VOL.26 介護・老人医療    

 店主はミニチュア・ダックスを16年間飼っていたのですが、数年前に亡くなりました。ダックスやビーグル犬の大敵は肥満。うちの“サリー”も体重オーバーで、13歳のときには一時後ろ足がマヒ。年を取るにつれて白内障や不整脈など、人間同様の老化現象が起き、亡くなる一年ほど前は夜中に徘徊したり、トイレの手前で失禁したりするので苦労しました。“老犬介護”の話でした。
 本の配列は「介護体験/介護職からの発言/痴呆とは/介護知識/在宅介護/グループ・ホーム/老人ホーム/老いを考える」の順のはず(^_^;)。
 (注)価格は当店の販売価格。郵送の場合は、冊数にかかわらず一回380円。古書につき売り切れの節は、ご容赦ください。ご注文は「Vol.26/書名」のように。

    書 名 著 者 出版社 刊年 価格 備考
介護体験 1a 老親を
棄てられますか
門野晴子 主婦の
友社
1994 売り
切れ
教育問題からノンフィクション作家になった著者は、格式ばかりで全てを嫁に押し付ける“家”や、お殿様の舅に嫌気がさし、夫に三行半(離縁状)を叩きつける。ところが、離婚の原因ともなった舅が著者を慕って追いかけ、離婚した嫁の家に居座ってしまう。最悪の“介護体験記”なのだが、笑える。これはベストセラーになった。
  1b 老親の
介護で
力尽きるまえに
門野晴子 主婦の
友社
1995 500円 “介護地獄”に陥らないためには、ともかく公的介護サービスを利用すること。この本は、介護を一身に背負うことの愚かさと、行政サービスに不備があるなら、どんどん“注文”をつけてやろうと、介護に忙殺される人を激励する本。こちらのほうが実用的。
  1c 寝たきり婆あ
猛語録
門野晴子 講談社 1996 売り
切れ
身体の自由は利かないが口だけはモーレツに達者な実母、著者、その娘の女三代が繰り広げる喜怒哀楽の日々。お母さんの殺し文句は「いいんだよ、もうじき死ぬんだから」、そして娘の稼ぎで酒を飲み、老人食はいやだ、「ステーキが食いたい」と、のたまう…。
  1d 寝たきり婆あ
たちあがる
門野晴子 講談社 1997 500円 老母の介護を手伝ってくれていた著者の娘が、介護福祉士の専門学校を卒業するや、アメリカに留学してしまう。著者いわく「逃げた、ナ」と。「太い声ではっきりものを言う五十代半ばのオバサン」、と自称する、著者の面目躍如の本。
  1e ワガババ
介護日記
門野晴子 海竜社 1998 500円 はしがきのタイトルには「家族介護は、セックスと同様、経験したものにしかわからない」、あとがきに「ゴーツク婆あの行く道は、いずれ私の通る道」とある。日経新聞連載コラムをまとめたもの。
  1f いつのまにか
私も「婆あ」
門野晴子 講談社 1998 売り
切れ
“まえがき”の冒頭に「私は、早くトシを取りたかった」とある。この本では著者自身の「老い」へ方向をズラして、女のセクシャリティーをテーマとする。
  1g 切っても
切れない
わがババ介護
門野晴子 講談社 1999 500円 「入浴介助は医療行為だからヘルパーにはできない」と聞き、行政に激怒する著者だが、この本の主眼は国際結婚した娘の“水中出産”未遂騒動。
  1h 老いて、
住む
門野晴子 岩波書店 2000 700円 長年、都会の一軒家で借家暮らしをしてきた「還暦オトメ」の著者がマンション購入を決意した。百戦錬磨のハズの門野様が、欠陥だらけのマンションを掴まされた!そこから、どう挽回したかの物語!
1i 老後は誰と暮らしたい? 門野晴子 岩波書店 2002 700円 親の介護も終えた女たちは、自身の老後を誰とどう過ごしたいと考えているのか。
  1k マンガ「寝たきり婆あ」
わがまま対策マニュアル
門野晴子
あやせ理子
講談社 1998 売り
切れ
現実をデフォルメした(^_^;)マンガと、現実のありさまを綴った「ハルコの証言」を組み合わせた本。介護に疲れたご家族におすすめ!
  1m 太陽さん いさやまもとこ 竹書房 2001 500円 借金を作っては蒸発し、母を心の病に追い込んだ父(71歳)が脳梗塞で倒れた。漫画家である娘が、笑えない現実をギャグ漫画にする。「介護に疲れるのではなく、介護で浮き彫りにされる人間関係で疲れるのだ」という指摘は、他の介護記を読んでも感じる。
  2a 男の介護 竹永睦男 法研 1998 700円 父の介護のために、48歳で資生堂宣伝部を退職したサラリーマンの“選択”。奥さんが看護婦ということもあり、猪突猛進の選択ではない。「みんなの介護シリーズ」の一冊。
  2b 一生一度の
学び
八ツ塚実 光雲社 1990 売り
切れ
中学教諭の著者は老母の介護のため50歳台で退職、“主婦”となる。「カラ元気、男の介護体験」と副題のある、“男の介護本”のハシリ。はしがきに「二十四孝」が引用されている(^_^;)。
  2c アルツハイマー
とはなにか
ウィリアム・
M・グラブス
丸善メイツ 1999 700円 著者は元ジョージア州立大学政治学部長。これは著者が70歳代後半から90歳代後半まで、アルツハイマーの妻を介護した記録。
  2d 医者がぼけた
母親を介護
するとき
米山公啓 講談社 2000 売り
きれ
御存知!米山先生の母に“ボケ”の兆候が…。父も医師、息子は神経内科の専門医という恵まれた環境でも、やはり苦労が。「家族がボケを受け容れるまでの6段階」という、ロス女史に見せたい(^.^)法則も挙げられている。
  2e 男が、病院で
介護するということ
野田明宏 新風舎 1995 500円 昭和31年生まれのフリーライターが、岡山の病院で父の付き添い介護をした記録。初めてのオムツ交換、父のベッドのもと寝袋での夜明かし、病棟の人間関係に驚く。
  2f 老いが老いを
介護するということ
高橋和夫 あけび書房 1998 500円 70歳代の高齢夫婦が90歳過ぎの両親を介護した手記。介護した著者も大正生まれ。
  2g 伴走の記
母をおくるその日まで
島田玲子 晶文社 2001 500円 イラストレーターの娘が母を引き取り、看取るまでの18年。その間、母は四回救急車のお世話になり、脳梗塞を起こすが、娘と“同志”のような生活を続ける。
  2h 私の介護家族戦争 宇野淑子 講談社 2002 700円 1942年生まれ、TBSのアナウンサーだった著者が両親を看取るまで。介護保険制度が2001年4月に始まる前に、介護を家族のみで背負わずに“近くの他人”に委ねるという方法を模索する。
  2i 家族だから
介護なんかこわくない?
久田恵 海竜社 1999 500円 「フィリッピーナを愛した男たち」などの著書で知られるライターが、自らの“親の介護、息子の不登校、二度の引越し”について書いたエッセイ集。
  2j 母に歌う子守歌 落合恵子 朝日新聞社
朝日文庫
2004
2007
600円
売り
きれ
1945年生まれ、作家であり、子どもの本の専門店“クレヨンハウス”店主でもある著者による“わたしの介護日誌”。東京新聞への連載をまとめた本。
  2k 家族同時多発介護 鈴木輝一郎 河出書房新社 2003 500円 作家である著者が体験した父、祖母、息子の同時介護。父の病と死を主旋律に、息子、祖母、義祖父、叔父、母などの入院が相次ぐ。最悪の時期は、一日に六件の入院と介護と葬式と葬式準備と救急待機が重なったと言う。
  3a 父、丹羽文雄
介護の日々
本田桂子 中央公論社
中公文庫
1997
1999
500円
売り
きれ
店主はなぜか作家・丹羽文雄の小説は一冊も読んだことがないのだが、これは氏の長女による老親介護の体験記。実の娘による介護、丹羽氏はアルツハイマーだった。01年4月、著者が亡くなられました。
  3b 娘から父・丹羽文雄へ贈る
朗らか介護
本田桂子 朝日新聞社 2001 700円 在宅介護に15年を費やし、やっと父親をグループホームに預ける決断をした直後、娘は突然に虚血性心疾患のため65歳で亡くなる。これは著者が亡くなる直前まで「論座」に連載した文章や講演録、夫の追悼記をまとめた本。
  3d 八重子のハミング 陽信孝 小学館 2002 500円 胃がんで四度の手術をした元教育長が、アルツハイマーの妻を介護する。そこで詠んだ短歌とエッセイ。
  3e 介護の現場 NECクリエイティブ NECクリエイティブ 1997 売り
切れ
平成七年、NHK「おはよう日本」は介護をめぐるさまざまな問題を二ヶ月にわたって放送した。この本は、その番組の呼びかけに対して寄せられた介護体験60通をまとめたもの。
  3f 二人介護の
はざまを生きる
張さつき 未来社 2003 800円 理論物理学者の妻である著者は、神戸で高齢のふたりの母親の介護をすることになる。
  3g お義母さんがんばって 森万津里 講談社 1994 700円 アルツハイマーの姑を介護する、元アナウンサーの嫁。汚物をもてあそぶ義母に悪戦苦闘する四年間を綴る。
  3h パパはマイナス50点 小山明子 集英社 2005 800円 脳出血に倒れた大島渚監督の妻・小山明子さんの手記。介護を続けるうちに、妻自身がうつ病に襲われる。副題「介護うつを越えて 夫、大島渚を支えた十年」。
  4a 母に襁褓を
あてるとき
舛添要一 中央公論社 1998 500円 先日、BSで中東諸国を舞台にしたドキュメンタリー番組を観た。娘が暴行された場合、その国では非は“男をそそのかした”娘にあるとされ、男兄弟や父親が娘を殺すのだという。“一族の恥”というわけだ。慄然としたが、「ボケは身内の恥」として隠そうとする日本も、似たようなものか…。この本も親族との軋轢が、目を覆わんばかり。
  4b おばあちゃま、
壊れちゃったの?
