と と や 四谷・荒木町の居酒屋さん。店の名前の「とと」は魚。そう、ここは、魚が売り物の居酒屋さんなのである。カウンターの中で元気に笑顔を振りまくのは富沢忠雄さん(常連さんは「トミさん」「ター坊」なぞと呼ぶ)。彼がこの荒木町に店を出したのが1972年と言うからもう30年以上。おいらが通い始めてからでも20年経つ。 ネタで勝負の刺身、備長炭でじっくり焼いた焼き魚のほか、煮物にご飯モノ、季節の一品等いろいろなつまみが楽しめる。おいらの定番。まずは、カウンターに座ってホッピーを注文。焼酎のキープは新店舗になって一升瓶から四号瓶に変わった。ちょっと寂しい。 トミさんの「お疲れ様!」のコトバと一緒に日替わりのお通しがでてくる。これをつつきながらホッピーを一口グビっ。ほどなく、目の前の大皿から煮物が三品ほど。季節によって、新ジャガだったり、筍だったり、キャベツだったり、ナスだったり。 これだけでも、お酒が進む。おいら、これだけで終わっちゃうこともある。 メインは刺身。黙っていると、まぐろ、いか、ホタテが盛り合わせて出てくる。目の前の冷蔵ケースに欲しいものがあれば追加。もちろん、お好みオーダーもOK。おいらはトミさんにお任せ。 わさびも当然、本物のわさびである。大根のつま、大葉もびっくりするほどふんだん。 この後は焼き魚。時間がかかるので早めに頼んでおくのが良い。担当は洋一さん。厨房の端で備長炭で焼いている。 一品料理は、他のお客さんが注文したときに「僕も欲しい。」って頼むことが多い。銀杏の炒め物、牛すじの煮込みなんてのが気に入り。自家製のぬか漬けや塩辛も。
メニューは大きな黒板に書いてある。値段がないので、最初は不安だが、腹一杯飲み食いしても3〜4000円程度。この20年、値段が変わっていないような気がする。(最近はカウンター内の小黒板に値段が書かれている。大トロあたりは、1200円なんて値段がついている。考えてみれば、そういうものを注文したことがない。) 季節のメニューがたくさん。春なら筍の煮物、鰹のたたき、秋ならばサンマの塩焼き、松茸の土瓶蒸し、銀杏の炒め物。 飲み物はモルツの瓶ビール、日本酒(お燗、冷や酒、升酒)、焼酎(水割り、お湯割り、ロック。ホッピー、ウーロン割りくらいかな)。 あくまでもメインは魚の店なので酒の種類は多くない。 刺身を前に駄弁ってるとトミさんから「おいしいうちに食べてね。」とか「うちは喫茶店じゃないんだよ。」なんて声をかけられる。 カウンター席の奥は常連の定位置。おいらもそこに座らせて貰うことが多い。満席に見えても一人分だとみんなが少しずつ詰めて席を作ってくれるのが嬉しい。この店のほとんどが禁煙なので注意。愛煙家の常連さんは、喫いたくなると店の外へ。 【データ】
「ととや」住 所:新宿区荒木町10−17 (2005年9月26日に移転) 東京メトロ丸ノ内線「四谷三丁目」駅から徒歩4,5分。 右の地図参照。 みずほ銀行を曲がって車力門通り」経由がお勧め。 (外苑東通りをまっすぐ曙橋方面、一心ラーメンの裏手・・・という ルートが近いが、車力門通りの雰囲気を味わう方が好き) 電 話:03−3357−3319 営業時間:17:30〜22:00(ラストオーダー21:00) 定休日 :日曜・祝日(魚河岸の休みの日) キャパ :カウンター15席、大テーブル10名、小テーブル2名×2 |