RO→NINN 3


浪人時代 9  〜始まりの季節〜

   <4月>
この月は、料理修行のためにフランスへ行く
友達の見送りに行くことから、始まった。

自分の進むべき道を見つけ、その道を
突き進む。一方のオレは足踏み状態。
同じ歳なのに、大きな差をつけられた
感じがした・・・。

でも「2浪」というのもオレが自分で
選んだ道。 オレはこの道を突き進む。

前から気になっていた虫歯。 痛みはない
が、穴が大きくなっている気がするので
7年ぶりの歯医者へ。 

虫歯は2本あったらしく、しかも長期の放置
によりかなり悪化しているみたい・・・。
7回ぐらいの通院により治療終了。
想像してたより痛みは少なかった。
医学の進歩に感謝!!

っが!!! 痛みより、歯科助士の綺麗な
おねぇさんに口の中を見られるというほうが
つらかった。 恥辱感をたっぷり味わった・・・。
裸を見られるほうが まだマシだよ・・・・。
こんな感情は オレだけでしょうか??

パソコンの方は、地元友達Aの協力もあり
サクサク進み、後半あたりにはADSLの
申し込みを終了させる。


  <5月>
ここから 免許取得(MT車)に燃え出す!
前に1回だけ友達の車をちょっと運転した
ことがあったので、運転をなめていた。

実際乗ってみてAT車とMT車の違いに
びっくり!(AT=オートマ MT=マニュアル) 
最初の教習のとき、シフトチェンジがうまく
出来ずに、エンスト連発・・・。 車もガタガタ
揺れて、教官の顔もかなり引きつっていた・・

まぁ 最初の教習をすぎてしまえば、後は
持ち前のセンス(?)で徐々に運転スキル
向上。 街のうわさに聞くような、いやな
教官にもぶつからず順調にすすむ。
5月のうちに仮免合格をはたす。

ただ下町らしいというか、教官のとっつぁん
が「車のボディー」と言えず、「車のボデェー」
(Dをディと言えず、デェと言う)
と言ってたときは、笑いをかみ殺していた。

あと 顔はたいしてかわいくないが、雰囲気が
最高の女性教官がいた。 甘い声で
「じゃー そこを左折してみよっかぁ〜」なんて
言われた日には、
「あなたのためなら、左折禁止でも
左折します!!」みたいな・・・。
あぁ・・・。  村田教官 万歳!!!
(でもこれが最初で最後の教習だった。)

W杯に影響をうけ、夜中の0時ぐらいに
家の前の公園で、地元友達とサッカーを
していたら、近所の住民が通報したらしく、
おまわりさんがやってきた。
「若さ」への嫉妬に違いない・・・。

浪人時代 10  〜浪人 2速から3速へ〜

  <6月>
いよいよ、路上デビューを果たす。 
教習所での練習とは、まったく違う・・。

教習の後半で目的地までのルートを
自分で設定して、そこに向かう
というものがあった。
極度な「方向音痴」であるオレにとって
これは、かなりのきついものであった・・・。

ルートを外れ、予定と違う道を激走して
「おいおい・・・ 俺をどこに連れて行く
気だよ〜」とか言われたことも・・・。

また 高速教習は、シュミレーターで
行う。(ゲームみたいなもの)
合流地点で接触事故を起こす。
「おぉ〜 派手にやるね〜 本当だったら
君 即死だな〜 あははは〜」
なんてこともあったり。  

山あり谷ありの教習を乗り越え、
いよいよ卒業検定。 MT車 男2人 
AT車 女2人 「むふふ・・・」な出会いを
期待していた俺に対する見事な先制パンチ。

卒検開始!! オレは、2番手。 
最初の人の運転を見学。 この人すごいよ〜
エンスト3回・・・。 ウィンカー出し忘れ2回・・・
黄色信号 迷わず通過・・・。 などなど。

この運転を見て、なんか気分が落ち着いた。
プレッシャーを楽しみつつ、オレはのんびりと
運転。 なんなく 検定終了。 
控え室で待機。

結果 発表・・・。  合格 俺だけ!!!
AT車の女の子2人も駄目だったみたい。
興奮しながら 家路へと向かう。


この時期 ちょうどW杯。 
友達に誘われ、日本VSロシア戦を新宿に
見に行く。  アルタビジョンでの中継は、
中止となっていたので、居酒屋で見ることに。
1−0 で日本勝利!!!

