Diary Backnumber 34


2003年8月31日

仕事帰りに吉祥寺に買い物に繰り出す道の途中の中古バイク屋さんに置いてある'91TZR250(3XV1=Vツインの初期型)がちょいと気になってたりするところ(爆)。値段も最近のレプリカ高騰傾向からいえば結構まとも(確か25万弱ぐらいの感じ)だし、3XVの見るからに凝縮感のある感じ(ただし詰め込みまくったせいで整備性は最悪らしいが(^^;)とか適度にゴツいデザインとか発売当初から結構好きは好きだったし。何よりハードウェア的完成度が後方排気とは全然違うしな(笑)。

一瞬「後方排気って下取り幾らぐらいなんだろ」とか考えはするんだけど、結局すぐに「いや後方排気の車体バランスってやっぱ絶品だし、正立フォークのほうが倒立よりメンテ楽だしぃ(^^;」とか思い直しちゃうのな(笑)。そういうハードウェア的事情だけじゃなく、そもそも後方排気ってもう貴重なバイクになり始めてるし、何よりここまで一緒に歳取っちゃうとなかなか、まだ乗れるのに手放すっていう気にならなかったりもする。あとやっぱ、後方排気ってアレよ。一度この味を知っちゃうと戻れない(笑)。

ところで今日はアクシス弐号機の駆動系のオーバーホールなんかしたわけですが...ホントはM'sさんで純正部品買うときに一緒に買おうかと思ってたんだけど、昨日たまたま途中で寄ったドラスタにちょうどいい感じに必要な部品1セットあったのでね(^^;。ドライブベルトは例によってカメレオンファクトリー製。学生の頃、まだ今ほど90ccスクーターが流行ってなかった頃から結構マジメに色々作ってた会社だったし、モノも結構ちゃんとしてるんで何かそういうところに信頼感があるのよね。

一方ウェイトローラーも今まで長らくカメファクを使ってたんだけど、最近私の住んでるあたりではあんまり入手性がよくないのよね(^^;。M'sさんでもドラスタでも頼めば取り寄せてもらえるし、インターネット通販とかで扱ってるところもあるから、待てば手に入れることは出来るんだけど。そしたら昨日ドラスタに行ったら、最近急速にシェアを伸ばしてるミニバイク用パーツメーカーのZEROが新たにウェイトローラーも始めたとかで、それが結構モノが良さそうなんで買ってみた。

今まで使ってたカメファクのローラーは、各メーカーから出てる中で一番純正に近い感じ(というか、もしかしたら純正か台湾ヤマハ純正あたりを再パッケージしたものだったり、OEM元が一緒だったりするのかも)で結構作りがしっかりしてて、割と耐久性も高い印象で、それでわざわざ取り寄せてでも使ってたんだけど、ZEROのは作りのしっかり感は同じぐらいで、かつカーボン混入樹脂を使って耐久性を上げたことを売りにしてるんで、あんまり頻繁に駆動系開けるのがめんどくさい人としては(笑)、耐久性は重要なので試してみることにした。

しいて気になる点としては、純正やカメファクと違って回転方向指定があるタイプ(中身のウェイトを両側から樹脂でくるんである構造じゃなくて、あらかじめ成型した樹脂製ローラーにウェイトを押し込んである構造)なんだけど、振っただけで中のウェイトがガタついて音がする某社製のやつとかと違って結構しっかり固定してある感じだから、まあ多分これで大丈夫なんだろうと。

で...開けてみて分かったこと。まずベルトは幅ベースで2mmぐらい無くなってる(^^;。ローラーもお約束通り見事に多角形になってる(^^;。さらに先日M'sさんで言われた「プーリーも結構ヘタってる」っていうのも、確かにランププレート(プーリーの内側でウェイトローラーを押さえる板)と当たるところが軽く削れてたり(ウェイトローラーが減りすぎてるのをほっといたせいで擦っちゃったのかも(^^;)、あと当然のよーにベルトとの当たり面とかローラーが滑る面とかは普通に消耗しちゃってるから、確かに可能なら替えた方が本来の性能が出るには違いないなっていう感じ。ただ、このカメファクの旧スペックって新品を入手するのがかなり難しくなっててね。新スペックの方はウチの環境ではいまいち性能が出ない感じ...まあ、旧スペの新品を調達出来ないまま交換せざるを得ない状況になったらこっち使ってもいいか、ぐらいの感じ。

んで実は最近心配になってるのは...プーリーひとつでさえも今や「一番性能が出るやつは今手元にあるやつで最後」っていう状況になってきちゃってるし、強化ベルトだとかブレーキパッドだとか、純正状態2割増しぐらいの現状の性能を維持するために必要なブツを入手出来なくなってきちゃったらどうしようと(^^;。まあ最悪「まあ純正消耗部品で吸収しきれる水準まで性能を落とす」っていうことになるのも仕方ないかな...って、そこでもっと心配なのは純正部品自体あと何年ぐらい大丈夫かっていうことだけど(苦笑)。確か最終型が生産終了になったのは、多分排ガス規制が理由で99年頃の話だった。まあ逆に、それこそ20年近く前の初代ジョグあたりもまだ結構見かけることを考えると、走行に最低限必要な種類の部品は結構大丈夫なものなのかも知れないけどね。正直、自分自身の環境に対してアクシス90を超える優秀なスクーターを他に見つけられてないから、結構この辺は心配なのよね。


2003年8月30日

で続いて25日は日本青年館2日目...なわけですが、行く途中の外苑東通、神宮外苑手前あたりを結構いい感じに飛ばしてたら(あ、足はいつもどおり黒アクシス@弐号機です)いきなりエンジンが止まる(爆)。しかも中央分離帯寄り一番右側でね(爆)。

まあこういう瞬間てのは色々なことを考えるもので...まず開演時間に間に合うか、っていうのはまあココまで来れば最悪歩いても開演ギリギリには間に合う感じだったからいいとして...で、「セルが回るから焼き付きはねぇな」→「圧縮はありそうな音だからピストン溶けたわけじゃねぇな」と...って、最初の時点で既にスクーター乗ってていきなり止まった時に普通は考えないような水準の話を考える...重症だな俺(^^;...とはいえ、全開で飛ばすとハイオクじゃなきゃ危ないかもしれないぐらいには攻めたセッティングになってる(実際ココからメインジェット2番下げた状態だとハイオクですらデトネ起こすし(^^;)し、最高速ベースだと純正状態より15〜20km/hばかり速くなってたりするから...ある意味何が起きても不思議ではない感じなのだ(苦笑)。

しばらくセル回してもかかる気配が無かったんで、とりあえず車が途切れるのを待って(それまでは右ウィンカー出したまま、ブレーキかけてストップランプ点けたまま右端で待機)歩道に寄せて、とりあえずトランクに突っ込んでた500mlペットボトルのポカリスエットを一口ぐいっと行って落ち着いてから原因究明。燃料計を見る限り燃料はあるしガス欠っぽい止まり方ではなかった(てーことは燃料ライン周りとかキャブとかの可能性も低い)、ウィンカーもストップランプも点く...等々から、怪しいのは点火系だなーと思ってメンテナンスリッド開けてプラグ周りを覗き込んでみたら...プラグキャップが外れてた(^^;

その場ではとりあえずプラグキャップはめ込んで正常に動くことだけは確認出来たし、それなりには急いでたから細かく調べなかったけど、どうもプラグキャップ自体が相当劣化してて、キャップをプラグ側端子に固定する棒バネみたいな部分が結構ユルユルだったらしい。で、メットインジョグ系エンジンってのは車載状態でシリンダーが水平になるような搭載方法になってるから、プラグキャップのハマりがユルいと割と簡単に前に落っこちちゃうわけね(^^;。実際帰り道でももう1回外れたし(苦笑)。まあ10年ぐらい経ってるバイクだと色々こういう部分で、新車と同じ感覚では乗れないとゆーことだ(苦笑)。てゆーか、どうも最近低速がバラつく感触があった原因はココか(^^;。

