない」と、移籍を認めるコメント。OMと契約したこと自体は否定したものの、いくつものソースが既にメディカルチェックも済ませてフランスカップ決勝待ちであることを伝えている。
デウーは交渉の上でフロントに敬意が欠けていたことを批判、「僕は胸を張ってここから出て行ける」とまで発言している模様。

この件はチーム内にも波紋を広げている様子。友人フィオレズ選手は、
「もし彼が出て行くなら、PSGにとっては本当に大きな損失になるだろうね。今季、彼はそのキャプテンシーで、僕達が気を抜きそうな時にはチームを鼓舞することができたんだ。OM?それが彼のチョイスであり、彼の野心なんだろ。僕達にはフレッドの心の内は分からない。もし彼が出て行かざるをえないなら、僕は彼と彼の家族ができるだけ幸せになるよう願うよ。OMだろうが、マンチェスター、チェルシーだろうが、それは大したことじゃない」
とコメント。さらに後日、自身の今後についても微妙な発言をしたらしい。

仮にもリーグを2位の好成績で終わったチームが総入れ替えになりそうな現状に、若手サナ選手も来季のチームの団結を危惧するコメントを漏らしている。また、ピエールファンファン選手は、
「僕は今のままのチームで何人か補強してほしかった。でも、事実はそうじゃない。それがフロントの仕事なんだ。彼らは自分達のしていることが分かっているのさ」

これらの発言に対し、グラィユ会長は、
「今のところ、どの選手も移籍を認めていません。私はデウーが失望しているのも、彼が最後の大きな移籍をしたがっているのももっともなことだと思います。チームというものは、常に新しい血を入れて生きなければなりません。来シーズンをお楽しみに」
先日ハリロジッチ監督が「オファーがあればそれがパウレタでも検討する」といった発言をしたことについて、パウレタ自身はオフィシャルサイトのチャットで、サポーターに対しパリ残留の意志を表明。

「ヴァヒドとは話し合った。プレスは大げさに伝えているけど問題なんかない。僕はヴァヒドが選手全員売り物だと言ったことは至極もっともだと思う。それがフットボールの現実だよ。個人的には、自分はきっとここに残ると思ってる。パリは世界一美しい町かもしれない。僕も家族もここがとても気に入ってるよ」
(パウレタ選手)
24日、リバプールなどが興味を示していると言われるメンディ選手は、来季もPSGに留まるだろうとほのめかした模様。
「パリとの契約はあと1年ある。僕達はまたチャンピオンズリーグに戻る。それはいつだって喜びだ。僕はパリジャンであることを誇りに思ってるよ。プレミアは素晴らしいリーグさ。でも、僕はここがいい」
(メンディ選手)

一方、今季は第2GKとなったレティジ選手は、
「よく考えているところだ。国内外のクラブからいくつかオファーをもらった。そのことは嬉しかったけど、契約はまだ1年残ってる。監督とは話し合った。利害得失を秤にかけて考えてみるよ」
・ナントのアルマン選手は24日、パリでグラィユ会長と昼食をとった後、施設の見学などをして過ごした模様。クラブ間の話し合いは決着していない。約300万ユーロを提示したPSGに対し、ナントは500万ユーロを求めている。

・同じくナントのジェペス選手の件は進展していない。ナント側は「パリからは何のオファーもない」と主張。ナント会長によると、ジェペス選手は国外のビッグクラブから重要なオファーを受けたという。

・ロテン選手の件はチャンピオンズリーグ決勝が終わるまで分からない。モナコはインテルから巨額のオファーを受けたと見られる。

・ピショ選手はメディカルチェックの後、今日(25日)にも3年契約でサインというところ。

・ソリンのOM移籍はますます現実味が出てきているらしい。

04/5/22   つまり来季はパリの褌で相撲をとるおつもりなんですね?
5月22日付のパリジャン紙によると、PSGは来週移籍市場で一気に動く見込み。

・月曜、ナントのアルマン選手はPSG移籍の最後の詰めのためにハリロジッチ監督と会うと見られる。PSGは500万ユーロの移籍金と4年の契約期間という条件でOL、OMと並んでいるが、アルマンが選択したのはPSGらしい。同紙の情報では、PSGは同じくナントのジェペス選手に正式なオファーを出して接近中。