店の全員が歓喜!! 外にでてビックリ!!
お祭り騒ぎ!! 電話BOXに登り日本コール
みんな ハイタッチ!! もうこんな経験は
日本では味わえないであろう・・・


6月 後半から、
「寂しい」「むなしい」 「彼女欲しい」という
「3C(さんしい)」に襲われる・・・・。
どーにも出来ず ただ嵐が過ぎ去るのを
待つしかなかった。

ここまでの勉強は、代ゼミの復習のみ
模試を受けはじめ、そろそろ感覚を
整え始める。

 

浪人時代 11  〜夏の夜空に願いを〜

  <7月>
1日に、免許の学科試験を受けに行く。
受験により筆記試験なるものにトラウマを
もちつつあるオレにとって技術試験より、こっち
のほうがプレッシャーが大きかった。

試験結果は、教室の電光掲示板に発表
80・・・85・・87・・・  !?
87!! あった・・・ あったよ!!
受験に受かったかのような気分だった。

そのあと1日中 喜びを隠しきれずに
ずっとニヤニヤしていた。かなり怪しい奴・・・

その翌日 家族で横浜へ中華を食べに行く。
帰りに親父がオレにキーを渡す。
「帰りは、おまえの運転だ!!」 「!?」
そんなこんなで 首都高デビュー。

スピード、カーブ、何もかもが激しい!! 
教習所ではMAX速度50キロ  っが!!
オレは、今 100キロぐらいで激走。

そして 親父が鬼教官に変身!!
父「よし じゃあ前の車を追い越しするぞ!!」
「!!??」 何もそんなことしなくても・・・
父「もっと アクセル 踏み込め!! 
                もっとだ!!!」
オレ「う、うおぉぉぉ〜・・・」 
       100→130キロへ・・・

若葉マークをつけてる分際で5台ぐらい
追い抜く。 かなりの・・・ か・い・か・ん☆
ストレス大幅に発散。

7月は七夕がある。 オレは、この日が他の
どの日(クリスマスなど)よりも一番好きだ。 
彼女と過ごしたい日 NO,1です。

なのに そんなすばらしい日をオレは、パソコン
のリカバリー作業に費やしていたのです・・・・。
この前日に怪しいメールをうかつにも開いて
しまい見事に、ウィルスメール。
データ破壊・・・。

メーカに電話すると、「あ〜 それは、リカバリー
(初期化)するしかないですね〜」とのこと。
1、2時間で済むと思ったら、とんでもない・・・
1日 かかってしまった。  畜生・・・。
「来年こそは!!」と夜の星空に誓った。

浪人時代 12  〜Are you chicken?〜

 <8月>
またもや高2からの恒例行事ということで、
海へ行く。 2泊3日。
友達の別荘に泊まっているんですが
ここすごいのよ!! もう歩いて30秒で
砂浜。 しかも地元の人しかいないの!! 
だからほとんどプライベートビーチ状態。

海とテニスを満喫!(オレはテニス ド下手)
友達から、彼女連れ込みの許可を頂いて
いるのですが、残念ながら毎年 彼女が
いないのであります・・・。 あはは〜

帰ってきてから 心機一転 勉学に励む。
日本史の暗記もガンガンやりだし、英語、
国も今までの復習を完璧にする。

そして実力を試す模試の日となった。
場所は、渋谷にあるK大学。

前も言ったが、俺はかなりの方向音痴。
見事に迷う!! 
交番で場所を聞いても「知らないね〜」
とか言われ、ひたすら さまよい歩く。

歩き続けるうちに、三軒茶屋とかいう
ところまで行ってしまう・・・。
どこだよ・・・ ここ・・・・・

大学受験の基礎的な掟。
「受験校の場所はあらかじめチェック!」
を忘れていた。 
渋谷まで引き返して、ハチ公前に座り
ボーっとして帰宅。いい教訓となりました。


 8月の後半
6月の「3C」が耐えられないものとなる。
それを感知したかのように、友達Hから
「豊島園 行こう!!
   プールでナンパすんぞ!!」
とのこと。 即決。 「行きます!!!」

HとMと3人で行くことに! 話によればMが
ノリノリということだったのだが、蓋をあけて
みれば みんな他人をあてにしていた。

ターゲットを発見するまでは、順調だが
その先が、まったく進展していかない・・・
みんな チキン(腰抜け)野郎。

「このままダラダラいくのは、情けない」
ということで、オレは覚悟を決め
2人の女の子に声をかけてみた。

頑張って会話を盛り上げた!! 
オレは、仲間達のアシストを期待した。
っがしかし!!!
彼らは、何もしてくれなかった・・・。
途中Mは、会話に入ってきたがHは、
まったく動かない・・・。
(あとで理由を聞いたら、
H「ギャルだったじゃん。 オレあーいうの
駄目なのよ」 だって・・・・)  

うふふ・・・・

っざけんな!!!!!!!
だったら あんたが女に話しかけろ!!
ぜいたくは、日本の敵ですバイ!!!

結局 オレの健闘むなしく、女の子
GETならず・・・。 
ほろ苦い夏の思い出となりました。

そんなこんなありながら8月10日に
ひっそりと20歳の誕生日をむかえる。


浪人時代 13  〜爽やかorむっつり?〜

 <9月>
ここまで、勉強面も生活面も計画通り
である。 日本史暗記も順調だし、
プールも走りも、さぼらずに週1で続けて
きている。

ここから学業に専念しだす。 毎日
近所の図書館の自習室に通う。

そこの図書館1階に漫画があるんで
いつも自習終わったあとに足を運んで
いた。 ある日 「冬物語」という漫画が
気になった・・・
第一話の題名が「オレ予備校生」
だったから、浪人生が主人公だと
思ったのだ。

どんな内容か気になり、その日に全巻
借りる。 そして全巻 読破!!!

