WC female(Possibly D.variegatus

タンザニア バンデッド オオウデムシ/タンザニア ジャイアント ウデムシ
Damon variegatus

分布 タンザニア ケニア
体長 3cm



はいこれがウデムシでございますよー。不思議体系の蟲でございますねぇ。この姿をどう見るかで、この蟲に対する意見が分かれますな。「むぅ!なんとカッコイイ!」と見る人、「いやぁー!禍々しいったらありゃしない!」なんて嫌う人、リアクションは様々でしょう。アシダカグモの類にゾゾゾっとなる人は、なんとなく同じ香りを感じるので、おそらく駄目でしょうな。嫌いな人はご安心アレ、この仲間日本には生息しておりません。日本にいる限り、部屋でくつろいでいる所に突然現れるとか、カブトムシ採ろうとして樹を蹴ったら降ってくるみたいな事は無いかと思われます。

で、ウデムシでございますが、体長こそたいして大きくありませんが(上にもあるとおり、せいぜい3cm前後)、鞭状の非常に長い第1脚の長さは、20cmを優に超。いやー無茶苦茶でございますねぇ・・・。体の作りが似ているサソリモドキにもございますが、ここまで長くはありません。おそらく触覚のような役割なのでしょうなぁ。

毒もなく、人畜無害の蟲でございます。しかし、えらいスピードで移動できます。本気で移動するときは、カニにように横歩きになります。ササササ・・・ビシッ!って感じで止まります。(笑)反復横とびなんかが得意かもしれませんね。あーでも、ジャンプは出来ないです。ひたすら横に走るだけの、なんともけなげな蟲でございます。でも別に前へ移動することが出来ないわけではなく、あまりスピードを重視しない場合、前への歩行も普通に可能でございます。

こうして見ると、体系は平らでアシダカグモを連想させ、色彩はマダラカマドウマのようであり、動きはゴキブリの如く素早い。なんだか好かれる要素一つも無し!って言う感じのする蟲でございますねぇ。(笑) でもねぇ、よく見ると生まれたばかりのエイリアンみたいで素敵じゃないの。ね、良いでしょう。飼って見たいでしょう。じゃぁ(↓)から飼い方でございます。

まずウデムシってやつらは、洞窟の壁面とか樹で暮らしております。こんな体系で地面を歩く意味ないですからね、そんなのチョット想像すれば誰にでも解ります。ってなわけで、高さのある飼育ケージが要りようになってまいります。あの長い触角を合わせたレッグスパンと同じぐらいの高さが理想でございますねぇ。しかし比較的小さなケースでも、壁面にや蓋の裏側に張り付くことが出来れば問題ない場合が多いので、その辺は各々の飼育事情でケースを選んでください。無難なのは、プラケですかね。脱走の危険も無いですからね。ニッソーのプラケで言うと、PC-2クラスもあれば普通に飼育可能です。PC-1でも工夫しますれば飼育可能ですので自分の飼育技量とかその辺りも与して選んでくだされ。

まず床材を敷きます。床材はウデムシに直接重要なわけではありませんが、ある程度湿度の確保にも良いのを使ってください。うちでは、重にヤシガラをつかってます。安いですからねw。床材を敷きましてコルクバークなんかで登れるところを作ります。ウデムシは、ガラスやプラスチック等ツルツルした面は登れないのです。何枚か立てかけておきますと、その間に入り込み落ち着くわけです。

天井に張り付いて逆さまになったり、壁面に張り付いて、下に落ちるような感じになって脱皮するので、高さは重要でございます。一時的にデリカップなんかでストックする場合は、薄いデリカップにキッチンペーパーを敷いて、そのまま立てかけてください。普通に置くと、脱皮不全でアッサリ死んでしまったりします。立てかけて置きませばキッチンペーパーが足場となり、脱皮の時に死ぬこともなくなります。その方法で、デリカップでストックしていたときに上手く脱皮できた画像が、下の「subAD male(脱皮後)」と書いてあるやつでございますよ。狭くても、ある程度高さがあれば脱皮できるわけ。

飼育温度は、極端に高いとか低いのは良くないかと思うので、20〜30℃を維持すれば問題ないかと思います。

あ、そうだ。ウデムシ全般の概略的な飼い方はコチラ(あーすさんサイト)を見てもらうほうが早いや。ってなわけで、これ以上はメンドウなので書きませんw 本格オープンしたら書くかも知れませんけどねー。


書きかけといて、なんてヤツだ!」と思われたかもですが、まぁ、そういうヤツなんで諦めてください(笑)


そーだそ−だ、D.variegatusに酷似しているD.diademaってやつが来ることがあります。非常に良く似ていおり、D.diademaの方が腹部背面が少し暗めで。色もぼやけてる様な気がするとかありますが、判別難しいというか僕は良くわからんので、採集地による区別の方が良いかもしれないので、ちょっと触れておきます。

Possibly D.diadema
D.variegatusの方は、アフリカ中央部の東のほうにしか居ないと思って良いかと思います。タンザニア東部とケニア南東部ぐらいにしか居ないようです。例外として、ジプチの東のほうとアラビア半島のイエメンから出たことがあるみたいですが、まぁ輸入されてくるルートからは外れているので、考えなくとも良いでしょう。

で、D.diademaの方でございますが、こちらはタンガニィカ湖周辺とそのやや西の辺りに生息しているようです。国で言うと、タンザニアの超西(タンガニィカ湖周辺の東側)、コンゴ民主共和国の南東部とザンビアの北西辺り、で少し南に離れて、ジンバブエ・ボツワナ・ナミビア辺りにも居るみたいです。その辺りから来るウデムシは、D.diademaと見て良いかと思いますねぇ。

まぁペットルートに乗るウデムシが採集されてるタンザニアだけで見ると、湖近くの西の方の森で採れたらD.diadema、東の方から来たものはD.variegatusって感じですかねぇ。あとは、産地にこだわるショップの情報を当てにして、種を導き出す感じですのが良いかもですねぇ。

頭の中でアフリカの地理がわからない人は(まぁぱっと浮かぶ人は、よほどのアフリカ好きか、地理好きと見た!)グーグル等で「アフリカ地図」と入れて画像検索すると地図が出ますから、各自調べてください。

なんかあれだ、ウデムシの紹介というか、後半はチョット地理になった(笑)

最後にウデムシ飼育のポイントを書いておきますと、通気と高さ、この2点を注意しますれば、結構丈夫な生き物です。細かいエサや水与え方は、あーすさんのサイトを見てくださいw




ペア飼育ケージ例 60cm規格水槽
底材 アイリス パームピート
温度 26℃前後


画像
Possibly D.variegatus
subAD female1
subAD female2
subAD female3(捕食)
subAD female4(捕食)
subAD male(脱皮後)
AD male
AD male(脱皮直後)
Possibly D.diadema
AD female(捕食)
AD female(脱皮1)
AD female(脱皮2)
AD female(脱皮3)
AD female(脱皮直後)
AD female(脱皮直後&抜け殻)
フロリダウデムシ
Phrynus marginemaculata
2cm弱の小型種
WC AD(数匹)
あーす君氏撮影のナウイ写真
その1
その2(一応威嚇w)
アフリカン ジャイアント グレイ
Euphrynichus bacillife
CR baby

ウデムシは幼体時、
触脚のみ赤いものが多い
様です。


戻る