んで一応修理完了して後片付けしてたら...防弾チョッキ着た自転車のお巡りさんに職務質問される(苦笑)。まあこんなとこでメットイン開けてゴソゴソやってたら不審かもしれんな(苦笑)。

で無事に日本青年館着。暑いから開場時刻ギリギリに着いてさっさと入っちゃおう、という思惑通りのちょうどいい時間に着いた...いや途中で10分ぐらいムダに暑い思いしてるんだけどな(苦笑)。んで席は「2階C列」とか書いてあったけど...まあ実質的な2階の最前列でした。これはこれで悪くないっていうか、距離自体はちょっと遠いにしても遮蔽物が無いからステージへの見晴らしがすごくいいし、正月の武道館でも思ったけど、高い位置から見ると、照明がステージの床に描き出す光の抽象画まで見えたりするのが楽しい。あと24日に触れた「開演前に映像を投影するのに使った半透明の幕」は結構後ろのほうにあったのね。ちょうどへきるの立ち位置の直前くらい。と、そうした細かい事が分かったりするっていう意味では2階の前の方って結構アタリ席だというか、必ずしも1階前列こそベストってことは無いな。

っていうか、ロイヤルボックスとかそういうVIP席のあるホールだと大抵このへんの位置(2階とか3階にあたるような高い位置の最前列相当)だっていう理由は良く分かった(笑)。ステージに手を伸ばせば届くみたいなのは1階前列の特権だけど、ワインとかクルリーン♪ってやりつつ(笑)セレブぅ♪な感じでお上品に楽しむ場合には間違いなく最適だろうな。もっともへきるみたくロックなライブの場合には問題もあって...フェンスが腰の高さぐらいまでしかないから飛び跳ねるのには怖い(^^;。自分が落っこちるのはもちろんのこと、ポケットの中のモノとか下に落っことしちゃってもヤバいし(^^;。

...とかいいつつ24日時点で段取りが掴めてるだけに結構弾けてた訳ですが(笑)<そんな2階最前列の私。で、アンコールパートに関しては今回何パターンかあるみたいですけど、25日は大宮2日目と同じく最後にGraduaterが来るパターンで...その大宮同様死ぬかと思うぐらい続いた(^^;。当のへきるも結構ヘロヘロっぽかったし(^^;。てゆーか、前日もあれだけ飛ばして、その翌日またこの調子でこなせる人が、私よりか1つ年上で、かつ女の子なんだからすげーわ、っていうのは毎度のことながら思うね(^^;。あと、今回は関東ラウンドはこの日が最後で...何か個人的には結構楽しかっただけにもう1本ぐらい欲しかったかな、っていうか静岡とか大阪とか遠征を組んでおけばよかったかなとそのことをちょっと後悔してるところ(^^;。

んでプラグキャップの後日談(笑)。さっきも触れたとおりで経年劣化でカポカポ状態だったんで交換しなきゃ仕方ない...のだけど、純正部品って大抵新品手配してもすぐには来ないし第一へきるで散財しまくってお金もない(爆)んで、とりあえずイグニッションコイルごと初号機のやつ外して付け替えちゃった(爆)。「初号機」のほうが実際の年式は新しい(新車購入の95年登録車だし。逆に「弐号機」は92年頃生産っぽい)こともあって、こういう辺りの消耗度合いはやっぱり違うし。あ、ところでイグニッションコイルから先を丸ごと剥ぎ取られた初号機の方ですが、どのみち自賠責切れてて乗れないんで関係ありませんヽ( ´ー`)ノ(爆)。てーことでまあ慌てて新品を手配する必要はないのだな(笑)。とはいえ替えるとなればやっぱりイグニッションコイルごと(プラグキャップだけじゃなくてコイルやコードも当然古くなると劣化して抵抗が増すのよ)だし、他にもキャブのインシュレーター(2台とも劣化が進んでる)だとか近々色々まとめて純正部品注文して来なきゃなんだけど(^^;。さらに、とーぜん冬までには初号機の自賠責も更新しなきゃいけないし(苦笑)。


2003年8月24日

ということで今日は椎名へきる「TOUR '03〜10 Carat Party〜」日本青年館1日目。先週の大宮は途中参加だったから今日初めて全編観たんですけど...いや先週は前半の美味しいところをかなり損してたとゆー結論に達しました(^^;。

何かこう全体としては、久々に大型スクリーン使ったりとか、開演前に「Proud of You」のPV流したりオーヴァーチュアっていうかアヴァンタイトルっていうかそういう画像は、プロジェクターじゃなくてステージ手前に下ろした、ちょっと透明感のある幕に直で投影しているように見えたけど、そういうのに象徴されるように今回は久々にゴージャスな感じを狙ってきてるかなっていう印象。さらに前回ツアーに引き続きMICOさん&NAOさんのダンサーコンビも登場してきてるし。

で、こうやって公演1本観て、アルバム「10Carat」の持ってる本来の価値っていうか力っていうかそういうものが掴めた感じ。もちろんCDを素で聴いた時の完成度はそれはそれで充分素晴らしいんだけど、やっぱり「椎名へきるの生歌」は前に出てくる感じが全然違うからね。で、そこがやっぱり「生でライブ観たい」って思わせる力でもある。で、新曲「Rolling Lonely Diamond」は、今後どう育っていく曲なのかが楽しみ。そういえば今までだったら新曲初披露の時にはどこか心もとない感じがあったけど、今回は最初っから安定してたな。まあ関東はツアー後半までおあずけ食わされてたから、前半で相当出来上がってきた状況を聴いてる、っていうことはあるかもしれないけど。

ところでトークパートで本人も多少気にしてたようだったけど(笑)新キーボードプレイヤーのケン坊の何とな〜く溶け込まない違和感(笑)。分かったよ。何かこう、他のメンバーのテイストに比較して不必要に爽やかで涼やかすぎるんだな(笑)。あとJake。仮にそれがお歳を召した女性であれ江頭2:50であれ、生命に関わる重大な事態の場合はそれが誰であろうと救援におもむくべきですm(_ _)m。てゆーかアレだよ。ジョニー・ハーバートなんか45度眼鏡かけた怖いオッサンが炎上してても迷わず助けに行った訳だから...あ、屋根付きだから運転してるのが誰か見えなかったのか(違爆)。

そーいや気になったっつーと、アンコール最後から1曲手前のGraduaterだったと思うけど...普段はお客さんのほうがヘロヘロなのが当のへきるが結構いっぱいいっぱいだったな(^^;。連日の疲れもあろうし今日は結構暑かった(もちろん空調回ってるんだけど、客席に居る限りそれでも結構暑かった)からね。明日は大丈夫かね(^^;。

で、終演後はSWさんご一行とお会いしてあれこれ喋ったりとか。今回は先週ほど時間がいっぱいいっぱいじゃなかったんで結構延々と話してたよーな(笑)。お疲れ〜。


2003年8月18日

さて昨日は椎名へきる「TOUR '03〜10 Carat Party〜」大宮公演。ただし私はちょいと都内で用事があって、そこからの直行で初の途中参加(^^;。着いたのはちょうど新曲「Rolling Lonely Diamond」の直前ぐらいの感じ...とゆーと今回のツアーに参加してる方は大体どのへんだか想像つくかと(笑)。ドラムのべーあんがまた新しい武器(「カホーン」っていう南米系の楽器らしい)を手に入れたとか、さらには新しいキーボードプレーヤーのケン坊とか興味深い材料は沢山あった感じ。それに、かなり慌ただしく乗り込んだ上に、TZR号で(車じゃ明らかに間に合いそうにないようなタイムスケジュールだったから)雨の高速使って会場入りなんていう状況でも、すぐに機嫌が直るつーか気持ちが切り替わるに充分なぐらい楽しかったし。ただ、やっぱ腰据えて見れるのは来週の日本青年館だな。

