Diary BackNumber 16
2001年9月30日
昨日ですが、アクシス初号機をとりあえず走行可能な状態にまで復旧してみたりなど(笑)。
全部抜き取っちゃってあった駆動系を入れ直すのは...ここんとこ何度もやった作業だから、それこそ締め付けトルクの確認以外はサービスマニュアル見ずに出来るようになっちゃたし(笑)。ちなみに使ったパーツのほとんどはこないだ弐号機から外したもの。いちばん最初に初号機の駆動系チューンしたときに抜き取った純正部品は...捨ててはないから残ってるはずなんだけど...見つからないので(^^;。あと、ベルトは当然剥離してるよーなの使うわけにいかないし(笑)。
さらに「走る」ために重要なポイントとして、純正ブレンボ剥ぎ取る時にフルード抜いたままで、見た目上付いてるだけで効かない状態になってたフロントブレーキ周りの復旧も。ちなみにココでも、「とりあえず付けてあった」元々の初号機用純正キャリパーは放置期間が長すぎて怖いので(苦笑)、弐号機用のものを使ったりなんか。3VR7(初号機)用と3VR2(弐号機)用のキャリパーは色が違う(3VR7が銀色で3VR2は金色)ので、分かる人が見るとかなり奇妙なことになってるのに気付きます(笑)。
で、それに伴ってブレーキフルード注入&エア抜きもやったわけですが...コレはやっぱ自分でやるよーな作業じゃないなと思った(苦笑)。いや、手に負えないほど難しいってことではないけど、けっこう時間と根気を要する作業だったから。しかも、シングルディスクのアクシスでこれだけ手間かかるんだったら、ダブルディスクのバイクだったら想像するだけで恐ろしくなるわ(^^;。
もちろん、プロが使う専用ツール持ってれば一瞬で出来るっていうのは6月24日の日記参照ですが...わざわざ買ってまでやるほど何度もエア抜きなんてやらないし(笑)。
で、アクセルワイヤーのリンケージも元通り繋ぎ直して、テールランプは弐号機に元々付いてたのをくっつけて...さらにナンバーも付けて完成、エンジンも無事火が入りました(^^)。
ただ、次にフレーム修正出して...さらに完全復帰までにはやらなきゃいけないことがいくつか残ってる感じですけど。消耗部品とかでいくつか終わってるところがあるし、当然割れたカウル類も何とかしなきゃだしね(^^;。
2001年9月28日
つーことでインデックスページの画像を更新〜。やふおくにて落札(爆)。つーか、コレでヘルメットが全部で幾つになったとかいうのは、恐ろしいのでもう考えないことにします(爆)。
で、ケビン・マギーといえば...86年の8耐で、ヤマハワークス陣総崩れの中、一見85年のワークスFZRに見えるけど、実はそれはカウルだけで、中身はTT-F1用市販キット組んだだけのオーストラリアヤマハのFZで2位に入っちゃって脚光を浴びた人ですけど、その後のレース人生を考えた時、インデックスページのコメントにも書いたとおりで、「諦めない」っていうのがキーワードな感じ。
翌87年の8耐では、終盤までヨシムラの高吉・グッドフェロー組に先行されながらも猛烈な追い上げを見せて、最後の最後、高吉のコースアウトで逆転勝利を収めたんですよね。つーか、今にして思うと、あの当時のヨシムラのトレードマークだった青いヘッドライト。あれ、夕闇の色に同化しちゃってな〜んにも見えなくなると思うんですけど(爆)。心理的に背後のマギーに追い詰められて、しかも8時間走って疲労も溜まってたであろう状況での高吉が、周回遅れの処理ミスで接触転倒した原因のひとつはそこにあったんじゃないかっていう気も(^^;。
で、マギーの方は翌88年〜89年はチームロバーツから世界GPにフル参戦、ちなみに88年には8耐2連覇を飾ってます。その後90年にスズキに移籍した2戦目のアメリカGPでの大事故で重傷を負って...そこから奇跡の復活を遂げた91年シーズンに使ったのが、この虹色みたいな塗り分けのモデルだったんです。
で、せっかく復帰したのに、しかもチームのNo.2だったラディゲス(スズキがマギー復帰の可能性を考えずに91年体制を決めちゃったせいで、3人になっちゃったのね)よりも開幕戦鈴鹿での成績が良かったのに(さらにいうと、ちゃんと契約もう1年残ってたのに)、1戦限りでスズキからは放出。そして急遽ヤマハから呼ばれて走ることになった8耐...が、実は私がマギーって名前を聞いた時、一番最初に思い出すレースだったりします。この虹色模様のヘルメットとセットでね。
雨に祟られたこのときの8耐も、やっぱりヤマハのエース格総崩れな状況下で、頼りになったのはマギーだったっていう。相方のチャンドラーもすごい速いライダーだったし。結局終盤、そのマギーの転倒で順位が入れ替わって2位で終わっちゃったわけですけど...けど、大怪我でのブランクがあった上に、シーズン入ってからも満足にレースを戦ってなかったのに、いきなりこの走りかっていう驚きと、「やっぱりマギーがやってくれた!」っていうのとあって...ね。
で...実はSHOEI純正発光ステッカー(市販はされなかったものの販促品で配られたのでヤフオク当たると出物は結構ある...高いけど(^^;)も探してきて91年8耐夜間走行バージョン作ろうかという気もしないでもないけど...さすがにそりゃ恥ずかしいから止めとくかな(^^;。
で、SPじゃない標準仕様の初代X-8って初めてだったんですけど...箱から出して持った時、かなり軽いんで驚いてみたりなんか。それこそ間違ってSP帽体使ってるんじゃないかと思ったぐらい(笑)。実際には、SPのほうはそれを上回って凄まじく軽いんですけどね(笑)。感覚的には、X-8SP<X-8≦Z-CRUZ<X-8SP2、ぐらいの感じ。...っていっても、初代SPとSP2の間の差だって100gも無いぐらいの世界の話だし、今のレース用ハイエンドヘルメットの要求水準っていうのを考えた時には、やっぱりSP2が優れてるし。
あと、内装の作りはSPとは結構違うんですけど...でも被り心地自体はすごく似てて、同じように軽くて柔らかい感触です(^^)。もうひとつ、うちにある初代SPと違ったのがシールドホルダーの部分で...初代X-8の比較的初期の生産分にしか付いてない旧型のホルダーだったんですが...「コレ、どうやって外すんだろう(^^;」って思ったりなんかした(^^;。
