北海道旭川市のヒメギフチョウ(2008年5月1日)

 かねてより北海道のヒメギフチョウの写真を撮りたいと考えていました。 北海道ではカタクリのほかに、エゾノリュウキンカでの吸蜜が多く見られるので、旭川市の”神居古潭” この花とヒメギフチョウとの組み合わせでの写真を撮りたかったのです。 場所としては、旭川市がヒメギフチョウの産地として古くから有名であることと、 旭川空港があり日帰りできることから、旭川市周辺を探すこととしました。
 飛行機はスカイマークエアライン便にしました。これは、旭川空港への就航が4月25日から始まり、 キャンペーン価格として安く行くことができたためです。 羽田空港発は午前6時50分、旭川空港着は8時25分着予定でしたが少し遅れました。 天気は曇り、雨の確率30%の晴れ間も少しあるという不安定な予報。 前日までは比較的よい天気が続き、さらに翌日の5月2日以降も晴天の日が続く見込みで、 この5月1日だけ曇りの予報でした。 ただ、気温は前日までとうって変わり、25℃にも上昇するとのこと、 薄日が差すようであればヒメギフチョウは活動するものと期待して旭川空港を後にしました。
 2日前の4月29日は日帰りで新潟県にギフチョウの写真撮影に行っていて疲れも残っている中、 今朝も4時間ほどの睡眠での撮影行です。 しかし、レンタカーを走らせながらヒメギフチョウの撮影のことを思い巡らせていると、 疲れも睡魔も全く感じません。
 あらかじめチェックしておいた場所には10時30分には着きました。小川にはエゾノリュキンカが咲き、 エゾエンゴサクも薄紫の花を見せています。 天気は薄日が差しており、気温はすでに25℃に達しています。ヒメギフチョウにとっては少し気温が高いのですが、 見ることができると確信が持てました。
 しかし、ヒメギフチョウはその場所では見られませんでした。 その後、別の場所も少し探しましたが、見ることができません。 そこで、昔から有名な神居古潭に行くことにしました。 薄日の差す天気から、次第に曇り空に変わってきて、 神居古潭に着いて山道を歩くころには完全に曇ってしまいました。
 山道を歩いていると、ヒメギフチョウが飛んでいます。いました。 しかし曇っていることもあり、2時間いてわずか4頭の目撃に終わりました。 食草のオクエゾサイシンは広範囲にわたりかなりあります。晴れていればもっと見られたものと考えられます。 もっとも、吸蜜植物はサクラ以外にあまりなく、撮影は難しい所かもしれません。 時間も午後1時になってしまいました。最後に、これも予定に入れておいた比較的有名な嵐山方面にレンタカーを向けました。
 嵐山へは15分ほどで着き、山を目指します。ヒメギフチョウは全く見えません。 あきらめかけたころ、カタクリにヒメギフチョウが現れました。まず1枚撮影。正直ほっとしました。 結局このカタクリのある場所で見たヒメギフチョウは、2時間ほどで延べ7〜8頭程度でしょうか。少ないですが、 ほとんどの個体がカタクリの花に止まるので撮影は楽にできました。
 午後3時を過ぎ、ヒメギフチョウも見られなくなりました。帰りの便は午後5時35分発です。 そろそろ帰る刻限です。比較的満足して岐路に着くことができました。 エゾノリュウキンカでの吸蜜の写真は、いずれ今度また訪れた時の課題としましょう。
 尚、今日訪れた場所は旭川市の神居町、江丹別町、及び上川郡鷹栖町です。

ヒメギフチョウ♂

この個体は羽化してしばらくたっている。少し破損が目立つ。
(上川郡鷹栖町 ♂)
ヒメギフチョウ♂

やはりカタクリとの組み合わせはいい。
(上川郡鷹栖町 ♂)
ヒメギフチョウ♀

こちらは雌。
(上川郡鷹栖町 ♀)
ヒメギフチョウ♂

(上川郡鷹栖町 ♂)
ヒメギフチョウの食草であるオクエゾサイシン

ヒメギフチョウの食草であるオクエゾサイシン。広範囲にある。(江丹別町(神居古潭))


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