んでTZR号で雨の高速は...怖いだけで楽しいもんじゃないな(苦笑)。いや...まさか雨の日にそうそう乗る機会があるとも思ってなかったこともあってドライ向けスポーツタイヤを履いてたのが敗因(^^;。ハイドロ起こしたり明らかに危険な状況ではないにしろ、何かグリップ感が掴み切れない感じ。とはいいつつ「一番速いクルマの流れについていくと怖い」ぐらいの水準なんだけど(笑)。まあ何にせよ、次回タイヤ替える時はもうちょっとオールラウンダー系のを履くことにしよう。

もうひとつ、昨日さっそく、一昨日買ったX-Elevenを下ろしたんですけど...Mの標準内装だと、長時間被ってると側頭部(耳の真上のあたり)がキツい感じなのに気付く(^^;。この感じなら多分センターパッドをソフトタイプに交換して解決しそうな感じなので今日さっそく注文してきました。一方でLサイズだと明らかにガバガバな感じなんだよね(^^;。

で、「MサイズとLサイズは骨格部分は一緒で内装の厚みが違うだけ」の一般的なヘルメットの場合は、脱着内装を採用してるヘルメットに関していえば、MとLの中間的な頭のサイズの場合、Lを買っても後からM相当のサイズまで小さくできる(さらにショウエイみたく中間サイズのオプション内装の設定があればもっと微妙な調整も可)し、その逆にMを買って大きい方に調整することも出来たけど、S/M/L/XL各サイズ専用帽体を採用してる(ちなみに需要の少ない特殊サイズに関しては、XSはSサイズ、XXLはXLサイズと共通帽体で内装違い)X-Elevenの場合には、基本的に大きいサイズを小さく補正することは出来ないので、「大きいサイズの方だと確実にユルい」っていう感触の場合には小さい方を買って、キツさが気になる部分をオプションとして設定されてるソフト内装に交換して調整する、っていうことになります。つまりX-Elevenに関しては「迷ったら小さい方」ということね。その方が重量や外寸の面でも有利だし。

して、そのサイズっていうかフィッティングが現状ではほんのちょっと合わないっていうことを別とすると、驚くほど軽いし空力的影響も少ないし風切り音も少ない。従来のショウエイ製品だとこの点でナンバーワンなのは多分Z-CRUZ2だったと思うんだけど、完全にそれを超えてる感じ。それに加えてこっちはスネル規格対応モデルだし、MFJ公認取得モデル(ちなみに認証費用の関係か、最近のショウエイのJIS規格モデルはMFJ公認を取ってないことが多い)でもあるから、「この程度の価格差(単色モデル同士のメーカー希望小売価格ベースで1万2千円)なら性能が優れている方を取る」って言える人であれば迷わずX-Elevenだと思う。さらに、特にこの季節に気になるベンチレーション性能に関しては、この点で比較的平凡なZ-CRUZ2だけではなく、SP3やX-8R hiあたりを完全に上回ってるし。

逆にいうとZ-CRUZ2の方は、あの値段(メーカー希望小売価格で3万7千円、実売だと概ね20%引きぐらい)で買えるヘルメットとしては今のところ最強っぽいっていうメリットはあるけど。「思い切ってスネル規格っていう看板を捨てた」っていう結果得られたもののバランスは、「スネル規格をクリアしてる敵」アライのアストロやアーバンGTあたりに真正面からぶつかるところにあるんじゃないか、っていう印象。

んでX-Elevenに話を戻してベンチレーションの話。「涼しい」っていうのはもちろん、すごく呼吸が楽だっていうのが印象に残った。X-8R hi以降に採用された(ルーツをたどるとZRVやX-8SP2に採用されてる、あのヒゲ状のエアトンネルから始まるんだけど)「ブレスチェンバーシステム」っていわれる口元のベンチレーションをさらに一歩進めたものになってる。呼吸が楽で閉所感がなくて、でも目のほうに風が巻き込んで目が乾くようなことはない。

あと、見た目に印象的なあの大きなリアスポイラー(正式名称としては「エアロエッジスポイラー」)から、正面向いてる時はいいけど横向いた時の空力特性の変動(てゆーか簡単にいうと初代Z-CRUZみたく「横向いた瞬間ビックリする感じ」ってやつ(^^;)があるんじゃないかと心配する向きは多いと思うし、私自身もそれが気になってたんだけど、結論からいうと全然問題無かったです。昨日の感じでいうと、特に意識して調べようと思って横を向いたんじゃなくて、ウェットコンディションの割に結構なスピードが出てた(110km/hとか(^^;)瞬間に何かでふと横を向いて「あれ?」っていう感じ。今までこのへんの速度域で、これほどまでに何にも意識しないでスッと横向いて大丈夫なヘルメットって使ったこと無かったから。

さらには意識してカウルの中に伏せてなくても全然大丈夫だったり、伏せてる状態からシールドの水滴飛ばすために頭を上げるのも、なーんにも意識しないで出来た...というか、やっちゃった後で「あれ?全然大丈夫だ」って感じ(笑)。何かこう無意識に身構えてるのが全然空振りに終わるっていう(笑)。見た目のカタチの先鋭的っぷりからいうと全然信じられないぐらい「神経質さ」っていうのがまるっきり無い、感覚性能の高いヘルメットだっていうのが全体の印象ね。

あと、細部までものすごく作り込んだっていうか手間のかかってるヘルメットだっていう印象も受ける。ここまで「凝ってる」っていう印象を受けるのは正直言って初代X-8/X-8SP以来じゃないかっていう印象。あの時も「何もかも変えたフルモデルチェンジ」(多分部品レベルで従来機種から引き継いだものは何も無い)と、それをベースに「見た目は量産型X-8とほぼ一緒だけど中身は別物のレーシングスペシャル」だったからこその気合いの入り方で...ある意味それ以降のX-8シリーズも、その派生モデル(Z-CRUZ系とかね)っていうのは、あの初代X-8の技術をベースに磨き上げる方向で作られたものだったと思う。結果としてSP系最終モデルのSP3あたりになると、その熟成されっぷりは確かに素晴らしいものではあるんだけどさ。それこそ古酒の味わいみたいなね。

それに対してX-Elevenは全てが新しい...んだけど、被った瞬間の軽さとかフィット感の柔らかさとかは、なんか初代X-8SPのインパクト再びの感じもする。何もかもが新しいけど、でもやっぱり「ショウエイのフラッグシップスペシャル」っていう、その点でのDNAは引き継いでる感じね。


2003年8月16日

さて「入院させてきた」って書いたまま日記的にはほったらかしになってた(爆)アクシス弐号機なわけですが、7月26日に修理上がって28日に受領してきてました(^^;。破損個所は予想通りというか入力側ギアの根元のベアリングで、後期型用のベアリングに交換してもらって、工賃とかギアボックスオイルとかもろもろ込みで5千円をちょっと切るぐらいだったので一安心の感じ。

ただ、M'sさん報告によると、ギアそのものも多少摩耗があるようで、次回開ける機会があるようだったらギアもやったほうがよさそうな感じらしい(爆)。さらにベルトにプーリーにローラーっていう駆動系3点セットも結構消耗が進んでいるようで(爆)。確かに日記のログを掘り返したら、前回ベルト交換したのって1年近く前だからダメでも不思議はないかも。それにウェイトローラーは確かもっと前だし。プーリーは...確かこのカメファクの旧スペックを初号機のほうに組んだのって...まだ学生の頃と違うかな(爆)。まあそんな感じで近々このへんは大々的にやらなきゃいけない感じ(^^;。

