LIVE REPORT
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2000年12月31日 椎名へきる STARTING LEGEND 2000 200回記念メモリアルライブ
2000年12月31日〜2001年1月1日 椎名へきる STARTING LEGEND 2000-2001 カウントダウンスペシャルライブ at幕張メッセ国際会議場
1995年3月29日、渋谷Egg-manにて行われた1stライブから数えてちょうど200回目の記念ライブと、椎名へきると新年&新世紀を迎えるカウントダウンスペシャルライブ、この2つの公演が、椎名へきるにとって初の会場でもある幕張メッセ・国際展示場にて開催されることに。
そいや私、幕張メッセってクルマで行くの初めてなんすけど(笑)、交通の便いいですね。東関東自動車道の湾岸木更津で降りて(高速の道路標示板にも書いてある)、あとは表示板通りに行けば駐車場に辿りつけるし。で、その駐車場は...有料ではあるんですが、時間貸しではなく「1日900円」と決して高くないので安心して止めれるしね〜。一方電車の人も、すぐそこがJRの海浜幕張駅だし。
ライブ会場としても...国際展示場は代々木よりは大きいのかな?アリーナクラスのハコ特有の、音が適度に拡散するおかげで耳に適度に心地よい感じとか、あと感触的に、NKとか東京フォーラムとかには及ばないけど、代々木よりちょっとスノッブにお上品感漂う感じとか...私けっこう気に入っちゃったね(笑)。「記念すべきライブの会場」にもなったことだし、大宮なんかに代わる新たな「聖地」として私のココロに刻まれることになったかな。まぁ、今回みたく「これだけ大きなハコを借りても充分な動員を見込めるぐらいのライブ」っていうのは、次回何かメモリアルになるようなことがないと難しいけど...その時に期待しておきたいですね〜。
で、今回の200回記念とメモリアル。「なんで2回なの?」つーのは、おなじみオフィシャルページの黒板をはじめとして様々なところで言われてましたっけね〜(笑)。
それは当然、まず一つは「儲かるから」でしょう(笑)。けど、別にそれで悪いの?っていう気が、私はしてます。メジャーレーベルのアーティストも、製作サイドとか関係各位も、別に趣味とか慈善事業とかでやってるわけじゃないんだから、それ(=儲かる)を考えなければいけないのは当然のことだし。一方で、椎名へきるが「儲かるアーティスト」である限り、アーティスト生命は保証されるでしょ?それはファンにとってもすごい大事なことなんじゃないの?
んで、前回のlive to loveツアーを、収支とか会場とかの都合を色々考えて代々木FINALで終わる日程で組んだ時に、ちょうどその代々木が198回だったし、あと新世紀カウントダウンライブっていうのも(それもしかるべきステイタスの会場で)計画があった時...そりゃ考えると思うんですよ(笑)。
この後で回数調整のライブを2本組んで、新世紀カウントダウンをちょうど200回目にするとかいう方法もあるにはあるだろうけど、一方で、どーせ搬入の関係とかで会場は31日終日+撤収とかで翌1日の都合2日借りることになるんだったら...「回数調整ライブを1本にして、カウントダウンの前に同じ会場で200回記念やっちゃえば、両方来てくれる人も相当居るからその方が儲かるよな」つーのをね(笑)。ちなみに、さらに翌1日は同じ幕張でファンクラブイベントが開催されたので、「どのみち2日借りなきゃいけない会場」を、最大限に活用できたことになりますよね。
んで、「200回記念とカウントダウン」っていう、非常においしい材料が2つあるわけだからさ...この「商品価値」を最大限活用しない手だってないじゃない。「2回に分けたら両方来てくれる人が相当居る」っていうのも、ほぼ確信に近いものとしてあるわけだしさ(笑)。私がこの立場だったら、とーぜん同じことをやったと思いますね(笑)。やっぱりこの状況では、「200回記念とカウントダウンとを1回で済ませる」を選ぶのは...たとえ良心的だとしても素人だと思うし(笑)。