・一方、アルマン選手獲得の動きでより確実性を増したハインツェ選手の移籍ですが、英ミラー紙は21日、ルイス・フェルナンデス監督の馬友達ファーガソン監督率いるマンチェスター・ユナイテッドが約900万ユーロを提示して一歩リードと伝えた模様。個人的には、プレミアは選手の素行に関してあまりいい噂を聞かないし、アルゼンチンとは紛争やら神の手やらいろいろあった国ですから心配です

・今のところ、ロテン選手とPSGはサラリーと契約期間(4年)について合意している。ロテン自身は彼の心のクラブに加入することを喜んでいるということで(ほんとにそれでいいのか)、モナコのゴーサインを待っていると同紙は伝えている。
しかしPSG側の(今のところ)800万ユーロのオファーに対し、モナコ側は1200万ユーロまで引き上げたい模様で、事実、もしモナコがチャンピオンズリーグで優勝すれば当然市場価値は高騰、マンチェスター・ユナイテッド、ユベントス、インテルといったクラブが再び獲得に乗り出すことも考えられる。

・ロテン選手の移籍の動向は、ソリン選手の去就にも影響を与えている。ビエルサ代表監督とのファックスの応酬に疲れたパリフロントは、ソリン選手の買い取りオプションを使わなかったが、ここへきて何とOM行きの可能性が出てきたらしい。

・ピショ選手は週の内にもPSGと3年契約でサインする見込み。メンディの代役になるだろうとのこと。そのメンディ選手は依然契約延長の交渉中だが、先日のブラジル戦でのパフォーマンスはスタッド・ドゥ・フランスで観戦していたヴェンゲル監督の目を大いに惹いた模様。ヴェンゲル監督は、メンディがレンタルでボルトンでプレーしていた頃から彼を追っているらしい。

・モンペリエのバモゴ選手にも、OL、OMと並んで関心を示しているらしい。

ふー。今日はここまで…

04/5/21   ほとんど日刊移籍ニュース
・ピショ「パリは新たなチャレンジだ」  04/5/21 Maxifoot
どういう話になっているのか、リールのピショ選手がクラブのサポーターサイトでえらく移籍に前向きな発言をしている模様。

・デウーOMへ  04/5/21 レキップ
デウー選手はフランスカップ決勝の後にもOMとの2年契約にサインする見込み。
グラィユ会長は、提示を出したがデウーはキャリアを終えるのにより良い契約を結びたかったのだとコメント。

ところでこの移籍の話は一体誰がリークしたのか、ちょっとその辺が知りたい。

04/5/20   情け無用の移籍情報
・パリジャン紙によれば、6月にPSGとの契約が切れるデウー選手は、来季はパリでプレーしないだろうとのこと。
デウー選手は移籍に関してOMと2年契約で合意した模様。パリの契約延長の提示(2シーズン+オプションで1季)にもかかわらず、デウー選手はクラブ史上初のOMでプレーするPSGのキャプテンになる見込み。

サポーターといい関係のままパリを離れるために、デウー本人はフランスカップ決勝まで内密にするよう、ことさらOMフロントに頼んでいたらしい(がどういうわけだか漏れた)。こんなことで大丈夫なんでしょうかあと2試合。

・デウーの移籍に加えてレキップ紙は、メンディ選手がいまだPSGとの契約(05年まで)を延長していないと伝えている。特に、リバプールと接触中だと言われる。モナコからレンタル中のピエールファンファン選手の今後もまだはっきりしない。