生島ヒロシ 三笠書房 1999 売り
きれ
TBS出身のキャスターが、義母の斑(まだら)ボケに翻弄された体験記。大腿骨骨折や、老健施設の住み心地、介護支援の利用法に詳しい。
  5a 一度は有る事 上坂冬子 中央公論社 1984 500円 戦犯問題や九大生体解剖事件などを扱った著作で知られる著者が、母の死と父の介護を綴った本。親の死は“一度は有る事”だが、著者はあとがきで「読者からの手紙は楽しみだが、今回だけは遠慮してくれ」と懇願している。
  5b 介護の
あのとき
南田洋子 文化創作
出版社
1988 500円 「嫁、妻、女優の狭間で」と副題がある本。義母には体力的に無理と、著者は脳溢血で倒れた義父の下の世話まで、14年にわたって面倒をみる。美談というには、なにしろ芸能人一族で金銭感覚から何から常識ハズレのため、一般人の参考にはならない。門野さんが読んだら怒るだろうな。
  5c 父さんごめんね
母さんごめんね
時実新子 講談社 1993 売り
切れ
病室を訪ねると母が入浴中というので、浴室へ行ってみると、母はホースでお湯を浴びせられていた。病院探しから、母がホスピスで亡くなる日、そして父が追うように亡くなるまでを綴る。著者は川柳作家。
  6a 老親とともに
生きる
向井承子 晶文社 1993 売り
切れ
医療・福祉に関し、優れた著作を発表しているノンフィクション・ライターが、両親との同居をきっかけに日本の老人福祉の在り方を根本から問いなおす。
  8a 二度童を
生きる母
花谷初恵 出版開発社 1989 500円 奇行が始まり、徘徊、迷子、そして寝たきりに。痴呆症になってしまった母の介護体験を自費出版、それを再度出版したもの。微笑ましいのは、はしがきが著者の出身小学校の校長先生によること。
  8c 忘れても
しあわせ
小菅もと子 日本評論社 1998 売り
きれ
ごく普通の主婦による、“痴呆”の始まった義母の介護体験なのだが、その義母は70年ぶりに絵筆をとり、個展を開くまでになる。痴呆をありのままに受け止め、残された感性を生かす、ひとつの試み。
  8d 母 老いに
負けなかった人生
高野悦子 文藝春秋 2000 800円 岩波ホール支配人である著者が綴る、痴呆の始まった母の介護体験。介護方法の方針転換で、90歳を過ぎた母が痴呆から回復した。
  9b 夫のかわりは
おりまへん
江村利雄 徳間書店 1999 売り
切れ
4期目を迎えた高槻市長の妻が骨折をきっかけに寝たきりに、痴呆の症状も現れ、パーキンソンと診断された。夫は「市長のかわりはおっても…」と辞職、大きな反響を呼んだ。これは、その体験と寄せられた手紙。
  10 愛あればこそ 小林完吾
小林愛子
講談社 1996 売り
きれ
著者の小林完吾は、ご存知の通りアナウンサー。ダウン症の長男を綴った本をはじめ、医療に関する本を多く出版している。この本は、妻とともに痴呆症の母の在宅介護の経験をまとめたもの。この方にはさらに苛酷な日々が待っていた。
  12 老いたる父と 杉原美津子 文藝春秋 1989 500円 1980年8月19日、新宿西口で発車間際のバスが一人の男に放火され、三人の焼死者を出した。その炎の中に著者もいた。80%の熱傷を負った著者は「生きてみたい、もう一度」を執筆、そして老年離婚からはじまる両親のそれぞれの老いを看取る。
  13a お年寄りの
看護をした
主婦の話
式田和子 未来出版 1995 500円 「死ぬまでになすべきこと」という“実用書”をベストセラーにした評論家がまとめた、老人介護をした50人の体験記。寝たきりのはずが、這って嫁の入浴を覗く舅など、老人の“性”をめぐる問題、介護する“嫁”の孤独など、テーマは重い。
  13b 親守り唄 式田和子 講談社 1982 売り
切れ
く舅・姑・実母の三人が同時に、寝たきりになったとき、主婦と家族はどのように対応したか。式田さんのその後の活動の、原点ともいえる作品と思う。
  14a 手ぬきで
ドンマイ!
ゆずりはの会 桐書房 1996 売り
切れ
医療生協系“在宅患者・家族の会”である、ゆずりはの会がまとめた「手記集」。ここの会長が述べている介護のポイントに、「外野は口をつつしめ」とある。口を出すなら金をだせ、口を出す前に介護を手伝えというのは、正論。
  14b 親の老後
私の老後
グループRIM NTT出版 1994 500円 “シリーズ女の決断”の一冊。40代半ばに入った団塊の世代600人にアンケートとインタビューで聞いた介護体験と、自分の老後への思い。
  15a あなたの親が
倒れたとき
野木裕子 新潮社  1991 500円 文庫にもなった本。フリーライターが、多くの取材をベースに、在宅介護の負担を軽減するための方法を模索する。当店在庫は、本文用紙が変色しかかっている(^_^;)。
  18a 夫婦の親 柳博雄 三五館 1996 500円 「女たちの太平洋戦争」などの著書のある朝日新聞記者が綴る、実父の介護をめぐる妻との齟齬。ここでも父(元外科医)の痴呆にはじめに気づくのは妻で、息子は認めようとせず、夫婦の関係が一触即発となる。また、“セクハラ”という概念のない時代に育った男から、理性というタガがはずれたときに何が起きるかは怖い問題。
  18b 夫婦の謎 柳博雄 三五館 1997 500円 仕事人間で妻に“介護地獄”を強いた著者にも、父の死によって平穏な日々が訪れ…は、しなかった。「葬儀・法要・納骨・相続」と、ことあるごとに夫婦の亀裂は広がる。読んでいて緊張を強いる本だが、ぐだ〜っと寝ている猫の写真が、唯一ホッとさせる本。猫に“介護”という概念はない。(なんのこっちゃ。)
  18c 介護地獄 毎日新聞
「長命社会」取材班編
講談社 2000 売り
切れ
1997年正月から、毎日新聞では30歳代の記者を中心に「長命社会を生きる」という年間企画が始まった。高齢化社会を自らのこととして考えるため、記者たちは「私」という一人称で記事を書いた。
  18d オムツをはいたママ 安藤和津 グラフ社 2004 700円 著者はエッセイスト、夫は俳優・奥田英二氏。孫娘のお弁当を毎日張り切って作っていた実母だが、たまたま母の料理を口にした娘は、すえた匂いのするしらす和えに驚く。「母との愛と格闘の日々」との副題。
  20a 「嫁」ほんとうに
義親をみとり
たいですか
上野いく子 ユック社 1992 500円 仕事を持ち、夫とも理解しあっているはずの著者の立場が、義母のアルツハイマー発症から変わる。著者を長男の嫁としか見ず、妻の世話もせずにお茶をすする義父。進歩的を装いながら、介護を妻に託そうとする夫…。当店在庫は、表紙からしてくたびれてます。
  20b いのちとの
二人三脚
大林香子 近代文藝社 1994 売り
切れ
昭和40年代から50年代にかけて、父を介護した末娘の記録。譫妄状態で夜中に暴れる父に付き添い、昼は大学の研究室に勤務し、三十歳直前から五十歳近くまで独身のまま、18年間を介護に追われる。長男は介護から逃げた…。
  21 夫婦が
試されるとき
上村達雄 講談社 1992 700円 神戸学院大学教授による、アルツハイマー病の妻の介護体験。妻の記憶の“剥落崩壊”の描写からはじまり、妻の排泄処理の話題から、介護中に「マタイ受難曲」を耳にしての心の高ぶりへと叙述が変わる。皮肉でなく、インテリ男性の介護体験記。
  22a ほかに何が
できたろう
小泉文子 日本
看護協会
出版会
1994 売り
切れ
クエーカー教徒であり、大学の教員であった夫がアルツハイマーと診断された。これは夫を10年間にわたり在宅介護した妻の、克明な記録。夫の実弟が医師であるのをはじめとし、医療関係者が周囲に多いため、時宜アドバイスを受けている。
  22b ある日突然、
妻が痴ほう症に
なった
内藤聡 大和書房 1999 800円 富士銀行の支店長である著者の妻が、52歳でアルツハイマーと診断される。仕事人間だった夫は、4年後に退職、妻の在宅介護を15年間続ける。
