●パサートのエンジン
パサートはW8まで全車種ともエンジンは縦置き。一般的にフロントドライブ車ではエンジンは横置きだが、パサートでは縦置にしている。
●縦置きにするメリット
■等長ドライブシャフトの採用
一般的なFF車では、デファレンシャルギアから前輪を駆動する左右のドライブシャフト長が異なり、加減速時にドライブシャフトのねじれ度合いが違うため安定性が低下する。等長ドライブシャフトにする事でこの問題を低減できる。
■サスペンションスペースの拡張
ホィールハウススペースが広く取れるため、複雑な機構の高機能サスペンション(パサートでは4リンクサスペンション)が採用でき、FR車のような素直なドライブフィールを実現出来る。
●ユニークなV型5気筒エンジン
前記のような特長を持つ、パサートの中のV5型エンジンを見てみましょう。
「V型5気筒」というと、ちゃんと回らないような感じがしますが、2気筒/3気筒を約15度に傾けた直列5気筒・DOHC型に近いエンジン、軽快に回ります。

| 出力特性 | |
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3,200rpmで最大トルクを発生している。常用回転域でトルクを出しているので、扱い易い。出力特性はカタログには掲載されておらず、各種資料から推計。 |
※このページの解説は各種資料からの推定や推測部分も含まれており、内容について保証するものではありません。
【出力表記のPS、KW】
「PS」はドイツ語のPferde-Strkeの略で「馬の力」という事だそうです。1ps=0.7355kw