で、実はその間、ふとした時に初号機の後輪を転がしてみたら、初号機の後輪は思いのほか静かな音と少ない抵抗感でスイスイ回せたし、目の前の赤信号とかに気付いてアクセル戻した時の減速感も少なかったりしたから、実は弐号機のベアリング、明確に異音に気付いた時より結構前から悪かったのかもしれない。っていうか...実はここ最近セッティングどう触っても最高速が伸びなくてハマってた原因はココなんじゃーねーのかな(爆)。ここで駆動抵抗がめちゃくちゃ増大してることに足引っ張られてたと。まあ修理上がってきてからまだ最高速測る機会には恵まれてないものの、駆動が軽くなったことで思いの外恐ろしい乗り物になってるし(^^;。あと燃費もあれ以来1割ぐらいよくなってる感じ(笑)。

一方多くの方々はトップページのブツが気になってると思われますが、買いました(^^;<加藤大治郎レプリカヘル

本当なら...というか4月の鈴鹿でのあの出来事がなければ、多分X-Elevenを買うのは何年かあと、次世代のフラッグシップが出る頃のはずだったんだけど。しかも、多分加藤レプリカじゃなかったと思う。純粋にデザインとして一番お気に入りだったのは実は宇川レプリカの方だったし(実はSP2とSP3で続けてクリヴィーレのレプリカ買ってるのもそーゆー動機だし)、あと現ショウエイ契約ライダーのヘルメットで個人的に一番好きなのは「史上初のミスター200マイラー」伊藤真一選手ので、これ近くで見るとパールとかラメとかの入り具合まで含めてすごい綺麗なんだよ。X-8R hiベースのレプリカを現在通勤用に愛用してます...在庫処分で安かったし(^^;。だから、Elevenベースの伊藤レプリカが出たら結構考えちゃうかもしれない...大ちゃんモデルをゲットした今でもね。

で、ホンダトリコロール(TC-1)と今年バージョンのテレフォニカブルー/イエロー(TC-3)、さらに「メモリアルバージョン」として7月に限定販売された...当初は「今ある2色は派手だから、もうちょっと地味なの欲しい人向けに」と大ちゃん自身の発案で作られてプレシーズンテストで披露され、通常の追加モデルとして投入されるはずだったというテレフォニカブルー/ブラック(TC-6)って3タイプがリリースされた大治郎レプリカのうち、青/黄のTC-3を選ぶっていうのは特に迷いもしなかった感じ。大治郎が鈴鹿で使ってたのがこのテレフォニカブルー/イエローモデルだったから、っていうのは当然の理由として、もうひとつ。飾っておくんじゃなくて実際に公道で普通に使うんだっていうことを考えたとき、周囲からの「被視認性」っていうのはすごく重要なんだ、っていうのは私けっこう真面目にヘルメット選ぶ基準においてるんですよ。その意味で「黄色」っていうのはすごく目立つ。

黄色といえばセナのヘルメットだけど...あれはもちろん「ブラジル国旗色」っていうところに配色の理由があったわけだけれども、前を走るドライバーに「セナが来た」っていうのをアピールするのにすごく重要な意味をもった。たとえば一発勝負の予選で、もちろん故意に邪魔をするつもりのドライバーはともかく、ウォームアップ中とかあるいはアタック終了して戻る途中のドライバー達が、ミラーに映る黄色いヘルメットを見て道を空けたといわれてるし。時速200km以上で小さなミラーを振り返ったら、似たような配色の車なら間違う可能性はある(例えば赤/白のマクラーレンでもフットワークやスクーデリアイタリアと一瞬見間違う可能性はある)けど、コクピットに黄色が見えれば「あ、こいつはセナだ」っていうのは一目で分かるし。逆の例としては91年のモナコで、確かミナルディのマルティニだったけど、2位を走るティレルのステファーノ・モデナが後ろから周回遅れにしようと迫ってきたのを、同じティレルの中嶋が後方から追い上げてきて自分にバトルを仕掛けてると見間違えて思い切りブロックしちゃったっていう話(爆)。モデナも中嶋も同じ白系のヘルメットだから確かに区別はつきづらいわな(苦笑)。

で、まだこれを被って走行はしてないんですけど、被ってみた印象として、すごく軽いのはもちろんとして、横方向の視界がすごく広くなったなっていう印象を受ける。従来のショウエイフルフェイス(初代X-8以降のCX-1シールド装着モデルね)っていうのは、普通に走ってる時に実用上とか安全上の支障があるわけではないけど、左右斜め下あたりの視界がほんのちょっと遮られてる感じがあった。それが、X-Elevenの場合にはシールドそのものまで含めて新設計したことで問題が解決されてる。多分ミラーの無い競技車両で後続車との位置関係を確認する場合のことを考えるとこれはすごく有効な改良だし、公道でも実際に首振って確認する時とかに移動量が少なくて済むっていう点でのメリットはある。

一方で従来からのショウエイユーザーとして微妙に困るのは...シールド周りの仕様が全面変更された(シールドホルダー自体は機能が追加されただけで相互流用可だという話も聞いた記憶があるけど、未確認だしメーカーサポート外)ことで、手持ちのスペアパーツ類とかシールド類とか流用できないんだよね(^^;。

CX-1系シールドの時代っていうのはすごく長くて、しかも特にその初期の頃=90年代前半はバブルだったりアマチュアレースが盛んだったりしたこともあって様々なアイテムが投入されてた。強力な曇り止めコーティングが施された「ウルトラビューシールド」とかね。個人的に最高のお気に入りアイテムは雨天・曇天用アンバーオレンジシールドで...ショウエイシールド独特の表面処理(撥水剤みたいに綺麗に水を弾くハードコートが施してある)と相まって雨天時の強い味方なんですけど、確か90年代半ばぐらいにカタログ落ちしちゃったぐらいだから当然CX-1V系では設定自体無いし(^^;。

ちなみにショウエイイタリアのサイトでは現行のX-8系かZ-CRUZ系の後継モデルと思われるXR-1000っていうモデルが発表されてて(ちなみに前述のURL開くとポップアップウィンドウで開きます)、これはCX-1Vシールドを採用してるようなので、今後はアンバーオレンジシールド(ヤフオクとかで探しまくってモノ自体は手持ちが数枚ある)を使うためにCX-1シールドが対応するヘルメットを確保しなくちゃいけないかもな(爆)。

で、実はミラーシールド(普通のシールドの視界はいまいち目が受け付けない感じなんで必需品(^^;)も、CX-1Vに関しては今のところ店頭で見かける限りはショウエイ純正のスモークミラーしか設定が無いみたいなんですよね。無きゃ仕方ないんで純正のブルーを買ったけど...個人的にはキャラコートのブルーとかSKYのライトブルーとか、中から見た時の色味がもっと黄色っぽいほうがお気に入りなんで、その辺りのメーカーから早く商品化されないかなと(^^;。ちなみにショウエイ純正のはコーティング自体は均一に乗ってるし、色味に癖がないからモノ自体はちゃんとしてると思うけど。値段自体も結構リーズナブルだし。