あとは、「2回公演できて2回分儲かるからこそ幕張借りられた」っていうのはあるでしょ?実際、200回記念のほうは若干空席あったみたいだけど、カウントダウンのほうはほぼ満員だったから。これより小さいハコだったら、「行きたいのにチケットとかの都合でダメな人」っていうのがすごいたくさん居たことになるじゃない。それもまた可哀想なことだから、これで良かったんだと思ってます。2回とも参加できる濃ゆ〜い人は、カウントダウンだけでもどうしても参加したかった人とか、当券で200回記念入れた人とかにカンパしたんだと思えばさ(笑)。
とゆーわけで、まずは200回メモリアルライブ本編。まずは、ここまでの全199回の公演すべてのデータを振り返る映像がステージの大型スクリーンに流されるところからスタート。「今回が初めて」の人を除けばみんな「あぁココとココと(以降適宜繰り返し(^^;)行ったんだよなぁ...」やったっしょ(笑)。私は、最初が97年夏の府中だったこととか、他のいくつかデカい公演とかは覚えてるんだけど、全部思い出せって言われたらすぐには思い出せないんだけどね〜(^^;。
そして、200回目として今日の公演タイトルが表示されると同時にライブスタート。ここで1曲目は、かつて椎名出演のラジオドラマ「CAROL-K」で劇中、椎名演じる女の子バンドのボーカリストが歌う劇中歌として使われ、その後97年にファンの熱いリクエストに応えてCD化され、今なお名曲として知られる「Graduater」。新旧色々な立場のファンが居る中で、とりあえず「ナンバーワンに挙げるかはともかく、みんなに通じる曲」という意味では、200回目と20世紀を振り返るライブの幕開けとしてふさわしい曲だったように思います(^^)。思うに、この曲が世に出て以降に関していえば、歌わなかった公演が無いぐらいにライブでも定番の曲だしね。
そして、記念すべき1stシングルとしてリリースされたバラード「せつない笑顔」(ちなみにデビュー自体はさらにその前にアルバム「Shiena」でしてますが)をはじめとして、ココ最近のツアーではあまり歌われてなかったよーにも思う、比較的初期の頃の、まだアイドル色強い(笑)懐かしい曲も数々。「恋のレースクィーン」とか「少女爆弾」とか「空想メトロ」とか、めちゃくちゃアイドルな可愛らしい振り付け&お客さんはアイドルファンみたくコールしまくりだったりして...。
私のこと知ってる人だと、「カメさんはきっとあーゆーの嫌いでしょ?」思ってるかもしれないけど...いや別に曲自体嫌いなわけじゃないんですけど(笑)。ただ、主に97年以降のロック色強くなった椎名さんのライブの中では、他と共存しづらい曲だっていうのを思うだけ。あと、昔のライブビデオとか引っ張り出して見るより、歌唱力とかそういう技術的な面でもすごく進歩して、知的で上質な大人の雰囲気な今歌ってくれてるのを見るほうが好きだしさ。だから、こーゆー「お祭りライブ」みたいなところで演ってくれるのを見るのはすごい好きです。
私が嬉しかったのは「MOON LIGHT」。コレは...発売は96年末か97年初頭ぐらいなのかな?いずれにせよ、CDTVで一瞬流れてるのを聴いて、「今の誰?」って思って...椎名へきるっていう人をすごいイイなって思った記念すべき曲だったから。何かこう、ポップで心地よい、すごいいい感じなのです(^^)。
んで、出演アニメ「YAT安心!宇宙旅行」のEDテーマ曲ということで比較的そっちでも知名度は高いと思うんですが...直前のアルバム「with a will」には間に合わなかったし、次作の「Baby blue eyes」には...おそらくアレはロックっぽいシャープな感じを全面に押し出したアルバムのコンセプトに合わなくて跳ねたんだと思うけど結局どっちにも入らなくて、さらに最近ではあんまりライブでも歌われてない...なんか結構不遇な名曲なのね。で、それを久しぶりに歌ってもらえたんですごい嬉しかった。
以降...バラードはほとんどなし、MCもいつもよりは少な目で...飛ばす飛ばす(笑)。個人的にはバラードの名曲とかもたくさん聴きたかったからそこではちょっと残念だったけどね。それじゃカウントダウンのほーでやるのかと思ったら...結局そっちでもやらなかったし(苦笑)。