ただ、実際に説明書見ながらやってみたら、確かに「全開にして内側のトリガー引くだけ」の現行仕様と比べると多少コツが要るっていうか、何かアライのやつと似たよーな外し方なんですけど(笑)、ただ、外側にホルダーカバーが付いてない分アライのより全然簡単だし、覚えればそんなに難しくないっていう感じでした。
一方で、実は現行仕様より優れた部分がひとつあって、シールドの微開レバーが、X-8以前のRSVとかGRVとかの時代みたいに、4段切り替えできるタイプなんですよ。冬場にはこのへん結構重宝しそうだから、新仕様ホルダーに交換しないでこのまま使うことにしよう(笑)。
で、今日アキバ行く時(夏期休暇がまだ1日残ってたのを使い切ったのね)、さっそく被ってみたんですが...やっぱ軽いし疲れないしいい感じ。ただ、ベンチレーションの効果がSPと比べるとやっぱり低いらしくて...髪は潰れた(^^;。ま、軽く手櫛で整えたら直る程度だったから別にいいけどね(笑)。
2001年9月24日・その2
インデックスページの模様替えについて。何かこう...あの事件について色々思うところがある中で、「世界貿易センタービルがあったニューヨークの風景」っていうのを刻んでおくことが大切かなと思って。こうやって貿易センタービル建ってて、そこにいる人達の日常っていうのがあったはずなんですよ。「あの時まで」ね。
で、今回の画像はデータクラフトの「素材辞典」買ってそれを使ったんですが...普段だったら市販の素材集の画像なんて使いたいと思わないんだけど、こういう時に版権とかの問題クリアして使える素材って他にないですからね。で、今普通に店頭にあるニューヨーク物の素材って、当たり前だけどマンハッタン島に貿易センタービルが建ってるんですよね。きっと遠くないうちに、「貿易センタービルのないマンハッタン島」が当たり前の光景になっちゃうのかもしれないけど。
2001年9月24日
9月20日付のCARTオフィシャルページのニュースによると、昏睡状態から覚めたザナルディは、奥さんのダニエラさんから足を失ったことを告げられて「いいんだ。そのことは気にしてないよ。僕にはまだ、君とニコロ(3歳になる息子さん)が居るんだからね。」と言ったそうです。それを聞いて、「良かった。これでアレックスはきっと大丈夫だ」って、ようやく思えた感じです。もちろん、これから先に色々な困難が待ち受けているのかもしれないし、そのことを考えたら、「たかだか1人のファン」の無責任な物言いなのかもしれないけど、最初の困難を乗り越えることが出来たんだなと。
もうひとつ報じられている大切なことは、今回の事故でのCARTのレスキューチームの対応についての話。
ザナルディの容態が一刻を争う重大な状況であると判断した彼らは、最寄りのドレスデンの病院ではなくて、ヘリを飛ばせば25〜30分ほどで搬送することが出来て、より高度な設備が整っているベルリンの救命救急センターへ搬送すべきと判断、一刻を争うためにサーキット内の医務室にも寄らず、直接搬送したそうです。そして、ベルリンの救命救急センターの集中治療室の医師によると、「あと10分か15分遅かったら、彼(ザナルディ)を救うチャンスが無くなっていたところだった」というほど、それはギリギリの判断でした。そして、ベルリンに到着した時点で、生命が助かる確率は50/50だったとのこと。
そこで思い出すのは...やっぱり98年5月に、富士で行われたJGTC第2戦での太田哲也選手の事故の時のこと。この時は最寄りの病院に救急車で搬送されたんですが、そこの医師から「48時間以内の生存は保証できるが、その後に続く72時間以内に、最悪の事態が発生する可能性が高い」と聞かされて、篤子夫人をはじめとする太田選手の関係者は、移動中に不測の事態が発生するのを覚悟の上で、でも微かな可能性に賭けて、その「48時間」の間に、日本でトップクラスの熱傷治療技術を誇る東京女子医大病院への転送を決断したんです。
結果として、その判断が正しくて太田選手の命は助かったわけですが、やっぱり主催者側のほうで、最初から設備の整った病院に、一番時間のかからない方法で搬送できる体制が整っていれば、こんなギリギリの判断を、ただでさえ精神的に追い詰められているであろう家族に強いなくても良かったんじゃないかと。
そういえば、生命を左右するかどうかという意味ではそこまで重大ではなかったけど、87年の日本GPの予選中、S字で大クラッシュしたマンセルの事故の時は、名古屋市内の病院までヘリを飛ばしたんだったし、これは前にも書いたけど、92年だったか93年だったか、雨に祟られた日本GP予選が途中で中止になったのは、「救急ヘリが飛べない天候になったから」だった。98年の富士の時は...そもそもサーキット内に救急ヘリ自体居なかったんですけど、仮にどこかから呼んだとしても来てもらえるような天候だったかどうか...ね。
あれから3年経った、今の日本のモータースポーツの緊急安全体制っていうのがどれほど進化したかは分からないし、CARTにしても、今回の事故に関連して、考えるべきことは色々あるんだと思うんだけどね。
2001年9月20日その2。
えーと今日から遅い夏休み〜(笑)。3連休に加えて今日明日2日夏期休暇取って、一挙5連休♪
んで今日は、まずアクシスのパーツ買い出しにショップ巡りなんかしたわけですが...前々から、ドラスタから戻る途中にある、ライコランド多摩店の看板が気になってて...近いのかと思って試しに行ってみたら、はるか彼方じゃねーかよ(^^;。ただし品揃えは、ドラスタとは多少違う方向性で豊富な感じだったんで、今後もちょくちょく行くことになるかな。ただ、探してたモノ自体はライコには無くて、ドラスタ2輪館で見つけたんですけどね〜。
