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 スタートライン

 「マイホームを新築したい。古くなった家を建て替えたい。でも、何からはじめたらいいのだろうか?」
 建築業者や不動産業者は、どうぞお気軽に声をかけて下さいと言うけれど・・・。知り合いか親戚に紹介してもらおうか?でも、わがまま言えるかな・・・。万一、イヤになったら断れないかも?モデルハウス見学か資料請求でもしてみようか?でも、営業にしつこくされるからなあ・・・。それに自分で見極める自信が無いし。設計図とか見積書を見てもよくわからないだろうし・・・。

 こんなとき、自分達の立場に立って一緒に考えてくれる人、知識・経験があって、なんでも安心して相談できる人がいたらなぁ〜、と思います。高額な買い物で、そうちょくちょくある取引ではないですから不安にもなります。また、その失敗例をいろいろ目にする機会もあるから当然です。失敗しないためには、どうしたら良いのでしょうか?

 


 うまくいかないケースの要因

(1)購入者と業者の目的の違い
*購入者の思い・・・自分の好みに合って且つ良い物を、できるだけ安いコストで手に入れたい。購入後は長く満足感を維持したい。そのために、自分達の立場に立って親身に相談に乗ってくれる人から購入したい。
*業者側の思い・・・販売拡大、利益確保、できるだけスムーズに、簡単に、問題無く、効率良く、世間または上司の評価、といったキーワードが重要なポイントです。このことは、企業の経営方針というよりも経営者の本音や社員(担当者)の姿勢・考え方による影響が大きく、これらの向上のために、「購入者の満足」が大前提だということを、時として忘れてしまい目先の利にとらわれてしまうことがあります。

(2)購入者と業者の知識・感性の違い
 業界の常識が世間では非常識になったり、世間では常識的な事が業界では異例であったりすることが、どの世界でもあります。ゆえに、購入者が当たり前の事を主張しても、なかなか理解してもらえず、業者(担当者)が速やかに対応できないことがあります。業者が日常使っている用語が購入者との会話に無神経に使われて、理解に苦しみ誤解やストレスを生じる事もあります。更に、担当者が購入者との好みの違いや性格の違いを埋められないケースもあります。経験不足、不誠実、自己本位といった未熟な業者または担当者と運悪く遭遇してしまった結果です。


 計画実行前の心構え

 建築計画という作業は、買主と売主の双方による共同作業により満足いく品物を得ようとする点で、現物を見て確認した上で、ある程度均一の物を手に入れる一般的な売買とはかなり違いがあります。欲しい物を手にとって確認できない事、見えない部分が多い事、更には、購入者ほどではないけれど、実は業者側も100%その出来映えがわかっているとはいえないこともあるのです。
 会社はそこそこしっかりしていても、扱う担当者が未熟で会社の特性を十分に活かせず、満足いく物を提供できないケースも多々あります。
 ゆえに、購入者の皆さんは業者に甘えず自己実現を図らなければなりません。様々な点に皆様の眼力が物を言う買い物になります。
 まずは、ものの善し悪しを見定めて、次に、自分達の希望に本当にマッチしている物を選択し、そして、それを提供する業者と末永くお付き合いしていけるような良好な関係を築く事によって、「満足」という結果を得られる可能性がみえてきます。


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