  23 突然、失明して半身マヒになった
父を看取って
来生えつこ 大和書房 2002 900円 作詞家である著者の父が、73歳で脳梗塞になり、後遺症として失明、左手のマヒが残り、七年後に死去。その七年間の介護と、そこから学んだこと。
  24 かあちゃんの
ボケがなおった
吉田成子 主婦と
生活社
1993 500円 松竹映画「かあちゃんと11人の子ども」にも取り上げられた母が、脳卒中のあとで寝たきりとなり、子どもの名前もわからなくなってしまう。これは11人の子どもたちによる、12年間の介護の物語。
  26b 老いて生きる 貞末麻哉子 凱風社 1995 500円 「ひめゆりの塔」「黄色いカラス」などの映画製作に関わった照明技師の妻が、アルツハイマーと診断された。夫は介護を続けながら、妻に向けてキャメラを回しつづけた。この本は、そうして出来た映画「おてんとうさまがほしい」の副読本。
  26e 介護・男の
うた365日
安森敏隆 新葉館
出版
2001 売り
切れ
短歌を研究する大学教授が、母を介護しながら詠んだ短歌と日記。
  28a 介護される側の日記 内山みち子 ぶんりき文庫 2001 200円 著者は、話し方教室、文章教室などの部会をもつ“日本コトバの会”の名誉会長。90歳を過ぎて綴った介護される側の日記。
介護職からの発言 29a 介護人だから
できること
三好明夫 リヨン社 1994 700円 昭和33年生まれの著者は、多種多様なバイト歴と職歴(生保の外交員、政治家の付き人etc)、をもつが、老人福祉施設に嘱託として働き始めたことを切っ掛けにMSW(メディカル・ソーシャル・ワーカー)となる。
  29b 大事な事は、
介護の仕事で
教わった
三好明夫 リヨン社 1996 売り
切れ
上記の表紙カバーの写真では、魚河岸のあんちゃんのような風体の著者だが、こちらの写真では体育局の講師のよう。こちらは理論編の様相もあるが、ホームでの介護体験が全ての土台となっている。
  30a じいさん・
ばあさんの
愛し方
三好春樹 法研 1998 800円 上記の明夫氏とは別人。昭和25年、広島生まれ著者は高校中退後多種多様な職業につき(似てる!)、大検合格後に九州リハビリテーション大学校へ入学、特別養護老人ホームにPTとして勤務。「生活とリハビリ研究所」主宰。この本は現場から提案する具体的な生活術。
  30b 老人の生活ケア 三好春樹 医学書院 1986 1000円 PTの第一人者がまとめた“老人介護に対する新しい視点”に関する論集。地域リハビリ研究会で行なわれた寸劇の脚本や“オムツのファッションショー”の台本も。
  30c イラストエッセイ
老人の生活リハビリ
三好春樹 医学書院 1988 売り
切れ
三好京さんがイラストを担当。上記「老人の生活ケア」に続く、医学書院版の第二弾。
  30d 介護覚え書 三好春樹 医学書院 1992 売り
切れ
医学書院版の第三弾。ナイチンゲールの「看護覚え書」の介護版を意識した本。
  30e 教師はなぜ
ぼけるのか
三好春樹 筒井書房 1990 700円 これは著者の講演集で、黒板の前に立つ著者の写真つき(^_^;)。話し言葉で読みやすいが、いつもに増して皮肉が飛び交う内容。
  30f 生活リハビリ
とはなにか
三好春樹 筒井書房 1989 700円 これも講演集。「話し言葉でしか伝わらないことがある」という。9年間寝たきりだったという老人のケースが、中心に据えてある。
  30g 老いの見方、感じ方 三好春樹 筒井書房 1990 800円 “三好春樹発言集”の副題。老人問題を普遍化するなと言う。
  30h 専門バカにつける薬 三好春樹 筒井書房 1995 売り
切れ
特別養護老人ホームの「看護婦さんはヘンだ」という指摘から始まって、物議をかもしそうな発言の連発だが(^_^;)、なかなか面白い本。
  30i 正義の味方に
つける薬
三好春樹 筒井書房 1995 1000円 時評、書評、ビデオ評、インタビュー、提言などをまとめた本。生活とリハビリ研究所の月刊誌「Bricolage」に連載されたもの。
  30j ねたきりゼロ
Q&A
三好春樹 雲母書房 1996 1000円 “介護現場からの73の質問”との副題。北海道新聞に連載された「介護Q&A」の前半部をまとめた本。
  30k 老人介護Q&A 三好春樹 雲母書房 1995 1000円 “家族、介護職からの73の質問”との副題。北海道新聞の生活欄に連載された記事をまとめた本。当店在庫はなんだかカビくさいm(__)m。
  30l 老人介護
問題発言
三好春樹 雲母書房 1998 売り
きれ
これも、生活リハビリの情報誌「Bricolage」連載の“地下水脈”をまとめた本。谷川俊太郎、徳永進さんらとの鼎談も。
  30m 老人介護
常識の誤り
三好春樹 新潮社 2000 800円 介護職ではなく、一般向けに書かれた“三好春樹入門”。
  30n 痴呆論 三好春樹 雲母書房 2003 売り
きれ
副題「介護からの見方と関わり方」。「痴呆とはなにか」、「痴呆ケアの七原則」「タイプ別問題行動と関わり方」「問題行動への対処法」の四部構成。ただ向き合うより、並んで座ることの大切さ。
  30o 介護の専門性とは何か 三好春樹 雲母書房 2005 売り
きれ
引き続き、生活リハビリの情報誌「Bricolage(ブリコラージュ)」連載の原稿をまとめた本。
  30p ブリコラージュとしての介護 三好春樹 雲母書房 2001 800円 生活リハビリの情報誌「Bricolage(ブリコラージュ)」連載の原稿をまとめた本。介護サービスのCMを流すなら「演歌の花道」や「水戸黄門」再放送に流せと言っている。
  30q ウンコ・シッコの介護学 三好春樹 雲母書房 2005 1000円 介護の仕事の第一であるはずの“オムツ交換”を論じる。講演に加筆して本にしたもの。
  30r 介護タブー集 三好春樹 講談社 2006 700円 “介護ライブラリー”シリーズの一冊という正方形の本。見開きで介護の常識を検討する。見やすい本。
  30u 寝たきり地獄は
もういやじゃ
村上廣夫
誠和園Staff
筒井書房 1993 売り
切れ
三好春樹氏がはしがき。これは広島県にある特別養護老人ホームでの試みを紹介する大判の本。写真が多く用いられ、試行錯誤が逐一報告されている。
  30v 看護婦ほど
オモロイ商売はない
朝倉義子 雲母書房 2001 売り
切れ
老人介護の民間デイサービス“ヤモリクラブ”を立ち上げた看護婦さんの活動。上記、三好春樹さんとの対談も収録。
  30w 夕映えのとき 橋本正明 中央法規 1995 500円 フィンランドの大学に留学経験のある社会福祉士による、老人ホームでの日々。毎日新聞のコラムに連載。
  31a 吾亦紅 阿部初枝 日本看護協会
出版会
1987 500円 戦前に日本赤十字の大連看護婦養成所を卒業、1963年ごろから老人看護に取り組んだ、看護婦さんの記録。
  31b わが愛しき
お年寄りたち
山口和子 家の光協会 1990 700円 長野県の佐久総合病院の内科で、10年間老人たちの世話をした婦長さんの記録。地元出身で、看護学校も佐久病院付属という“佐久っ子”(^.^)。
  31c 介護知らず 愉快、
痛快、爽快に生きる
江川晴 海竜社 2000 500円 自身も夫を亡くし、“独り住まいの高齢者”の仲間入りしたという、「小児病棟」の著者・江川晴さんが、“爽やかに老いの日々を送るためのチエ”をまとめる。
  31d 私は高齢介護
請け負い人
宮田さよ子 岩波書店 1999 売り
きれ
20年間の病院勤務の後、1992年に京都在宅ケア研究所を開設、老人介護に取り組む看護婦さんの問題提起。天草の入江の村で祖父母と暮らし、最期を看取ったことが起点に。
  32a 今を
ときめいて!