で、そっちが済んだあと、いつものバイク屋さん(つーかあそこも厳密にはパーツショップ&レーシングガレージなのだが)にTZRを整備のため入庫。いちおー「車検整備相当」つーかそんな感じでやってもらうことになってますが...3年ぐらい乗りっぱなしだけに請求書は果たして...(^^;。ただ、やっぱ今までは多少不安抱えつつ乗ってたのも事実で、それを考えると、さらに今後乗り続けることを考えると、多少費用はかかってもちゃんとやってもらったほうがいいっていうことで、ある程度金額が張るのは覚悟の上だったりもしてます。
あと、そうそう。今日、こないだヤフオクで落としたショウエイのケニーロバーツレプリカ下ろしたんですが...軽いのは予想通りだったけど、予想以上にベンチレーションが良く効いて涼しいのに驚いた感じ。風切り音も(もちろん現行のカバーレスシールド採用モデルとは比較にならないけど)結構静かだったり。これぐらい昔のヘルメットでも、ハイエンドクラスになると、結構性能的に「来るところまで来てた」のね。意外とこのまんま(もちろんスネル2k取れるわけないからJIS規格モデルとしてだけど)再生産しても案外いい感じかも...でも内装外れないっていうのは現代のヘルメットとしては問題かな、やっぱ(^^;。
で、現実的に出来そーな範囲でいうと、「初代X-8SP用軽量帽体+X-8V用脱着内装」なんてすごく良さそう。それで当時のレプリカ(ガードナー最終仕様とか初代ノリックあたり)再生産されたら間違いなく買ってしまう(笑)。
何か最近古いヘルメットばっか漁ってる気がするけど、一方で現行のX-8SP3とかZ-CRUZ2とかも興味はあるんですよ。ただ、現行製品ならふつーに買えるけど、やふおくで絶版品出た場合、その出物外すと次が無い危険性高いしついつい...ね(^^;。とはいいつつ、実は最近ドラスタ店頭で見かける、在庫処分価格のショウエイ伊藤レプリカがちょい気になってるところだったり...「在庫処分」も出物外すと次がないしね(爆)。
2001年9月20日
ザナルディですが、医療上の必要から昏睡状態におかれているそうですが、生命が危険な状態からは脱したようです。とはいえ、何もかも「これから」なんだけどね...。
太田哲也さんの時と同じで、まず願うことは、アレックスが、「助かって良かったんだ」って思えるようになってくれること。レーシングドライバーとしての復帰が叶うにせよ(太田選手の時にも増して、それは難しいとしても...ね)、他の人生を歩むにせよ、やっぱり「そこから」だと思うんです。
あと、私自身は、日本にいるファンの一人として、彼が生還してくれたことを心から嬉しく思っています。あの事故の、絶望的ともいえる映像を見て、「それでもいいから生きていて欲しい」ってホントに思ったし。生きてるってことは、またこの先を生きるチャンスが手に入ったっていうことだもの。
それにしても...改めて振り返っても、本当に、どうすることもできない不幸な事故だったっていうのを感じます。ザナルディのクルマがピットロードでいきなりリアが流れて、本コース側との境界の芝生を飛び越してコース上に飛び出しちゃったのは、それが彼のミスであれ、クルマに何かが起きたんであれ、少なくとも「故意に何かをやろうとした」行為でないことは間違いないと思うし、一方でタグリアーニにしても、300km/hオーバー(一説によると衝突の瞬間で320km/h以上)で走ってる時に、目の前に飛び出してきたものをよけろと言われても、それは無理だしね...。
で、衝突の瞬間そのものにしても...本当に不幸な当たり方をしたっていうか、「頭上からの直撃」と同じで、フォーミュラカーがフォーミュラカーっていう形をしている限りどうすることも出来ないようなところを、ピンポイントで直撃してしまった感じ。見る限り、前輪とサイドポンツーンの間の、「モノコック外板以外に、衝撃を吸収するものが何も無いところ」を、まともにタグリアーニ車のノーズが直撃してしまった感じだったから。
本当に「あとちょっとズレていれば」っていう...。たとえばもうちょっと前だったら、前輪とサスアームが衝撃を吸収してくれるし、今回みたいな浅い角度の当たり方であれば、前輪とノーズが吹き飛ばされるだけで済んだかもしれない。もうちょっと後ろならサイドポンツーン潰されて、まあモノコックも割れるかもしれないけど、ドライバー自身はおそらく、嘘みたいな軽傷で済んだはずなのに...。しかも、チャンプカーの場合、サイドポンツーンが結構前の方まである(側面衝突対策と、あとウィングカーなのでダウンフォース確保のためにね)から、前輪とサイドポンツーン前端の間って、おそらく30cmもあるかないかぐらいの話なんです。
そういえば、96年のトロントでのジェフ・クロスノフの事故の時にしても...ヘルメットひとつ分ズレてさえいればジェフの命は助かったし、おそらく数十cmもズレててくれれば、巻き込まれたマーシャルさんも助かったんじゃないかっていう...それが今でも残念でならないです。
で、やっぱりというか、一部で「F1やFNのほうが安全」みたいな意見があるみたいというか...某良くも悪くも有名な自動車評論家氏のサイトの日記でもそんな記述があったらしいと聞いて(ちなみに現在は削除された模様)相当腹立たしく思ったんだけど...はっきり言ったら、可能性の話をすれば、ピットロード出口で何らかの原因でスピンしたところを、本コース側の後続車にまともに直撃を食らったりすれば、今回とほとんど変わらない事態が起こりかねない。そうなったら、もっと悲惨な事態が起こる可能性だってあると思うんですよ。今にして思うと、この間のフォーミュラニッポンでの、ピット出口の野田選手と服部選手の一件にしても、一歩間違っていたらそういうアクシデントが発生していなかったとも限らないし。
400km/hを想定したチャンプカーのモノコックですら、今回の事故では折れてしまった。さらに、こんな言い方をしていいかどうか分からないけど、今回の事故では、サイドポンツーン先端部より前の部分が丸ごと吹き飛ばされてしまったわけですけど...チャンプカーの場合はサイドポンツーン先端部が、大体ドライバーの膝あたりの位置まであるのに対して、F1とかFNとかって、あれはおそらくドライバーの腰の位置ぐらいまでしかないですから...ね。90年代前半ぐらいのF1やF3000だと、もっとサイドポンツーンが小さくて短くて、ドライバーの座ってる横にはモノコックの外板以外何もないっていうぐらいなクルマもあったし。今にして思うと、あの頃こういう、ハイスピードでのTボーンクラッシュが起きなかったっていうのは、奇跡っていうか幸運っていうか、それ以外の何者でもないです。
