とりあえず菜穂美の鑑賞予定です。
10/28
(土)オープニングデー
(英雄伝説 イーキン・チェン)
猛竜特技 香港アクション伝説
決戦・紫禁城
超速伝説ミッドナイト・チェイサー漂流街 大インド極楽映画深夜館
心のままに
タイガー炎の三兄弟10/29
(日)星願 あなたにもう一度 12夜 爆裂刑警 10/30
(月)西洋鏡 恋戦沖縄 花様年華 ワン・モア・デイ 10/31
(火)孤男寡女 11/1
(水)公元2000 ダンサー・イン・ザ・ダーク 11/2
(木)恋の骨折り損 ユリョン 11/3
(金)槍火 千言萬語 小親親 キング・イズ・アライブ 11/4
(土)僕たちのアナ・バナナ アヴァロン 燃ゆる月 11/5
(日)真犯人 初恋の来た道
何しろ時間がないもので…さしあたっては短評です。
決戦・紫禁城
『風雲ストームライダーズ』に雰囲気がとても似ている、ワイヤーアクション
バリバリの時代劇。肝心の紫禁城での決戦があっさりとしすぎているのが難。
アンディ・ラウ、イーキン・チェン主演ということになっているのだけど、意
外と彼らの登場シーンは少ない。アンディ・ラウのナルシスティックなキャラ
クター設定にファンは大喜びだと思うけど、相手役の女の子がうざったい。
超速伝説ミッドナイト・チェイサー
イーキン・チェンが鼻持ちならない大金持ちの馬鹿息子を演じていて、「まる
で三田佳子の次男じゃない」と思ってしまった。大体あんな危険なレースに出
るのに、彼女を助手席に乗せてしまう神経が良くわからん。香港映画らしいハ
チャメチャで極端な展開には目が点になることも。でも、彼がお尋ね者となっ
てタイに脱出し、父親と再会したりするくだりからはやたらいい。父親とタイ
人妻の関係、親子の交流などには思わずホロリ。イーキンの敵へのリベンジを
誓う修理工の少年のエピソードもとてもせつない。
漂流街
ここまで馬鹿映画に徹している姿勢はお見事。そしてこんな変な映画を全国公
開してしまう東宝もすごい。役者の演技というよりは、役者が本来持っている
アクを全開にさせているキャスティング。いろんな言語が飛び交い、ロサンゼル
スの砂漠に「埼玉県川口市」というテロップをつけてしまう無国籍馬鹿感覚。
闘鶏マトリックスパロディとか、卓球とかギャグは本当にどうしようもないの
だけど、完全に開き直って舌をぺろりと出している大胆さは好き。原作が持っ
ていた「日本人」というアイデンティティに対する複雑でダークな感情は一切
捨てられ、また原作で輝いていたカーラというキャラクターは存在しなかった
かのような扱い。冒頭のヘリコプターによる襲撃シーン(かっちょええ!)以
外はテンポもあまり良くないし、出来の良い映画とは言いかねるけど、なぜか
憎めない。
心のままに
アイシュワリヤ・ライの人間離れした美しさとともに、衣装やセット、インテリア
の凝りに凝った美意識の高さが目を引く。愛のない結婚をしたヒロインが、
夫の愛に気づくというオーソドックスな物語だが、夫を演じた役者の見事な演
技で思わず彼に感情移入してしまう。イタリアへ妻の恋人を探しに行くという
設定なのに、実際のロケ地はブタペストで、役者たちもみな東欧系の顔立ちと
いうのにはちょっと笑える。
前半大活躍したサルマン・カーン(インド映画随一の美形なのだけど、やっぱり
ニコラス・ケイジ似)が後半活躍しないのが残念。