・ハインツェ選手はバレンシアあるいはマンチェスター・ユナイテッドからのオファーを受けた模様。それはPSGが期待する800万ユーロを満たすものと見られる。

・アビダル選手(昨日のトピックス参照)に関しては進展はなし。PSGはアーセナルからリールにレンタルされている(先日のオウンゴールの記憶も生々しい)タブラリディス選手に関心を強めている模様。

04/5/19   本日の1、2行ニュース
・アビダル「リヨンの方に行きたい」 04/5/19 ル・パリジャン
リールDFアビダル選手が来季はリヨンに加入したい意志を表明。

・呼ばれター   04/5/19 レキップ
マルセロ・ビエルサ・アルゼンチン代表監督はハインツェ、ソリン両選手を6月2日の南米予選ブラジル戦、6日のパラグアイ戦に招集。

04/5/18   よく頑張った!感動したッ!
リーグ1第37節試合結果:
PSG−リヨン 1−0

得点:パウレタ(6分)
:ソリン(61分)−PSG、ディアラ(39分)−リヨン

リーグ優勝はリヨンでほぼ確定という結果になりましたが、今季最高を記録した42,502人の観客は、選手達に熱烈なオベイションと横断幕の感謝の言葉を送った模様。3位モナコとは1ポイント差、なんとか2位で予備選を回避したいPSGの最終戦はコルシカで、確かまだ降格の可能性があったはずのバスティアと、そうでなくとも例年デンジャラスな対戦が待っています。

さて、今季最後のホームゲームとなるこの日のパルクには、閣僚からアンデルソン、ラマといった元の所属選手まで、多くの著名人が訪れた模様。
中継でも、「相撲は知的じゃない」発言で日本でもおなじみのサルコジ経済相(前内相、左)の、お子さん連れの姿が見えました。スタジアム内外の治安問題でPSGとのかかわりが深いムッシュ・サルコジ。PSGのイメージがアップした今季はちょくちょく見に来てます。まあ選挙も近いから、なんて政治嫌いのハリロジッチ監督は言ってますが、所は変われど政治家のパフォーマンスはそんなものですね。
スポーツ観戦好きなドラノエ市長さんは、試合後PSGのマフラーを肩に掛け、心もち頬を染めながらパリのロッカールームを訪問している模様がオフィシャルサイトにアップされてます(上)。

こちらの写真は、何を思ったかサルス主審とユニフォームを交換してご機嫌のフィオレズ。
ペドレッティ獲得はリヨンがリード、なんて記事に目を通しかけたところにOM移籍のニュース。仕事が早いですね。ほぼ優勝を決めたばかりのオラ会長も大いにおかんむりらしいです。そんなわけで、あっさり移籍シーズン本番突入です。

さてパリですが、ハリロジッチ監督の主張は、極めて大雑把に要約すれば、「PSGの前途は明るいがまだビッグクラブの器じゃない今季ははっきり言ってやっつけ仕事なんだ毎年ヨーロッパカップに出られれば財政だって潤うじゃないかだから
何も言わずに金を出してくれ
先週末、PSGは熱烈なパリファンとして知られるモナコのロテン選手に対し、約800万ユーロのオファーを提示した模様。2シーズン前、当時のルイス・フェルナンデス監督が「PSGのユニフォームを着るに値しない」と興味を示さなかったロテン選手には、現在ビッグクラブからの誘いが殺到しているようですが、一部報道によるとロテン自身は身内にPSGへの関心をもらしているらしく、既に4年契約でPSGと合意しているのではないかという報道も。

「チャンピオンズリーグ決勝の前に移籍の話はしたくない。僕はキャリアで最も大事な試合を戦うところなんだ。もし両クラブが話し合うなら、僕はまかせるしかない」
(ロテン選手)