あと、カラーリング(「塗装」とは言えない感じ(^^;)の仕上げはやっぱりショウエイならではの感じ。手順としてはベース色の黄色を吹いたあと、他の色はすべて転写シートを貼ってクリアコートしてあるんですけど...これは多分大ちゃんが被ってた「ホンモノ」もおそらく基本的な手法は同じだな。はっきり言ってこれを全塗装で仕上げようと思ったら無理だ(笑)。単純にグラデーションだけならエアブラシで出来るし、キャンディカラー仕上げ(シルバー塗った上からカラークリアを吹いて独特の透明感のあるメタリックカラーを発色させる方法)だとかラメを撒くとかっていうだけならそれも可能だけど、水色の部分の表面にはプリント基板の配線パターンみたいな感じの模様(ちょっと昔のCカーレースを覚えてる人なら、AEGのスポンサー受けてた頃のザウバーメルセデスを思い出すと分かります)が描いてあったりもするし。今後もし大治郎レプリカが販売終了になってから一点モノでペイントしてもらおうとしたら、元々のデザインを引いたYFデザイン以外のペイント屋さんに同じものを作ってもらうのは不可能だろうなっていうぐらいに凝ってる。

あと、頭頂部の星だけじゃなくて、リアスポイラー部についてる「74」のマーキング。これ「メモリアル」のTC-6タイプ以外の量産型大治郎レプリカにも描いてあるのね。そういえば宇川レプリカの側面にも、ヘルメット自体のデザインと一体化した「Ukawa」のロゴがちゃんと描いてあるし、X-Elevenのレプリカデザインモデルはものすごく凝った処理になってる。もっともそれでも「正真正銘のホンモノ」と比べると、スポイラー部の処理なんかは多少簡素なものになってたりして「やっぱりこっちは量産型」って感じなんだけどね(^^;。とはいえ普通の人がちょっと無理すれば買える値段でこれだけ丁寧にやってあるっていうのは...時代は変わったよ(笑)。


2003年8月13日

ちょっと話題として古くなってしまうけれども...追悼の8月的話題。Dr.マシリト@総理大臣閣下における長崎での発言(asahi.com)だけど、これを言い出すとすれば、たとえばの話アメリカから「先の戦争の責任は日本にある。そして、彼らがもっと早く降伏を決断していれば、原爆投下はなかった」って言われても正論と認めざるを得ない、っていうことになると思うんだけどさ。その発想そのものを疑うだけでなく、戦争の犠牲者を追悼するためにやってきた場所でこうした発言が出来るっていう、その人間性までも疑う。何ていうか...就職決まらなくて留年決まってイラついた挙げ句、目の前にある千羽鶴が意味するものの重さに頭が至らなかった例の学生と水準が一緒だよ。


2003年7月23日

さてアクシス弐号機は週末のうちに入院させてきて...まだ戻ってきてません(-_-)。アクシス90で一般に「弱い」と言われてる(かつ後期型になると強化されてる)ベアリングっていうのは具体的には、二次減速かける前の、まだ高速回転してる状態の駆動力が入ってくる側のギア(ちなみにスクーターの場合、ベルト式ミッションの一次側シャフトっていうのは実はクランクシャフトの端っこそのものに直結してる。そこから二次=最終減速のギアボックスに入れるのね)を受けてるベアリングなんですけど...実際のところは開けてみなければ、今回壊れたのがどれかはやっぱり分からないそうです。さらには...「ベアリングが焼き付いたことで、ベアリングが受けてるシャフト側まで逝ってたり、さらに場合によっては、ペアになってるギアを受けてるベアリングまで(多分振動とかで)ダメージを受けてる場合もある」とのこと(/_;)。

まあそんなわけでここんとこTカーの「初号機」を足にしてるわけですけど...やっぱ曲がらない(苦笑)。そのうえタイヤ自体は細いからペタッと寝るんで、結果として深いバンク角でジャリジャリとメインスタンドを擦る、見た目には何とも派手な走りに(苦笑)。逆に弐号機のほうは、一般に太いタイヤ履いたバイクは曲げにくいらしいんだけど(接地点と重心点を結んだ「実質のバンク角」が浅くなる、ってのが力学的理由らしい)、グリップが強力なのと、多分タイヤのプロファイル形状がすごく適切なんだろう。あんまり寝かせなくてもすごく良く曲がるんだけどね。

んで...雪上やオフロードではともかく舗装路ではそんな具合に至って頼りないアクシス初号機ですが(苦笑)、昨日ちょっと必要があって飛ばしたら...何だかんだで90km/hぐらいは出たりなんかした(爆)。まあ正直、よっぽど前の見通しが開けてて、周囲に車とか歩行者とか居なくて、かつ真っ直ぐでもなきゃ怖くて飛ばす気にもならないけど(苦笑)。

そういえば昨日カー用品店でふと気付いたこと。最近、特にスポーツグレードっていうわけでもない普通のコンパクトカーでも14インチとか履いちゃってんのね。ヘタすると軽で15インチとか。

正直いうと...まあ見た目が重視される種類の車はともかく、実用的意味合いでいえば、タイヤなんて必要なグリップが確保できればなるべく小さい方がいい。その方が軽く上がるとか、使うゴムの量も少なくて済むとかいうのはもちろんのこと、ホイールハウスのサイズが小さくなるぶんスペース効率も上がるし。それこそアレックス・イシゴニスが名車ミニを作る時、当時の英国ダンロップに特別オーダーを出してまで10インチサイズのタイヤを作った理由はそこにあるし、360cc時代の軽自動車(時代的にミニとスバル360でどっちが先だか忘れたけど(^^;)も同じように10インチ履いてた意味もそこにある。

で、初代フェスティバも、うちにあるやつは一応スポーツグレードってことで175/60R13(何かこれって、元々KP61スターレットとかそのあたりのホットハッチが履いてたサイズらしい)だけど、まあ外径という意味では普通のグレードのが履いてた165/70R12と同じぐらい。今や対応サイズがあるタイヤの選択肢が少なくて結構困る(ちなみにヨコハマはネオバとDNA-GPっていう二大ハイパフォーマンスタイヤ両方、さらに実用タイヤでも設定があって偉い)のは確かだけど、このサイズだからこそ、充分過ぎるほどのグリップと、小さいボディなのに広い室内っていうのが両立できるというメリットがある。

そういえばスクーターも何か最近不必要なタイヤの大径化って目立ってる感じがあって...。アクシス90の大きさとパワーをもってしても10インチサイズの90/90-10で充分なぐらい、3.00-10(ちなみにメトリック表記サイズの80/90-10とほぼ一緒ぐらいの感じ)でもちょっと頼りないけど実用的に不自由がない感じ。さらにアドレスV100は3.50-10、一回り大きいリード90も3.50-10か100/90-10ぐらいだったか。なのに、それぞれの後継車であるグランドアクシス100とかアドレス110、リード100あたりだといきなり12インチタイヤに大型化されるのよね。...さらに某メーカーのスポーツスクーターが、50ccなのに12インチ履いてるのにはちょっと目眩が(^^;。スクーターの場合は4輪以上に、タイヤサイズの大径化が車体の大型化とかに繋がっちゃうからあまり良いことは無いと思うんだけどさ。

そういえば普通のスポーツバイクでも、一時期(80年代後半ぐらいだっけか)、主にヨーロッパを中心(欧州メーカー車と、あと欧州向けを需要の中心においた国産スーパースポーツとか)で「前後16インチ」っていうのが流行った時期があった。

確か最初はスポーツバイクで、後ろを18インチのまんまでフロントを16にして旋回性の向上とかブレーキ性能の向上(テコの原理っていうか輪軸の原理で、同じディスク径でもタイヤの外径が小さければ実質制動力が上がる)とかそういうのを狙った、その次の展開として後ろも16インチにして車体全体をコンパクトに、っていう発想だったようだけど、これはこれで結構先進的なアイデアだったんじゃないのかなと思う。当時のGPZ400/600Rなんか結構カッコ良かったし、今乗っても結構よくできたツーリングスポーツなんじゃないかと思うしね。確か後ろを16インチにしたことでタイヤ周りの消費スペースを減らせたことで、シート下に結構でっかい収納スペースがあったように記憶してるし。あれでハコつけたら結構快適ツーリングバイクじゃないかな。

