Mofongo's 100% PUERTO RICO - Borinquen te llama -

漫遊記・NY (04.10)

 

カリブから一旦戻ったNY。仕事の宿題は手早く片付け、昼飯を食いに出かける。朝早い便だったのでかなり腹ぺこ。何を食おうか。キャナルSt.まで行って中華か?ロイサダでファラフェルにフムスか?それとも道端でケバブか?でもなぁ・・・・


・・・・なんだ、結局またEl Barrioかよ、と自分に突っ込み入れながら110丁目へ。飯も大事だけど、スパニッシュ・ハーレムの空気が吸いたいらしい。

金曜日の午後はなんだかのどかだ。通りを走る学校帰りの子供たちの顔も週末の気分、という気がする。

NYの友達に電話したら夕飯食ってからジャズを聴きに行こうと言うことになった。ロイ・ハーグローブに行きたいって。

本当はSOB'sのジミー・ボッシュかコパカバーナ、と思ったけもジミー・ボッシュは何度かプエルトリコで聴いているし、まあいいか。それまでのんびりしよう、とかぼやっと考えながら116 St.方向へぶらぶら歩く。

 

 



110 St. ‐ LEXINTON


お、地元のライブも良いかもなあ。街角のポスターを物色。日曜のブルックリンのナイトクラブ"Borinquen"ではメキシコ系DJイベントだ!

"Bailazo Para Toda La Raza Mexicana!"とのコピーで6組のDJが盛り上げるらしい。うーん、どんな音なんだろう。

NYのメキシコ人口は着実に増えている。NYC Department of City Planningの統計によればここ20年間のメキシコ系の人口は727%増という驚異的な伸び!現在、プエルトリカン、ドミニカンに次いで第3位、約20万人の勢力。

"ニューヨリカン"、"ドミニカンヨーク"などという言葉に続いてニューヨークのメキシカンを表す何か新しい呼び名が生まれるかもしれない。

メキシコ系DJとかの動きはちょっと気になるね。

 


こちらは数ブロック先の"Karate Center"を会場に行われるダンス・イベント。Los KimbaraLos Reyes de la Selva"とかいうグループにDJが入る。どうもクンビアとか書いてあるからコロンビア系??

NYのコロンビア系人口は第5位の約10万人。



Choco"Colombiano en Nueva York"

ちなみに、El BarrioのCD屋で"ニューヨークのコロンビア人のCDを何かくれ"と言ったら、"Choco"という歌手のCDを出してきた。タイトルが"Colombinano en Nueva York"・・・。

なんや、そのまんまやんけ、と河内弁になりそうなベタな結果だったが、聴かせてもらうとなかなkなラテンなポップス系なので購入してみる。George Lamondとのデュオの曲もあり。


さて、昼飯である。迷わずクチフリートスへ。ここはアロス・コン・ポジョやカルネフリータ・コン・アマリージョも良いが、定番

"モフォンゴ・アル・ピロン"

とする。


わははははははは


ここのモフォンゴはピロンでつぶした本格派でチチャロンがたっぷり入ったサボール満載版なのである。カルネ・フリータもついて、サラダとプラタノ・チップスガ付いて、この通りボリュームたっぷりで5ドルなのである。これでは皆ティト・ニエベスになるのも無理はない、と納得の逸品。ちなみに店の親父にアビチュエラの汁をもらってモフォンゴにぶっ掛けることをお忘れなく。



Puerto Rico All Starsの音合わせに遊びに行った時。まだまだマルビンも元気だった・・。
左からティト・アレン、ラロ・ロドリゲス、モフォンゴ、ルイジ・テクシドール(前)、
パキート・グスマン、マルビン、アンディー・モンタニェス

あー、食った食った。親父が、モルシージャの端っこサービスしてくれるし、ちょっと動けんわ。よろよろ。少し運動せねばとバリオを歩く。

LA BOMBA, FERNADEZ, CASA LATINA, EL BARRIO MUSIC, と回ってマルビン・サンティアゴのCDを物色する。

マルビンの訃報を聞いたのはセント・ルシアに滞在中だった。サンファンの友人からのメールで知った。マルビンの・・・しかし、ないのである。ベスト盤はある。ボビー・バレンティン時代もまあOK。しかし、探している"El filo del pantalon"のCDは見つからず 。

まだ、腹がこなれず、ぶらぶらとバンデーラを探して歩く。


 

ぶらぶらしてるやつにはビラまきの兄ちゃんがフライヤーを掴ませてくる。さすが週末だ。レゲトンだよ。レゲトン

右のDJ MOET/EL NENE MALOというのは、Frankie RuizやTony Vegaをレゲトンに乗せているらしい。聴いてみたい。



とダラダラ歩いて125丁目に到着。

ハーレムをぶらぶらして、道端の違法コピーDVDを冷やかし(安いよなあ、当たり前だけど)、安衣料をマーシャルズで物色して、2番で79丁目まで下がり、狙ってた鍋を探しに行ったが品切れでがっかり。そのまま待ち合わせのHoustonまで下がる。



SOB's

まだ若干時間があったのでSob'sへ行って見る。

ジミー・ボッシュの1回目は8時からだと言う。店の中からダンス・レッスンの音が聞えてくる。聴きたいけど、今日はジャズ。ということで待ちあわせの場所で友人と会い、軽くイタリアン。これがうまい。何てことないフェトチーネなのに。ということで満足してビレッジ・バンガードへ向かう。

 


"Avion de la Salsa" Jimmy Bosch (2004)

しかし、日本に帰ってMantequilla PerroのまことさんのNY旅行記を読んでびっくり。同じ日にNYにいてぶらぶらして、そしてSOB'sの前で左の写真を撮ってた時、なんと中におられたのですから。

友人との約束がなければきっとSob'sでばったり、ってことになってたわけで、世の中面白い。



"Habana"(1997)

ロイ・ハーグローブ。出たての頃は、なんだかマルサリス?なんてあまり好きじゃなかったけど、97年だかの"HABANA"を聴いて見直した。あのダビド・サンチェス(Sax)やらジョン・ベニーテス(b)やらオラシオ・"エル・ネグロ"・エルナンデス(ds)やらが入ってたアルバム。テキサス出身の彼はラテンではないが、いいとこ突いていた。

その後もストリングス入りをやったかと思えば(トニー・リピューマだもんね、プロデュース)、エリカ・バドゥディアンジェロとやったり("RH Factor"けっこういい。好き)、ハンコック、M・ブレッカーとのマッセイホールもよかったし(ディレクションズ・イン・ミュージック)と、マルチというか落ちつかないというか、間口が広いというか、節操がないというか、まあ、そこが好きなのです。


"The RH Factor" (2003)

今回のユニットは彼の最近のNY定番メンバー、ピアノはロニー・マシューズ、サックスはジャスティン・ロビンソン、ドラムスはウイリー・ジョーンズIII。今月ディジー・ガレスピー(のメモリアル)ビッグ・バンドでも来ますね。

ガレスピーのナンバーもありました。ジャスティン・ロビンソン、非常に良かった。アグレッシブで。そしてハーグローブ、オーソドックスなスタイルとも言えるが、そこはさすがで枠を破ろうと言うプレー(当たり前だが)に、思わずのけぞる事もしばしば。良いもんだ、と友人とつい酔っ払ってしまった。

スロー・バラード(When I fall in loveだったか?)でのプレーはちょっとぞくぞく。うーん、彼は泣きのフレーズ、メロディー・ラインがすごいのだ。だからきっと好きなんだなあ、と納得。

いろいろなニューヨーク。



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