ロテン選手の評価額は現在800〜1000万ユーロと見られる。
ロテン選手にオファーを出すということは、すなわちソリン選手の去就が微妙だということですが、事実、南米予選、コパ・アメリカのスケジュールに二の足を踏んだフロントは、今月1日に期限が切れた買取オプションを行使しなかった模様。サポーターはもちろんソリンの残留を切望しているのですが・・・

「僕は提示を待ってる。金銭上の問題もなければ、契約期間の問題もない。ただ、僕はフロントと話してないというだけのことなんだ。僕は100%をPSGに捧げてきた。プロなんだからね。僕にはフロントの態度がわからない。もし提示があれば話し合うよ。僕はフロントに敬意を求める。PSGには満足してるし、このチームの一員であることに誇りを持っているんだ」
(ソリン選手)
ペドレッティのOM行きで俄然スピードアップしているのがリールのアビダル選手の件。PSGとリヨンが獲得を試みており、両クラブのオファーは金額、契約期間(4年)ともほぼ同条件。ただし、両者が頭を痛めているのは、リール会長の1000万ユーロの要求。PSG側はこの2日のうちにも仮契約に持ち込みたい見込み。

また、トゥールーズFCに近い複数のソースによると、PSGはカメルーン人MFのエマナ選手(21歳)に400万ユーロのオファーを出したらしい。
GKアロンゾ選手は3年の契約延長でほぼ合意した模様。また、「アロンゾをユーロへ!」というのが最近のパリサポーターの願いだったわけですが、「ブラジル戦のメンバーに名前がなかったことに、ちょっとがっかりしてる?」という質問に、本人は、

「ちょっとなんてものじゃないさ、もうほんとにガックリだよ。生まれて初めてリストってものに目を凝らしたんだ。でも、サンティニは長いこと代表にいるウルリシュを選ぶ方がいいと思ったんだな。そんなもんだよ。俺はいつでもOKだったんだけどな・・・」

04/5/15   失敬だな君達は
今ひとつ行動の読めない男だとは思ってましたが、パリの2度目のPKを、指示を受けていたリュボヤを差し置いて「俺に蹴らせろ」といった挙句、シュートコースだけは完璧にラメに読まれてしまうという散々なボルドーの夜を過ごしたヘイナウド選手。
反省してるようです。

「一番悲しいのはPKを失敗したことじゃなくて、何よりチームのイメージを悪くしたことなんだ。サポーターが僕に腹を立てなければいいんだけどな。彼らに謝るよ。仲のいいダニエル相手にこんなことをしでかしてしまって」

試合の翌日カンデロージュで、フツフツと怒る監督に呼ばれたパウレタ(彼はあらかじめPKは蹴らないとチームメイトと取り決めていた)、ヘイナウド、リュボヤの3人のアタッカーが息詰まるような事情聴取の時間を過ごしたことは想像に難くないですが、とりあえず当事者2人は監督の前で仲直りしたらしい。

一方のリュボヤは熱くなりすぎたことをヘイナウドに詫びるとともに、「さっき話し合って全部解決したよ。2度とあってはいけないことだし、早く忘れなくちゃね。僕はヘイナウドが大好きだし、僕達の間には何の問題もないよ」とコメント。この日のトレーニングも仲良くやってた模様。プロフェッショナルですね。

「PKを蹴るには勇気がいるものさ。ヘイナウドは失敗したけど、僕達は全然怒っちゃいないよ」 (メンディ選手)
リーグ1第37節PSG−リヨンは本日現地時間20時からパルク・デ・プランス。

アロンゾ、ベナシュール、ベナムー、ボスコヴィッチ、サナ、キュビリエ、デウー、エルカルクーリ、フィオレズ、ハインツェ、レアル、レティジ、リュボヤ、エムバミ、メンディ、パウレタ、ピエールファンファン、ヘイナウド、ロッキ、ソリン、トゥーレ、トラオレ
そういえば、前々シーズンのジェルランでのハインツェの退場は私いまだに納得いってないんですよオラ会長。

