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◆ きらきらインタビュー ◆
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| 尾崎郁子から一言紹介 住まいに関するリフォームやプランニングにおいて、メディアでも講座でも活躍中の前出さん。無意識に今いる空間を頭の中でパズルのように組み換えてしまう 根っからのリフォーマーです。インタビューは前出さんの手で9月にリフォームしたWANA関西(NPO法人)の事務所で行ないました。前出さんは事務所に現れるなり、テーブルや棚をあちこち点検して位置を直したりしていました。「自分が納得いくまでやる」と言われるその言葉の奥には、仕事を超えた、空間に対する愛情を感じます。 |

| 前出 英子 さん | リフォーム後のWANA関西の事務所 |
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〜*〜*〜*〜*〜 前 編 〜*〜*〜*〜*〜 まずお尋ねしたいのですが、前出さんの職業は何と紹介したらいいんでしょう? う〜ん、よく訊かれるんですけどねぇ・・・。私も一言で何ていったらいいか困っちゃうんです。暮らしに関することならたいてい何でもやります。リフォーム、インテリアコーディネート、整理収納のプランニングもするし、アドバイスもするし、作っちゃうこともね。 ホントにいろいろなさるんですね。 メディアで注目され始めたのが数年前ですが、その前はどんなことをなさっていたんですか? ずっと同じことやっていました。物ごころついた頃から。 物ごころついた頃?どんなことやっていらしたですか? 木箱積んでタナ作ったり、カーテン作ったり。あるものを使って身の回りのいろんなもの作っていました。15才にはペンキも塗っていたし。家にちょうどいい材料がみつからなければ日曜大工専門の店に行って探しました。お店の人に「おねえちゃん、何するの?」なんて訊かれましたよ。 じゃ、何かを自分の力で作り上げて形いしていくことがお好きだったんですね。 自分で納得がいくものが欲しかったんです。ここにこういう物が欲しいと思うものがなければ、何かで代用するのではなく、作っちゃえって。極自然にそう考えていました。 ご両親はそいう前出さんに対してどのように接していらっしゃいました? 私が中学のときでしたが、父親は家探しをするときに私を連れていって意見を聞きました。その前から家具の配置なんかいつも私が決めてましたから。 ご家族も、住まいのことに関しては早くから前出さんに任せていらしたんですね〜。 結婚されてからはどんな生活でしたか? 家庭で生活を楽しんでいました。なぜかウチは解放区になっていて、お友達が集まっていました。同じ団地に住む人たちがウチに来ると、「え!どうして?同じ間取りなのに。どうやったらこんな風になるの?」と訊かれるんです。それで「ウチもやって」てな話になって、それが広がっていきました。私は喜んで引き受けて、作業をしている間は頼まれたお宅が子供を預かってくれたり、ご飯を用意してくれたりしました。つまり、役割交換をしていたんです。 整理整頓もリフォームも前出さんにとっては「役割」だったんですね。それがお仕事としてブレイクしたのはどうしてなんでしょう? 業界ではプロが仕事としてやっているけれども、私は子供の頃から生活の一部だったことがたまたま仕事になってしまったわけです。だからプロの目というよりも生活者の目線で見ます。そしてどんな仕事も全力投球して、自分が納得いくまでやります。これは私がこの世で与えられた役目だと思っています。 まさに天職というのでしょうね。いつもイキイキと、しかも極自然に仕事をされている姿が目に浮かびます。 実際にお仕事はどのように進められるのですか? まずお客様に、住まいのことで現在困っているところを聞きます。困っていることは生活者が一番よく自覚しています。でも何が問題なのか、どうしたら解決できるのか となると、知識がなくてわからなかったり、第三者の目から見ないと気づかなかったりするのです。ですから私は、お客様が困っていることをよくお聞きしてから、そこに生活するそれぞれの人が動いている姿、暮らしている姿を想像します。そこにある障害をみつけて、処方箋を出すようにいろいろな解決策を提案します。でも最終的に選択するのはもちろんお客様です。 困っている源が解き明かされていくところを想像すると、ワクワクします。 お仕事をされていて前出さんが最も喜びを感じるのはどんな瞬間ですか? リフォームさせていただいたお宅の人から、「前出さん、家の風通しがよくなりました!」と嬉しそうに言われたとき、私もとても嬉しかったです。それは 家族の人間関係の風通しもよくなった ということです。家が変わると、人生がリセットされるんです。 住まいの環境というのは、人生に大きな影響を与えるんですね。 こうして関わった方々とは、ありがたいことにその後もずっと家族的なお付き合いが続いています。。 前出さんの周りにはどんどんネットワークが広がっていきますね。 そうです。ネットワークは広げるものではなく、広がるものだと実感しています。だから、何か新しいことをやろうと思ったとき、ネットワークはすでにできているんです。 前出さんは自然体で生きてこられたからこそ、周りの人が前出さんに引き寄せられていったんでしょうね。 前出さんが大事にされているのはどんなことですか? 人からどう言われようと、自分の中で納得することです。決して几帳面ではないけれども、妥協はしません。自分をごまかすことができないんです。 → 後編に続く |
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