あと、16インチのたとえ話からは外れる(確かアレは後ろ17インチだ)けど、スズキの怪作「メットインバイク」アクロス。あれの後ろにトップケース(シートカウル上に付けるタイプのハコね。ちなみに白バイみたいな両サイドのはバニアケースっていう)付けられたら最強なんじゃないかと思うけど(笑)。ただ、あれは本来のタンクの部分を巨大なトランクスペースにしたことでシート下に燃料タンクが移設されて、そのために給油口がシートカウル部にある。だからトップケースを取り付けるとしたら、給油時に支障がないだけのスペースを確保できるようにレイアウトを工夫する必要はあるけどね(^^;。


2003年7月20日

いまTVでIRLやってますね。しかし...何かさっきから見てて、オーバルだっていうのに恐ろしく低レベルな接触事故が多いんですけど(爆)。普通にオーバースピードで壁逝きするケースより、むしろ相手が居る事故=誰かに当てられて壁に突っ込んでる事故が目立つ。あのトラのペナルティ騒動ん時の当事者のひとり、スコット・シャープもまた、序盤でいきなり1台撃墜してたし。

正直CARTのオーバルだと、もちろん人間同士だから「全く無い」っていうわけではないにしても、こうも気になるぐらいにこうした種類の事故は起きてなかった。オープンホイール(ヨーロッパ流にいうフォーミュラカーね)の車で走るオーバルレースで、頻繁に接触事故が起こるスタイルっていうのは非常に危険な状況だと思う。

しかも一方で、トラ以外にもペンスキーの2人とかカナーンとか、CARTから移ってきたドライバー達は水準が違うっていうか、さっきシボレーのエースの黄色い車の人(彼はCARTで名前聞いた覚えはないけど、見てる限り結構うまいね)が結構ギリギリでインを差してきた時に、明らかに向こうが速いと見るやサッとラインを外側に外したりする器用さを見せてる。少なくともこないだの誰かさんみたく、逆に内側に潰しに来るなんていう真似は...ね。


2003年7月19日

で、真下の話題の続き。何かこう、「秘書給与の流用に関わる事実」自体っていうのは既に去年、問題の議員さんが議員辞職して、しかるべき金額を返却して、内部調査して(この手の問題の常としてある通り、外から見て充分ではないにしろ)一応ある程度の調査結果が出てきた。そこで一応事実そのものは終わってるっていうか固まってる。

で、「その完結した事実」について今回警察が、逮捕するとか立件するとかいう結論を下しただけの話だから、別に「逮捕された」っていうことで、例えば党首が辞めるとかそういう責任の取り方を、あえて追加でする必要はないんじゃないのかな。さらには、たとえばあそこの党の内部規定かなんかで「刑事事件で逮捕とか起訴とかされたら除名」とかそういうのが元々あるんじゃない限りは、逮捕された元議員さんが党を出なきゃならない理由とて別にないと思うし。

さらにいうと、ココの党の支持者の人だったり、元議員さんの支持者の人達にしても、「問題の事実そのもの」を目の前にしたうえで、それでも自分達は彼女を支援し続ける、次の選挙でも擁立する、っていう判断をしたんだろうから、そしたら別に「逮捕された」っていうのを新たに判断の基準にしなくたっていいと思う。

で、まあ実際問題逮捕なんてーのは走り屋さんがちょっと凄まじいスピード違反した程度でもされるものだしね。逆に例えば万引きとか恐喝とかのほうが在宅で任意捜査とか、起訴すらされなかったりするっていうのは非常にバランスとしておかしいと思うんだけど。で、実は肝心の元議員さんのほうだけど、もしかして逮捕されたり留置所の中を覗いて帰ってくるとかいうのは、政治家だとか言論者とか人権活動家とか、そういう活動をする上では案外いい経験なんじゃないかなとも思うけど。そういう意味では、むしろあの人はここから先が...楽しみっていうとアレだけど、そんな感じだと思うね。


2003年7月18日その2。

まあもちろんやったことはやったことだけど、それにしても1年以上経って今になって逮捕っていうのは何か釈然としないものがあるな<元国会議員逮捕劇。

しかも「どこからともなく資金が沸いてくる某有力政党あたりの議員を別とすれば、大方の議員は資金繰りに結構苦労してるので多かれ少なかれ」みたいな話を聞くと、たぶん永田町的にはせいぜいスピード違反みたいなもんなんだろう。逆にいうと取り締まる側の気分次第でどうにでもできるってこと。

で、「秘書給与流用自体は確かにやっちゃったけど、事実がはっきりしたあと全額返却した」で逮捕だとすると...確か同じ頃に、今回の人ほど政治資金に困ってなさそうなのに同じようなことして、かつ確か返却もしてない人がもうひとり居るんだけど...最低限今回並みの対応は取るわけですよね?はっきり言う。そうでなければ法律とか治安とか、そういうものの立ち位置に関する説明がつかなくなるでしょ。少年犯罪の対策をどうするかを論じている側が、法律っていうルールの扱いについて、その子ども達に対して納得できる説明が出来ないようなやり方をしてどうするんだ。


2003年7月18日

悲しいニュースです(-_-)。アクシス弐号機のギアボックスベアリングがお亡くなりっぽい(/_;)。気付いたのは昨日のことですけど、発進直後に何か凄いガラガラガラーッて音がしたんでそれと分かった感じ。オイルが暖まってくると(さらにベアリング自体も熱膨張してガタが減少するからか?)多少音は目立たなくなるけど、それでも普段聞こえる駆動系周りの音(主にベルトがざわめく音と、あとドライブ側のプーリーと一体化してる冷却ファンが空気を回す音)とは明らかに違う質感の音と、微かにガラガラした振動を感じるのね。もしかして風切り音大きめのヘルメット+割とパターンノイズ大きめのタイヤの組み合わせだったりしたら、発進直後の音を聞き逃したらまだ気付かないかもしれない、ってぐらいの感じではあるけど。ただし、メインスタンド立てて浮かせた状態の後輪を手で(足でもいいけど)回してみると、明らかに音とゴロゴロした抵抗感があって分かる感じ。

で、実をいうと、ここのベアリングって、アクシス90の、特に比較的初期のモデル(3VR1と2)のアキレス腱的な部分で...実際3VR7以降の比較的後期のモデル及びプロフット全車では違う品番のもの(ボールと枠の部分のクリアランスが狭めのものらしい)に変更されてたりする。で、ウチの「弐号機」は改良前の3VR2なので...まあ正直「来るべきものが来たか(^^;」な感じ。ショックではあるけどそんなに驚きはしてないっていう。

ただ、ひとつ気になることがあって...今まで使ってたワコーズのRG7590LSD(指定交換時期の1万kmをけっこう超えるまでほったらかしてたんだけど(^^;)から最近、別のブランドのオイルに替えて、それで1ヶ月か2ヶ月経ったかな、ぐらいでこういう状況なんで...もしかしたらその替えたオイルが合わなかったのかなっていう気もしてるところ。

まあ、そもそも走行距離が走行距離(うちに来てから約1万5千kmぐらい、メーターや受領当時の状態を信じると推定2万3千kmほど)でもあるし、普通に管理されてた対策前仕様のアクシスだとどれだけ持つのが正常なのか分からないけど、もしかしたら普通に限界に達する距離だったり、あるいはそもそもここまで持つのが奇跡だったっていう可能性もあるから「オイルのせい」って言い切れはしないんだけど。ただまあ、今まで全然問題無かったのが、オイル替えた途端にこういう症状が起きるとやっぱり...ね(^^;。普通のギアボックスに使う限りでは充分な性能が出るとしても、明確な弱点を持つものに使うにはちょっと不足、っていうのはあるかもしれないし。