中田光彦 雲母書房 1989 500円 特別養護老人ホームの指導員が主張する、介護の発想転換。夕方からホームに居酒屋を開店させ、車椅子でパチンコ屋にも連れていく。
  32b けやき通り
の四季
頼富淳子 バオバブ社 1995 500円 杉並区の老人福祉を支える“さんあい公社”のホームヘルパーと、保健婦(コーディネーター)の往復書簡をまとめた本。
  33a あなたが親に
できること
名取瑞穂 情報センター
出版局
1995 600円 ガンで入退院を繰り返す夫、その看病の合間を縫って、著者は49歳で付き添い婦として老人病院に勤務する。そして、夫が亡くなった次の年、介護福祉士の資格を取る。数多くの問題提起をする“介護日誌”。
  33b 老親介護は
今よりずっと
ラクになる
野原すみれ 情報センター
出版局
1998 500円 「日常生活でうま〜く手を抜く17の策」「お金をかけずにサービスを使いまくる18の策」「ボケ老人にふりまわされない14の策」など。著者は実母を介護するとともに、市民活動も。
  33c 今日もしっかり
モメてます
野原すみれ 汐文社 1993 500円 まだら呆けになった実母を兄嫁と四人の実娘で“当番看護”した二年八ヶ月の実録(^_^;)。
  34a “NO!
寝たきり”で
、暮らしたい
NO!寝たきり
キャンペーン
委員会
医学書院 1994 500円 主として東京・埼玉・神奈川に暮らし、介護や自らの高齢期に関心のある市民グループ「“NO!寝たきりキャンペーン委員会”の活動をまとめた本。
  34b 在宅福祉 沢田清方 ミネルヴァ書房 1988 600円 兵庫県社会福祉協議会、“社協”が在宅福祉活動に目標を定めて活動を開始した経緯をまとめた本。ロングセラーになっている本。
  35a ボケ老人、
宮下じいさん
絶好調!!
奥村美香 講談社 1997 売り
切れ
昭和も一桁生まれの著者は、五日間の約束で老人病院の付添婦となる。受け持つのは元工場長の頑固なじいさんと、パーキンソン病で口が利けない、その妻。「長居はしない」つもりが、6年もつき合う羽目に。
  35b 老人病院
付添婦の
仰天日記
藤木千香子 エール出版 1996 500円 “告発”ものの本を多く出している出版社の本で、全体のトーンが暗い本…。著者は昭和3年生まれ、奄美大島で大島紬の“織り工”として働いていたが、「上京して病院で働かないか」という誘いに応じて、64歳で付添婦となる。
  36 絵本を読みあう
ということ
村中李衣 ぶどう社 1997 700円 児童文学の専門家が高齢者を対象に、絵本で行なった読書療法の試み。ユニーク!当店在庫はカバーにややシワ。
  37a おもらし専門
ナースが行く
西村かおる 朝日
新聞社
1991 800円 日本初の(?)失禁専門看護婦が、なぜ“おもらし専門”になったかを綴った本。看護婦から保健婦になり、イギリスで訪問看護を学び、失禁に関する相談窓口“コンチネンス・センター”を設立する。
  37b 進め!
おもらし
世直し隊
西村かおる 弓立社 1995 売り
切れ
やっとこさコンチネンス・センターを開いた著者の元に、一日40本の電話が鳴る日もあるという。簡単な手術で治るものを15年も放置していたケースも。
  37c 失禁のケア 西村かおる 中央法規 1990 600円 初期の著作ですが、“失禁百科”という感じの便利な本。この出版社は、障害・介護領域でもいい本を出している。
  38a 老年病のすべて 熊原雄一 創元社 1988 800円 一見何の変哲もない本だが、著者は阪大医学部の老年病医学講座(第四内科)教授。その退官記念事業として編まれた本といい、ちょっと堅いが、良くまとまった本。
  38b おもしろ看護
老年病学
御供泰治
鈴木孝弘
メディカ出版 1999 800円 老人専門病院ではなく、一般病院で働く看護師や、在宅看護に携わる人向けに書かれた“老年病”の本。
  38c 老年期うつ病 高橋祥友 日本評論者 1998 1000円 金沢大学医学部卒、東京都精神医学総合研究所研究員による“老年期うつ病の入門書”。とはいえ、一般向けの類書は少ない。
  38d うまく生きるために 板垣晃之 毎日新聞社 1999 800円 著者は日本医科大学卒、30年余り老年期医療に携わり、現在は大宮共立病院副院長。老いとうつ病、血圧、糖尿病、痴呆といったさまざまな問題をエッセイ風に綴る。
  38e 生きているだけでは
いけないのだろうか
関増爾 日本看護協会
出版会
1990 800円 社会福祉法人「浴風会」の医師・院長として、“老年医学”が専門の著者によるエッセイ。………、在庫の本、なんだかカビくさい。
  38f 死に場所づくり 斎藤芳雄 教育資料出版会 1992 500円 新潟は南魚沼郡にある、ゆきぐに大和総合病院での「医療・保健・福祉」を一体化した試みの20年。
  38g 死んだてか、
まだ生きとらよ
松浦尊麿 厚生科学研究所 1998 500円 こちらは淡路島の五色町での、在宅を軸とする地域ケアの記録。著者は大阪医科大学卒、淡路島に赴任する前に長野の佐久総合病院で10年を過ごしている。わずかに触れる(伝説的(^.^)佐久病院での日々がスゴイ。
  38h 黄昏のくる前に 五十嵐正男 朝日新聞社 1990 600円 老作家のエッセイかと思ったのだが、著者は元聖路加病院内科部長。肉体的自立を保ち、寝たきりにならないためのアドバイスをまとめる。
  39a 老人病院こぼれ話 松岡豊治
松岡道子
文芸社 2003 500円 神奈川県にある鶴巻温泉病院に勤務する、ともに医師である夫婦のエッセイ。高齢化が進み“街が入院してくる”という。
  40a 老親と暮らすということ 吉沢勲 海竜社 1995 500円 著者は昭和16年生まれ、老年精神保健が専門で、福祉評論家やセックス・セラピスト(^_^;)として活躍。この本は現場から学んだノウハウの集大成。
  40b Good Bye
そして、ありがとう
斎藤梢 銀河 1999 500円 著者は女子美大、モード・セミナー卒後、29歳で渡米。さらに47歳になって、カリフォルニアで介護人として働く。現地の老人たちの驚愕の!実態が紹介される。
  40c 小春日和の午後に 窪田暁子 ドメス出版 1998 売り
きれ
著者は1928年生まれ、MSWを経て日本福祉大学などの教授。この本は「ケアの思想を読む」と副題があるように、さまざまなケアに関わる本を紹介する。「月刊総合ケア」に連載された。
痴呆とは 45a はい、こちら
痴呆電話相談
です!
