ヒラヤマコブハナカミキリ
Enoploderes bicolor (Ohbayashi,1941)

2001年4月徳島県木沢村釜ケ谷にて撮影


当地では、谷沿いの湿潤な環境に生えるアカメガシワの根ぎわに生じたウロより得られます。
個対数は少ないものではありませんが、近づける所に生えるウロの有るアカメガシワの本数は限られています。
4月上旬から発生が始まり、標高が上がるに連れて遅れて行きますが、概ねGW頃までには終了する様です。

本種が類希な珍品であったことは著名ですが、始めてのウロ採集でゾロゾロ這い出してきたのを見た時の何とも言えない複雑な気持ちは、忘れがたいものがあります。
学生時代に静岡県下にて目の前に飛んで来たのを、友人に叩き落とされた時のショック。
大台ケ原でネットインした赤いムシが本種だった時の突き抜ける様な感激。
そんな心の動きを今は味わう事が出来なくなりました。
珍品はやっぱり夢であってこそなんでしょうネ。

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