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97/9/12
世界サルサ・フェス&会議も終って2週間、
ぼちぼちエネルギー充電と思っていると出てくるのが当地のいいところ。オルケスタ・アラゴンを '95年にアルバム"DeRegreso"を出して以来のプエルトリコ・オールスターズが迎えるという組み合わせ。
今回のPR側の元締めはファンシート・トレス(tp)が務め、歌い手は前回よりのアンディ・モンタニェス 以外は総入れ替えでルイジ・テクシドール、マルビン・サンチアゴ、パキート・グスマン、ティト・
アレン、ラロ・ロドリゲスという涙の出る組み合わせ。 一方アラゴンも最近盤"Cha Cha Charanga"を入手して涙したばかり。 幸運な事に前日のPR側のリハに潜り込むこと成功。ああいう人達のリハはどういうものか? ファンシート・トレスがどう音をまとめて行くのか?興味津々。午後6時からのリハに仕事は 全て先送りで飛び込む。スタジオの戸を開けると、厚い音が全身にぶつかる。オルケスタには マリオ・オルティス(tp)、トニート・バスケス(tb)ラフィー・トレス(tb)、エンデル・ドゥエニョ(timb)、 エリック・フィゲロア(p)などの顔が見える。一方オルケスタに対面してソネーロ達。 ファンシートはトランペットを片手にキューを出す。1曲終わったところで77年のオール・スターズ 結成以来の仕掛け人フランキー・グレゴリーを紹介される。ウーン、しぶとそうなおっさん! さてリハはもう数回目なので音はほぼ出来上がっているものの、ファンシートのアレンジ中、 トランペット、トロンボーン、コロの3者がフレーズを重ねていく複雑な所ではノリの微妙なずれを しつこくやり直す。またコロのモントゥーノのフレーズがうまくのっていないといってトロンボーン陣 よりクレームがあったりする。ティト・アレンとラロ・ロドリゲスが言い返す。コロだけで軽くやり 直し合わせると、格段にリズムがうねり皆にっこり。うーん練習の醍醐味!などと感心しているうちに リハは10時まで続いた。 ・・・・・・・・・・ 当日は午後9時を回って開演。会場にはクーバ、ボリクア両国旗がたなびく。オルケスタだけで 1曲やった後、歌い手がフロントに登場。壮観。アンディーのリードで1曲。おお、マルビンも軽快に ステップを踏んでいるではないか。約1年ほど前のステージでは座ったままだったが、 今 夜は失った足をものともしない。感涙。 歌い手は何れも各々の個性を100%発揮で甲乙つけがたし。アンディーは安定した歌いっぷり。 声が前に前に出てくる。ルイジは粋です。これがパポ・ルッカとの絶妙の相性の理由かと納得。黒い (あたりまえか)。加えてステップが一番かっこいい!マルビンはいつものようにおお受けの小話の後、 あの声でコテコテの歌いぷり。あのおっさん感覚に弱い私。大喝采。ティトは紳士。爽やかで強力。 パキートは哀愁の曲をおもいっきり泣きを入れて歌う。もうこちらも泣くのみ。ラロはコロでは おとなしくしていたのに、リードを取るともうバリバリに華やか!そして熱い。その情熱に会場は総立ち ・・・。あっと言う間の第一部。ああ、プエルトリコ。 相当派手だったPR側に続いてアラゴンは編成負けしまいか?ちょっと心配しましたが、 テーマ曲に 続いての2曲目に"ISORA CLUB"!ああダンソン!弦の創りだすリズムに絶妙のアクセントを 加える ティンバレスとグイロ。実に色っぽい。これですね。ああ、しかしチャランガ編成は美しい。 ああ、チャチャチャもこうでなくては。フロントのメンバーも若く今の臭いがプンプンしていて、 それもまたいい PR側とのジョイントでは客席にいたグラン・コンボのチャーリー・アポンテとロベルト・ ロエナも加わって総立ち。チャランガ編成でのモントゥーノは重厚だったPR側の音と対照的。 しかしむしろシンプルで心洗われる。 ああ、チャランガは素晴らしい! All documents, images and photographs included in this site are owned by Mofongo. Unauthorized use is strictly prohibited, unless permitted by local law. Copyright(C) 1999 MOFONGO'S 100% PUERTO RICO |