Q: 前節パリはボルドーに負け、モナコはストラスブールに引き分けましたが、このPSG−リヨンも同じように行くでしょうか?
ジャン=ミシェル・オラ リヨン会長: 「私としては、ウィだ。もし我々がリーグを早めに切り上げたいなら、パリで決着をつけなければならない。フランス対ブラジルの親善試合を考慮すると、このPSG戦でおしまいにしたいものだね。それが狙いだ」

Q: 特にそそられる選手はいらっしゃる?
「ガブリエル・ハインツェは非常に良い選手で、真のデファンスールだ。我々のDFにはないかもしれない、彼のポジション特有の長所を持っている。というのはつまり、彼は人に対して厳しく、ファウルも辞さないということなんだがね」

Q: 人は今季あなた方には悲しい思いをさせられたと言ってます。あなたのクラブのことより、モナコとOMのヨーロッパカップ決勝進出や、PSGの復活や、サンテチエンヌの昇格の方が話題になってますからね。そうでしょ?
「土曜の結果とリーグの結末がどうであれ、私には最高のシーズンだ。リーグのレベルは著しく向上したし、我々は首位か2位かで終わるだろう。ただし、一部の人間がモナコの方がタイトルにふさわしいだなんてことを言ってるのはどうかしてると思うね。どういう意味か?オランピック・リヨネーは現在76ポイントだ。最高の攻撃、最高の守備。モナコとパリは共に我々に勝る能力を備えた、優れた競争相手だ。この状況で我々が3連覇を達成するとしたら、まさしく快挙だろうさ」
サンティニ仏A代表監督は、FIFA100年祭の一環として20日に開催されるフランス×ブラジル戦にメンディを初招集。おめでとうメンディ。
ハリロジッチ監督の「パウレタを含め全員が売りものだ」発言を受け、パウレタ自身は来季もPSGの一員としてチャンピオンズリーグを戦うつもりだとコメント。

04/5/4   鬼の霍乱
「疲労?関係ないね。気持ちだよ気持ち(ソリン談)」のフランスカップ準決勝試合結果:

ナント−PSG   1−1  3 tab 4

得点: フィオレズ(50分)−PSG
     ジェペス(90分)−ナント

PK戦: 
トゥララン○ バイリュア× ジェペス○ アルマン○ ダロシャ× ファエ× ベルソン×−ナント
デウー○ ハインツェ○ ウーゴ・レアル× サナ× ソリン○ メンディ× エムバミ○−PSG

: アテバ(72分)、ヌジグ(83分)、ジェペス(87分)−ナント
   ヘイナウド(55分)、ハインツェ(58分)、メンディ(90分)−PSG

レティジ、ピエールファンファン、メンディ、ハインツェ、ソリン、デウー、サナ、エムバミ、フィオレズ(85分トゥーレ)、リュボヤ(79分レアル)、ヘイナウド(90分キュビリエ)


パウレタの不在でインスピレーションを欠いたPSGは、リーグカップ決勝の雪辱に燃えるナントに試合を支配され、前半はほとんど一度も形を作れなかったが、ソリッドな4バックのおかげでナントの攻撃を食い止めた。後半に入り50分に、ソリンの前線への絶妙なスルーパスを、ナントディフェンスの背後に飛び出したフィオレズがゴール、先制する。

ところが試合終了直前のロスタイム2分、ダロシャのセンタリングからジェペスにゴールを許し、土壇場でまさかの延長戦に突入。既にリュボヤ、ヘイナウド、フィオレズは交代で下がり、ピッチにFWはトゥーレのみ。パリは運に見放されたかと思われたが、ハインツェ、ソリンも相次いで足を攣らせる状況の中、30分の延長戦を戦ってスコアは動かずPK戦へ。