んで...まあウチの場合はそもそもスペアカー@初号機が居るからそもそもそんなことする必要はないけど、このままほっといて症状が進行した場合、最終的には転がして移動するのも困難な状況になるらしい(爆)。何かこないだ、そんな状態の個体がヤフオクで売りに出てたし。値段自体は安かったから、近県で移動の手配がつけられる人なら悪くなさそうだった感じ。いや、私ぁ仮に極上コンディションの車体が格安で出てたとしても、同じの3台も要らないけど(笑)。

まあそんなことで3連休のうちに修理には出してくる予定。つーか結構久々に初号機乗ったんだけど、何か色々な意味でマイルドだな(苦笑)。タイヤをオフロードタイプに替えた以外は基本的に「ほぼ」ノーマルなんだけど...こんなに穏やかな乗り物だったかっていうか、逆に弐号機のほうがいかにブッ飛んだ乗り物かとゆー(^^;。

で、まあアクセル開けて加速感がとか、乗り心地が割とフワフワする(リアショックが、こっちは純正のままだから)とかいうのは普通に想定済みだったんだけど...なんか曲がんない(苦笑)<初号機。そもそもサイズ自体がちょっと細い上にオフロードタイヤだから限界自体が低いのは分かってるんだけど、倒し込んだ時に前輪の切れ込む舵角自体がけっこう浅い感じなのと...あと、確か自動車の運動力学かなんかの話で、普通に「滑ってる」って感じる状況じゃない、いわゆるグリップ走行の状況でも、コーナーリング中のタイヤっていうのは、実は軸が向いてる方向よりもわずかに外側に流れてるらしいんだけど、何かそれも体感できる気がするぐらいの感じ(苦笑)。何にせよ「ある程度前輪がグリップする」っていうのを前提にするような曲がり方ではなくて、何かちょっと前輪の感触を「探りながら曲がっていく」みたいな感じになる。

この「前輪の感触を探って曲がる感じ」っていうんで思い当たったのは後方排気TZRの「伝説のユーゾーコンプリート」YSSMなんだけど。あれは柳沢雄造さんの理想とするベストハンドリングバイクを具現化するために作ったもので、確かそのルーツとなる「ベストハンドリング」の基準は初代RZらしい。で、後方排気TZR乗ってる人間として、YSSMの手の加えられ方から推測されるハンドリング(ユーゾーさんがターゲットにおいた上級者がフルに性能を引き出した状態じゃなく、普通の後方排気と乗り比べた相対的な違いとして)っていうのは、普通の後方排気の感触より、グリップとかブレーキとかのバランスがちょっと後ろ寄りに移ってると思う。

一方で前輪は、細くなってる(これが「後ろ寄り」の推測の根拠ね)と同時に16インチに小径化されてるから、倒し込みのフィーリング自体は軽くなってるだろうな。ターンインの時はフロントのグリップで曲がるんじゃなくて多分倒し込みの軽さを活かした向きの変え方になって、そこから先は、多分「リア寄りのグリップバランス」になったことでヤマハっぽい「後輪で向きを変える感じ」(←って言われて単純にドリフトするもんだと思う人は多分私以下です)がもっと強まってると思うから、それを活かして曲がる感じになりそう。

で...んじゃそーするとアクシスの前輪を3.00-10の普通のスクータータイヤで後輪を90/90-10のハイグリップとかするとこれに近いバランスに...ならないならない(爆)。フロントが粘っこいぐらい粘る後方排気TZRをベースにバランスを調整したものと、元々前後の重量バランスからいうと結構極端に後ろ寄りなスクーターとでは話が違うしな(苦笑)。まあ、スクーターの場合それはそれで、意外とリアステア感は強いから、それが強調される方向にいって玩具としては面白いものになるかもしれないけどね。

まあそれはともかくとして...弐号機さっさと修理に出してこないと(苦笑)。


2003年7月12日

さて週末に都心に買い出しに出るのはもはや定期便になってますが(笑)、この週末は(ていうか昨日から既にね)久々に好天で暑かったこともあって、1月に在庫処分品で買ってたショウエイX-8SP3が本領を発揮した感じ(^^)。何ていうか、去年の夏に使ってたSP2やZ-CRUZあたりとの比較だと、今までRS250Rに乗ってたライダーが、型落ちだけどワークスNSRに乗り換えたぐらいの感動はあるね(笑)。フルフェイス被ってシールド閉じてるっていうのに、流れる風で髪が動くぐらいに内部の風の流れがスムーズだし。

あと、アライの冷乾内装を意識してか、ショウエイもX-ElevenとJ-Force2用にFD内装(Feel Dryの略らしい)っていうのを投入してきた(ちなみに各モデルのソリッドカラーモデルにFD内装を組み合わせたモデルも設定がある)ようだし、もちろんそれはそれで優れた装備なんだろうけど、SP3のメッシュっぽい素材の内装も相当涼しくていい感じ。もしかしたら今年の夏をエコノミーに涼しく過ごすには、さすがに店頭在庫はまず見かけなくなったものの、ヤフオクとかで、多分地方のバイク屋さんとかが放出してるんだと思われる新品未使用投げ売りのX-8SP3は結構見るから、それを押さえるのもいいかもしれないです(笑)。

それからもうひとつ。今日はさすがにこの暑さだしアクシス乗って出たんですけど、そこそこの速度+高Gで、ある程度回り込む感じで向きを変えるような状況のときに、それこそスポーツバイクかと思うほどバランスのいい曲がり方が出来ることに気が付いた。なんか、すごくいい感じに前後のタイヤが路面を掴みながら曲がっていける感じなの。

元々アクシスの足ってかなり水準が高くて...まあウチのはリアショックの方をデイトナショウワに替えてるけど、ノーマルのリアショックでも揺り返しの収束性こそあんまり良くないとはいえ、2人乗りを想定してるからかそこそこ腰のある感じだったし、さらにフロントは、それこそスーパージョグZRより高級なやつ(ちゃんと左右オイルダンパーになってる)だったりするから、それで高いGを受け止めつつタイヤに路面を掴ませることが出来るような感じなんだろうな。

もちろん比較の対象としては適切でないほどチープな例なのは分かってるけど(苦笑)、昔乗ってた初代ジョグの場合はこーゆー状態だとまるっきり頼りなかった(苦笑)。いや確かに当時としては画期的なぐらいスポーツスクーターだったみたいだし、ブレーキングでうまくフロントに荷重を乗せてスパッとターンインで一気に向きを変えて、立ち上がりのラインは直線的に、みたいな(トラクションの掛かりはいいんで曲がりながらパワーをかけても大丈夫だった)状況だとすごくいいんだけど、その途中にじわ〜っと回り込まなければいけない状況があると、そこで力を受け止めるだけの性能はなかったんだよね(^^;。ま、そーゆー意味ではいい時代になったもんだ(笑)。


2003年7月11日その2。

たった今NHKのニュースで件の鴻池防災担当大臣の記者会見を見た...。何かこう、最初の一瞬はあまりにシュールすぎて言葉も無かった感じ。公職にある人の記者会見としては、あまりにあり得ないような光景が展開されすぎてた。で...これで「言葉尻を捉えられて」とかは言わせねぇわ。「被害者の両親が柩を担いでいる姿は映されるのに、加害者の両親が映されないのはおかしい」っていう前振りからきっちりひとつながりになってるし。確信を持った言葉そのものだ。


2003年7月11日

何つーか、(一応は)法治国家で近代民主主義国家の要職にあるに値しない奴(Yahoo!Newsより)を何人並べれば気が済むかね>小泉内閣。いやまあ一番上に居る奴からそうだし、まだ戦争やってる(と、潜伏中の一方当事者だけじゃなく、もう一方の当事者も独立記念日の演説で宣言しました)ところに自衛隊送っちゃうぐらいの内閣だから、もはや驚きようがない...そこがまた恐ろしいところだけど。昨日だか一昨日だかに戦地へ向かった、尾翼を白く彩ったC130輸送機や、その機上の人すべてが無事に戻ってこれるかどうか、その心配をしなければいけない状況でもある。