初めてです。 マンガの主人公にこれほど
の怒りを覚えたのは・・・・。
内容は、浪人生の恋愛物なんですが、
もう・・・ ひどすぎるんです・・・・
内容が・・・  ありえるか!!ッて感じ。
浪人生の方は、一度読んでみてください。
絶対 地面に本を叩きつけます!!

そもそも 浪人中に「恋」だの「愛」だの
ほざくんじゃねぇ!! ペンと消しゴムが
浪人生の恋人だろーが!? 


 <10月>  前半
いつものように、自習室で勉強していると
隣の席から、何かキラキラ光を感じる・・・
ふと 隣を見てみると、手のひらに鏡を
隠し持って何かを見ようとしている・・・・

角度的に考えて、どーやらオレの前の席に
座っている女子高生のスカートの中を
狙っているようだ・・・

「こいつ何やってんだ・・・ ここで注意しても
いいが、こいつにもプライドがあるはずだ・・・
こーなったら 無言のアピールだ!!!」
っと決意したオレは、早速 咳払い連発。

隣の奴がこちらをちらりと横目で見て、
こそこそ鏡を隠す。 しかし しばらくすると
再び鏡を手のひらの中に・・・

今度は、鏡の視界をさえぎるために、激しく
貧乏ゆすり・・・。 やつもビックリ!!
今度は、驚きながらオレの顔を見てくる・・・。
そしてオレは目で「やめとけ・・・ 犯罪だぞ」
と訴えていた。

熱い思いが通じたらしく、彼は鏡をしまい
荷物をまとめそそくさと帰っていきました。

男は、みんな基本的にスケベです。
オレもスケベですよ! でもほとんどが 
超えちゃいけない領域を理解している
「爽やか」スケベだと思います。 

「むっつり」はいけないですよ・・・。
OPENでいきましょう。 OPENで!! 

女子高生&ミニスカートを愛する女性の
皆様。 スカート履くときは、油断禁物です!
飢えた狼たちに ご用心。

浪人時代 14  〜やがて僕らは光となる〜

 <10月>  後半
受験に使う調査書をとりに我が母校へ。
やはり時は、流れてるんですね〜
すれ違う後輩達を見ていると、
「嗚呼・・・ オレの高校時代は、もう
ここには ないんだなぁ・・・。」なんて
しみじみしちゃいます。 

担任のところに行き、調査書をGET。
激励をうけつつ帰宅。
卒業しても職員室という空間の緊張感は、
無くなりません。


1浪の時からそうだったのだが、オレが順調に
勉強を進めてる時に限って、めったに連絡を
取らない友人から電話がかかってきたり、何か
勉強をストップさせることが起きるのである。
(確立 85% かなり高い!!)
それをオレは、「神のイタズラ」と呼んでいた。

そして今回も起きた。 親が長野県にある
善光寺に行こうと言い出したのである。
もう神のイタズラには慣れました。
善光寺行きを承諾。

東名高速にのって長野を目指す。
またもやオレの運転。 免許取得から
3ヶ月・・・。もう あの頃のオレじゃない!
親父・・・ オレの成長を見ろ!!!!

アクセルを少しずつ踏み込む。
100→120 グイグイ加速 120→140
ここで、車とオレが一体化する・・・。
「フルパワーだ!!」 アクセルをさらに踏む
140・・・152・・・160・・・168・・・174
・・・・180!!!!!!!!!!
MAXスピード180キロ突入。 
「高速」道路を「光速」で走りぬけた・・・・

長野に到着し、家族で受験祈願をして
街見学をして家路につく。
(帰りは、かなりの安全運転でした)

浪人時代 15 〜ゼンマイ仕掛けの生活〜

 <11月>
模試の後に、高校の友達G、M,、Bから連絡を
受け吉祥寺に向かう。 ゴムボールを買い、
井の頭公園でサッカーをする。
そして日が沈んで、ボールが見えなくなったら
今度は鬼ごっこが始まる・・・。

20歳の青年が4人も集まってこんなことを・・・
「ピーターパン症候群」 丸出しです!!

〜大人になんてなりたくない〜
まさに 俺たち トイザラス キッズ・・・。


この月から赤本を始める。

朝 8時起床。 9時 自習室に行く。
13時 昼食のために帰宅。 
14時〜19時 自習室。
19時30分帰宅。 20時 晩飯。
0時 就寝。

この生活をひたすら続ける。

11月は、受験に遠からず、近からずの一番
つらい時期である。
「現役」、「1浪」の時もつらかったけど
2浪ともなると、つらさが4倍に膨れ上がった。

週1の「プール」、「マラソン」がオレのストレス
解消、気分転換となっていた。 
これをやっていなかったら、オレは発狂していた
に違いない・・・・。



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