−コラム− .
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町人お侍が舌つづみ!
お江戸の真夏の酒のつまみ茗荷田楽(復元版付き)
茗荷は日本が産地で、外国では食されることの少ない野菜です。
ビタミン類が乏しく、これぞ医食同源の食材!と、
胸を張っていえるほどのものではありませんが、
特有の爽快な風味が、食欲増進の役を果たします。
こういう点で、夏ぴったりの食の名脇役といえるでしょう。
焼き茄子に茗荷を入れたお味噌汁は本当においしい!
水で洗ってダシ醤油で食べる刺身は最高ですし、
漬物、天婦羅も食が進みます。
日本人の体質にあった生薬を解説した、
江戸時代の「本朝食鑑」という書物には、
「茗荷は気のうっ血を開き、食を進め、邪気を払う。茎や葉や根を煎じて、
まだ熱いうちにシモヤケした患部を繰り返し洗えば治る」
ということが書かれています。
ビタミン類は乏しくとも、別の面で薬効を秘めた野菜でもあったのですね。
さてこの茗荷ですが、
江戸時代には「茗荷田楽」という、おつな酒の肴があったそうです。
熱湯をくぐらせた茗荷を串に刺し、唐辛子味噌をつけて焼いたという料理。
なんだか聞くだけでもおいしそうですね。
茗荷は「冥加=神仏の加護」につながるということから、
武家は好んで家紋に使ったといいますから、
お江戸のお侍も、そしてもちろん町人も、冷やで一杯やりながら、
こぞって茗荷の味を楽しんだことでしょう。
その茗荷田楽を、現代風に復元してみました。
作り方
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茗荷は縦に切る
とうがらし味噌(ない場合は味噌と七味を混ぜ合わせる)
を酒でのばしておく。 |
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といた味噌を茗荷の切り口に塗る。 |
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魚焼きグリルで味噌にこげめがつくくらい焼く。
(写真のように網に水平に茗荷を並べると、
茗荷が安定して、味噌が流れません) |
| 出来上がり! |
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焼けた味噌が香ばしくて
酒のおつまみにはぴったり!
焼いた茗荷は柔らかく、
また生とは一味違うおいしさです。
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