呆け老人をかかえる
家族の会
愛知県支部
日本評論社 2001 売り
きれ
実際に電話相談に寄せられた内容をもとにまとめた本。医師、ケアマネ、弁護士らも答えている。
  45b 痴呆の基礎知識 宮里好一 星和書店 1999 売り
きれ
著者は岡山大学医学部卒、沖縄県リハビリテーション病院院長。介護保険スタート時に、ケアマネや施設職員向けに執筆した解説書だが、著者自身の母がアルツハイマー型痴呆であったため、その介護への悔いも反映している。実用的だが、考えさせられる本。
  45c ボケてからでは
遅すぎる
式田和子 未来出版 1995 500円 「死ぬまでになすべきこと」の著者が、ボケの予防法を“実用的”にまとめた本。前ボケ症状の判定から、その対応、「タイプ別ボケの事前防衛ガイド」「干支別生き方ガイド」「ボケ防止いろはかるた」などなど。
  45d 鏡のなかの老人 竹中星郎 ワールド
・プランニング
1996 売り
きれ
著者は千葉大医学部卒、高齢者の精神科医として臨床に携わる。一口に「ぼけ」と言っても、イコール「痴呆」ではなく、「せん妄」などの知識が無ければ正確には把握できない。
  45e 愛する人がアルツハイマーになったら アール・A・グロルマン
クネス・S・コシク
佼成出版会 2005 800円 ユダヤ教のラビ(聖職者)とアルツハイマー病の専門医による共著。このふたりは「愛する人を亡くした時」という本も著している。序文が日野原重明先生。
  45f 痴呆疾患の
ガイドライン
中村重信 ワールド
プランニング
2003 800円 著者は広島大学名誉教授で、“日本神経学会神経疾患治療ガイドライン作成委員会・痴呆疾患委員長”。専門書ですね(^。^)。
  45g ぼけが起ったら 新版 ナンシー・メイス、他 サイマル出版会 1992 1300円 米国のジョンズ・ホプキンズ大学医学部の精神医学・行動科学の教授たちが作成したハンドブック。旧版は1985年に出版された。
  45h アルツハイマー病のすべてがわかる本 新井平伊監修 講談社 2006 600円 “健康ライブラリー イラスト版”の一冊。監修者は順天堂大学医学部精神医学講座教授。
  45i 痴呆の謎を解く R.E.タンジ
A.B.パーソン
文一総合出版 2002 1400円 ハーバード・メディカルスクールのアルツハイマー病研究者(タンジ)と科学ジャーナリスト(パーソン)による、アルツハイマー病遺伝子研究の最前線。
  45j 痴呆に挑む 川島隆太
山崎律美
くもん出版 2004 500円 脳科学と教育について考えるグループが提唱する“学習療法”の基礎知識。介護老人ホームで実験を重ねてきたという。
  45k 正常な「老い」と
異常な「老い」
清田一民 星和書店 1991 売り
切れ
著者は元・熊本大学医学部神経精神科助教授。老年期の精神障害は「内科と精神科の境界例」であったり、「神経内科と精神科との境界例」であったりするという。そういった患者に接する内科医や医療従事者のための手引き。
  46a だんだん記憶が
消えていく
デヴィッド・
シェンク
光文社 2002 900円 ニューヨーク在住のジャーナリストが取材した、アルツハイマーの歴史、患者や家族の声、治療方法の探究。“アルツハイマー病:幼児への回帰”という副題が付された労作。日本で開発された新薬についても触れている。
  46e 子守歌
ねむれ おかあさん
望月敦子 叢文社 1998 700円 83歳まで元気だった母がアルツハイマーになった。1931年生まれの娘は、骨粗鬆症に苦しみながら介護する。
  46f おじいは頭が不元気 宝幸子 新風舎 2003 500円 沖縄に住む著者の父親が、90歳を超えて痴呆の症状が見え始めた。その日常。
  49a ぼけの診療室 中村重信 紀伊国屋
書店
1990 1000円 著者は京都大学医学部卒、生化学方面から痴呆の研究を行なっている。これは一般向けというが、かなりハードな本。アルツハイマーや血管性痴呆以外にも、ハンチントン舞踏病、進行性核上麻痺にも詳しい。
  50a 五十歳から
ボケとたたかう
若月俊一 旬報社 1997 600円 長野の佐久病院院長として、長年にわたり農村の医療問題に取り組んできた著者が、痴呆の予防と、ボケてしまった患者へのケアについてまとめた本。
  50b ボケないための
記憶術
リーン
・スターン、他
中央法規 1992 500円 「中高年のための記憶向上トレーニング・マニュアル」との副題。これはミシガン大学メディカルセンター、ターナー老人研究所のソーシャル・ワーカーがまとめた本。
  51b 家族が
アルツハイマー病に
なったとき
青葉安里 日経BP
出版
センター
1995 600円 著者は男性で(^。^)、東京慈恵会医科大学卒、聖マリアンナ医科大学教授。アルツハイマー病の早期診断・早期治療の権威という。アルツハイマーが疾患としてどこまで理解されているかを知ることの出来る本。
  51c アルツハイマーに
克つ
佐藤早苗 新潮社 2000 500円 NHK「ニュースセンター9時」のレポーターとしても活躍しているノンフィクション作家が、父をアルツハイマーで失った体験をもとに綴った「家族が患者にできること」。
  51d 100歳の美しい脳 デヴィッド・スノウドン DHC 2004 900円 著者は疫学を研究するケンタッキー大学教授。ノートルダム教育修道女会のシスターたち678人の協力を得て、老年期の過ごし方とアルツハイマー病の研究を探る“ナン・スタディ”の記録。
  52 時の迷い子たち パトリック
・マティアセン
早川書房 1998 900円 父を、そして恩師をアルツハイマー病で失った精神科医のエッセイ集。さまざまなアルツハイマー患者との交流によって生まれたドラマを綴る。著者はノースウェスト病院老人精神医学センターのメディカル・ディレクター。
  53a 痴呆症・
謎はどこまで
解明されたか
NHK取材班 日本放送
出版協会
1990 500円 少々古いが、NHKスペシャルで“痴呆症”を取り上げたときの記録。いまだに原因が解明されていない“謎の痴呆症”を初めて報告した、ドイツの精神医学者アロワ・アルツハイマー博士の写真が載っている。
  53b 一般医家のための
老人性痴呆
金子満雄 南江堂 1990 1200円 著者は長崎大学医学部卒、脳神経外科が専門、浜松医療センター副院長。内容はタイトルどおりだが、奥付の略歴を見ると、著者は11歳の時に長崎原爆で父と長兄を失っている。
  53c 痴呆老人の
理解と看護
五島シズ 関西看護
出版
1994 700円 看護婦さん向けの“ケアハンドブック”シリーズの一冊。著者は高齢者看護を続け、東京都の高齢者介護相談コーナーで痴呆性高齢者の問題を担当した方。
  53d 痴呆性老人の看護 五島シズ
水野陽子
医学出版 1998 1100円 おふたりのベテラン看護婦さんによる、“痴呆性老人の看護”にあたってのテキスト。“家族への支援”などにも言及。
  53e 痴呆デイホーム かみざき
デイホーム
NCコミュニケーションズ 2003 800円 東京都中野区にある“かみざきデイホーム”は痴呆専用通所介護を行い、毎月利用者と家族向けに“通信”を発行している。そのコラムをまとめた本。
  53g 痴呆症を介護する 三浦文夫
柄澤昭秀
朝日文庫 1994 300円 東京都福祉局高齢福祉部の委託で作成した介護テキストと、「痴呆性高齢者在宅介護参考事例集」をもとに編まれた本。文庫版。
  54a ボケが晴れるとき 清水允熙 日本実業
出版社
1995 600円 著者は東北大学医学部卒の精神科医、静岡県に痴呆老人を専門とする「御殿場高原病院」を開設。多くの臨床経験から痴呆の進行を食い止める方法を提言する。
  55a 治せるぼけ
防げるぼけ
米山公啓 法研 1995 600円 最近“医者”から“作家”への道を邁進している米山先生だが、もともとの専門は神経内科で、ボケ問題についての著作もある。例によって、手際のよい筆致で、ボケ治療薬やボケの雑学Q&Aをまとめる。
  55c 明りが見えた 菅原信 日本図書刊行会 1997 500円 著者ご本人の言によれば「特養ホームの施設長として勤務し、痴呆への治療を試みた」記録。経歴の記載は無く、自費出版の100ページほどの本。
  56a 若年認知症
本人・家族が紡ぐ7つの物語
若年認知症家族会・彩星の会編 中央法規 2006 売り切れ 認知症本人の声、家族の思い、そして若年認知症を知るための解説と各地の支援体制を紹介する本。
56b 若年認知症とは何か 宮永和夫監修