あとは、ハイノーズデザインっていうのも実は結構危険だと思うのは...ノーズ先端部とサイドポンツーン上端部の位置が大して変わらなかったり、ノーズのほうが高いぐらいだったりすると、側面から突っ込んだ時に、ノーズが跳ね上げられてそのまま...なんていうこともあるんじゃないかと。サイドポンツーンではなかったけど、そもそもベネトンがウルトラハイノーズを採用した92年シーズン、シューマッハーのベネトンにチームメイトのブランドルが追突して、シューマッハーがリアウィング吹き飛ばされて大クラッシュっていう事故がありましたよね。リアウィングの支柱と羽根の接合部分と、ノーズ先端部の高さが同じだったために起きた事故でしたけど、今にして思うと、吹き飛ばされたのがウィングだっただけまだ良かったと言えるのかも...。
ちなみに、CARTでハイノーズデザインが使われないのは...衝突時に、偏った力(特にドライバーの頭のある上方向)が加わらずに、ノーズとモノコックに最大限に衝撃を吸収してもらうためだし。「安全」を言い出した時、既に絶滅してるべき形なんですよ。
そういえば、今年もインディアナポリスでアメリカグランプリが開催されますけど、去年からずっと心配してるのが、「オーバル区間で何かが起きたら」っていうこと。去年見てた限りでは、F1だと全開で行っても余裕で曲がれちゃうみたいな感じではあったけど...それでも接触とか、足回りとか何かが壊れてのスピンとかは可能性としてはあり得るから...で、ザナルディの事故があった直後だけに、とにかく無事で終わって欲しいな。
2001年9月15日・その3
ザナルディの事故の続報です。
US-RACING.NETの「現地速報レポート」によれば...片方の脚の膝から上と、もう片方の膝から下を失ってしまったという発表があったそうです...。
さっきESPNのサイトで動画を見たんですが...何て言ったらいいか、命があるだけでも奇跡だという他ないぐらいに恐ろしくて...おそらくは避けようがないアクシデントだっただけに、言葉もない感じ...。
2001年9月15日・その2
テロ事件の犠牲者への哀悼の意を示すため、「German 500」から「The American Memorial」へと大会名を変更して行われたCARTのドイツラウンドですが...レース終盤で起きたザナルディとタグリアーニの接触事故で、ザナルディーがかなり危険な状態にあるようです。
事故の模様はYahoo!ドイツのモータースポーツニュースページにも掲載されていますが...CARTマシンの世界最高水準の安全性と、今までも何度も大事故から生還してきたアレックスの並外れた強運を信じて...ただただ祈ってます。それにしても、テロ事件の犠牲者に捧げるために開催されたレースで何故こんなことが...。
2001年9月15日
最近、アクシス弐号機のウィンカースイッチが、左点灯→いったん消さないまま右点灯、の切り替えが出来ない状態になってしまったので、初号機から剥がして付け替え。
で、外したあとのスイッチを見てみましたが...仮に分解修理しようとしたら、バラすだけでも結構手間がかかりそうな感じ。そもそもパーツとしてはユニット丸ごとでしか出ないしね。そういうのも疑問に思うっていうか、ツメが折れたとかナメたとか程度だったら、その部分だけ交換できれば、残った部分はゴミにならずに済むのにね。
ところで、最近すっかりスペアパーツハンガー化してる初号機なんですが...実は最近、直そうかなっていう気持ちになってるところだったり...。ブレーキキャリパーを弐号機に移植したあとフルード入れ直し&エア抜きをやってなかったり、駆動系とかスロットルリンケージ周りとかも弐号機に移植するために抜き取ったままだから、「現状このまんまでは走らない」ですけど、ブレーキフルード入れてエア抜きして、あと抜き取った部分を弐号機から外したノーマルパーツで組み直せば、とりあえず走行自体は出来る状態だし。
もちろん「フレーム曲がったまま」だからマトモに走れるかといえば難しいし、「フレーム交換だと工賃込み10万円コース」だったから修理諦めて弐号機導入したわけですけど、交換じゃなくて修正で何とかなるようならやってみようかなと。
事故当時に「修正」っていうのを考えなかった理由としては、3万km近くハードな使い方してヨレヨレにへたった状態のフレームを修正したとして、それまでみたいに通勤で毎日使う、時には瞬間的には100km/hに達することもある、みたいな使い方で大丈夫かどうかっていうところで不安があったことが大きいんですけど、ノーマル状態でTカー(現状、弐号機にトラブルがあると通勤に困る状態だし(^^;)として保有しておいて、たま〜に腐らないように近距離用の足として使ったり、ぐらいならば大丈夫かなと。
で、「交換は10万コース」だけど、修正だけで済むようだと金額的にもそんなに死ぬほど高くはないようだし。結局、交換だと「車体全バラ→新フレーム組み直し」とか登録変更手続きとかが入ってくるのに対して、修正だったら修正機にかけて引っ張るのに必要な部分だけの脱着で済むっていうところが結構金額的に違ってくるみたい。ただ、まだ問い合わせたり見積もり取ったりしてるわけじゃなくて、ざっと調べただけだから「スクーターでもやってくれるのか」とかは分からないんですけど(^^;。
あとは、やっぱり「もったいない」っていうのもあるし。「フレーム曲がってる以外は全く問題なく走る」んだったら、ちゃんと直して使える状態にしたほうがいいかなと。結局2台は必要なくて手放すことになったとしても、現状だと解体に出すか部品取り車としてしか使えないけど、直してあれば、事故修復車であることを先方(業者だとそのまま騙して売っちゃいそうだし、個人売買を想定)に了解してもらったうえで格安で売るとかは可能だし。修理にかかった金額と大差ないぐらいで売れれば、「解体に出したら処分料取られる」を考えれば損ではない、とかいう考え方もしてみる(笑)。
