ジュウニホシナガクチキ
2001年6月徳島県東祖谷山村小島峠にて撮影
本種との最初の出会いはショックの大きいものでした。
小島峠で、友人のH氏とビーティングをしていた時に、H氏がモミの幼樹より本種を2頭も叩き出したのです。
当時は、天下の珍品で全国でもわずかな記録しか無い超美麗ナガクチキでした。
それがなんと2頭もモミから落ちたわけですから、材発見!タコ採れ間違いなし・・と思ったんですが、真実は少し違っていて、採集法が確立するまでにさらに2年の時間がかかりました。
本種は、フサザクラ、シロモジ、オオカメノキ、サルナシなどの古い枯れ木に集まります。
特に写真のような、ピンク色の菌がまいている材が大好きで、この菌を後食している様です。同じ材からは、ウスモンナガクチキやアカオビノミハナノミも見られます。
産卵木としてはフサザクラ、シキミなどの比較的新しい材が選ばれる様で、ヨツモンナガクチキ、ヘリアカナガクチキ、ウスモンナガクチキ、カタモンセマルナガクチキ、などが同時に見られます。
四国山地の標高1000m〜1300mくらいの所には広く分布しています。個対数も多く、これらの所ではヘリアカ並みに採集できます。
初めて自分で採集した時には本当に感激でした。
多数得られる様になりましたが、私は本種が大好きです。