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証券会社の店頭で株価ボードをながめている人たちがいる。 経営者に託した自分の財産、事業を発展させるためにキチンと使ってくださいよという思いであろう。株式への投資というもの、事業がうまくいかない状態の時はリターンを得ることができないわけだから、個人が投資をする上では、その企業を応援したいという「気持ち」を持っているということが大事である。 ところが、この株式市場という場にはファンド・マネージャーという人たちが多くいる。この連中が追い求めているのはリターン、とにかくリターンである。株価の波動を利用して利益を確保したりするし、先物、オプションなども駆使する。 個人投資家が長期投資に徹した方がいいというのは、権謀術数渦巻くこの世界でファンドマネージャーらに翻弄されずに済むからである。 この個人投資家の人たちは、ファンド・マネージャーが不当に出し抜いたりしないよう、また投資情報が不足したりしないよう、法令により規制をして保護してあげなければならない。しかるに保護は現状では十分ではない。 資本主義のこの世の中では、最も成長力を持つセクターに資金を提供して、社会に参加することができる。選んだ企業を支える力はおそらくは、選挙における自分の一票がその候補の当選に寄与する程度の寄与であろう。が、微力ではあってもその支持表明には意味がある。 個人は、決して機関投資家やヘッジファンドへ利益を差し出そうとして投資を行っているわけではない。 |

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