2001年9月13日・その2
アメリカの2大モータースポーツのうち、NASCARのオフィシャルサイトは追悼の意を示したデザインに変更されています。この状態になってるのを最初に見た時は、思わず言葉を失ったというか、胸が締め付けられるような思いでした。
一方、CARTのほうは、今週末にドイツで初開催されることになっていたレースは予定通り(オーバルなので天候待ちですが)開催されるようです。そして、こちらのサイトにも、NASCARの方にあったと同じように、緊急援助の連絡先が。
何かこう...横並びではないけれども、それぞれが考えた結果の「自分達が出来ること」がそこにある。そんな感じ。
2001年9月13日
11日の同時多発テロの犠牲となられた全ての方々に、あらためてお悔やみを申し上げます。そして、被害に遭われた全ての方々と、その家族や友人の皆さんに、心からお見舞い申し上げます。何ていうか...知人が被害に遭ったとかそういう話は今のところ聞いてないんですけど...そうであっても、見ず知らずの人だとしても、「同じ人間として」っていう言い方だとちょっと違うんだけど、ね。
で、そういう被害に遭った人達への気持ちの他にも、色々と思うところとか言いたいこととか沢山あるわけですけど...何から言っていいか、だけじゃなくて、そもそも「言っちゃいけないこと」まで含まれちゃう感じだし...。
ただ、すごく腹立たしく思ったことっていうのがいくつかあって...事件当日のTV報道について、「人が落ちる瞬間」を放映してしまって、現場の記者が「これはCGや映画で再現できるようなものではない」とか言ってしまった、ある放送局に非難が集まってたみたいだったけど、私はそれは違うと思う。もちろん、「正しかった」って言うつもりもないけど、こんな、滅多にあるようなことではない...というか、今まで起きたこともないような事態を目の前にして、まして、まぎれもないその現場にいる人に、冷静になれというのも、ミスも失言も何もするなっていうのも、それはおそらく無理だと思うから。「報道に関わるプロフェッショナルとしての仕事」としてだったら批判されるのも無理はないかもしれないけど、私は、「人として」彼らを非難しようとは思わない。
というか、「人が落ちるシーン」だけじゃなくて、世界貿易センタービルに飛行機が突き刺さる瞬間にしろ、ビルが崩れ落ちる瞬間にしろ...そもそもビルが炎に包まれているその間にしても、まぎれもなく、その間に、それだけの数の人の命が失われてるんだけど...それは、まぎれもなく「実際に起きていること」だし、あれから2日経った今でも「確かに起こったこと」….今なお瓦礫の下で助けを求めている人が居る、というところでは「過去形」ですらないけど…だから。
それは「伝えられなくてはいけないこと」だし、2日経った今も、恐ろしい映像のいくつかが繰り返し放映されることの是非っていうことでも、「誰かの手によって、これ以上ないというほど卑劣で残酷なやり方で、多くの人々が殺された」っていう、その事実そのものを風化させないために必要なんじゃないかと思う。人間って忘れっぽいから。で、「冷静」になっちゃって、政治とか経済への影響とか、そういう「後先」を考え始めるうちに、最初に起きた凄惨な事件そのものや、犠牲になった人達の存在を見失っちゃうから。「残酷」なのは「凄惨」なのは、ニュース映像のほうではない。カメラの向こう側で確かに起きた、そのこと自体だから。
で、本当に腹立たしく思ったっていうのは...だから、その「問題の画像」の局ではなくて、訳知り顔のコメンテイターに「これはきっと新たな世界大戦が起きるに違いない」とか煽り立てさせていた一部の局のほう。それを言って何になるの?っていう。まだ何が何だかも分かっていないうちから不安を煽り立てるのは、それは報道の仕事じゃないはずなのにそれを言う理由っていうのは...自分トコの本でも売れてくれればいいとでも思ってるのか。
で、そんな訳知り顔の講釈やってる前に、伝えなくてはいけないことは他にあったと思う。「とにかく今、何が起きているのか」っていうのは、TVに向かってた全ての人が知りたかったことだと思う...それだけじゃなくて、知り合いが現地に居たりすれば、その人が無事なのかどうかが、何よりも切実に知りたいことだったと思う。それすら満足に出来ないうちからやることなのかっていう。しかも、日本のスタジオで「誰を呼ぶ」とか「何を喋る」とかっていうのは、現場からの映像をセレクトするとか、現場の記者が、あの修羅場で自分の喋る内容を組み立てるとかよりも、よっぽど冷静に時間かけて出来ることだから、そこでやったことっていうのは確信犯度が高いでしょう。
あと、一部で「俺はアメリカ嫌いだからいい気味だ」みたいな声を...最初は耳を疑ったんだけど、実際問題として少なからず聞く。何ていうか...それとこれとは根本的に違うというか「世界のリーダー」とか「世界の警察」とか、そういうアメリカの振る舞いをどう考えるかっていうのは人それぞれあっていいとして、そのことと、これ以上ないっていうほどに卑劣で残酷なやり方で、罪もない人の命を奪うことがこれっぽっちでも正当化されるかっていうのは別の話なんじゃないかっていう。
で、そういう立場の人っていうのは、たとえば今回の事件に誰か自分の大切な人が巻き込まれていても、あるいは日本に敵対する立場の誰かが、日本を標的に同じことをやって、それに巻き込まれても何にも言わないのかっていう、ね。もし「日本がやられれば、自分がやられれば怒る」っていうんであれば...それは恐ろしく自己中心っていうか...勝手な発想だと思う。
で、私はやっぱ、こういう時に...冷静に国際政治学とか世界史とかを絡めて語れちゃうような「賢い人」になるぐらいならば...今こーやって支離滅裂に怒って悲しんでるだけのお馬鹿ちゃんのままでいいです。
