医食同源「タオの竈」       NPOおばあちゃんの知恵袋の会所属「医食同源の会」
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■土壌菌で発酵堆肥をつくる

まずは近所の公園で、土壌菌の採取です。
発酵の元となる菌は、
市販されているものも、いろいろあります。
私も最初はEM菌を購入しようと考えていました。
でも、ふと・・・
沖縄のEM菌よりも、近所の土壌菌の方が、
ここの気候や環境には合ってるんじゃないか?と。
また、人工培養されて強力になった市販の菌を使えば、
その土を廃棄処分した時に、
この土地の土壌菌の生態系にまで、影響するのでは?
と思った時、
目に見えない細菌レベルで、
知らないうちに生態系が変わるなんて、ちょっと怖い・・・







  

      ケヤキの大木に分けてもらったはんぺんは、
       カビのような、枯れ草のような匂いがしますよ。
       土壌菌ってカビなんだから、
       そりゃ当たり前かぁ〜

       さっそく、発酵堆肥を仕込みます。

  
それで、土壌菌を求めて近所の公園へ。
公園の大木の根元の湿った落ち葉をめくると・・・
あった〜!
はんぺんと呼ばれる、白い土壌菌のコロニ―です。








       材料
       ・はんぺん140g
       ・ぬか1400g(はんぺんの10倍)
       ・水300cc(ぬかの25%くらい)
       ・ご飯(一握り)
       ・黒砂糖(大さじ1)





はんぺんと一緒に小枝や葉もまじっています



まず、水と黒砂糖を、1度沸騰させてさまし、
はんぺん、ご飯と合わせてひと晩ねかせます。



なんだかいい香りがする♪

そこに、ぬかを加え、よく混ぜ合わせます。
にぎると固まるけど、
すぐにぽろぽろと崩れるくらいの水分量です。
新聞紙でふたをして、ひもでしばっておきます。






1日1回、ぬか漬けのようにかき混ぜていると、
発酵が始まって、温度があがってきます。
甘いフルーティーな発酵の香りもします。
温度が下がって、発酵が終了するまでは、
毎日混ぜ続けます。
途中、活発に働いている菌によって、匂いも違います。
納豆菌が優勢になるとすご〜く臭い・・・(涙)


寒いと発酵しにくいので、冬場は部屋の中に入れたり、ダンボールで保温すると、
発熱しながら、盛んに発酵を始めますよ。

発熱によって水分は蒸発してゆきます。
発酵にはある程度水分が必要。
サラサラになってきたら、少し水を足して発酵を促します。
ぬかが白くころころの粒状になってきたら、完成まじか。
水を加えても、温度が上がらないようなら、発酵完了。
発酵堆肥の出来あがりです!

   
         ひと月たった発酵堆肥
2〜3週間くらいで出来あがりますが、
未発酵の堆肥は植物を傷めます。
最低1カ月くらいは、発酵期間をとってから使う方が安心です。 







■発酵堆肥−増量計画

一度発酵堆肥を作っておけば、
それを種にして、
堆肥を増やしていくことができます。










米ぬかに、油粕、草木灰を合わせて
よりバランスいい堆肥に。


米ぬかに、油粕、草木灰を合わせると、よりバランスいい堆肥になります。
そこで、米ぬか:油粕=2:1の割合にしてみました。

   窒素(N)葉肥  リン酸(P)実肥  カリウム(K)根肥
 米ぬか  2  4  1
 油粕  5  2  1
 草木灰  0  1  15

それぞれの成分は上表のような割合になっています。
窒素は葉肥、リン酸は実肥・花肥、カリウムは根肥といわれています。

米ぬかだけでは、N:P:K=2:4:1。
これだけでも、野菜はとても元気に育ったし、いい堆肥なんですが、
米ぬかと油粕、2:1にすると、N:P:K=9:10:3となって、
葉物がもっともっと元気に育つかもしれません。

また、アルカリを好む人参には、もう少しカリウムがほしいので、さらに灰を加えます。
米ぬか:油粕:灰=4:2:1にすると、N:P:K=18:21:21。
人参の根もすくすく育つ堆肥になりそう。

米ぬかと油粕を合わせた中に、1/5〜1/10の元種と、総重量の25%の水を加えてかき混ぜます。
あとは上記と同じように発酵させるだけです。










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