ちなみに今回から...何と(爆)、98年の「Baby blue eyes」ツアーから現バックバンドに切り替わって以降ずっと「左側にいるほーの(ついでに大きい方の)ギタリスト」だった、さらにはMCタイムのいじられ役&笑わせ役まで務めてくれてた名物マッチョギタリスト、Yo-S'K.が前回のBLITZシークレットライブ限りで「お星さまに(^^;」(翌1日のFCイベントでのお知らせより)。私は、時々ミスるけどすごい楽しい男で、かつギタリストには珍しく原人系に屈強な(笑)Yo-S'Kをすごい好きだったから残念だな〜(^^;。
けっこー大事なところで弾きミスしたりすることからファン(主に現バンドとか現状の流れとか否定派の人)から批判が多かったりとかしたし、前回Zepp Tokyoでの日程調整シークレットライブで、会場に思いっ切り火が付いてる状況からなだれ込んだ「Graduater」のイントロを思いっきりミスった時(^^;なんか...オフィシャルの黒板はじめ各所でタコ殴り状態だったりしたんだよね(苦笑)。その責任を問われてお払い箱...なわけじゃなくて、新たな飛躍のために卒業したんであることを祈りたい(^^;。つーか、翌日のFCイベントでのプロデューサー大楽氏の反撃っぷり(笑)とかを見ると、ネット上ファンにどんなに叩かれよーが、それは別に辞めさせる理由にはなり得ないようにも思えるから、その点は安心していいのかな(笑)。
ちなみに新ギタリストJakeさんは...やっぱマッチョギタリストを長く見慣れた目には小さく見える(笑)。けど、普通にウデは立つ感じだし、いいんでないでしょうか(^^)。今回はMCあんまりなくて、Jakeさんの細かい自己紹介も、MCでのバンドいじりとかもあんまり無かったからキャラはまだ分かんないけどね(笑)。
んで、飛ばしまくって、気持ち的にもちょうど満足してパワー的にも(特に今日は2本目のカウントダウンの分を考えると)ちょうどいい感じかなって思うようなあたりで公演終了〜。そいえば「抱きしめて」で終わるパターンって最近多いっけ?(笑)なんか、今日ちょうど「抱きしめて」聴いたところで本編終了かな〜って思ったら当たりだったしね。何かこう...ちょうどそのぐらいに自然な感じで本編終了だったのよね(^^)。ちなみに...アンコールパートで「風が吹く丘」やるのも王道パターンね(笑)。
そして、お客さん各自思い思いに時間を潰したのち(ちなみに私は某チャットな面々と夕食&ご歓談オフ)、200回記念ライブ終演から約6時間後の23時から、いよいよカウントダウンライブが開演。
OPの映像はさっきとおおかた同じ(笑)。最後にカウントダウンライブのロゴマークが表示されたよーに思うから、そこだけ追加されたかな?ただ、私はそこまで細かいディテールにこだわる人間じゃないので把握してませんけどな(^^;。
そしてカウントダウンの1曲目は「私の未来」。アルバム「with a will」収録の、すごい印象的なバラードですね(^^)。「ぐらで」で火を付けて一気に飛ばし始めた200回記念とのスタイルの違いが(^^)。さらに、21世紀を目前にして「未来」だから...ふさわしい曲だったと思います(^^)。
んで、ココから、演奏曲は半分ぐらい200回記念と同じだったかもしれないですけど、曲順はほとんど変わってます。んで、正確にどの曲やってどの曲やらなかったとかは、私は現場ではあんまりそーゆーの覚えてないし(笑)、間違いなく手に入る情報として手元にあるわけでもないからココには書けないですけどね(笑)。ただ、最近のメインな曲の他に、メトロとか少女爆弾とかは間違いなく両方で歌ってましたね。