あと...ふと思ったんだけど、世の中で本当に大切なこととか正しいこととかっていうのは、実はあれこれ理屈連ねて説明なんかするような種類のことじゃないんじゃないかと。理屈で論破しなければ正当性を主張できないようなものじゃないっていうか...。何故人を殺してはいけないかとか、人の命は大切にされなければいけないかとかいうのは、つまりそういう話だと思うから。単純バカだと笑うんなら笑ってくれてもいいけど、私はそーゆーのを一笑に付すような「賢い人」っていうのは自分でもなりたくないし、お友達にもなりたくない。
2001年9月9日
「逃げようとして落ちた」んだろうと何だろうと関係ない。というか、仮にそうだとして、「そうせざるを得ない状況にまで彼女を追い込んだ」のは誰だよ。>手錠教師。
つーか、こういう事件があるたびに「被害者にも責任が...」言われがちだけど、はっきり言って自分からケンカ売ったような状況でもない限り、自己防衛がどーこー言うのは「落ち度」とまでは言えないというか、少なくとも、それによって犯人がかけらほどだって免責される理由はない。
あと、加害者の取り調べで出てくる話って、しょせん「死人に口なし」っていう面もあるし、安易な憶測に基づいて被害者の尊厳が傷つけられることがあってはいけない。
それと同じようなレベルで先週腹立たしく思ったのが...先週の歌舞伎町の火事に関する写真週刊誌の報道ね。遺体写真載せまくりっていう。そこまでする権利とか正当性とか、一体どこにあるんだよ。「読者からの要望」とか言うかもしれないけど、見たいとか知りたいとかという欲求っていうのは、相手の人権とか尊厳とかを踏みにじってさえも許されるところにあるのかっていう...ね。
2001年9月6日
今日売りのAUTOSPORT最新号に、事故った時にブルティがドライブしてたクルマが載ってましたけど...何か、フロントサスが根元からもげて吹っ飛んじゃってるのが気になった。この感じだと、最初タイヤバリアに接触した瞬間に足回りが吹っ飛んじゃって、先端の尖った車体がそのまま槍みたいにタイヤバリアの奥深く突き刺さっちゃったんじゃないのかな。
最近のF1の足回りって確か、普通のフォーミュラみたいなピロボールジョイントじゃなくて、「ナイフエッジ」って言われる、板バネみたいな薄い金属板で基部を作ってモノコックに直付けしちゃう構造が多いらしいんですけど...これだと、本来サスアームが動く範囲(せいぜいタイヤのところで上下数cmぐらい)以外の力が加わったら、弾性変形の範囲を超えてあっさり折れちゃうことが容易に想像がつく。「衝突時の衝撃吸収構造体」としてのサスアームを考えた時、こうやって根元から折れて吹き飛んじゃったら...何の役にも立たないじゃない。
で、やっぱここで「これがCARTだったら...」っていうのを考えてしまう。実際、先月ぐらいにフェルナンデスが、今回と似たような感じの刺さり方をしたのに冗談みたいに何事もなかった、それを見たばっかりだし。ブルティはレスキューによって救出されて、そのまま病院に運ばれてしまったのに...ね。
CARTのマシンって、モノコックやノーズコーンが頑丈に作ってある(さらにノーズの取り付け部剛性も相当なもの)っていうだけじゃなくて、サスアームも、アーム自体の仕立てが結構ゴツいだけじゃなくて、モノコックへのマウント部分がめちゃくちゃ頑丈な上に、万が一の時(主に横方向から強烈な衝撃が加わった時)に、アームがモノコックを突き破ってドライバーを直撃しないための突入防止対策も施されてる。
そうやって「外れにくく頑丈に出来てる」ってことは、たとえば前述の、ブルティやフェルナンデスみたいな事故の時には、車体がタイヤバリアに突き刺さっていこうとしても、左右の足回りが残ってれば、それ以上奥まで刺さっちゃうのを防いでくれるよね。さらに、そこまで頑丈なサスアームがぐちゃぐちゃに壊れるような状態っていうのは...そうなることで相当な衝撃を吸収してくれたことになる。さらに言うと、それはモノコックに至るまで同じことで...こないだのギドリーのクラッシュの時、事故自体の凄まじさの割にはギドリーの怪我が(もちろん骨折はしたけど)重大なものではなかったのは...おそらく頑丈なモノコックがあそこまで壊れるうちに、相当な衝撃を吸収してくれたんじゃないかと思う。
最近のCARTのクラッシュで、フロントサスが丸ごともげて飛んじゃうような事故っていうのは、私の記憶では98年のフォンタナでの、フェルナンデスの事故が最後だったように思います。あの時は、不幸にしてその外れたタイヤが観客席に飛び込んで、直撃を受けたお客さんが亡くなるという大事故になってしまったけど。で、その事故を契機に、万が一サスアームの根元で外れても、それが誰かを直撃する凶器にならないために「流れ止め」のワイヤーを装着することが義務化されたわけですけど。
確かに、一見「子供だまし」とも見えるかもしれないし、ハイテクの塊であるはずのフォーミュラカーに「流れ止めワイヤー」なんてめちゃくちゃ原始的な装備のように見える。けど、そのワイヤーによって、本来だったら外れて飛んじゃったはずのタイヤを繋ぎ止めることができれば言うまでもないし、仮に飛んじゃったとしても、ワイヤーが引きちぎられることでエネルギーを吸収してくれれば、何も無かった時よりも間違いなく安全だと言える。それによって事故の被害を減らすことができれば、あの時、フォンタナで亡くなった人達が置いていってくれた教訓が、同種の事故で犠牲になるかもしれなかった人の命を救ったことになる。
同じことは、CARTマシンのモノコックやノーズが、サスペンションアームが今これだけ頑丈に作られてること、コクピット側壁が、ドライバーの頭まで守るように高く切り立っていること、そして、頑丈なノーズコーンやモノコックが衝撃を吸収してくれたあと、ドライバーの首を守ってくれるHANS DEVICE、頑丈なフルフェイスヘルメットや、FIAの規定よりさらに1層耐火繊維の層を増やしたレーシングスーツ、そういった全ての安全装備について言えること。
かつて、充分な安全対策が施されて居なかったために犠牲になった人達がいて、そして、同種の事故で二度と尊い命が失われないようにと、彼らが命と引き替えに残していった大切なことを最大限に生かそうという、残された人達の努力があった。その積み重ねの上に、400km/hに達するような世界最速のレースでの、最高水準の安全性が存在している、そう思います。
