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ところで病理医をご存知ですか?

 病理医(pathologist)とは、もちろん医師免許を有するレッキとした医師です。しかし病院に勤務していても、内科医や外科医などの臨床医とは違い、直接患者さんを診察することはありません。
 普段は外来とか入院病棟には出ないので、お会いする機会が極めて少ないのですが、病院の中枢にあって、例えば、検査で癌か癌でないかとか、手術中やその後に、本当に癌は取り切れているか?を顕微鏡などを使って細かく調べる仕事をしております。もちろん治療は本当に必要かつ有効であったか、あるいはさらなる治療が必要かどうかを、精密に調べる仕事もあります。こうした仕事を毎日行っています。
 実際に診療に従事している臨床のドクターと綿密に連携し、医療の質を保証する仕事の一翼を担っているのが病理という仕事で、pnetは、そうした病理医たちによる病理医のための情報交換ネットワークです。 病院の医療の質を保証している、縁の下の仕事が、私たちの仕事ですが、現在の日本においては病理医は必要とされながらも、その数が圧倒的に少なく、常駐している病院でもその多くはたった一人の人間に、ありとあらゆる問題の解決が求められています。
  特に私たちの仕事の性格上、日進月歩する医学知識が広く全科にわたって要求されますが、一方自分の手にあまる専門的な問題を、気軽に相談できる仲間が周囲に少ないのも事実です。
 そうした状況を打破する一助になれば、との願いを込めて始めた情報交換ネットワークなのです。
 
 < 臨床としての病理は標傍科実現を目指します >
  また病院には、XX科と表示されていますが、これは医療法に規制されています。 私たちは、現実に病院の中で働き、病院の医療の質を背負っている自負はありますが、その存在を、例えば「病理・検査診断科」という形で病院が公に看板を掲げることはできません。それは一つには医療法の規定が時代遅れ/現状に合っていないことが原因なのです。 この事から、多くの矛盾が派生してきており、この是正のために日本病理学会が中心になって、矛盾解決を行っております。 (みなさん、どうかご協力をお願いします)
  
 私たちは、その会員ですが、実務を担う者としての責任と自覚のみを共通の拠り所として、側面援助も含めてこのネットワークを始めました。



もっと深くご理解したい方のために

 このホームページには、病理診断に関する詳しい解説がございます。
 ご興味のある方は、ぜひ以下のページをご覧ください。




東海大学医学部病態診断系病理学部門  堤 寛(つつみ ゆたか)



 病理医、または病理に関し、ご意見のある方は、ここへご投函下さい。 

 私たちは、病理関係者以外の方々からのご意見を喜んで拝聴致します。討論すべき内容の問題提起については、pnetメーリングリストの中で討論致したく存じます。必要な場合は、投稿者の方も討論に加わって頂く方法を用意してあります。
 ただし、個々のケースの医療相談には応じておりませんので、ご了承ください。





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