で、話を打ち首発言の防災担当相に戻す。そこまで責任論を言うのであれば、あなたが出さなければならないものは辞表か進退伺いだろうね。そして総理大臣閣下にあっても、不適切な発言だったと言い(Yahoo!News)つつも、「担当相の意見も入れて、良い大綱を」(同)とか言ってる場合じゃないだろう。

そういえば、以前熊倉解説時代のF1を見てた時のこと。どっかのレースで、どっかトップチームのメカニックがピット作業でもたついた時のこと。解説の熊倉氏が「まあ今のこのメカニックは、チャップマン時代のロータスだったら、このレースが終わる前に(解雇されて)居なくなってるところでしょう」とか言ってたけど。まあ一般レベルでそれをやられるのも激しく困るけど(爆)、「結果のみ」が要求される水準の仕事であり、しかもその結果が重大なものであればあるほど(かつ、それゆえに高給を得てる場合はなおさら)、「そこに居るに値する資質を有しない者」は即座にそこから去らねばならない、本人が自発的に去らないなら上司が切らねばならない、っていうことになってくる。

解決しなければならない問題が山ほどある、だけじゃなくて不景気だ大量失業だで国民生活に影響が出てる、さらに今回みたいな事件で安全も脅かされてる、っていうふうに、すぐに解決しなければならない、しかもそれに対する施策を失敗無しで一発で成功させなきゃいけないぐらいに緊迫してる状況での一刻の内閣を構成する人間っていうのは、「経験を積んで」とか「この失敗を教訓に学んで」とか言ってる場合ではない。最初っから結果を求められて当然、失敗が許されなくて当然。で、だからそのための高給だっていう面もある。てーことで、総理大臣閣下にあっても防災担当相にあっても、当然そのポストにふさわしい判断を求める。


2003年7月10日

昨日の話のつづき。

今回の事件が起きた地域では、小さい子どもを狙って危害を加える事件が最近になって何件か起きていたという。今回亡くなった子の通っていた保育園の先生が「それを事前に知らされていれば...」と嘆いているそうだけれど、確かに、「今こういう事件が起きてます」みたいな情報っていうのは安全に関わる重要なことで、そういうことはきちんと公開されたり、情報が共有されたりするべきだと思う。

それだけじゃなくて...たとえば動物虐待とかも(個人的にはこれ自体も重大な犯罪だと思うけど)、その先に殺人とか傷害とかそういったもっと重大な事件に発展する可能性がある、とかいう話は結構犯罪学とかの世界では昔から言われていることだし、そういう、その先に凶悪犯罪に繋がる可能性が高い種類の犯罪っていうのは、もっと重く見て対応するべきなんじゃないかと思う。例えば、もし今回のこの事件に先立って起きた子どもに対する事件を、この誘拐事件に近い水準で徹底的に捜査していたら、今回のこの不幸な事件は未然に防げたかもしれない。それが残念でならないし、犯罪対策とか安全とかに携わる人達は、この不条理すぎる事件の犠牲になった子の、4歳で終わってしまった命の尊厳のためにも、この世界がより素晴らしいものであるために、そういう努力をしなくてはいけないんだと思う。


2003年7月9日

なんていうか...亡くなったお子さんのご家族に心からお悔やみを申し上げます、と、それしか言えることがない感じ<長崎の事件。

で、確か新聞朝刊の時点で「容疑者は中学1年生の可能性が高い」っていうのを見て思ったのは、今って確かにインターネットだったり色々なメディア(18禁だったりアングラ系知識が載ってる雑誌とかも、多分私がこのぐらいの年頃だった頃より今のほうが敷居が高くない感じがするし)とかで、まだ判断力とか人格形成とかがちゃんとしてないうちに危険な情報とか偏った情報とか、そういうものに触れる機会は多いと思う。

けど、それを「規制する」っていうのは、別の危険や損失が伴うこともある(権力持ってる人間がそういう時に何をやりたいと思うか考えればね)し、そもそも規制すること自体が現実に出来るかどうかっていう問題だってある。それこそ18禁モノの規制だってどれほど実効性を持ってるかって考えたらば。私らが中高生の時代からして、正直者がバカを見るつーか、実際どうしても欲しい奴は何とかしちゃってたわけだし。

むしろそういう、情報とか快楽とかそういうのが一杯ある社会、っていうのを前提に「そこで生きる力を身につけさせる」っていうのが教育の仕事なんじゃないの?とか思う。そこでまた「教育」っていうとそこでまた何かキナ臭いたくらみ事でも出てきそうな気はするけどさ。たぶん「愛国心」とか「技術立国ニッポンの復活」とかより、もっと優先しなければいけないことがあるはずだよ。そのために教育とか子育てとかに関わる人達すべての知恵をかき集めなきゃいけないと思う。

「少年法改正」とかは...もしかしたらやらなきゃいけないかもしれない、「必要無い」って言えるだけ私はたぶんこの問題について分かってないけど、そういう権力の強化とか人権の制限とかに関わることは、やっぱり「真っ先に出てくる」っていう発想は何かちょっとおかしいと思う。先に考えるか、あるいは同時進行で考えなきゃいけないことが多分山ほどあるから。

しかし、今になって振り返って改めて思うけど...アクシスやTZRのメンテとかチューニングとかの情報漁ってる時にも常々思ってたことだけど、自分自身が中高生ぐらいの時にインターネットとか携帯とか既にあったら、もっと便利で楽しかったんだろうなと思うことはある。自由とかテクノロジーとかの価値っていうのはそういうところにもある。素晴らしいし、楽しい。だから、そういうポジティブな面をみんなで目一杯使える、そういう方向に世の中とか、将来の世代とかが進んでいけることを考えなきゃいけないんだと思う。


2003年7月3日

さてイラク特別措置法案が衆院の委員会で可決された(asahi.comより)そうですが...ここ最近イラクで、フセイン政権の残存勢力と思われるという武装勢力からの攻撃で、米軍を中心とした部隊に死傷者が出る事態が相次いでいるというニュースを聞いてふと思った。実はまだ「戦争は終わってない」んじゃないかと。

確かに「アメリカ大統領による勝利宣言」は聞いたけど、一方でたとえば両当事者で停戦協定とか和平協定とかに調印とか、あるいはフセイン政権側から降伏を申し出たとかいうわけでは確か、ないよね。で、そうなると「非戦闘地域」っていうのは一体ドコの話なんだろう。「フセインが率いるイラク」はまだ彼らの敵と戦争やってる可能性があるんだよ。

そしてそうなると、可能性としては「自衛隊初の『戦死者』」が出ることだって考えなくてはいけない。まあ総理大臣閣下にありましては、うわべだけ沈痛そうな表情を繕って冥福でも祈って済ませるつもりだろうけどさ...っていうか、今この時期に自衛隊派遣を言い出す以上、「死人が出るかもしんない」は折り込み済みだろうな。

それにしても、こういう状況を見た時に、日本国憲法で最も偉大な条文っていうのは、実は「第九条」ではなくて、改正の手続きを「各議院の総議員の2/3以上の賛成」と「国民投票での過半数の賛成」を必要とすると、かなり厳しい条件を定めた第九十六条なのかもしれないと思うね。来年にはどうなってるか分からない程度の、安手のアイドルスターみたいな首相と、それに踊らされる程度の人々に、世界に誇るべき偉大な理想主義が潰される心配はほとんど無いということだから。そして、その意味でも、この憲法を作った人々は偉大な先見の明の持ち主だったんだと言える。


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