あと、重要なことはもう一つある。安全に関する基準っていうのは、絶対に抜け道が無いように作らなければいけないということ。レーシングカーデザイナーっていうのは、少しでも速いクルマを作るためなら悪魔と契約しかねない連中だ...なんて言ったら言い過ぎかもしれないけど、「戦闘力の低下を覚悟で安全性を確保する」っていうわけには、やっぱり行かないと思う。その点で、側面衝突規定を満たす「だけ」のために、サイドポンツーン前方にコブみたいなものくっつけちゃった人とか、サイドプロテクターの位置を下げるためにロールバーを前後逆付けしちゃったりした人達を責められない部分はある。それが「許されないこと」だっていうなら、レギュレーションで最初っからそう決めておかなければいけなかったっていうか、どれほど「抜け道」を探すつもりでクルマを作っても、そこに抜け道がないように、「高いレベルの最低ライン」の安全性を確保できるようにルールを作らなければいけない。
で、それが...モータースポーツだけの話じゃないと思う。公道走るクルマだってそうだし、建物だって、何だってそう。限られた面積の敷地の上に、なるたけ利益を上げられる建物を、なるたけ安く作りたいって発想でビル建てた場合、どうしても「安全」は法律満たすギリギリだったり、罰則が大したことなければ、ルールを踏み越えたところで作ってしまう可能性だってある。人間ってそういう生き物だっていう部分はどうしてもあるから、「そういうつもりで作ったとしても」ちゃんと安全な建物が造れるように、ちゃんとルールを作り直さないとダメだと思う。
2001年9月5日
またトップの画像を更新〜♪えぇ大バカ野郎です私m(_ _)m(爆)。
マモちゃん(ランディー・マモラ)はね...現役時代からホントに大好きで、尊敬してるライダーなんですよ。小学生の頃、初めてTVで見た2輪のレースだった、86年の雨の富士スーパースプリント(本間利彦選手がGP250で大金星だったレースね)とか、二十何年ぶりだかで「帰ってきた」、やっぱりこの時も雨だった87年の鈴鹿の日本グランプリとか...当時あんまりTVで2輪のレースなんてやってなかった、そもそも国際格式のビッグレースなんて日本でほとんどやってなかった頃に、雨の中すっげぇ走りを見せて勝ちまくってたマモちゃんはホントにヒーローだったのね。「マモラ乗り」って言われてた独特のライディングフォームも印象に残ってたし。
後年、第一線退いてヤマハの開発手伝ってますみたいな頃に久々に参戦した、93年の...このときもまた雨だった日本グランプリ。ガードナーの、1回目の転倒後、カウルの割れたマシンでの「鬼の激走」がやっぱりこのとき最大の話題だったと思うけど(つーか、ガーちゃんは再度の転倒で骨折して、それが引退のきっかけになるのだけど(^^;)、マモちゃんのほうは往年の雨の魔術師っぷりを見せつけて6位かなんかに入っちゃったのよね。
しかも、「速いだけのライダー」じゃなかった。優勝した時とかピットアウトする時とか、盛大にウィリー決めてくれたり...87年のどっかのレース(イタリアGPだったか?)では、フリー走行終わってヘルメット脱いだら、何と化粧してたり(^^;、ファンを楽しませるためにすごいサービス精神旺盛な人でね。何か、80年代の楽しかったモータースポーツを思い出す時に、真っ先に思い浮かぶ「役者」のひとり。
で、そのマモちゃんのレプリカヘルメットですが...確か87年に1回出たんだけど...こないだのケニーレプリカの場合と同じで、いかんせん当時って私ぁ小学生ですから(笑)。
で...確か2回ぐらい前の東京モーターショーの時、クラシックレプリカシリーズとか言ったかな。スペンサーとかバリー・シーンとかアゴスチーニなんかのレプリカと一緒に参考出品されたんで期待してたんだけど...結局、他のは出たのに、マモちゃんのだけは輸出仕様(しかも、何故か日本以外の全部(^^;)に設定されたっきりで終わっちゃったのね。
なので、それこそ80年代に出たのをヤフオクで探すか(爆)、それとも...それこそ輸出仕様を個人輸入で買うとしたらどーやるんだろうとか考えてたら、「最終型RR3ベースで限定販売されるらしい」つー話を聞いて...めちゃくちゃ迷ってたのね。いや、アストロ(輸出仕様のはコレ)とか、もうちょっと安いグレードのモデルで作ってくれれば迷わないけど...RR3ベースで限定版となると、けっこーなお値段だっつーことを意味するし(^^;。
ただ、迷った結果として、やっぱケニーレプリカみたいにめちゃくちゃ遠回りしたりとか、若井レプリカみたく今なお手に入らなかったりとか、もう二度とそういうので後悔したくないっていうのがあったから...結局そーとームリして買っちゃったわけですけどね(^^;。幸いだったのは、近所のドラスタで「展示品限り特価」を押さえられたから、フツーに買うよりほんのちょっと安かったこと。つーか、まともに買うと5万オーバーなんだもん(^^;。
ちなみに店員さんも80年代にマモラレプリカ出てたの知ってて、私が「ヤフオクで探そうと思ってた頃に発売されたから」言ったら「いや〜、その頃のだと相当ヤバい状態になってるんじゃ〜(笑)」言われたし(笑)。
そーいえば、今でも時々、agv製のマモラレプリカの新品って見るんだけど...あれってアライと契約する前(〜86)に生産されたやつのデッドストックだよね(^^;。
で、この夏のアライの限定レプリカシリーズ、他に「ロバーツ(Jr.の方)レプリカの黄色」とかもあって...標準仕様の青いやつ持ってる立場として、アレはめちゃくちゃ悔しい商品なんだけど...(^^;。親父さんのほうがかつて黄色いの被ってた、っていうのを知ってる人間としてはね。
あと、ショウエイの伊藤レプリカがデザイン的にすごいお気に入りなんだけど...これSP帽体で出ないかなぁ...って、今この時期に限定販売されちゃった日にはとてもじゃないけど買えないんだけどね(^^;。ケニーレプリカとか若井レプリカ(は、さすがにもう色々な意味でムリかな...)とかも再発されてほしいんだけど...やっぱり今この時期に限定再発とかされちゃったら悔しいに違いない(^^;。
