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皆様
 
 5月4日、「9条ピースウォーク」は、千葉県幕張に無事、到着し、皆様の平和への熱い思いを、「9条世界会議」に伝えることができました。「9条ピースウォーク」を支えてくださった、ほんとうにたくさんの皆様に、まずこのことをご報告するとともに、この「9条ピースウォーク」をともにつくってくださいましたことに、深く感謝いたします。
 
 2月24日、雪の舞う広島を出発し、5月4日、若葉薫る幕張についた「9条ピースウォーク」は、71日間、60以上の宿泊所を経て、1200キロを歩きました。歩き通した11名(うち外国人4名)のウォーカーをはじめ、延べ7000人以上のウォーカーの参加と、その数倍もの方々のご支援を、ウォークの通過地域や全国の方々からいただきました。参加者の年齢もベビーカーに乗った0才児から、80歳以上の方まで、参加者の国籍も7カ国以上、障害をもった方や盲導犬までという、まさに彩り豊かな、平和のオーケストラのようなウォークでした。
 
 「9条ピースウォーク」は、ピースウォークの歌にあるように、食事をつくり、子供を育て、そして種を蒔きながら生活をする皆様がつくりあげた「いのちの行進」です。市民、一人一人の手でつくりあげたこの「9条ピースウォーク」は、私たちの心にある平和への熱い思いが溢れ出た、新しい市民の息吹そのものです。
 
 「9条ピースウォーク」をご支援くださった皆様、9条世界会議に参加された皆様、また、せっかくおいでになったのに会場にはいりきれなかった方々、ご家庭やお友達と連休を過ごし、また必要とされる、必要とする大切なことをなさりながら、会議のようすに思いを馳せてくださった方々、沿道でウォークに心を寄せてくださり、手を振ったり、ご寄付をくださったり、またお宿を準備くださったり、お食事や飲み物をご準備くださったり、チラシ造りからグッズの販売、ルートの下見や警察の届けをしてくださった方々。そして、ウォーカーとしてウォークに参加し、歩き続けて、歩き繋げてくださった方々。またこうした方々をその裏で支えてくださったご家族、ご友人の皆様。こうした方々すべてが作り上げてくださった「9条ピースウォーク」でした。
 
  「9条ピースウォーク」は趣意書と基本方針にあるように、個人の参加を旨として、平和な行進であることを目的の一つとしました。「9条ピースウォーク」によって、勇気をもって一歩踏みだした私たちは、平和を願う自分の心と、日本や世界の平和との間に、それほど遠い距離があるのではないかもしれないことを、実感することができました。
 
 世界には平和を切実に願っても、平和への声をあげることすら難しい対立と暴力にさらされている人々がいます。「いのち」の大切さについて声をあげる自由と責任をもつ私たちは、日本国憲法9条を輝かせ、これからも、日々のくらしを「ピースウォーク」として、歩き続けましょう。そして、憲法9条の輝きを世界に伝え、そしてすべての一人一人と平和への勇気をわかちあいましょう。平和の実現は、そこに到達しようとして、歩き続けるという「過程」にこそあるのかもしれません。
 
 改めて、「9条ピースウォーク」をともにつくってくださった皆様に、こころから感謝いたします。多くの皆さまとつながりあい、そして、平和への思いを分かちあえましたことは、このうえない喜びです。
 
 9条世界会議が予想をはるかに超える参加者の熱意に支えられて大成功を収めたことは、この平和憲法をもつ私たちの平和への願いの強さを確認する機会になっただけでなく、9条が世界各地で平和に取り組む人たちを繋ぐ大切な役割を果たしていることを知る契機となりました。9条ピースウォークが、この9条世界会議の大きな収穫の一助を担えたことに思いを深くして、あらためて感謝申し上げます。
 
2008年5月9日
「9条ピースウォーク」実行委員会事務局
共同代表:浅見靖仁、足羽與志子、石岡敬三、石岡真由海、
          都留由子、早川敦子、増井幸子
ウォーカー代表:加藤行衛