Mofongo's 100% PUERTO RICO - Borinquen te llama -

リト・ペーニャ/Lito Pe~na亡くなる (02.6.10)

アレンジャー、サクソフォン&クラリネット奏者のアンヘル"リト"・ペーニャが昨日6月9日亡くなりました。来週の月曜で81才の誕生日を迎える直前だったそうですが・・・。

ウマカオ生まれ、作曲家のJuan Pe~na Reyes の息子として生まれました。 このファン・ペーニャと言う人はウマカオとグアイヤマの市の楽団の音楽監督だった人で、ウマカオで有名だった音楽一家のペーニャ家の一人。 リトはそんな音楽的にめぐまれた環境の中で育ったわけです。

 

リトの息子はアンヘル・"クコ"ペーニャ

そう、毎年恒例のバンコ・ポプラールの 企画盤の音楽監督、アレンジャーで楽器はトランペットもやります。ヒルベルト・サンタ・ロサとの付き合いも強い。

音楽一家の歴史は続く。

アンヘル・"クコ"・ペーニャ

 

40年代はラファエル・ゴンサレス・ペーニャやセサル・コンセプシオンといった、当時超人気のオルケスタでサックス&クラリネット奏者として活躍し、そして50年代から60年代は伝説の楽団、オルケスタ・パナメリカーナを率いて活躍。

このオルケスタには若きラファエル・イティエールコルティーホ、そして"ソネロ・マジョール"イスマエル・リベラが在籍。"El charlata'n", "La vieja en camisa" y "La sazo'n de abuela". Con "El charlata'n"といったヒットを飛ばしていました。

 

そして、このパナメリカーナから飛び出したコルティーホ・コンボが"El bombo'n de Elena", "El negro bembo'n", "Besitos de coco", "Palo que tu' me das", "Qui'tate de la vi'a Perico", "Oriza", "El chivo de la campana", "Maquinolandera", "El yoyo", "Mari'a Teresa"・・・といったボンバやプレーナの匂いたっぷりの最高にかっこいい音を作り上げるわけですが、その音の背景には、リト・ペーニャのパナメリカーナで吸収した音があるわけです。

あの湿り気を含んだのサックスの匂いは、リトからコルティーホ・コンボ、そして、エル・グラン・コンボへと流れている、島の音の一つです。

 

 

後年はTVの仕事とかが多かったようですが、プエルトリコ・オールスターズの復活盤"De Regreso"にはリトのアレンジ、プリミ・クルースが歌う"DESPIERTA BORICUA"が含まれています。甘味のあるアレンジ。

リトを起用したルイス・ガルシアの気持ちが伺われる気がします。

”DeRegreso"
"A DosTiempo De Un Tiempo"

1992年のサンタ・ロサの"A DosTiempo De Un Tiempo"や1997年の"Salsa Sinfonica"にもサックス奏者として参加しています。

同時にBanda Estatal de Puerto Ricoを率いて、木管をフィーチャーした往年の音をたっぷり楽しませてくれたりと活躍してました。カリベ・ヒルトンのロビーでオルケスタの音を聞いたことがある人は、彼とすれ違ったかもしれません。

"Salsa Sinfonica"
"RAICES"

 

一番最近の彼は、昨年のバンコ・ポプラールがボンバとプレーナを取り上げた"RAICES"。アレンジは息子のクコですが、甘くもゴリっとしたサックス・セクションがサンファンの潮風を感じるPANAMERICANAの音を楽しませてくれました。合掌



プエルトリコの音楽へ
サルサへ
音楽日記へ
HOMEへ

All documents, images and photographs included in this site are owned by Mofongo. Unauthorized use is strictly prohibited, unless permitted by local law. Copyright(C) 1998-2002 MOFONGO'S 100% PUERTO RICO