2001年9月2日
昨日未明の歌舞伎町の火事だけど...何かこう...言葉もないな。
ちょうどあのとき、あのへんの地理に詳しい人達とチャットしてて...で、最初に速報入った時には大したことなさそうだったから、今となってはココでは書けないような軽口叩きまくってたんだけど、被害が甚大っていうか、少なくとも生命に関わるような状況の人が少なからず居ることが分かってきてからは段々言葉少なくなっていったっていう...。
っていうか、これ記憶に留めるために書いておくけど、最初のうちってTV局の対応も全然のんびりしたもんだったんですよ。ホントにおざなりに速報打つばっかりで、ニュースに切り替わったのなんてNHKでさえも相当経ってからの話。はっきり言って、たとえそれが「ホテルニュージャパン級の大惨事」でなかったとしても、少なからず重軽傷者が出るほどの出来事だったら、誰しも「そこに知り合いが居たりしないか」とか心配するものなわけだから、報道に携わる人って、もうちょっとコトを重く見てもいいんだと思う。結果として幸い大事に至らなかったとして、その時は不幸中の幸いを喜べばいいんだっていう。
そういえば昨日の椎名へきる夏ツアーファイナルのMCでこの話題に触れてたけど...つーか、あれプロデューサー大楽氏だったっけ?深夜3時頃に実家から安否を心配する電話かかってきちゃったっていうのは。ライブのMCで喋るべき内容だったかっつーことではオフィシャルサイトの掲示板とか見ても議論があるみたいだけど...実をゆーとっていうか不謹慎な話をしちゃうと、上で書いたチャット中にも、あそこまで状況が悲惨だと思わないうちには「あそこにらくちゃん(=大楽氏)居ないだろーな(^^;」とかそんな話を私自身してたりもしたし。あまりの情報の無さに、慌てて電話をかけてきちゃった、大楽氏か誰かの実家のお母さんの気持ちっていうのも何となく分かったから、あのMCも何か必ずしも否定するではなく、なんか複雑な思いで聞いたな。
で、あれって歌舞伎町だけの問題じゃなくて、たとえば秋葉原あたりでも、何か起きたらひとたまりもないんじゃないかっていうような雑居ビルって実はたくさんある。東京(に限ったことでもないけど)の一見華やかな繁華街っていうのは、実はそういう、すごく危険な基盤の上に乗ってるのね。
で、安全基準とかそういうのって、実はもっと厳しくて、強制力とか罰則とか伴う形でやらないとダメなんじゃないかっていう気は最近してる。既存の建物そのものに大きく手を加えたり建て替えしたりしないと実現できないようなことを強制的にやらせろっていうつもりは毛頭ないけど、少なくとも本来付いてる安全装置が付いてなかったり機能しなかったりとかいうのは罰則与えてでも解決しないとダメだし、あと「既存の建物に小改造で取り付けられるような、最新の機能をもつ安全装備」とかは、それこそ官民共同で開発して、ローコストで普及できるようにとかね。それがおおかた日本の場合って、感情論とか、あとはこういうことでさえも経済発展に繋げようとして、「なるべくお金のかかる方法」を押し進めようとか、そういう方向に動かれちゃうけど。
んで昨日の夕方は、上でもちょっと触れた椎名へきる「PRECIOUS GARDEN-SUMMER-」ツアーファイナルの新宿厚生年金会館行ってきたわけですが...ちょっとライブレポート書いてる時間はないな、もう今時点で3日の午前2時だし(^^;。
ただ、めちゃくちゃいいライブだったことは記憶に留めとこう。中盤MCタイムのバンドメンバートークのお題は、「今回のツアーの印象は?」だったけど、ほとんどのメンバーが今回のツアーからの初参加だった(ギタリストJakeだけ前回から)中で、みんな「こんな凄いとは思わなかった」みたいな感じで、かなりいい反応だったようだし。で、あれはJakeだったかな?「他に打ち込み系のライブとかでも弾いてるけど、あれもショーとしては面白いんだけど、決め事が多すぎて弾く側としては必ずしも面白くないこともあるんだけど、こういう(椎名さんみたいな生楽器中心の)ライブだとやってて楽しい」みたいなこと言ってたけど、そう。それは実は観てる側にとっても同じだっていうか、最近そーゆー「ナマな感じ」を押し出したライブっていうのがあんまりないから、なればこそ椎名へきるのライブは貴重な存在で楽しいっていうのもあるし。
ところで、さっきブルティの赤旗中断直後から久々にF1観てるんですけど...ブルティの事故、あれ相当ヤバいぶつかり方に見えるけど大丈夫なの?なんか「意識はある」とか「手は動かしてる」とかいうんだけど。アーヴァインとの接触自体については色々意見もあろうけど、そのまままるっきり速度も落ちずに刺さっちゃうあたりとか...今のF1が進んでる方向が正しいかどうかね。フラットボトム&ワイドトレッド・ワイドタイヤ時代っていうのは、ウィングとかのおかげで空気抵抗が結構あったから、それだけで結構スピード落ちたし、タイヤのグリップが大きいから何とかなる部分も結構あったんだけど。
一方で、再開後っていうか最後の最後で、6位入賞をラルフと争ってる時のアレジの勇猛果敢っぷりには...すごい救われたな。「これこそレースなんだ」っていうのをホントの意味で見せてくれたような。で、レース後のインタビューでも「ホンダエンジンの力は本当に素晴らしいよ。底力を見せてくれた!」とか。ホントに、こういうドライバーと一緒に仕事するんなら、チームスタッフも頑張ろうって気持ちになるよね。
んで今はTVではフォーミュラニッポンが流れてますが...実況うるせー(爆)。つーか、解説陣も、「解説」って言えるだけの人材を揃えてないじゃんって感じが(爆)。大林さんは勉強はしてるようだからピットレポーターとかならいいかもしれないけど。一方土屋氏はつーと...どうもF1の時のフェラーリ万歳な騒ぎっぷりにいい思い出が残ってないせいもあるけど...私は苦手だな。シロート受けはしないかもしれないけど、私はクマさん(元CG編集長・熊倉重春氏)あたりを推す。