リーグカップをやはりPK戦の末に落とし、ここは負けられないランドローは3本のPKを止める(うち1つは足一本)奮闘。しかし失点の挽回を期すレティジも、これが決まればナントの勝利という5人目のキッカー、ダロシャのPKを意地で阻止。最終的にナントのキッカーが2本連続で枠を外し、二転三転のフランスカップはパリがスタッド・ドゥ・フランスへの切符を手にした。



「なんという感動だ!サスペンスに満ちた試合だった。PK戦というものはロトだよ。しかし友人アミスのことを思うと胸が痛む。これが私の監督として初めてのカップ決勝だ。私は選手時代2度決勝を戦って、一度は負けて一度は勝った。昨年、PSGはこの決勝で敗れている。だからなんとしても取り戻したい」
(ハリロジッチ監督)

「何よりフィジカル的に厳しかった。僕のミスの後の延長戦30分は難しい体験だったよ。幸い、チームメイトが出場権を勝ち取るために頑張ってくれた。彼らに感謝しなくちゃね。ジェペスのゴール?僕はボールの軌道を読み誤った。あのゴールは僕のミスだよ。(ダロシャのPKを止めたことについて)いったんミスを犯したら、やらなきゃならなかった…。PK戦の準備をしてたかって?僕はナントのキッカーの何人かについてはデータを持ってた。でも、僕が止めた2人については研究してなかったんだ(笑)。それから、2人シュートを外してくれたのも助かったよ」
(レティジ選手)

「いやぁ難産だったよ。でも、一番の試練が残ってる。決勝でプレーするためにスタッド・ドゥ・フランスに‘行くこと’がすべてじゃないからね。勝たなきゃ。僕達は去年オセールに負けたことで、それについては分かってる。PSGを迎えるのはドキドキするようなシーズンの終わりだ。僕達はみんな同じ結末を夢見てる」
(フィオレズ選手)
いつも強気で自信満々なハリロジッチ監督も、本当のところは彼にして首都のチームの監督を務めるのは相当なストレスのご様子。この何ヶ月か、めまいを伴う内耳のトラブルに苦しめられている監督は、OM戦の後の日曜の夜ついに過労で倒れたらしく、2日ほど休養してナント戦に臨んだ模様。
そんな監督のプレッシャーを裏付けるようにこのフランスカップはフランス国民の注目を集め、民放TF1のTV中継もかなりの視聴記録を叩き出したらしい。
代表戦のおかげでパウレタ抜きのフランスカップ準決勝を戦い抜いたばかりのPSGですが、もしかすると29日に予定されている決勝の前に、南米予選ブラジル対アルゼンチン(6/2)にハインツェ、ソリンを貸し出さなければならないはめに陥るかもしれない模様。なんとなく余裕で話をはぐらかしている両代表のコメント。

「僕はクラブのユニフォームに敬意を持ってる。でもそれは母国のユニフォームについても同じなんだ。決勝でプレーできれば本当に素晴らしいよ。僕にとってすごく感動的だろうし、本当に多くの意味がある。今のところは問題ないよ。まだ呼ばれてないんだから(笑)」
(ハインツェ選手)

「できることなら両方でプレーしたいね!特別便をチャーターするとか、なんでもいいから…。決勝に出られないなんてことはあえて考えない」
(ソリン選手)
そのフランスカップ決勝のジャッジは、ムッシュ・ブレがブイブイいわす予定。
週2ペースは選手もキツいが正直私もキツいリーグ1第34節試合結果:

ストラスブール−PSG   0−0

: ルペン(68分)、カマディーニ(45分、90分)−ストラスブール
    ソリン(42分)、ピエールファンファン(45分)−PSG
: カマディーニ(90分)−ストラスブール
    サナ(39分)−PSG

アロンゾ、ピエールファンファン、メンディ、ハインツェ、ソリン(75分ボスコヴィッチ)、デウー、サナ、エムバミ、フィオレズ、リュボヤ(46分エルカルクーリ)、パウレタ(84分ヘイナウド)


