RO→NINN 2


浪人時代 5  〜闇の手招き〜

<2月> 中半

6校目 2月15日 (H大)
英語△ 国△ 日△
特に何もなかった。

家に帰ると、滑り止めに落ちていたこと
が発覚・・・。  
親の絶望しきった顔が目に焼きつき
寝れなかった。

夜中に突然何ともいえない恐怖感
に襲われ、怒り、悲しみなど、
どれにもあてはまらない涙を流した。

7校目 2月16日 (M大)
きわどい精神状態のなかでの受験
英→◎  国→△
日→鉄道のテーマ史出題により×

17〜22日
この間に、4つの結果が返ってくる。
すべて不合格・・・。
家族内の空気が今までに体験したこと
ないものとなる。

例えるなら梅雨のジメジメした空気と真冬の
凍てつくような乾燥した空気を合成したような
もの・・・。

8校目 2月23日 (W大)
英→○ 国→○ 日→×
W大は全国から受験生があつまるような
1流校。 
英、国で日の点数をカバーするなど
まったくもってありえない話なのである。


っというよりも、今までの学校すべて
日本史が中途半端のままで受かるような
レベルのところでないことに、今になって   
気がつく・・・・。
自分への甘さがここで自分の首を絞めること
となる・・・・・。   


浪人時代 6  〜不合格ドランカー〜

<二月>  後半

2月24日
までの、あいだにW大を除くすべての結果
発表が出揃っていた。 オール 不合格

ボクサーがパンチを喰らいすぎ、「パンチ
 ドランカー」になるように、家族も
みんな不合格を喰らいすぎ「不合格
ドランカー」になっていた・・・・。
もはや何も感じない状態なのである

そんななか朝刊に(N大)後期募集の広告
が掲載されていた。
そして 俺の反対もむなしく、
それを受験することになってしまった。

25〜3月5日までの間に母校に
調査書を取りにいったりした。
この期間の間も図書館に通っていた
が、精神的、肉体的にも限界に
近い状態であった・・・

ただ1つ心にあったこと、それは
「早く ペンを離したい・・・」
ということだけ・・・。

9校目 3月5日 (N大)
この2日前に、W大の結果がきていた
いうまでもなく ××

そしてラスト試験を迎える。
周りを見渡せば、揃いも揃った、
崖っぷちの方々。
死んだ魚の目のような奴もいれば
変にギラギラしてる目の奴もいた。

重ったるい空気の中で試験開始。
今回はラッキーなことに、日なしの
2科目受験。
英→○ 国→△
何ともいえぬ微妙な出来・・・。
何はともあれ受験終了。

もう1人 高校時代の友達が
受験していたので、そいつと
一緒に下北沢へ繰り出す。

そして意味もなく雑貨屋でハーモニカ
を購入。 
家に帰って吹いてみると、なぜか
切なさが込み上げてきた・・・

浪人時代 7  〜闇の森からの脱出〜

<3月>  前半
N大の受験が終わったあとに友達から
「K大の2次試験に受かった!!」
という電話が来た。

オレは「おめでとう」と言っていたが、
人生の中であれほど、無感情な「おめ
でとう」を言ったのは初めてであった・・・。
何故か早く電話を切りたかった。

人の幸せに共感することすら出来なく
なっていたほど、心が荒れていたのである。

3月9日
N大の発表。 不合格。
その夜 家族会議が開かれた。

就職、留学、2浪、専門
この4つの選択肢が候補に
あがった。

就職、専門は友達の体験談によると
「自分の好きなことじゃないと絶対に
続かない!」と言われていた。
まだ その時は、自分のやりたいことが
まったく思いつかなかったので、この2つは
却下。 中途半端な決断は命取り。

残すところの2つ。 留学、2浪。
2浪しても確実に大学にはいれるという
保証はどこにもない。
それならば、留学して語学を身に着けて
帰ってきたほうがどれだけ、自分にとって
プラスとなるか・・・。

しかし オレは毎日勉強していたのに、
結果が残せなかったことが悔しかった。
正直いままでは、何となく大学を目指して
いた。 
だけど、ここからのオレは、学歴などとは
無縁の感情で、「大学に負けっぱなしじゃ
駄目だ!!」みたいな気持ちになっていた。

1つでも勝ち星をあげたかった・・・・。

そしてそのために2浪生活に突入することを
心に決めたのである。

ここからは、学力だけではなく自分の精神力
との戦いになると覚悟していた。



浪人時代 8  〜自分の足跡をたどって〜

<3月>  後半
失敗から学ぶことは多いにある。
1浪時の失敗を見つめなおし、これから
の生活の基本を形成していくことにした。

勉強→量より質。
今までは、10時間ぐらい連続で机に
むかっていたが、実際 集中していたのは3,4
時間だった気がする・・・。人によって集中できる
時間は、大きく違う。

自分の場合は、70分であることが判明。
だから、70分1コマとして勉強を進める
ことにした。

自分は短期集中型であることも判明した
ので、最初から飛ばしていたのでは、後半
きつくなると予想した。 だから
4月〜8月までは、代ゼミの授業の
復習、日本史の暗記。 

9月から本気モードに突入することにした。


生活→勉強だけで1年はきつい。
新しいことに挑戦してみようということで前々
から興味があったパソコン、車の免許取得も
実行することにした。

そして体が腐らないように、週1でマラソン、
水泳を行うことにした。


そして 不安と希望を胸に抱えながら
新たなる2浪生活の幕が静かに開がった。


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