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私はマザーグースが大好きです。日本に初めて マザーグースを紹介したのは、北原白秋だったか・・・・。
昔々その昔、私が4歳く らいの頃、うちにレコードがありました。子供向けの歌がいろいろ入っているもの で、その中に、こんな歌がありました、。
あはは あはは おもしろいな ゆ〜かい〜だな〜
こうしが おつきさまを と〜びこ〜えた〜
なんて不思議な歌だろうと思っていたかどうかも、覚えていないのですが、小学生 になっても、このメロディーは頭にこびりついていました。
そして、小学校5年生の頃、セサミストリートの放送が始まり、その頃は英語の 音声だけで、かわいげのない、シナリオみたいなガイドブックがありましたが、それ
を見てテレビを見ていました。ただし、本を見ているとテレビは見えないので、ほとんど、本を読むことはなく、一応かっこつけて、買ってはいましたが、さらっぴんの
まま捨てたものがほとんどでした。その本の中に、マザーグースという言葉が出てきて、父に聞いたのだろうと思いますが、ある日父が、平野敬一の著書「マザーグースの世界」というカセットブックを買ってきました。それはそれは不思議な世界で、しかし、ロンドン橋やら、きらきら星やら知っているものもたくさんあり、何度も聞きま
した。解説書には、楽譜と語彙の解説と、時代背景などが書かれているだけで、決し て楽しい本ではありませんでしたが、ピーターパイパーの早口言葉や、これはジャッ
クの建てた家、ハンプティダンプティなど、不思議不思議でなぜかひかれるものがあ りました。子どもの遊び歌と書かれているものは、どうやって遊ぶのか興味をもちま
したが、その答えはありませんでした。
そのうちセサミも終わり、高校生になりまし た。文法や構文詰め込みの授業には、全く興味が持てず、まるでストライキを起こし
たかのように、全く勉強しませんでした。特に受験のために、シケタン(試験に出る 英単語)や、シケジュクをやる友達の中で、私は意地でもそれをやりませんでした。
構文の参考書にいたっては、テスト範囲に組み込まれていましたが、いっさいやりま せんでした。ですから、英語のテストの点は、いつも欠点すれすれの50点そこそこで
した。その高校時代にマザーグースの歌という本が出たのです。谷川俊太郎の訳した もので、今もよく書店で見かけるヤツです。ますます、その魅力にとりつかれていき
ました。新聞広告の懸賞で、その本のテープが当たったという友達がいて、それを貸 してもらい.ダビングしました。それはそれは面白いものでしたので、早速本を1冊
だけ買いました。当時は4巻までしかなかったと思います。その中にハンプティもありました。ハンプティは大好きでした。そのテープは擦り切れるほど聞きました。そ
して教師になり、教科書にハンプティが登場するのです。不思議の国のアリス、鏡の国 のアリス、両方の本を買いました。ハンプティについて、語るためです。
Humptyは、鏡の国のアリスにでてくるもので、著者のルイス・キャロルが 作ったものではないことを、生徒につい、熱心に語ってしまうのです。つい先日も、
1年 の教科書に登場したため、語りました。今年からは、Unbirthdayについての、 話が でているため、夏にTDLに行った時に、アリスのバンケットルームで、unb
irthday cakeの写真をとってきました。「マザーグースのうた」という本は、結局6巻ともかい、CDもみつけたので、それも 買いました。本・ビデオ・CDなど。あらゆるものをかいあさり集めました。そして、ある日、あの歌が、マザーグースのものだと、突然わかりました。
えっさかほいさ、ねこにバイオリン
こうしがつきをとびこえた
それをみていたいぬはおおわらい
そこでおさらはスプーンといっしょににげだした
Hey diddle diddle,
The cat and the fiddle,
The cow jumped over the moon;
The little dog laughed
To see such sport,
And the dish ran away with the spoon .
という歌です。アハハアハハ、おもしろいな・・・・・は、名訳です。そもそも、マザーグースは、伝承童謡なので、英語の詩のルールにのっ
とってかかれてありますので、韻をふんでいるため、フォニックスの学習にもなるのです。そこで、私は文法の導入にも、ちょっとしたリスニング練習に
も、マザーグースを使ったりしながら、授業をしてきました。今は週3時間で、きついのですが、私の英語の原点であるマザーグースを語ることなしに、英語を教えることはできないのです。
キャロリン・グレアムのチャンツの本にも、マザーグースチャンツとい うのがあり ます。
英語をしゃべらせたい親としても、マザーグースのことは知っておきた いものです。英語教師で、マザーグースを知らない人は、いくらでもいますが、
それはよくないことです。私の場合、高校も大学も英語をあまり勉強しませんでしたので、会話力も、語彙も乏しいですが、英語を楽しく、好きにさせることには、こだわってきました。そして、嫌いでわからない子のために、授業をしてきました。今は、時間的な余裕がないのと、今の学校の子は、わからなくても、我慢しておとなしく座っているので、昔に比べると、冷たい授業をしていると思
います。 以前の学校(3校)の子は。おもしろくないと、寝るとか、騒ぐとか、 正直だったので、工夫工夫の毎日でした。「面白い授業」「わかりやすい授業」をめざさない教師の方が多いので、こまったことです。私たちの子どもたちが学校へ行くようになったとき、DWEのおかげで、
学校の授業が簡単すぎて、退屈なものに感じられたら、困ります。チャンツ、フォニックス、外国の文化としての英語を学習していける授業をうけさせてやりたいですね。
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