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2007年6月30日(土)、東京神田神保町の日本工業大学の教室を借りて、PCM Tokyo主催の初のAHP研修が実施されました。

AHPAnalytic Hierarchy Process 階層分析法)は、複数の代替案の優先順位を決めるための、参加型と数学的厳密さをあわせもった代替案選択手法です。

PCM Tokyoとしては、PCMの「プロジェクト選択」では厳密性などにおいて十分でないと思われる場合に、「プロジェクト選択」の代わりにAHPをもちいるといった、PCM手法との組み合わせを考え、AHPの研究を進めているところです。

このたびは、まずはとにかくAHPを勉強しようということで、一般からも広く参加者を募ってパイロット研修を実施しました。

講師を(株)コーエイ総合研究所の松村みかさんと、PCM Tokyo理事の永井にお願いし、当日は21名の参加者をお迎えして、なごやかながらも密度の濃い研修となりました。簡単ですが、その様子を以下にご紹介します。

PCM TokyoのAHP研修の詳細に関しては、こちらをご覧ください。

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メイン講師の松村みかさん。

開発コンサルタントとして世界中を飛び回りながら、作家としても活躍する、エネルギッシュな方ですが、ある受講者の方はアンケートに、「明るくかわいらしい」と書かれました。同感です。

 

 

講師の話に集中する受講者の皆さん。

今回は開発コンサルタントの方が多かったですが、他にも、独立行政法人の方、大学の先生、高校の先生、大学生など、さまざまな方が参加してくださいました。

 

講義が一段落して、いよいよ演習です。

演習1は「評価基準の検討」です。

グループで話し合って、代替案比較のための評価基準を洗い出し階層化します。

AHPの参加型の部分です。

 

 

演習2は「評価基準の重みづけ」です。

演習1で洗い出した評価基準を一対比較して、評価基準ひとつひとつに重みをつけます。

ここはコンピューターによる作業です。

使用ソフトは、(株)トラストウイングさんの無償ソフトを講師の松村さんが修正したものが配布されました。

 

演習3は「代替案の評価」です。

評価基準ごとに、代替案に点数をつけていきます。

ここは全員で議論をしながら点数を決めていきます。

ふたたび、参加型のところです。

 

これがなかなか難しい。

意見がなかなかまとまりません。

ですが、皆さん楽しそう。

 

 

時間切れで後半は細かい議論は端折りましたが、なんとか点数付けができました。

結構、疲れる・・・。

 

最後の演習、演習4は「代替案の優先順位づけ」です。

評価基準の重みと代替案の点数を掛け合わせ、幾何平均を求めます。

今回は簡易法として、幾何平均でなく、算術平均を求めました。

ここはコンピューターによる作業です。

 

演習がひととおり終わったところで、PCM Tokyoの理事、永井から、AHPの計算法とAHPの適用例について補足説明です。

AHPには、固有ベクトル法、幾何平均法、算術平均法があります。一対比較にも、絶対法と相対法があります。

けっこう難しいんだ・・・。

今後の研修では、ここらあたりも、もう少し詳しくやりましょう。

 

PCM Tokyo初のAHP研修が無事終了しました。

あっというまの1日でした。

新しいことを学ぶというのは楽しいです。

研修が終わって、講師に質問にくる受講生の方。

 

ほっとして、帰り支度をする方々。

 

手前は、アンケートに答えてくださっている方々。

後ろは、講師と談笑される方。

 

終了後は、講師とともに、1日の疲れを癒しに、軽く一杯。

飲んで盛り上がっているところの写真は取り忘れました。

有意義な1日でした。またやりましょう!

 


研修参加者の皆様、どうもありがとうございました!

PCM Tokyoでは、今回の研修内容にさらに改善を加え、引き続きAHP研修を実施して

いく予定です。開発援助の世界でも、国内の自治体の事業でも、再現性のある代替案

選択手法として、説明責任を確保する手法として、注目度が高まっている手法です。

皆さんのご参加をお待ちしています!

2007年7月4日

大迫正弘 (PCM Tokyo)


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