「彩星の会」編
筒井書房 2005 800円 若年認知症家族会「彩星の会」の家族が語る“認知症と共に生きる”ということ。どんな援助が必要か、家族会の誕生、など。
  56c 認知リハビリテーシン 鹿島晴男
医学書院 1999 2000円 慶應義塾大学医学部出身で、失語症や認知症のリハビリに携わるスタッフによる共著。精神医学、リハビリテーション医学の双方からのアプローチ。医家向け。
介護知識 60a 主治医意見書解読術 山本隆一 日総研出版 2003 1000円 介護保険で必須とされている主治医意見書の中で用いられる略語、およびカルテ用語の解説。当店在庫は、たぶん本文用紙のせいと思うのだが、何だかカビ臭い。
  60b ホームヘルス
ケアガイド
望月彬也 KDD
クリエイ
ティブ
1995 500円 伊豆逓信病院・第二理学診療科部長による、“介護マニュアル”。心構えから始まり、介護のポイントや用具についてまとめている。特に“福祉用具”については詳しくホームエレベーターからエアーマットレス、杖ひとつについても丁寧なアドバイス。
  60c 高齢者介護
サービス利用法
野中淳子 晶文社 1998 800円 “介護施設相談窓口”の主任相談員である著者が「自宅介護」「施設入所」双方のケースで、どう介護サービスを利用すべきかをまとめた本。
  60d 老人が使いやすい
道具案内
銀ちゃん
便利堂
晶文社 1993 700円 京都にある「お年寄りの生活用品店」、“銀ちゃん便利堂”が使う人の立場になって選びぬいた90の日用品を紹介する生活読本。
  60e 老人の好きな
献立
<ふきのとう>編 晶文社 1993 売り
きれ
東京の世田谷区民センターで週に一度、老人給食を実施しているボランティアグループが作った献立集。
  60f 転ばぬ先の
介護探検
西村美智代 ユック舎 1993 500円 管理薬剤師であり、“生活介護ネットワーク”代表である著者がまとめたオムツ・エアマットにはじまる“介護情報”。
  60g 親と離れて暮らす
長男長女のための本
舛添要一監修 中経出版 1997 500円 いわゆるマニュアル本で「思想がない(^_^;)」とブツブツ言っても仕方が無い。離れて住む親が病気になったときの対策から、葬儀・相続の知識まで網羅した本。
  60h 親が子に
望んでいること
子が親にできること
舛添要一監修 中経出版 1998 500円 「親と離れて暮らす長男長女のための本」のPART2。
  60i 遠距離介護デビュー
応援ブック
太田差惠子 北斗出版 2003 800円 著者は住宅リフォーム、介護を専門ジャンルとするフリーライター。遠く離れた田舎の老親が倒れたと電話が来たら…、そんなシュミレーションから始まるガイドブック。
  60m 私、親の介護は
できそうも
ありません
池田武史 ぶんか社 2000 500円 老いた親と離れて暮すフリーライターがまとめた“あなたも親も救われる55の知恵”。著者は1961年生まれ。
  60n ケア・
カウンセリング
鈴木貴文 芳賀書店 1999 売り
きれ
著者は品川区立戸越台特別養護老人ホームの指導員。痴呆や徘徊などの症状が出た高齢者にどう接するか、細かく具体的に対策を示している。現場の知恵(^。^)。
  60o 高齢者の
介護とくすり
橋本高志
中央法規 1997 700円 老人が病院の帰りに、ポリ袋に山ほど薬を入れて持ち帰る姿は、珍しくもない。これは高齢者によく処方される薬の説明から、訪問看護での服薬指導などなど、“薬”という側面から見た高齢者介護。
  60p 母は和みぬ 上森愛子 ハーティ
恒社
1997 売り
きれ
製薬会社勤務の後、クッキングスクールを主宰する著者が、老母のために工夫した介護のための薬膳料理のレシピ集。ちょっとユニーク。
  60q 介護を受ける人の
気持ちがわかる本
主婦の友編 主婦の友社 2001 売り
きれ
「なぜ、心が通わない介護になってしまうのか」という視点から、介護のそれぞれの場面を検証した本。
  61a 老いる準備 「アエラ」別冊 朝日新聞社 1999 売り
きれ
介護保険導入直前に「アエラ」が編集した「定年後・更年期・介護を見すえる」特集号。小椋佳・高樹のぶ子さんの対談が冒頭に。
  62c 介護保険時代の
介護マニュアルQ&A
介護保険
研究会
ロード出版 1999 400円 「介護保険のことならこれ一冊あれば大丈夫」というマニュアル本。99年8月発行。
  63a 在宅看護ハンドブック 後藤榮子 三省堂 1993 600円 オムツの交換から髪を洗う際の“ケリーパッド”の作り方まで、イラストが豊富で、事典として編集されているので便利な本。当店在庫は少し書きこみがあるため、格安(^_^;)。
  63b 写真でわかる
安心介護
監修
日野原重明
インターメディカ 2000 1000円 着替え、排泄介助、床ずれ防止、食事の世話などをモデルを使って写真で解説した本。
  63c 在宅ケアの知恵袋 山崎摩耶 講談社 1995 600円 “健康ライブラリー”シリーズの一冊。著者は十数年間在宅ケアの現場に従事、その後大学で教鞭をとり、日本看護協会常任理事に。
  63d 床ずれは
防げる治せる
宮林徹 講談社 1997 600円 “健康ライブラリー”シリーズの一冊。著者は青森医専(弘前大学医学部)卒の皮膚科医、1992年に東京都の皮膚科医の往診ネットワークを創設。
  63e あきらめないで!
床ずれは治る
大浦武彦 メディカル
トリビューン
2003 700円 著者は北大名誉教授で日本褥瘡学会理事長。形成外科医として多くの褥瘡に苦しむ患者さんを診て、“床ずれ治療”に一生を捧げる。
  63f お年寄りが
骨折したら
飯島治 講談社 2000 600円 “健康ライブラリー”シリーズの一冊。著者は順天堂大学医学部卒の整形外科医。骨折後の治療、リハビリ、再発予防。
  63g 介護 臭いで
困っていませんか
五味常明
須藤章
講談社 2001 700円 これも“健康ライブラリー”シリーズの一冊。イラストが多く、臭い対策の技術書として有益。
  63h 声かけ・応答ハンドブック 諏訪茂樹 中央法規 1992 売り
きれ
故・中川米造先生の“推薦の言葉”が巻頭にある、もともとは介護専門職のための本。たとえば食事の介助をするとき、老人はどんな言葉をかけられるとうれしいのか?
  63j 老いること
愛すること
朝日新聞
「こころ」のページ編
社会保険
出版社
1994 700円 1989年、朝日新聞東京本社編集の「こころ」のページで、投書による特集「老人の性」を企画、反響を呼ぶ。この本はその記事をベースに取材を加えたもの。
  64a 姑と住む家 大原悠子 農文協 1997 500円 13年半の海外暮らしから帰国早々、著者は姑と同居せざるをえなくなる。この本の前半は“器”編で、同居するための“高齢者にやさしい家”を作るまで、後半は“魂”編で、同居の実際。
  64b 長生きは
家づくりから
林玉子 TOTO
出版
1992 500円 台湾で生まれた著者は幼い頃小児マヒにかかり、片足に障害が残った。やがてバリアフリーの建築設計を夢見て来日、そのまま日本で暮らすようになった著者は、高齢者のための家を考える。
  64c 杖と車椅子の家 潮見憲三郎
・美恵子
朝日新聞社 1990 500円 薬害(キノホルム)で、歩行困難になった妻のために、サラリーマンの夫は家を改造し、20年にわたる闘病生活を支える。そのアイデアをまとめた本。
  64d 福祉用具と
これからの住環境
坂本啓治 久美 2001 1000円 建築士が市販の福祉用具を用いて、どう住環境を整えたらいいかを検証する。例えば入浴用車椅子、リフト、担架など。
  64e 「終の住みか」のつくり方 高見澤たか子 晶文社 2004 800円 ノンフィクション作家である著者と夫が、前後して自宅の階段で足を滑らせた。“老い”の気配を感じた著者は、自宅の大改装を決意する。その設計から完成まで。
  64f 高齢者が住みたい家 山根千鶴子
後藤義明
講談社 1999 700円 “健康ライブラリー”シリーズの一冊。積水ハウスでユニバーサルデザインの家を研究するふたりによる著。
在宅介護 65a 在宅医療
マニュアル
在宅医療を
支える診療所
全国
ネットワーク
医歯薬
出版
1997 売り
きれ
開業医、看護婦、ソーシャル・ワーカー、薬剤師、栄養士など、診療所を拠点とする専門家からの“在宅医療”への提言。細かなデータから、実践の報告まで盛りだくさんな内容。
  65c 在宅医療サービス
徹底活用ガイド