そして20世紀最後の曲は...会場中が両手振り上げるアクションでキメのポーズしたりすることでもおなじみロックな名曲「ROLLING STONE」。ちょうど終わったのが23:57くらいかな?スクリーンに時計の数字が表示されはじめます。そこからカウントダウン始まるまで、椎名さん色々昔のことを振り返ったりとかしつつフリートーク。んで、トークのほうが佳境に入りはじめて、危うくカウントダウンに入るのを忘れそーになるぐらいの感じ(^^;になってきてた23:59.30ぐらいのこと、会場のほうからカウントダウンの声がわき起こり始めて、椎名さんも10秒前ぐらいかな?そんぐらいから結構慌てたよーに(笑)カウントダウンに加わる。そして時計が0:00.00を表示して、全員が「ゼロ〜!」を叫んだ直後に、ステージでは盛大に花火が炸裂。ちなみに翌日のFCイベントでの雅子妃によれば「へきちゃんスターマインがいいなって言ってたから、そうした」んだそーで(笑)。そして、まさにその瞬間に、「Graduater」のイントロが。そっか。やっぱり21世紀の幕を開けるのもこの曲なのね〜。200回記念のOPについての話でも触れたとおり、「ファンみんなに通じる曲」だから、正しい判断だと思います(^^)。
ちなみにこの時、ステージ上では音と爆圧がすごくて大変な騒ぎだったよーなのだけど(笑)。椎名さん曰く「一瞬、耳潰れたかと思ったぐらい」だったそうだし、ドラムのマー坊は一瞬5cmぐらい飛び上がりながら...でも普通に叩いてたそーで(笑)。
歌詞に「世の中は 世紀末よ」つー部分があって「これって21世紀になったらどうするんだろ?」とゆー声もあった「目を覚ませ、男なら」も年明け後に持ってこられて、注目の部分は「世の中は 新世紀よ」に(^^)。コレで案外、曲の雰囲気とか前後の関係とかで違和感あるわけじゃないのよね(笑)。今後もずっとこうなのか、それとも、コレは今回の「お祭りライブ用スペシャル」で、今後は原曲(ちなみに中山加奈子さん詞)を尊重するのかとかは分からないですけど、いずれにせよイキな配慮でした(^^)。
、あと、ロック系定番な曲で押しまくって、本編ラストが「GO WAKE UP」。これ、「No Make Girl」(95年)の曲だからけっこー昔なのに、けっこー当時としては異色にロックっぽい曲だったんですよね。当時の椎名さんに似合ってたかとゆーと、私はそこではあんまりいい印象なかったんですけど、今の椎名さんに似合うようにリアレンジが行われて、最近のツアーとかでも結構歌ってて...何かそこでは結構いい感じで、私はライブで聴くのはすごい好きな曲ですね。んでもって...さっき200回記念の時の「抱きしめて」と同じで、この曲も本編の最後を締めるのに合ってる感じ。
そして鳴りやまないアンコールの拍手の後、アンコールパートへ。最初は、生歌では初お披露目になる、1月11日発売のニューシングル曲「Love Graduation」(^^)。今までだと、生歌最初の一回は音程がとか歌詞がとか「あんまり〜(^^;」になっちゃうことが多かった中で、今回はかなり最初っから完成度高く歌えてた感じでしたね〜。
と、そーいった感じで終わった200回記念&カウントダウンライブ。賛否両論あるというか、「歌った曲自体は一緒じゃないか」みたいな声もあったりなんかする。でも、そりゃ2回両方を別の曲でやろうとしたら...「演る側が覚えられるか(ライブ1本20曲ぐらいあるわけだしさ(^^;)」っていう割と単純な(笑)問題だけじゃなくて、それぞれのライブにふさわしい曲を、ほとんど重複なく2セット揃えるのなんて無理でしょ?
さらには...同じ曲でも曲順とか「聴く側の気持ち」とかによって感じ方が違うっていうことだって言える。そのへんを無視するなら、「最初っから批判するつもりで組み上げた、薄っぺらい批判」でしかないと思うのね。
で、私はとゆーと...そういう「同じ曲でも曲順や聴く側の受け止め方で違う」とかそういうことまで含め、200回目は「これまでの椎名へきるの199回のライブの歴史を振り返る」のにふさわしかったし、カウントダウンのほうは、「20世紀の椎名へきるを振り返って、一緒に新世紀を祝って、21世紀に向けての椎名へきるを見せる」というのにふさわしいライブとして仕上がってたと思う。
さらに「椎名へきるが20世紀においていくもの、21世紀に持っていくもの」っていうのがはっきりしたかなっていうのも思ったしね。すごい色々な意味で。全部書いちゃうと差し障りあるかもしんないこととかに至るまでさ(笑)。つーか、そのへんの答えっていうのは皆さん考えてみてください。少なくとも私自身には「椎名へきるが何を持って行きたくて、何を置いていきたいか」の答えっていうのは見つかった気がしたけどさ。その上で私は、21世紀も椎名へきるのファンで居られるんだなっていうのを確信できたし。