リュボヤにとっては古巣との、サナら下部組織出身の選手にとっては恩師コンブアレ監督との対戦。
フランスダービーとフランスカップの120分間の激闘というハードな1週間の後で、序盤は明らかに足の重かったPSGは、ストラスブールを待ちうけてカウンターを狙い、いくつかのシュートチャンスを作る。39分のサナの退場で、ハリロジッチ監督は後半の開始からリュボヤを下げエルカルクーリを投入。逆境に異常な強さを発揮する今季のPSGは、数的不利にもかかわらずストラスブールの猛攻をファイトと連帯で阻止し、試合はスコアレスドローのまま終了。
パリのMVPは何といっても、サスペンションから戻ってまたも見事なセーブでチームを救ったGKアロンゾ。



よく見て!
ストラスブール戦の前半終了5分前、ルペン選手へのタックルで退場をくらったサナ選手は、一発レッドの判定には納得がいっていない様子。
「退場は僕にはすごく厳しく思える。見た目ハデだったかもしれないけど、本当に、悪意を持ってやったんじゃない。あんなタックルは1試合に30回はあるよ!」

一方タックルを受けた当事者のルペン選手も、「彼の退場は厳しいよ。あの直後は僕はファウルはないとしか思わなかった」と同情的なコメント。また同僚アロンゾ選手も、「かなりのパリジャンとして言うならば、あれはシミュレーションでストラスブールの選手にイエローが出されて当然だね(笑)。中立の立場で言うと、まあせいぜいイエローかな」

ある意味マン・オブ・ザ・マッチとも言えるこの試合の主審は、昨年のフランスカップ決勝でウーゴ・レアルに似たようなケースでレッドカードを出しPSGをどん底に突き落としたあのムッシュ・レイェク。私もこういったことは忘れません。
「まだ映像を見ていませんが、サナのルペンに対するタックルに関しては、私は一瞬の迷いもありませんでした。私にとってはいかなる疑いもない。悔いなど一切ないですね。厳密に規定を適用しただけですよ」

ちなみにそんなレイェク主審に対するパリジャン紙の評価ですが、
「状況についていけないままだった。彼のサナへのレッドカードは度を越している。その他の判定も疑わしい。3点」



コンブアレ監督の感動的なコメントをどうぞ。
「本当に、PSGを称えなければならない。このドローゲームは彼らの粘り強さへの褒賞だ。彼らは何一つ放棄しないし、いつでもチームメイトを助けようとする選手がいる。私はこの試合のイメージを忘れないだろう。それはジェローム(アロンゾ)が窮地に陥った時、メンディが(ストラスブールのシュートをクリアして)チームを救ったことだ。私は彼らの努力に驚かされた。対戦が終わった今、私はPSGのサポーターに戻るよ!彼らの優勝を願っている」

「難しい試合だった。何よりサナの厳しすぎる退場の後は。全体としては、私はこのドローゲームに満足している。この3位が異例なことに変わりはない。たとえ我々がもっと上を目指すべく努めていくにしてもね」
(ハリロジッチ監督)

「メノーのピッチにもう少し長く立っていられなかったのには、ちょっとがっかりしてるんだ。ロリクの退場の後で、僕達はニース戦を再現しようと頑張った。でもそういつもそれが僕たちに微笑んでくれるわけじゃないよね。僕達は勝ち点を分け合ったことに満足できると僕は思ってるよ」
(リュボヤ選手)
毎度、その投石と警棒と催涙ガスに彩られた壮絶な生きざまで、クラブに少なからぬ損害を与えている過激な一部パリサポーターは、このストラスブール戦でもスタジアムで暴れて機動隊と衝突、4人が入院、約40人が軽傷。


管理人の語学力不足による誤訳の可能性があることをご了承ください。
ソースについて特に表記のないニュースは
PSG.fr、 L'Equipe、 FOOTBALL365、 leParisienに基づいています。