牧潤二 PHP研究所 1998 売り
切れ
在宅医療での診療報酬を、例えば往診料でも深夜の加算、精神科訪問看護・指導料など、ケースごとに細かく点数を示した本。IVHのポンプなど医療機器についても、具体的にメーカーや価格も明示してある。
  65d 在宅ケアと
介護保険
Q&A
NHK「すこやか
シルバー介護」
制作班
NHK出版 2000 700円 NHKの番組「すこやかシルバー介護」に寄せられた質問に、具体的に答える形でできた本。MOOKの体裁。
  66a 老いてなお
我が家で暮らす
沖藤紀子 新潮社 1994 500円 著者は北大卒のノンフィクション・ライター。「ホームヘルパー最新事情」と副題のある本。文庫にもなっているはず。文中の「他人への信頼のない人には、情報も素通りする」という一節が印象的だった。
  66b 老親と暮らす みなと社会
福祉士相談室
法研 1998 700円 名古屋の社会福祉士合同事務所のメンバーがまとめた“老親と同居する前に知っておきたいこと”。樋口恵子さんと、堀田力さんが監修。
  67 噛んで
食べて
生きる
安村美恵子 アドア出版 1998 700円 「人間らしくの介護ケア」「歯科訪問診療とその周辺」の副題。“らくらく・噛みんぐ・ねっと”(歯科往診を広める会)の代表が、歯科訪問診療の現場を報告。
  68 あふれるこころを
この街で
明るい老後を
考える会
雲母書房 1988 500円 町田市に生まれた、在宅老人問題に関心をもつボランティアグループが、食事サービスから活動を始めた記録。
  70a 夫とする
在宅介護
松崎陽子 日本法令 1996 600円 11名のフリーライター(うち10名は女性)による、“在宅介護マニュアル”。「夫とする」という書名に注目。女房に介護を任せっぱなしにする風潮はまだあるから、将来は高齢者離婚が頻発するな…。
  71 あなたが選ぶ
老人介護
別冊宝島 宝島社 1998 売り
切れ
「別冊宝島」と「介護問題」はミスマッチという気もするが、宝島社の抱えるフリーライターの人脈は強力。現場に密着した情報はさすが。
  73 輝くわが
最晩年
雫石とみ ミネルヴァ書房 1997 500円 「銀の雫文学賞」という老人文学賞を創設した著者が、老人ばかりが住むアパートでのひとりぐらしと、近所づきあいを綴る。
グループ
ホーム
75a アルツハイマーよ、
こんにちは
カルドマ
木村哲子
誠信書房 1991 500円 ロサンゼルス近郊で、アメリカ人の夫と共に六人入居の老人ホームを経営する著者の体験記。RCFE(医療の入らない老人ホーム)のライセンスなども詳述。
  75b グループホーム
ケアのすすめ
今村千弥子、他 朝日
カルチャー
センター
1994 800円 1993年に「痴呆性老人ケアの最前線〜日本でもグループホームは可能か」と題して行なわれたフォーラムの記録。スウェーデンのグループホームの紹介から始まる。
  75c グループ・ホーム・ケア 塚本茂 講談社 2003 800円 東京都杉並区にある宅老所「和笑庵」を、介護保険制度がスタートする四ヶ月前の1999年秋から三年間、ラジオ局が取材した記録。著者は1948年生まれ、文化放送・編成局情報ワイド担当部長。
  75d グループハウス
さくらの
春夏秋冬
小川志津子 東峰書房 1997 500円 1990年12月、お年寄りが6人集まり、互いに支えあって共同生活するグループハウス「さくら」が誕生した。これはわが国最初のグループハウスの、試行錯誤の物語。
  75f 高齢者グループ
リビングCOCO
湘南台
西條節子 生活思想社 2000 500円 NPOであるCOCO湘南台理事長による、“高齢者グループ”リビングの試み。高齢の入居者10名による寄宿生活といえようか。趣意書、設計図、備品リスト、契約書などの参考資料が有益か。
  75g グループホームの
基礎知識
山井和則 リヨン社 2000 700円 松下政経塾で高齢者福祉を研究、立命館大学講師を経て、高齢社会研究所を主宰する著者によるガイドブック。
  75h グループホームは
老いをつつむ
心の縁側
西村美智代 近代出版 2000 1000円 著者は、さいたま市で“生活介護ネットワーク”を、さらにグループホーム“たのし家”“うれし家”を運営する。なぜ“グループホーム”なのかを説く。
  75i 老いを支える古屋敷 中矢暁美 雲母書房 2003 800円 愛媛県で最初の“託老所”である“あんき”立ち上げの物語。著者は同施設代表だが、元々は小児科医院の看護師で、ヘルパー、障害者授産施設、特養ホーム勤務などを経て現職へ。
老人ホーム(老健・etc) 77a 有料老人ホーム発 高野静子 雄鶏社 1991 500円 退職後、札幌市郊外の有料老人ホーム“光ハイツヴェラス”で暮らす夫婦。その日常、人間模様が淡々と描かれる。
  77b 老後の
わかれ道
中島れい 栄光出版社 1991 500円 教会のオルガン奏者や音楽療法家として活躍していた著者が、“終の住まい”を考え、最終的に有料老人ホームを選択する。“理論編”ですね。
  77c 「終のすみか」は
有料老人ホーム
滝上宗次郎 講談社 1998 500円 著者は一橋大学卒、銀行員、大学講師を経て有料老人ホーム社長。これはエコノミストの視点から見た、老人ホーム。
  77d 有料老人ホーム
を選ぶ
生き方
伊澤次男 講談社 2000 500円 60歳を過ぎて有料老人ホームに入居した、元三井物産の商社マンの体験記。再婚どうしの奥さんは、入居時52歳だった!
  77e おばさんたちの
青い鳥
なら女性
フォーラム
法政出版 1993 500円 なら女性フォーラムのメンバーが、有料老人ホーム15施設に体験入居したレポート。
  77f おじいちゃん、
おばあちゃん、
お元気ですか
橋下京子 大修館書店 1994 500円 著者は昭和24年生まれ、日体大卒、昭和47年から母校の九州女子高校の体育教師。昭和63年、乳がんで右乳房切除、平成2年より女子高生たちと老人ホームのお年寄りとの文通をはじめる。これは、その記録。
  77g 老人さん 山内喜美子 文藝春秋 2001 800円 著者は1962年生まれ、「告知せず」「聖隷 長谷川保の生涯」などの著書で知られるライター。この本では茨城県にある特別養護老人ホーム“水郷荘”での“音楽療法”など、さまざまな試みを取材する。
  78a 人権守って
ぼけ介護
松井幸子 ミネルヴァ書房 1995 500円 老人保健施設「柏原ひだまりの郷」(大阪)の施設長である、元保健婦によるエッセイ。いわゆる“老健”の現状報告でもある。
  78b 東京都の
介護老人保険施設
ガイドブック
らくだの夢
グループ
書林
駱駝の夢
2000 500円 “病院と家庭との中間に位置する施設”としての、都内の“老健”をそれぞれ見開きで紹介するガイド。
  79 高齢化社会
あなたは
どこに住む
NHK高齢化社会
取材班
栄光
出版社
1993 500円 NHKモーニングワイドで36回に渡り放送したシリーズ「高齢化社会・あなたはどこに住む」から、“実用性”の高い企画を選んだもの。各地の報道局のディレクターが執筆。
  80 ルポ老人病棟 大熊一夫 朝日新聞社 1988 500円 かつてアル中患者になりすまして精神病院に潜入、「ルポ精神病棟」を著した著者が、今度は神奈川県の“標準的な”老人病院を取材する。朝日文庫に入った。
  81b みんな
一所懸命
阿部初枝 河出書房
新社 
1992 500円 特別養護老人ホームの園長さんであり、長年老人介護に携わってきた看護婦さんによる“老人ホーム”物語。
  81e ヨコハマワイワイ
共和国の
素晴らしき仲間たち
桜井里ニ 同文書院 1989 500円 横浜にある特別養護老人ホーム“さくら苑”が、昭和62年に創設されてから5年間の物語。ここでは積極的にイヌ、ネコ、小鳥を飼っているばかりでなく、入院した独居老人の飼いネコのショートステイまで…。
  82a ボケは神様が
くださった
最高の贈り物
橋爪文子 主婦の友社 1987 500円 小さな医院からスタートし、医療体制をバックにしたお年よりの家“ナーシングヴィラ”を開設した医師と、その妻であり園長の記録。
  83a 日本の
お年より
グロード
・フィリップス
YMCA出版 1981 800円 著者は西フランス生まれの宣教師。1953年に来日し、1977年には函館市に特別養護老人ホームを設立し、施設長となる。
  83b 横町の
ご隠居たち
グロード
・フィリップス
YMCA
出版
1986 売り
きれ
