バリ島東沖に浮かぶレンボンガン島。
半農半漁の小さな島では、バリではなかなか出会えないような、透明な海と美しい珊瑚に出会うことが出来るという。
そんな噂を頼りに、少しばかり早起きしてクルージングに出かける。

午前9時。快晴の空の下、ブノア港を出発。
「少し波があるので揺れるかもしれない」、とクルーは言っていたが。ワカの大きなカタマランでは、揺れが気になることは殆どない。

紺碧の海を割きながら、船は進む。
激しく照りつける太陽の下、デッキを吹きぬける心地よい潮風。
波の音を聴きながら、ある者は昼寝をし、またある者はクルーとボードゲームに興じる。
船の後方では、大物を狙ってトローリングフィッシングが始まる。獲物がかかった暁には、ランチで皆に振舞われるそうだ。
お腹が空いたらスナック、喉が渇いたらソフトドリンクのサービス。まさに至れり尽くせり。
遠くにアグン山を望みながら、あっというまの2時間が過ぎる。


ワカロウカ・クルーズ        青空と帆
レンボンガン島の眺め 上: ワカのカタマラン。
にこやかなクルーに迎えられ、出発進行!

左: 前方に浮かぶ島々に気を取られていたら、足元をイルカの群れが泳ぎ去って行った。


下: レンボンガン島東沿岸に広がる、静かな入り江。
この辺りは、島の主要産業である海藻の養殖場になっている。

海藻の養殖場



バリの6大寺院として、あまりにも有名なタナロット寺院。
リゾートからここを訪れるエクスカーションがあるというので、足を延ばしてみることに。

ごつごつとした岩礁に建てられたタナロット寺院は、16世紀頃、ジャワから渡ってきた高僧により建立されたものだという。
ここには海の守護神が祀られているというが、荒波に阻まれ とても近づくことなど出来そうもない。
干潮時には陸続きになり、歩いて渡ることも可能になるというが。異教徒が中に入ることは、原則として許されないそうだ。

大きな椰子の木

タナロット寺院
絵画を売る店
中央上: タナロット寺院。
荒々しいインド洋に浮かぶ、寺院というより 勇猛な戦艦のような印象。

右上: スピリチュアルなバリアート。
観光名所らしく、寺院周辺には沢山の土産物屋が軒を連ねている。



寺院からの帰り道。タバナンの町をのぞいてみたくなり、マーケットへ立ち寄ってもらう。
向かった先は、地元民の台所 タバナン・パサール。
古びたビルに小さな店がひしめく市場は、入り組んだ迷路そのもの。
階段を昇ったり降りたり、すれ違うのがやっとの細い通路に戸惑いながら、場内を物色。

下: チャナン(お供え物)を売る店。
カラフルな色の洪水に思わずシャッターを押すと、「チャナンなんか写してるよ!」と大笑いされてしまった。



パサールの八百屋
チャナンを売る店   



たっぷり遊んだ午後。
シャワーを浴びて、バンガローのデイベッドに寛ぐ。

どこまでも広がるタバナンの風景。
日が傾くにつれ、刻々と表情を変えてゆく田圃の緑、藍色のインド洋にたつ白波・・・。
流れる涼風に微睡んでいたら、いつの間にか あたり一面 薄紅色に染め上げられていた。
葉影 バンガロー前のテラス 夕暮れ時




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