この二冊の本のカバーを飾るのはグロード神父の絵なのだが“素朴派”というか、なかなかの味。この味で、老人たちとコミュニケーションするホームでの日々。
  83c おとしよりに太陽を フィリップ・グロード 労働旬報社 1996 800円 名前の表記が異なるが、これもグロード神父の本。神父が語ったことをフリージャーナリストがまとめた。「SOS!日本の老人福祉」との副題。
  83d 夢の咲く丘 函館カリタスの家
法人25年史
編集委員会
同左 2002 1000円 「旭ヶ丘の家 創設25周年記念誌 ク゜ロード神父と『旭ヶ丘の家』の25年」との副題があり、市販はされなかったようだが、貴重な実践の記録。
83e 老いはバカンス ホームは休暇村 川井龍介 旬報社 2002 800円 1956年生まれ、元毎日記者のライターによる「グロードさんと旭ヶ岡の家」の25年。写真が多い。
  84b 虹の家に
集う人々
永和良之助 創風社
出版
1992 売り
きれ
これは愛媛新聞に連載された記事がベースになっている。著者が、民間のデイケアセンター“虹の家”で4年間園長として暮らした記録。“託老所”の重要性を述べる。
  85a S病院
老人病棟の
仲間たち
大山真人 文藝春秋 1988 500円 東京から妻とともに帰郷し、山形S病院316号室(6人部屋)に入院する母を毎日見舞った記録。細かなことだが、粉薬の自動分包機による袋が、半身マヒの患者には難物という指摘が印象に残った。
  86a わたしはトメ、
19歳
中田光彦 リブリオ
出版
1996 500円 イラストが楽しい、絵本のような装丁の本。自分を19歳だと思っているトメさんを主人公にした老人ホームでの日々を、生活指導員が綴る。
  86b おどる
老人病棟
岸香里 青春出版社 1998 売り
きれ
「天使のたまご」などの作品のある、マンガ家にして現役ナースである著者のギャグ・エッセイとイラスト。笑えるけど、しみじみと考えさせられることも。
  87 あったかい
手と手
石原美智子 エフエー出版 1991 500円 映画「安心して老いるために」の舞台ともなった、大垣市の老人ホームの日常を切り取った写真集。
  88 特養ホーム
入居者のホンネ
家族のホンネ
本間郁子 あけび書房 1997 800円 老年学の若い研究者が、全国16都道府県の30施設の入居者100人と家族100人に聞き取り調査をした結果。元の定価\1600。
老いを考える 90a 晩秋の旅路 福島杉夫 北燈社 1995 500円 著者は大学でドイツ語教師として働き、定年退職の後、妻と二人で松山の老人ホームに入居する。しかし妻は集団生活にストレスを感じ、ドイツへの小旅行の後、仙台を終の棲家に決める。終末を迎える場所探しの物語。
  90b 明るくボケよう 村山孚 草思社 2000 500円 1920年生まれの中国研究家が78歳から80歳まで、“ズボラ”という自身と、几帳面なカミさんの老いを観察したエッセイ。
  90d 癒しの国のアリス 高柳和江 医歯薬出版 2001 800円 都立病院の“患者権利章典”の起草にも関わった小児外科医が、高齢者医療について提言した本。著者は日本医科大学医療管理学助教授。
  91a ぼくに「老後」が
くる前に
永井明 飛鳥新社  1999 500円 医療ジャーナリストの永井先生が特殊メイクで“アキばあさん”に扮して社会を見たルポ。ううむ、よく似合っている(^_^)。
  91b 変装 パット・ムーア 朝日出版社 1988 700円 ニューヨークの若い女性工業デザイナーが、老人たちのニーズを把握するために、三年間、老婆に変装して過した。その記録。
  93a 寝たきり老人の
いる国いない国
大熊由紀子 ぶどう社 1990 500円 「寝たきり老人」にあたる用語も、実体もない北欧諸国を訪ね、身体を起こしてあげれば“床ずれ”も避けられる点を指摘する。余談ですが「ルポ・精神病院」の著者はこの方の伴侶(^_^)。
  93b 介護の現場で
何が起きているのか
生井久美子 朝日新聞社 2000 700円 介護保険導入前後に、各地の介護現場を取材したレポート。もとは朝日新聞家庭面に連載された記事をまとめたもの。
  93c あんきに
暮らしてける
街にしよまい
大友信勝 KTC
中央出版
1992 500円 「市民ネットワークセンター・なごや」の学習講座から出発した、高齢者保健福祉を考えるフォーラムの報告書。
  93d ほんとうの
長寿社会を
もとめて
大熊一夫
大熊由紀子
ぶどう社 1992 500円 朝日の編集委員である妻と、体験ルポの先駆者(?)である夫がコーディネーターとなって実施したフォーラムの記録。各地で老人福祉に取り組んできた担当者からの報告。
  94 散骨代と
お駄賃を
残しておきます
岡田信子 主婦と生活社 1997 500円 一人暮しで老いを迎え、やがて死を迎える立場で、準備として何が賢明な選択かを考えた本。著者は1931年生まれ、小説やドキュメンタリーを執筆、英語教育や講演活動もされている。
  97a ヒューマン
・ハーヴェスト
ダニエル
・ブラックバーン
徳間書店 1991 700円 少し場違いですが、これは「サクラメント老人ホーム殺人事件」と副題のある恐怖の本。1988年、愛想のよい老婦人の経営する老人ホームの庭から、七人の入居者の死体が発見された。福祉システムの隙を突いた大量殺人のルポ。当店在庫は背文字が大量に日焼け(T_T)。
  97b 老人たちの
金を狙え!
山下三重子 花伝社 1995 700円 東京都の消費生活相談員がまとめた、三和信託事件の人間模様。同社のセールスマンは金のペーパー商法で、老人たち3万人から2000億円をまきあげた。
  97c 高齢者虐待 ピーター
・デカルマー、他
ミネルヴァ
書房
1998 1200円 英国高齢者サービス協会(BASE)が行なった、高齢者虐待の組織的研究の報告書。老年学、精神医学、法学、精神保健、看護など、さまざまなジャンルの専門家が結集。
  97d 高齢者虐待 寝たきり予防
研究会編
北大路書房 2002 売り
切れ
上記と同名。近畿地区都市部の保健所・訪問看護ステーションを通じて“高齢者虐待”の事例を集め、研究者グループが分析した本。
  97e 高齢者虐待 多々良紀夫編著 中央法規 2001 1200円 米国高齢者虐待問題研究所(NCEA)の所長を10年近く務めた編者が、帰国後に淑徳大学教授となり平成10年から三年間行った“日本における高齢者虐待”調査をベースにまとめられた本。
  97f “老人虐待”の予防と支援 高崎絹子、他 日本看護協会
出版会
1998 1200円 「呆け老人をかかえる家族の会」の活動を通じ、さらに埼玉・福岡・山形3県での保健婦対象の調査、さらに電話相談での実態調査をもとに予防と支援を考えた本。さらに法令、Q&A。
  97g シルバー・
ハラスメント
安藤明夫 旬報社 1995 売り
きれ
「中日新聞」の記者で、“高齢者の財産管理を考える会”のメンバーでもある著者による、高齢者虐待の実態。座敷牢は今でも残っている。
  97h 老女はなぜ
家族に殺されるのか
武田京子 ミネルヴァ
書房
1994 800円 女性、高齢者問題を専門とする評論家が取材・分析する、介護疲れの家族による高齢者殺人事件。殺されるのは圧倒的に“老女”が多いというが、それはなぜか。
  97i 誰が老人を救うのか 川越智子 ぜんにち 2003 売り
きれ
福祉ライターによる“高齢者虐待”の現場、なぜか介護事故の多いホーム。半年間交換されなかったという経管栄養のチューブなどなど。
  98a エイジズム アードマン・B.
バルモア
法政大学
出版局
1995 売り
きれ
著者は宣教師の子として山口県で生まれ、5歳まで日本で暮らし、米国に戻って社会学教授となる。この本は“高齢者に対する優遇と偏見・差別”を扱った専門書だが、ユーモアもあり、読みやすい。
  98b 老人と自殺 ナンシー・J・オズグッド 春秋社 1994 1200円 著者はヴァージニアの医科大学の老年学・社会学助教授。若者志向の強い社会で、老人が自殺がする理由を、また老人のアルコール依存症と自殺の関係を探る。
  99 上海の老人医療 福島茂 朝日ソノラマ 1993 1000円 あまり見かけない本(^_^;)。朝日新聞社で老人医療を追った編集者が、10年間にわたり中国の老人医療・福祉政策を取材したルポ。もとは医家向けの「モダン・メディシン」に連載。

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